2024/12/22 - 2024/12/22
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kirinbxxさん
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さて中国で過ごす最終日。まずは上海博物館本館におじゃましました。営業時間は、9:00~17:00、月曜休館。入場無料ですが予約が必要です。上海博物館公式ウェブサイト(https://reservation.shanghaimuseum.net/en/)で二週間前から予約できます。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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渋滞がある大都会、ちゃんとバスレーンがあります。
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上海博物館本館の最寄りの駅は、地下鉄1、2、8号線の「人民広場」駅です。長い地下道を通って1号出口を目指します。
人民広場駅 駅
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1号出口を出て公園の中の道を進みます。
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5分ほど歩くと円形の建物が左手に見えて来ます。
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園内はお正月モード。旧正月まで続くのでしょうか?
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奇抜なビルが立ち並びます。
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現在北側の入り口は閉鎖中なので、ぐるっと反対側に回り込みます。
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こちらが南口。9時10分前ですがすでに行列ができていました。
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9時ちょうどに開門。荷物検査を受けて入館します。
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かばん等はこちらのお部屋で預かって貰えます。
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荷物の番号札は、ゴムで腕につけられます。昔の銭湯の様で懐かしい。
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なかなかの混雑ぶりですが、ほとんどの人は特別展の「古代エジプト文明展」に向かっています。特別展は、また別に予約・購入が必要です。
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ホール中央にはエジプトっぽい彫刻がありました。
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スフィンクスもいました。私たちがエジプトを旅行したのは早15年前(https://4travel.jp/travelogue/10792820)。お懐かしや。
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建物は4階建てです。
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天井から空が見えます。
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ほとんどの展示品が、昨日行った東館に移されたようで、開いている展示室はほんの少しでした。こちらは中国少数民族の展示室。
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チベット族のお面。
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民族衣装の展示。
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ウズベキスタンの女性のローブ。
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なかなか見ごたえのある展示でした。
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お隣は中国玉器館。
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清朝の最盛期だった乾隆帝治世(1736-1795)に作られた七宝焼で作られた塔型の高炉一対です。高さはなんと107.5cm、最大直径25.0cmという大型のもの。
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盆栽かと思いきや、これもまた七宝焼きです。
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清朝のいつのものかは判りませんが、これも七宝焼き、筆立てです。
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麒麟(動物園にいるほうではなくて、中国神話上のキリン)をかたどった七宝焼きの香炉で、これも乾隆帝時代の物です。
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家具のコーナーへ。
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明清朝時代の中国家具は、日本でも人気の高い骨董品です。
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マホガニー、象牙に金漆象嵌を使った座屏風と椅子。秀吉が好みそう。本来、この椅子は古代の皇帝のために特別に設計されたものです。
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昨日東館で堪能した陶磁器たちも、2024年6月25日まではここにあったのでした。
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「消えゆく天の王国のファラオ」と題する特別展が開かれていました。有料の上に要予約、すごい人気で一ヶ月以上前に予約は一杯だったそうです。外国の文化にも興味を持つ人が多いと言うことですね。さすがは国際都市、上海。というわけで入り口だけ。
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特別展はもう一つ開かれていました。題して「マルコ・ポーロの目からみた中国と世界」です。誰もが高校の世界史で習ったマルコ・ポーロがヴェネチアで死去したのは1324年、ちょうど700年目なんですね。イタリアと中国の28の施設から、204点の展示物を集めての大々的なものだそうです。
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世界中の海洋関係の博物館なら必ず持っている模型です。
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これは. ヤコポ・デ・バルバリという15世紀後半から16世紀にかけて活躍した版画家・細密画家が1500年に描いた《ヴェネツィア鳥瞰図》です。ヴェネチアに関する展覧会をするとなれば必ず登場します。世界最初の都市景観の鳥瞰図の一つであり、現存する最古のヴェネチアの「地図」ともいえます。
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特に説明はありませんでしたが、これが有名な「東方見聞録」の写本、またはその複製なのでしょう。
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これは現代のヴェネチアの空撮です。
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19世紀に中国で作られたマルコ・ポーロの木像です。特に名のある芸術家が作ったわけではなく、「職人」の仕事だそうです。
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マルコ・ポーロが中国を訪れたのは、元のクビライ帝の時代です。元の首都は大都(現在の北京)でしたが、クビライが好んだのは夏の都である上都、西洋ではザナドウ(Xanadu)と呼ばれた北京の北方275kmのところでした。宮城は現在の北京の紫禁城の4-50%程度の規模だったと考えられています。都市国家しかなかったイタリアでは考えられない壮大な宮殿にさぞや驚いたことでしょう。
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19世紀にフランチェスコ・ボサによって作られたマルコ・ポーロの大理石像。ヴェネチアのドゥカーレ宮殿のコレクションです。実はマルコ・ポーロには同時代に描かれた肖像画も彫像も存在しません。
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またまた舟の模型。刺桐海舶とありましたが??
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マルコ・ポーロの旅の行程を示した図。彼は足かけ17年間を中国で過ごし、その間帝国領内、東南アジア各国を訪れました。
どうやらこの本館は、こういう海外の歴史や文化に関する特別展を開く場所として活用されていくようです。
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