![真冬の北海道は未経験でしたが無事に道内の鉄道を完乗!<br />※市電と地下鉄は除く。<br /><br />しかし寒い。<br />雪と氷で走れない。<br />なのに観光客に大人気の北海道はさすがでした。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/95/61/650x_11956105.jpg?updated_at=1738071276)
2025/01/18 - 2025/01/21
38667位(同エリア56877件中)
ふむすけさん
この旅行記スケジュールを元に
真冬の北海道は未経験でしたが無事に道内の鉄道を完乗!
※市電と地下鉄は除く。
しかし寒い。
雪と氷で走れない。
なのに観光客に大人気の北海道はさすがでした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
本日3日目は札幌からライラック自由席に乗って、まずは深川駅へ向かいます。
1時間ほどの乗車時間なので自由席で良いだろうと思っていたが、甘かった。
席どころかずっとデッキで朝の山手線みたいにぎゅうぎゅう詰めで立ってました。
春節が近いからだろうか。
アジア系旅行者がそれはそれは大勢。
車窓は砂川駅あたり。
相変わらずの積雪量。 -
外の枯れ木が趣深く撮影したが、窓の汚れが芸術的でそちらにピントが合ってしまった。
玉暖簾みたいですね。 -
ふいい、やっと着いた。
深川駅です。
皆さんはきっとあのまま旭川まで乗りとおすのでしょう。
ぎゅう詰めのライラックを横目に次に私が乗るのはこちら、深川駅 駅
-
留萌本線です。
キハ54。
がら空き。
ディーゼルの音と匂い、何度味わっても飽きない素敵な車両。
ステンレスに赤いライン。
シンプルで良いですね。
もう誉め言葉しか出てきません。 -
車内の内装はこんな感じ。
斜めの網のポケットがレトロ。
テーブル付きのボックスシートがいくつかと、クロスシートとロングシートの混合。
乗客は年齢層から見て大人の休日?楽部会員のみ。
18きっぷ利用者よりは少々マナーが良いので、駅に着くたびに車内を動き回って写真を撮るような人はいなかったので落ち着けました。 -
向かい側のホームの積雪がえらいことになっている。
留萌本線は一昨年だいぶ短くなってしまって、石狩沼田までしか行けませんが、一度乗ってみたかったあこがれの路線。
車窓を眺めつくしていたら、15分というあっという間の時間で石狩沼田駅に到着。 -
石狩沼田駅のホームと待合室の境目。
誰かが小さい雪だるまを作って等間隔に並べてくれているのが最高にかわいらしい。
優しい世界。
この柱も実に良い。 -
駅舎内にはこんな模型や、在りし日の留萌本線の写真などが飾られておりました。
このベンチの色褪せ具合が良い。石狩沼田駅 駅
-
駅舎の外に出て驚く。
この雪の量!
公衆電話ボックスが埋まりかけております。 -
ショベルカーで駅前の雪を大量に掬っては、駅前からほんの少し離れたところに持って行って雪山を築くという、シーシュポス的なお仕事をされていました。
そうするしかもう仕方がないのでしょうね。
ここに住んでいる方々には本当に頭が下がります。
パンプスにひらひらしたスカートを履けるのなんて年に数か月しかないのでしょう。
ここは今度は雪のない時期に来てみたい。
お願いだから留萌本線をなくさないでほしい。
本当は留萌まで鉄道で行ってみたかったな。 -
石狩沼田駅舎。
雪にも負けない堅固な造り。 -
時刻表。
右側は土日祝日ダイヤかと思いきや、到着時刻の案内でした。
そうか、きっと地元のお迎えの人、と折り返し乗車の乗り鉄用なんだろう。 -
さあ、先ほど乗って来たかわいい子が雪の中で待ってくれていましたよ。
これに乗ってまた深川まで戻ります。 -
北秩父別駅。
「ちちぶ」じゃないのね。
ああ、留萌本線、楽しかった。
すぐに終わってしまって悲しい。
絶対また乗りに来るからね。 -
先ほどは乗り継ぎ時間が短くて出られなかった深川駅。
次の列車まで1時間ちょっとあるので外に出てみましょう。
大きな駅舎。
出張なのか、サラリーマンの方が結構いて驚く。深川駅 駅
-
今日はお昼ご飯をどこかで食べる時間はないので、なにか調達しに行こうと思いきや
-
歩道がすごいことになっている。
道路のあちこちで除雪車が動いているが、要は車道と歩道の境目に雪を移動させているだけなので、歩道は横断歩道の入り口以外雪山。
滑らないように下ばかり見て歩いていたらいつの間にか車道に出ていてびっくりして戻ったりしましたが、そもそも車もあまり通らないので大丈夫でした。 -
なんとか近くのローソンでお昼ご飯とビールと暖かい飲み物を購入し、残りの時間は駅舎内で待っていましょう。
お散歩できるような路面状況ではない。
ローソンの店員さんがとても親切で嬉しかった。
上の写真の時計、文字盤がりんごで可愛い。 -
時間を持て余し、即席雪だるまを作る。
手がかじかむが、外気と雪の温度があまり変わらないのでそんなに辛くなかったのが面白かった。
握っただけなのでいびつだが可愛い。
だあれも触っていない雪で雪だるま。
贅沢。
転がしながら大きいのを造りたかったが、羞恥心が邪魔をした。 -
深川の駅舎の入り口には猫探しのポスター。
闇バイトの方じゃなくって、本物ですね。
こんな雪の日にどこをほっつき歩いてるんだ。
みんな心配してるから早く見つかってあげなさいね。
ハチワレの、名前はにゃっこちゃん(♂)。
8キロもあるの、大きいなあ。 -
さようなら、深川。
快晴で嬉しかった。 -
つづいて特急カムイに乗車し、岩見沢駅を目指します。
いかにもな北海道の車窓が美しい。 -
朝に札幌のホテルをチェックアウトした頃は小雨が降りそうなほど曇っていたが、まあ、私が出歩けばこんなもんよ。
しかし美しいなあ。
車窓が全部スキー場みたいだなあ。
写真中央に私のスマホのカメラのレンズが映り込んでしまっているのはご愛敬。 -
乗って来たカムイの車両はこんな硬派なスタイル。
これはそれほど混んでいなかったのと、指定席を取っていたので、首尾よくお昼ご飯とサッポロクラシック接種完了。 -
岩見沢駅に到着。
ホームに馬がいる!
