2023/06/18 - 2023/06/28
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さいたまさん
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山岳地帯においては、水の確保が大変です。生きていくには、水が不可欠です。
水を巡る争いは、昔からありましたし、これからも争いのもとです。
写真は、コヒマの国道三叉路からインパールに向けて、延びている国道沿いの
水道パイプです。
日英両軍にとって激戦地であった国道三叉路高地の東側に位置する場所です。
写真右側(東側)は、急斜面の崖になっています。
写真の左端には、電灯線とその電柱が映っています。
当初、写真中央の黒色の太いパイプが、水道パイプだとは気が付きませんでした。
国道沿いの歩道をインパール方向に歩いていると、パイプから水が流れ出ているので、水道パイプだと気が付いたのです。
水道パイプが、道路に沿って、無造作に張られているのに驚かされました。
また、このような水道パイプで、水道水に対する所要を満足させられるのか心配になりました。
いずれにしましても、山岳地帯においては、水が生活の源であることには、間違いありません。
同じ山岳地帯である東ティモールでも、水のありがたさを感じました。
水を大事にしなくてはならないという原則は、場所を問いません。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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以前、東ティモールの山岳地帯で、水道パイプが敷設されている状況を見たことがあります。
太いパイプが1本と細いパイプが2本、延びています。
恒久的な水道管ではなく、簡易なパイプのようです。
首都ディリの南側のデアメモリアルカフェアンドミュージアムの道路沿いの様子です。デア メモリアル カフェアンドミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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山岳地帯が多い東ティモールで、道路沿いのパイプが、山岳地帯に延長されています。
以前は、業者が水タンクで水を運んできて、売っていたとのことです。
パイプから水が漏れているのが見えます。 -
東ティモールの山岳地帯では、水が貴重なものとして、大切に扱われています。
山岳地帯の険しい地形ですが、生活のため、水をパイプで送っています。
平地部には、水道が普及していますが、山岳地帯には、水がありません。 -
人間を含め生物は、水が不可欠です。
砂漠の中にあるオアシスの水を求めて、生物が生きていくのと同様、山岳地帯でも、水が必要とされます。
水を送るパイプは、まさに生命の基盤です。 -
今回訪れたコヒマは、インド北東部のナガランド州の首都で、山岳地帯にある都市です。
ディマプール空港の南側で、標高約4,500フィート(約1,400m)で、富士山の御殿場登山道の新五合目とほぼ同じ標高です。
ディマプールからインパールまでの国道(幹線道路)沿いに、約27万人の住民が住んでいます。ディマープル空港 (DMU) 空港
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今回の旅行で、標高約1400mのコヒマの山岳地帯で、水をどのようにして入手し、どのように生活に供しているかを見てきました。
山岳地帯の生活の中で、水を得ることは大変です。 -
東ティモールのマリアナ地区は、山岳地帯ですが、米作等、農業生産等が進んでいます。
写真の背景に山々が連なっている山岳地帯ですが、道路の横に、灌漑用の水路が整備されていて、稲作の基盤になっています。 -
東ティモールのマリアナ地区は、日本の援助で灌漑設備が整備されました。
(日本国旗の日の丸は、色が褪せて判りにくいですが、英文の説明を読めば、日本の援助であることがわかります。)
輸入に依存していた東ティモールの米作を、国産米が半数になるまで、成長しました。 -
山岳地帯ですが、流れ出る山岳地帯の水を有効活用して、水路で、稲作地帯に供給しています。
水路に溜まったゴミは、流れを良くするため、除去しています。 -
東ティモールでは、山岳地帯に湧き出る水を、平野部の世帯に、水道水として供給しています。
地形の凹凸をサイホンの原理を利用して、水道システムにて、供給しています。 -
