箱根で湯治～二日続けての姥子温泉 秀明館 後編＆箱根の蕎麦と御殿場のえびせんべいの里　

2025/04/28 - 2025/04/30

毎年GWは箱根芦ノ湖湖畔のキッチン付きロッジでのんびり過ごすのが恒例行事。
金時山に登ったり、大涌谷までハイキングしたり。

2025年は、テーマを湯治と決めて長年行ってみたかった、金太郎が目の病を癒した伝説が残される姥子温泉 秀明館に二日続けてお邪魔した。

姥子温泉 秀明館はかつては、湯治の宿として宿泊できたようだが現在は湯床(1-2名用、2時間)、中座敷(3-4名用、4時間)いずれかの部屋を借りるかしかない。入湯だけの場合は15時以降でないと受け付けてくれない。
定員は決まっており予約はできないので、それなりにハードルが高い温泉と言える。

初日は10時に訪れたものの満床で入館できず15時に再訪して入湯のみを楽しみ、
二日目は、10時に入館した湯床客が帰る12時を狙って訪れてみた。

この旅行記は、
箱根で湯治～姥子温泉秀明館　前編
https://4travel.jp/travelogue/11977439
の続きです。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車 徒歩

芦ノ湖に朝が来た。

晴れた日は小鳥もハイテンション。
うるさいッ！
と怒鳴りたくなるくらいの鳥の声が目覚まし代わり。

鳥よりも早起きなのは釣り師だ。

レインボートラウト、ブラウントラウト、公魚などが狙える。

ブラックバスを狙う人は見なくなりましたね。

帰る日が一番良い天気と言うのはお約束。

それにしても雨の多い芦ノ湖で雲一つないなんて・・・
こんな日に、帰るなんて・・・

ぼーっとしてんじゃねぇよ！

と叱られそうなくらい、朝の新鮮な空気を思いっきり吸い込んでぼーっとしておりました。

その昔、北海道の土産店でで空気の缶詰(知床の空気等)が売られていたけれど、今でもあるんですかね？

美味しい空気って貴重だ。

例年、PCを持ち込んで終わらない仕事とつながらないコテージのWi-Fiにイライラしておりましたが、今年はWi-Fiがものすごく改善されておりました。
ストレスなし。