ガチマッチョでかっこいい!
やっぱり細マッチョだのしゅっとしたイケメンなんかより、少々ワイルドでがっしりした逞しい見た目の男の人の方が私は好きなのだ。
「農業用馬 木彫」とあり、昭和55年からここにあるらしい。
ばんえい競馬馬主会も協賛している。
そうだ、ばんえい競馬もいつか見てみたいな。岩見沢駅 駅
-
岩見沢駅の改札を出て、その巨大さに驚く。
すごく広くてモダンな駅舎。 -
外に出てみたが、落雪注意の箇所もあり。
ほんとだ、この辺はもう時間の問題ね。
快晴だし。 -
岩見沢駅外観、とはいえ大きすぎるし周囲に美しい植栽もあり、全貌はおさめられず。
向かって右の大きな一棟は丸ごと自転車置き場でした。
北海道民はこの雪の中自転車で移動してるのか。
そういえば函館ではランニングしている人もいたな。私はペンギンみたいにしか歩けないような道だったのに。
体幹が鍛えられているんだろう。 -
駅前の商店街は土地の多い田舎にありがちな感じ。
福井の敦賀駅前とか新潟の六日町駅前なんかに似ている。 -
駅横にこんな昭和な駅前横丁。
飲み屋さんが3軒ほど入っている様子。
覗いてみたかったが昼だからか閉まっていました。 -
駅前の植え込みにそのまま大量に雪が積もっており、かなり高くなっているのだが、その上におそらくワンちゃんの足跡が。
楽しいお散歩だったんだろうなと想像してにっこりする。 -
乗り継ぎにまた1時間ほどあったのでうろうろしていたが、特にすることもないのでまた雪だるまを作る。
今度はモヒカンの雪だるまにしてみた。
腕が上がるのが早すぎる。
才能だろうか。
さ、次は室蘭本線に乗って追分経由で苫小牧を目指します。 -
次はどんな車両かなとワクワクしてたらキハ40!
最高!
好き!!
留萌本線といい、これといい、今日は当たりの日だな。
ライラックの地獄を我慢してよかった。 -
車内。
ああ、落ち着く。
幸せな1時間40分が約束された瞬間でした。 -
志文駅通過。
こんなこともあろうかと先ほど岩見沢駅で購入しておいたサッポロクラシックで乾杯。
乗客も少なかったので、嬉しくて動画を何本も撮る。志文駅 駅
-
「メロンの風薫るメルヘンのまち・・・おいわけ」という手書きイラストの看板。
手前に鹿もいますね。
石勝線への乗り換えもできる駅なので、降車客も数名おりました。追分駅 駅
-
追分駅で数分待ち時間があったので、性懲りもなく降りて車両撮影。
この車両の模型が欲しい。
奥にはキハ150かな、同じ色だが形の違う車両がいますね。 -
早来駅。
乗車客降車客ともに数名。
何かあるのかな。
それとも地元の方かしら。早来駅 駅
-
楽しいキハ40の旅も終わり、苫小牧駅に到着。
跨線橋から見えた煙を吐く煙突がかっこいい。
そして苫小牧周辺だけ雪がとても少ない。
ほとんど積もっておりません。苫小牧駅 駅
-
苫小牧駅はMEGAドンキ直結。
MEGAドンキの横に車がずらっと駐車してあり、巨大な中古車販売店かと思ったら、パチンコ屋の駐車場でした。
ううむ。 -
大きな駅舎。
今日はこれで終わりではありません。
ここからさらに、今ではもう3駅しかなくなってしまった日高本線に乗るのです。
こちらも車両はキハ40。
今日はご褒美みたいな一日ですね。
乗るときの写真が何故か残っておらず。
嬉しくて忘れたんだろう。
3駅しかないのであっという間に -
鵡川駅に到着。
つい数年前まではもっともっと先まで伸びていた日高本線。
今はここまで。
浜厚真と鵡川の合田は以前は浜田浦駅があったのですが廃止になり、駅名標も修正されています。鵡川駅 駅
-
鵡川駅で折り返しを待つキハ40。
「車載機は良いか」
「発車時刻は良いか」
の注意看板が良いですね。 -
鵡川駅の駅舎。
待合室にはたくさんの人が座っており、次の発車を待つ人だけでなく、駅まで家族に迎えに来てもらうのを待っている人たちも多くいた様子。 -
鵡川はシシャモが良く獲れるそうです。
駅横の観光マップに「シシャモの伝説」が書いてあったのですが、ちょっと神話的過ぎて脈絡がなく理解が難しかった。
