桜旅①日本三大夜桜 上野恩賜公園（江戸城・靖国神社・上野恩賜公園・千鳥ヶ淵緑道・光が丘公園）

2025/03/30 - 2025/03/30

現在の日本三大夜桜は「東京都の上野恩賜公園」「青森県の弘前公園」「新潟県の高田公園」となっており、今年は全部いったるかーと思い立ってチャレンジしました。トップバッターは一番早く咲く上野恩賜公園。 夜まで時間があるので他の名所も楽しみつつの日帰り旅行記となります

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

スタートは午前10時の東京駅。近くだと出かけるのが億劫になってしまい遅めの出だし

先ずは日本100名城である江戸城の巽櫓（桜田二重櫓）を見ながら皇居を目指します

正月と天皇誕生日、春（桜）と秋（紅葉）の一定期間のみ行われる乾通りの一般公開に来ました。手荷物検査を経て坂下門から入場

坂下門 名所・史跡

宮内庁の庁舎前などを通りつつ、出口までの一方通行を進みます

江戸城 富士見多聞櫓と桜の取り合わせ

富士見櫓 名所・史跡

桜だらけ！というわけではありませんが、慎み深く咲いていました。秋は紅葉も楽しめるそう

三日月濠 （乾濠）まで来るといよいよ終わりも近く

終点の乾門が見えてきました

乾門と桜でもう一枚

さてお次は千鳥ヶ淵緑道の桜を・・・と思いきやこちらも一方通行で、皇居は出口側なので九段下駅の方まで歩いて行かなくてはなりません。ですが途中の桜もまた楽し

折角九段下まで来たのならば靖国神社に立ち寄り

維新十傑の一人、大村益次郎像の脇を通って

拝殿へ。門の手前が外苑で多くの出店が出ていましたが、写真奥の内苑は厳かな雰囲気でした

内苑のソメイヨシノ東京都標本木（この木の開花で東京都の開花宣言がなされる）の回りには多くの人だかりが

昔は近くに勤めていたのですがあまり来る機会のなかった靖国神社の桜

万朶の桜といった趣き

そして参拝

靖国神社 寺・神社・教会

靖国神社を後にして満を持して千鳥ヶ淵へ

皇居の北西側にあるお堀ですが、いいですね！ですが通路は人の山

千鳥ケ淵 花見

桜も沢山ですが、人も沢山。確かにこれは一方通行にしないと大混乱。半分ぐらいはインバウンドの人だったかな

菜の花も咲き乱れていました

まあなんにせよ晴れててよかった。近くだと天気を選んで出かけられるのがメリットですね

高燈篭と大山巌像を横目に見つつ

高燈篭 名所・史跡

日本武道館に向かう道々にも桜が満開

日本武道館 名所・史跡

その後は千代田区のマンホールカードをいただき

神保町のキッチン南海でカツカレーでも食べるかと思いましたが、そういえば日曜のこの界隈は殆どのお店がお休みなのを忘れていました（オフィス街だから）。開いていたボンディ（カレー）も長蛇の列・・・ということで板橋区の方まで移動して昼食を

銘打たれてはいませんが、この豪麵はまさに武蔵野うどん。強すぎるコシにハマります。お店を出るころには行列ができていました

地粉手打うどん 哉 グルメ・レストラン

昼食の後は光が丘公園に

光が丘公園は練馬区の桜の名所として知られています

光が丘公園 公園・植物園

人は多いのですが、のんびりした時間が流れていてまったりした雰囲気が良い感じ

昔ながらのレジャーシートを敷いてのお花見を皆さん楽しんでおられます。周辺には団地などが多いため手軽なんでしょう

なぜか新潟県魚沼市の白瀧酒造が出店していたので、少し話をして一通り試飲をさせてもらいました

TPOがマッチしている「花見酒の上善如水」で一枚

ステージも一通り楽しんだ後

都心に帰ってきて今度は明治神宮へ

これが噂に名高い鎮守の杜か。「全国から約10万本が奉献され、のべ11万人の青年が造営工事の勤労奉仕を行い、植林や参道づくりに汗を流してこの明治神宮の杜はつくられた（公式サイトより引用）」とのこと

明治神宮の初詣は日本一の参拝者数を誇ります。私も参拝

明治神宮 寺・神社・教会

とんでもない数の奉献清酒菰樽が。私がこれまで見てきた中で一番多いかも。京都の松尾大社（醸造の神様をお祀りしている）でもこんなになかったぞ。ほとんど日本酒ですが、一番左下に泡盛の「瑞泉」も

日本酒の樽を見ていたら酒が飲みたくなったので神保町の「あつ盛」へ。この界隈に勤めていた時にはカメラ屋だったかドラッグストアのテナントだったか・・・こういう変化を見るのも楽しいです

もちろん初来店。山口県萩市の「東洋美人」と山形県長井市の「磐城寿 甦る」。両方飲みましたが東洋美人の方が好みだったかな。 甦るの鈴木酒造店は福島県浪江町に元々あり、東日本大震災で甚大な被害を受けたため山形県に移転して酒造りを続けている蔵の酒

ぶりあら大根400円と酒1合600円

刺身盛り合わせ500円と、お通しの寿司2貫（一つは食べてしまった）。お通しって普通は盛るだけのパッと出せるものが選ばれることが多いですが、いちいち握らないとならない寿司ってのは珍しい

女性2人で切り盛りしていましたが、コスパよしの楽しいお店でした。神保町に来たらまた来よう

ほろ酔い気分で上野公園に向かいますが、途中の湯島天満宮に立ち寄り

湯島天満宮 寺・神社・教会

湯島天満宮は湯島天神が通称。天神様となれば学問の神様の菅原道真をお祀りしているので

大量の絵馬が（3月なので受験シーズンが近かったから？かも）

さて、いよいよ上野公園に。南端にある不忍池（しのばずのいけ）の通路を通り弁天堂を目指します

桜と弁天堂で一枚。不忍池がもう少し鏡面だったらよかったのですが

不忍池大黒天堂で御参りをして

不忍池大黒天堂 名所・史跡

上野公園のTHE花見会場といった具合のエリアに

所々でステージや大道芸などもあり

テレビなどでよくある「上野公園の花見」は、シートを敷いて会社が終わった人たちがウェーイと宴会しているというものが多いですが、

シートを敷けるエリアは一部で、多くは歩いて花見をするという感じでした

屋台などの出店もきっちり区画分けされており、シートを敷いての宴会エリアなど、ものすごい人出があるのに、秩序が保たれているのがすごい

三大東照宮の一つに数えられることが多い上野東照宮の門は夜間ゆえ閉まっていたので隙間から一枚

上野東照宮 寺・神社・教会

上野公園の夜桜、大変素晴らしいものでありました

上野公園から横浜寄りに移動して最後に目黒川に。川の両岸に桜並木がある桜の名所です

目黒川お花見クルーズの最終便が丁度通りかかりました

ライトアップは午後9時までと聞いていましたが、街灯ぐらいしかないような？もしくは場所が違ったか・・・ですがビル街と桜の取り合わせもまた味があります

唐突に目の前に現れたイオンリカーにて東京都は青梅市の澤乃井酒造の純米生酒、新潟県の朝日酒造 久保田純米吟醸にごりを購入し

時間も午後9時になりましたので帰途につくとします。東京の桜もいいものですね。井の頭公園などまだまだ名所はあるので、そのあたりは来年の楽しみにしておきます。ここまで読んでいただきありがとうございました