緑色の地域は、国の管理下で、水道が供給されている地域です。
4ケ所の水源地から、配送しています。
ティモールプラザのマーケット、ホテルやアパートの水道の恩恵は、住民にとって生命の水となっています。ティモール プラザ ホテル&アパートメンツ ホテル
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インドの北東部コヒマは、世界でも降水量が多いアッサム地方に近いので、水は得やすいのですが、貯めて、配送するのが大変です。
コヒマの大地では、写真のように、雨が降ると、地面に吸収されます。
山地や崖の湧水を集め、配送することが大事です。
その一環で、水を溜めるための設備も必要です。 -
コヒマの地形は、岩石層ですので、水は、岩の割れ目を経由して、湧水点から湧き出てきます。
湧き出てきた水を集め、配送し、貯水施設で溜め、利用します。 -
コヒマの戦没者墓地の西側の崖です。
岩盤層の割れ目から、水が湧き出ます。
崖の付近に、湧水点があります。コヒマ戦没者墓地 観光名所
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崖の壁から、水が湧き出ます。
湧き出た水は、小川となり、平野部に至り、そして大河に通じて行きます。
水を集めるのが、大事なことです。 -
コヒマの戦没者墓地の北側の湧水が湧き出る場所です。
ナガランド州立博物館の西側の崖です。
岩石層の崖の下側に、湧水点があります。ナガランド州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ディマプールからインパールに通ずる国道沿いには、複数の湧水点があります。
写真は、ディマプール空港の南側の湧水点のある崖です。ディマープル空港 (DMU) 空港
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コヒマは、写真右側のアラズラ山系の湧水を利用しています。
湧水点から山の稜線に沿って、湧水をパイプで送っています。
パイプの水は、貴重です。
水を溜めるタンクも多数見られます。 -
アラズラ山系の湧水は、コヒマの住民の生命の源になっています。
写真のように、多数の住居が、山岳地帯に存在します。 -
アラズラ山系の山岳地帯です。
この谷地から湧き出でた湧水を集め、水源としています。
まさに生命の源です。 -
アラズラの湧水点は、居住区域よりも標高の高い場所にあります。
居住区域は、湧水の配送の恩恵を受けられる場所に、広がっています。 -
アラズラ山系の水源です。
湧水を集め、コヒマの世帯に配送しています。 -
コヒマの山岳地について、概念的に、把握しました。
標高の高いアラズラ山系の湧水点から、稜線沿いに、標高の低い台地に、順次、下がって行く特性が、見られます。
配水パイプにより、送水するには、理想的な地形と考えられます。 -
電力を供給する電線の中に、黒色の比較的太い線が見られます。
アラズラ山系からの配水用のパイプです。 -
インド北東部のナガランド州の州都コヒマの国道沿いの水道パイプの様子です。
コヒマの戦没者墓地の南側の国道分岐点の近くです。
道路沿いを歩いている際、水が漏れていることから、黒色のパイプが、水を送っている水道パイプであることがわかりました。
周りは、標高約6000フィートの山岳地帯です。 -
水源地から何本も、水のパイプが伸びていますが、幹線のパイプは、複数のパイプが束ねられています。
国道沿いなので、管理がしやすいためなのでしょう。 -
場所が異なる地域にも、配水用のパイプが、延びています。
生活に密着したパイプです。 -
国道。跨ぐように水道のパイプが設置されています。
それぞれ地形の凹凸を克服するように、延ばされています。 -
国道を跨ぎつつ、旧コヒマ市街地に、給水パイプが張られています。
高低差を、そのまま利用している状況が判ります。 -
水源地から水道のパイプで運ばれて来た水を溜めている貯水池です。
柵で囲って、人が入らないようにしてます。 -
水を溜めている貯水池は、深さが深いようです。
注意が必要です。 -
アラズラ山系からの水は、各方面の世帯に配水されています。
写真は、コヒマの大聖堂教会です。コヒマ大聖堂教会 寺院・教会
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コヒマの高台には、貯水塔が設けられています。
写真の丘の稜線上に、貯水塔が見えます。
水を溜め、必要な際に、利用するという生活態勢にしています。 -
