20250123 本宮 熊野古道ちゃうとこ1日徘徊。請川でラーメン、とりそば、コーヒー。晩もお出かけ、やきとり屋さん。

2025/01/23 - 2025/01/23

今日は熊野古道とちゃうとこ歩きましょ。どっか目的地あった方がえぇよね。んと、請川のラーメンとかどないかな？どうにも目立つお店のラーメン食べに。片道5km歩くってのも酔狂極まるけれど。

で、酔狂な徘徊から戻って一休みしたら、晩酌やねんけど…木曜日は宿のバーがお休みなのです。30分ほど下ったとこのやきとり屋さんに行ってみるかな。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

バス乗らんから、時間は適用でえぇねんけど…やっぱりお泊りの皆様出発早いですから、わたしも目が覚めて、07:30には朝粥を。

早めに支度を始めたけれど、何故か出発は09:45くらい。目的地がラーメン屋さんやし、程良い出遅れかな。

湯煙眺めながら、坂を下る。

温泉発見者の方の碑。

今回湯の峰訪問の主目的、宿のバーです。木曜日は定休日。

湯ノ胸薬師様は、湯の峯で一番目を惹く建物やね。

すぐ横、公衆浴場と食事処。前は工事中やったか、コロ助さん休みやったか。

多分迷うこと無いけれど、駐車場で地図を一枚記録しておく。

駐車場を過ぎると、建物は見当たらなく。

こちらの湯煙の向こうに橋。後ほど利用させていただくです。ちうか、夜も利用させていただく予定です。

下って下って、下湯川。

郵便局とか、廃校っぽいけど学校があったりで、少し開けたとこ。

ここまで来ると、さすがに湯煙ありません。無いよね？

こっからしばらく、緩やかに登ります。

電力会社の施設でしたっけ？他に目につく建物無く、どうも目が行ってしまう。

年配の異人さん夫婦かな？すれ違うくらい。車も数台すれ違うくらい。

将監の峰。は、廃墟っぽいガソリンスタンドと…お宿っぽいけれど、民家でしょか。

渡瀬温泉界隈まで来ましたね。左、渡瀬温泉とかの方。右は龍神の方みたい。

こちらの広場の朝市、今回もやってるかどうか確かめには来られへんかな、日程的に。ちうか、10:00までに歩いてくるのも困難。。

わたらせ温泉の看板です。手前、西日本最大と。奥は、少し控えめ近畿最大と。

玄峰老師のお墓の横には、

温泉スタンドです。歩いて持ち運べまへんから、利用しないんやけど…スタンド故障しちゃいましたね。

右のトンネルの先が、川湯温泉。この時期は仙人風呂やってます。

んで、一直線なこのトンネル、出口見えてるんやけど、

けっこ、距離ありますよね。5分以上は歩いた気がする。

川湯温泉到着。

見覚えあるかも。橋になんか張りぼてな感じで色々釣られてます。

薬師様。は、後ほど。

の、向かいから橋を渡る。

張りぼて達は、橋に直接ぶら下がってるんやなく、ちょっと先にロープかかってるね。今年は巳年やね。

道明寺？

渡った先は、薬師ひろば。何も無いけれど、ありがたく奥の厠処を借ります。

川原にも下りてみる。

上からより、よく見えますね。

川原の温泉…薬師の湯はお休みでしょか。

橋を戻りまして。公衆浴場営業中。宿で朝湯いただいたし、通過ですんません。

もうすぐ、“掘れば温泉”な川原。

掘ってる人は居ないかな？

仙人風呂。誰もいなけりゃ、ちょっとくらいお湯に浸かろうかと…なかなか賑わってますね。

水着必要となります。もちろん、準備がございません。

風情だけ。通過します。

駐車場の先、地主神社前を過ぎると、

また、ひと気の無い景色。

こちらの橋の先は、野営施設。

臨時休業中ですが、宿泊予定ちゃいますので。

まだ先は長そうやけど、景色もえぇし、天気もえぇし。

先程の野営地、ぐるっと川が回ってる。

新宮からのバスで来る時も通った、本宮小学校前。

確かに学校あります。本宮から随分遠いし、集落でも無いのに…

ん、なんか廃校の気配かも。

本宮まで4kmやから、湯の峯からは随分歩いたかな。請川地域に入ります。

振り向けば神社の石段…帰りにお参りできれば。

つい先程、バスがユルユルと渡ってました。車道としちゃ、かなり狭いかも。

成石バス停には、成石兄弟のお墓。ですが、大逆事件被害者って、巻き込まれ？

請川到着しました。

想定通り？11:30くらいの請川到着です。お目当てさんは、こちらの目立つ中華屋さん。

中華黎明です。要所の請川ですから、バスでも車でも前を通りますよね…

扉開けまして、あちらへどうぞと。んでは、セルフの水汲んで…