要約すると、この辺の人間たちが食べるものがなくて困っているのに気付いた雷神の妹が天に報告したら、神様たちが驚いて、フクロウの女神が柳の枝をもって降りてきて、その枝に魂を吹き込んで鵡川に流したのがシシャモになったのだそうだが、
難しくない? -
そんな鵡川駅前。
穏やかな景色。
夕暮れももうすぐです。 -
そろそろ帰りの車内に乗り込んでおこう。
鵡川より先に延びる線路を眺める。
ああ。
私のような部外者が口を出す資格はないが、もったいないなあなんて思う。 -
帰路は夕焼け。
写真は浜厚真駅。
根室本線にこういう駅舎沢山あったなあ、 -
この辺も積雪はそれほどでもないが、下を流れる厚真川はほぼ凍っている。
右奥には苫小牧の工場夜景が見え始めています。 -
おや、あんな所にキリン達。
もとい、建機でしょうか。
なんてかっこいいサバンナだ。 -
このあたりの湿地で、エゾシカを十数頭見かけた。
群れで暮らしている様子。
この後苫小牧駅で、そうだキラキラ公園で工場夜景を見よう!と意気込み、往復一時間もあれば行けるだろうとタカを括って歩きだしたのだが、忘れていた。
北海道の夜道は凍っているのだった。
苫小牧が積雪が少ないので忘れていた。
スケートリンクに近いような歩道をよたよたと歩いていたが、いや絶対にこれ辿りつけないやつ。
20分ほど頑張って歩いたが、諦めました。
大人しくタクシーに乗ればよかった。
仕方なく特急北斗に乗り換え本日の宿泊地である東室蘭に向かいます。
指定席とっておいてよかった。
北海道中の特急列車がいま凄いことになっているんですね。
なんだか特急が嫌いになりそう・・・勇払駅 駅
-
苫小牧から40分ほどで東室蘭に到着。
当初は登別温泉に宿泊して温泉を堪能する予定でしたが、間際に女の子の日となり諦めました。
ならば室蘭の工場夜景を見たい!と意気込みましたが、調べてみると室蘭駅からもかなり距離がある様子。
こんな路面状況では無理ですわ、とこちらも早々に諦め、適当にご飯を買ってホテルでのんびりすることにしました。
まあ今日は充実した気動車ライフが送れたので、もう満足です。東室蘭駅 駅
-
今日のお宿はドーミーイン東室蘭。
ベッドルームと洗面所の間に仕切りのある素敵な造り。天然温泉 幸鐘の湯 ドーミーイン東室蘭 宿・ホテル
-
冷蔵庫にはミネラルウォーター(富山は黒部の天然水!)と青森県産リンゴゼリーのサービス。
これとお弁当で満足してしまい、夜泣きそばもアイスも忘れて、あとはビール飲んで寝よう。
そうそう、窓の外はどうなっているのかな、ここ最上階(9階)だし・・・ -
おおお、見える!
白鳥大橋じゃないか!
写真でははっきりわかりませんが本当に綺麗に見えたの。
嬉しい嬉しい。
やはり今日はいい日だったな。
神様ありがとう。
明日は帰る日。
眠ったら明日が来ちゃう、なんて思いつつ仕方なく就寝。
おやすみなさい。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
北海道乗りつぶしの旅
-
北海道1・2日目 稚内・旭川・富良野
2024/09/27~
北海道
-
北海道3・4日目 網走・釧路・摩周湖・硫黄山・屈斜路湖・阿寒湖
2024/09/27~
北海道
-
北海道5・6日目 根室・札幌・函館
2024/09/27~
北海道
-
雪道に怯え、寒さに挫ける 北の大地の鉄道旅1
2025/01/18~
北海道
-
雪道に怯え、寒さに挫ける 北の大地の鉄道旅2
2025/01/18~
北海道
-
雪道に怯え、寒さに挫ける 北の大地の鉄道旅3
2025/01/18~現在の旅行記
北海道
-
雪道に怯え、寒さに挫ける 北の大地の鉄道旅4
2025/01/18~
北海道
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
北海道 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北海道乗りつぶしの旅
0
55