びっくり。

もっとも今年は仕事は持ち込まず、映画を楽しんだ。

三泊の最終日、せっかくなのでキャンプ場内をぐるっと一周。

BBQ場

BBQのみを楽しみに来る人も少なくない。

テントサイト。

この横はオートキャンプ場

10年ほど前は結構な数のテントが張られていたがここ数年は空いているように思う。

芦ノ湖キャンプ村をチェックアウトして向かったのは、二日続けての姥子温泉 秀明館

姥子温泉 秀明館 温泉

昨日は15時からの入浴のみの利用だったが、本日は湯床を借りてまったり。

浴衣、タオル、バスタオルが料金に含まれる。

二日続けてお邪魔した感想となるが、まず無色透明のお湯が素晴らしい。
流石湯治目的の湯、湯あたりなし。

浴場の込み具合は、
初日の15時にお邪魔した際は、0～3名
二日目、12時にお邪魔した際は、1～4名

あたりまえだが、圧倒的に初日の貸切状態が良かったですねえ。
来年は、ハイキングコースが復活していたら大涌谷まで往復して15時にお伺いしようと思う。

湯治場と言うよりも建物から連想するのはサナトリウム。

2Ｆの休憩室からは・・・

富士山が真正面に。

オブジェ化している厨

休憩室には目立たぬように自販機。

ビールが飲みたいのだけれど車の運転が・・・

ではまた来年。

温泉に入って本人は極楽状態なれどいかんせん温泉旅は写真が少ない。
旅行記にならんな。

秀明館の詳細は、ＨＰで確認ください。
眼に良いという素晴らしいお湯でしたよ。

せっかく箱根に来たのに、雨が降って行くところがない、なんて場合に良いかも。
インバウンド客には知られていないようだし。

https://shumeikan.biz/


では蕎麦でも手繰りに行きますか。

ランチは秀明館からもほど近い、箱根で一番人気の蕎麦屋竹やぶ 箱根店へ。
この店、昼休みが無く通し営業。
ランチタイムが終わったころを狙って訪問。

がしかし、よもやの水曜定休日。
GWで曜日の感覚がなくなっており、痛恨のミス。無念。

ランチタイムを外し風呂上りにゆっくり蕎麦を頂こうと思っていましたが・・・

では、つつじを愛でて・・・
と思うものの今年は、全く咲いておりませんでした。
なぜ？

竹やぶ 箱根店 グルメ・レストラン

箱根界隈ランチは14時までという店が多く、唯一15時まで店を開けていた仙石原の穂し乃庵という蕎麦屋へ。

https://www.hakone-susuki.jp/hoshinoan

仙石原で夜営業もするこの蕎麦屋、夜はどこから客が来るんだろう？と不思議に思っていたがＨＰによると仙石原・姥子エリアなら1名から送迎してくれるそうな。

凄いな。

この蕎麦屋、個人経営ではなくHAKONE HOSHINOAN GROUPというグループの店らしい。（多分星野リゾートとは無関係）

穂し乃庵 グルメ・レストラン

とろろそばを選択。

もう少し量が欲しいところ。

因みに蕎麦は北海道のものであるらしい。

すぐ隣は仙石原

さて、御殿場方面へ下ります。

帰りは富士山がくっきりと。

今年は金時山には登らず。
毎年の連続登山記録が途絶えてしまった。

芦ノ湖の帰りに必ず立ち寄る御殿場の二の岡ハム

二の岡ハム グルメ・レストラン

あの人へ、この人へと毎年贈るようになって何年になるやら。

もちろん自宅用にも。

次いで向かったのはえびせんべいの里 (御殿場店)

えびせんべいの里 (御殿場店) 専門店

凄いな、全種類試食可

えびせんべいの里ってあちらこちらにあるんだ、知らなかった。

ここからも富士山が真正面に。

観光バスがやってくれば混みあうのかもしれないが、この日はガラガラ。

箱根からの帰りは、毎年休憩のためにどこかのインターチェンジに寄って、珈琲一杯飲むのも一苦労、となるのですが、
こちら、飲み物は無料。

トイレに至ってはインターチェンジ並に広く、きれい。


観光バスとバッティングしたらちょっと恐ろしいものがありますが、これから休憩はここで良いな。

渋滞もなく、しこたま海老せんべいを買ってさくっと帰宅。

さて、GWもまだ続く。
箱根では良かった体調も、いきなりどよーん。
で、
翌日向かったのは、川崎の縄文天然温泉 志楽の湯。

箱根で叶わなかった、温泉＆ビールをここで楽しもうという魂胆。

縄文天然温泉　志楽の湯（川崎生涯研修センター） 宿・ホテル

場所は南武線の矢向と言う駅から徒歩で5分ほど。

場所的には住宅街の中なんだけれど、なんとなく山間の温泉ぽくてよろしい。

まだ、箱根に居るような錯覚に陥る。

サウナ、露天風呂を心ゆくまで楽しませていただいた。

で、念願の風呂(サウナ)上がりのビール。

たまらん。


まったりしていると、電話が鳴った。
045から始まる見知らぬ番号である。

“出てみると、NTTドコモです。
・・・あなたの電話は2時間後に利用停止されますので、『1』のボタンを押してください。担当者におつなぎ致します。”

と自動音声ガイダンスがおっしゃる。

以前、総務省からも同じ内容の連絡をもらったが、今度はNTTドコモだった。

045(横浜の市外局番)だったので思わず出てしまったよ。
面白い旅行記でも書けるかな、と『1』を押してみようかとも思ったが、止めた。

料金未納か、逮捕状か・・・

・・・2時間後に利用停止されますので・・・

は2回繰り返されて電話は切れた。

まったく。


詐欺師の相手をしていたらお腹が減った。

ここ志楽の湯、蕎麦屋も併設しているのだけれどこちらは未訪。

ランチは、ビールを飲みながらググって見つけた麺や ふくわらいというam7:00にオープンするというラーメン店へ。

こちら、店の隣の部屋に券売機がありそこで待機する、という変わったシステム。
店で万札を両替してもらっている間に、行列が出来てしまった。

麺や ふくわらい グルメ・レストラン

一番シンプルならーめんをいただいた。

あら、美味しいじゃないの。

太めの麺がもっちりして独特。

揚げ玉まであったトッピングをあれこれ試してみたが、何も手を加えない方が美味しかったぞ。

最近のラーメンって手が込んでるんですねえ。

あたりまえだが2時間たっても電話が止まることはなく、帰宅。


これにて2025年のGWは終了。
GW、三月に一度くらいあれば良いのに。

2026年のGWは、箱根も良いが熊野古道へ行きたいなぁ、なんて考えながら。