ビニールカーテン、久しぶりに見ましたな。ちょっと隔離部屋な…

やきめし、ラーメン、餃子。真っ当な町中華であります。

若鳥唐揚げは、本日サービスらしい。

が、お品書きにも本日特価と。どないなってるんかな？

それより、現金特価って？

ま、でも今日はラーメンです。片道5km歩いて辿り着いたラーメン。

見た目、かなりシンプルです。

ちと甘口醤油風味…に、一味振ってます？

かなり柔らかく茹でた麺。昔風…な感じはしますね。昔的食堂って、ごはんも麺も柔いよね。

焼き豚もホロホロ崩れる感じ。

昔なラーメンが、どこでもこんな感じって事もなかろうけれど、これはこれでオモチロい。

ごちそうさまでした。

あ、ちょうど柑橘に飢えておりました。一個頂戴します。おおきにです。

創業は、1972年だったかしら。かなり同年代…ですが、生まれた頃のラーメンの味は分からねど。

その辺プラプラ…以前連れて来てもらったとりそばのお店、すぐそばでしたのね。

小口方面、古道入口でもあります。

いつも行列のお店に、待ち人居てませんかな？

それより…厠処へ向かっていたのです。なかなか小綺麗なのが、すぐ先に。

戻りますと、とりそば屋さんはまだ行列してまへんな。

ん、お腹に余力あるかな？なかなか来ないとこに、なかなか無さそうな機会。

とりあえず券売機前まで行ってみます。店内も空き席有りそうな気配。

って事で、左上をポチッと。

空いてるように見えたけれど、空いてたんはカウンター3席くらい。でも、1人にゃ十分です。

すでに食券提示済みやけど、今更それぞれも説明眺めたり。

作法…ってほどでも無いかな。さすがにごはん入りませんから、3番目対象外やし。

テレビからは、本日の重大？ニュース流れてます。著名人の方の騒動らしいです。

が、店内の皆様はあまり気にする方も無く。麺を啜る音以外、静かな感じ。

内装もやけど、器とかも洒落て。

塩とりそば、出来上がり。

先程の町中華なラーメンと違って、かなり見栄えにこだわりですね。

目を惹くは、牛蒡の素揚げ。

半熟な味玉は、一個を半分に。

鶏ハムと低温調理っぽいチャーシューかな。

柚子と刻み玉葱もえぇアクセントになりそう。

真っ当に塩ラーメンなスープやね。

塩に合いそうな、スルッといただける感じの麺。

スープが優しいので、鶏ハムとか、

薄いチャーシューも合いますよね。

そ言えば、作法？其の二で薬味追加でしたっけ。ホタテ胡麻の方にしましょうか。

塩味のアクセントにゃ、七味よりちょこっと胡麻ですかね。ん、胡麻をかなり細かく擦ってるんで…喉に直撃して咽せちゃいました。すんません。

ごちそうさまでした。

鶏、見に行ってえぇですかって、テラスに行こうとしたら…今は反対側の方に居るらしい。

なんか、道路沿い斜面に群れてますね。

何故か餌の器を独占中の奴。近寄っても、まるで気にしませんなぁ。

他の子達は待機中？

あら、急に餌に集まって来よったね。

さて、わたしはどうしようかな？

そ言えば、お買い物しようかと…

定休日らしいです。三連休のあるコンビニって…

向かいの小さな商店にも行ってみます。お目当ての品は見当たらねど、朝粥の友でも買ってくかな。

さて、帰り道。って、地図を眺めていたら、横をバスが通ります。乗れば湯の峯まで帰れる便ですが…手遅れってぇ事で。

当初予定通り、歩いて帰るかなと。再び請川の集落へ。

何屋さん？

喫茶店あります。あいみさん。コーヒーも欲しくなる頃合い、まだまだ湯の峰まで先も長いし有難い。

外には、英語メニュー。異人さん達も、古道の途中に来はるんやろね。

コーヒーお願いして、着席。

コーヒー、おひや、おおきにです。

と、こんな真っ当なおしぼりって、近頃なかなか見ないかも。

優しいコーヒーで、なんだか落ち着きますねぇ。

ごちそうさまでした。

帰り道ですから、特段見るものは無いと思いつつ…夜泣地蔵さん、往路はは気が付かず。

あの橋を、また渡ります。川湯温泉方面と反対側に歩いてく方々いらっしゃるけれど、どこに向かう道やろか？

橋の先の神社、寄ってみましょうか。

神社のお名前の碑…なんか読めまへん…

こじんまり、静かな神社さんやね。

御由緒とかも見当たらず。

石碑、近づいてみます。読み仮名彫ってあるね。筌川神社と書いて、うけがわ神社だそう。請川地区の守り神様ですかな。

キャンプ場対岸のカーブのところ。景色眺めてたら、バスが降りて来ます。中で手を振ってるのは…宿のボランティアのお嬢さん達ですな。本宮の方行くんかしら？手を振り返しましょう。