必要の都度、水を利用できるといった態勢にするには、水を溜めるという必要性が認識されています。
貯水の着意は、山岳地帯では、特に重要な感覚となっています。 -
コヒマの住居には、水を溜めて置く貯水タンクが、良く見られます。
水は、単に川に流してしまうことなく、必要な時のために貯めて置くという考え方が普及しています。 -
いろんな場所に貯水タンクが見られます。
生活の知恵なのでしょう。 -
駐車場の一角の空き地の段差部分に、貯水タンクが置かれています。
タンクは、傾斜地の段差部分に置かれています。
遊休地の活用策かもしれません。 -
住居のみならず、いろんな場所に水を溜めています。
貯水タンクは、生活の中に重要なものとして、認識されているようです。 -
各住戸でも、貯水の着意は、普及している感じがします。
ホテルでも、水を溜めている様子が見られます。 -
水質は、あまり良くありません。
浄水場が無いのかもしれません。
湧水をそのまま送っているためなのかもしれません。 -
飲用の水は、送水された水ではありません。
飲用の水は、浄水された水を購入しています。 -
グアハティー空港の北側には、ブラマプトラ川が流れています。
平野部では、山岳地帯からの水が合流し、大河となっています。グワーハーティー国際空港 (GAU) 空港
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インパール空港です。
インパールも山地に囲まれた地形なので、平野部を形成しています。インパール空港 (IMF) 空港
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インパール空港です。
空港の周囲は、山岳地帯です。
水が集まり、かつ、湖がありますので、水には困らないようです。 -
プラマプトラの大河は、コルカタまで流れてきます。
コルカタのデルタ地帯は、一大都市となっています。
写真は、コルカタ空港です。チャンドラボースの名前を冠しています。ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港 (CCU) 空港
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東ティモールの水道です。
アルテ・モリスの東側の住居の水道の送水状況です。
なかなか安定した水道の供給ではありません。断水が、しばしば起こります。
以下、東ティモールの水に係る状況を、紹介します。アルテ モリス 博物館・美術館・ギャラリー
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断水により、水の供給が、制限されてしまいます。
水道と電気は、生活の基盤なのですが、なかなか安定しません。 -
水道が止まると、生活に直接影響します。
停電により、電気が止まったりすると同様に困ります。
特に、水道は、生命にかかわります。
山岳地帯では、まさに致命的です。 -
水道の蛇口からの水は、飲めません。
食事や料理用には、蒸留水を使います。
東ティモールでは、タンク1本で、米ドルで、9ドル程度です。 -
家庭では、簡易のポンプを使い、購入したタンクから、少量ずつ使用します。
節約しつつ使用すると、一人、タンク1本で、1ケ月程度、生活できます。 -
水道の水は、トイレや身体を洗うのには、使えますので、貯めておきます。
水道が、しばしば断水しますので、水を溜めておきます。 -
東ティモルの一流レストランのトイレの様子です。
トイレ自体は、綺麗に清掃がなされていて、清潔です。
水道は通っているのですが、安定性にかけます。
水を大きなポリバケツに貯めて置いて、必要の都度、使用します。ディザ その他の料理
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人が集まる事務所や食堂では、貯水槽を設置しています。
多数の人が使用しますので、大量の水が必要となります。 -
各家庭や事務所では、大きな貯水タンクを準備しています。
いつ、断水になるか、予測が出来ないたため、貯めておくのです。
電気もしばしば停電しますので、自家発電装置を備えています。 -
一般の家庭でも、貯水タンクを設置しています。
家の大きさに比較すると、タンクがかなり大きいです。
水は、大事ですので、それなりにあらかじめ、準備しておくのです。 -
各住居に共通して、大きな貯水タンクを設置しています。
窓の2倍以上の大きさです。
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