もすぐ川湯温泉。

地主神社も、石段登らせていただきましょか。

祠２つ。

仙人風呂は、また賑わってますな。混雑…ってほどでは無いけれど、水着無しでの侵入は無理ですね。

もうすぐです、薬師ひろばへの橋。

薬師様にもお邪魔しましょう。石段登ったとこは、薬師さんやなくてお地蔵さん。

橋んとこに吊るされてるん、例祭の“揚げ物”と言うらしい。そ言えば、前に来たのも例祭の頃やったか。

こちらが薬師さんの祠になります。

では帰り道、先ずはトンネルですね。

なるほど、473mもあるんや。見えてるのに、なかなか出口が近付かない。

トンネル抜けて、向こうに白い塔が見えます。往路でもずっと見えていたけれど、見なかった事にしていたけれど。

なんか、温泉の施設工事中？

ポストの横から、往路と違ったルートへ。

下っていくと、渡瀬の集落に出るはず。

野球広場あります。今は誰も居てまへんが…だいたいゲートボール場に利用されていたような？

野球広場の注意書きと思いきや、遊漁者の心得。遊漁料、けっこお高く感じる。

湯の峰温泉への帰り道は、先ず橋を渡ります。

商店ありますが…覗き込んでも人居てへんし、お目当ての品も無さそうかな。

こちらは、本宮界隈唯一？のやきとり屋さん。

後ほどお邪魔する予定。

その先の登り道が帰り道ね。

こんな看板ありましたっけ？大日山周遊ルートになるのね。

まだまだ登ります。車道やけど、滅多に通りませんから、まぁ安心？

金比羅さん。

金比羅さん、登ってみようかどうしようかと…こんな設備があるくらいやから、厳しいかな？

すでに足が…失礼いたします。

まだ少し登り道。

なんかの跡地っぽいけれど…斜面の上にお墓ですから、お寺さんやったり？

ようやく下りです。

すぐに、湯の峯の駐車場見えて来ましたな。

宿に向かって、坂道登ります。

今日も、卵茹では人気です。

宿への登り坂到着。

夕方までゆったりしましょうかね。意外と歩いたし、まだ夕方から歩くし。

17:00です。早めに晩酌に向かいましょう。

お宿のバーがお休みですから、昼間通りかかったやきとり屋さんへ向かいます。

まぁ、ここの食堂も営業してはるけれど…宿で弁当も取り寄せ出来るみたいやけど…

再び駐車場の先の橋を渡る。

とりあえず、行きくらいは明るいうちに。

昼間は気が付きませんでしたが、蝋梅の季節ですね。

赤提灯、見えて来ましたな。営業中の様です。

あとは、席が空いていれば…

まだ先客無しですね。カウンター奥へ。

やきとりの他、おでんもありますのね。

店主さんとお話ししていたら、“国分寺”なる地名が…最近どっかで耳にした地名？勝浦のおでん屋さんか。ってぇと、お友達だそうです。なるほど。

とりあえず生は、サントリー。

注文は、用紙に自分で記入と。んじゃ、”旨“印を記入しておきましょう。

おでんから登場です。大根には柚子味噌です。

優しいお出汁のおでんですな。

豆腐は、意外と大きいのね。半丁くらい？

こちらも、お出汁が素直に味わえます。古久保さんは分からねど、豆腐もしっかり詰まった食感えぇよね。

続けて焼きもの。きもやね。

山椒を、指でつまんでパラパラどうぞと。

口直し用のキャベツいただきました。最近話題のお値段ですが、こちらでもお江戸と変わらんくらいらしい。

んじゃ、パラパラしながらいただきましょか。

と、そろそろポン酒ですね。新宮のんはそれなりにいただいて来たし、海南の方で。

紀土、ワイングラスで出て来ましたね。ん、すっきり旨い。

こころです。

こちらは、塩振ってるんで、そのままと。

と、無印ですけれどせせりを。

わさびですね。それぞれちゃうんや。

箸でちょこちょこと。

最初につまめるかなと注文した、”長芋の生のやつ“。さっぱりポン酢とかかなと思ふていまして。

んでも、出番は最後でした。

鹿児島の醤油とかの味付けで、けっこ濃い味らしい。先に出すと、大根とか豆腐の味が分からんようになるらしい。

しっかり混ぜます。ん、確かに濃いぃ。

って事です、お酒が進み、最後に紀の國お願いです。

ホンマは、帰り心配やし自重する予定やったけれど。

ごちそうさまでした。もうすぐ18:30やね。

厠借りて、戻りますと…小上がりに団体さんいらしてました。宿のお客さんらしい。ちょうどえぇタイミングでしたかな。

さて、こっから大変です。ほぼ真っ暗闇を帰ります。

幸い車も通らないので、なるべく道の真ん中歩いて…見上げる星空は、星が綺麗にたくさん見え過ぎて、オリオン座すら識別し辛い…

登って下って、やっと湯の峯駐車場に灯りですな。

だいぶ酔いも醒めつつ…お湯をいただいてから、買い置きのお酒を追加としましょう。

なんか…古道歩きしてへんのに、一日中歩きっぱなし…