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2024年のゴールデンウィーク、5年ぶりに海外へ出掛けました。コンサートと美術館巡りが中心の旅ですが、エトルタを歩き自然も楽しみました。<br /><br />今回の旅は、コンサートに行くことが一番の目的。いわゆる『遠征』です。<br />4月25日の到着日にパリ管弦楽団のブルックナー交響曲第8番のコンサートがあることを知り、2008年以来となるパリ行きを決めました。普段人が多い場所に住んでいるせいか、都会にはあまり興味がなく、フランスは2015年、2019年と行きましたがパリを経由しないルートを選び(ストラスブール方面、南仏など)、パリは避けていました。<br /><br />出発前、パリの交通手段についてはYouTubeやネットで調べることができましたが、プランニング段階で知りたかった美術館のコインロッカーの有無などの細かい情報がどこにも見つからず・・・。美術館へ問い合わせしても返事が来ずで困りましたので、このような情報も入れ込みました。少しでもお役に立てれば幸いです。<br /><br />【旅程】★この回<br />2024/04/25 Thr<br />・エミレーツ航空利用<br />・00:05羽田HND発→06:20ドバイDXB着<br />・08:20ドバイDXB発→13:30パリCDG着<br />・フィルハーモニド・パリのそばのホテルにチェックイン<br />・フィルハーモニド・パリでパリ菅コンサート<br /><パリ19区泊><br /><br />2024/04/26 Fri<br />・オルセー美術館<br />・オランジュリー美術館<br />・ギュスタ―ヴ・モロー美術館<br />・フィルハーモニド・パリでフランス放送響コンサート<br /><パリ19区泊><br />https://4travel.jp/travelogue/11950160<br /><br />★2024/04/27 Sat<br />・8:00 本日宿泊するホテルへ荷物を預けに行く<br />・3区マレ地区ホテルにチェックイン<br />・ルーヴル美術館<br />・マルモッタン・モネ美術館<br /><パリ3区泊>

2024GWフランス・オランダ旅行【2】パリ3日目 ルーヴル美術館、マルモッタン・モネ美術館

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2024/04/27 - 2024/04/27

6988位(同エリア17021件中)

chibi-mon

chibi-monさん

この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

2024年のゴールデンウィーク、5年ぶりに海外へ出掛けました。コンサートと美術館巡りが中心の旅ですが、エトルタを歩き自然も楽しみました。

今回の旅は、コンサートに行くことが一番の目的。いわゆる『遠征』です。
4月25日の到着日にパリ管弦楽団のブルックナー交響曲第8番のコンサートがあることを知り、2008年以来となるパリ行きを決めました。普段人が多い場所に住んでいるせいか、都会にはあまり興味がなく、フランスは2015年、2019年と行きましたがパリを経由しないルートを選び(ストラスブール方面、南仏など)、パリは避けていました。

出発前、パリの交通手段についてはYouTubeやネットで調べることができましたが、プランニング段階で知りたかった美術館のコインロッカーの有無などの細かい情報がどこにも見つからず・・・。美術館へ問い合わせしても返事が来ずで困りましたので、このような情報も入れ込みました。少しでもお役に立てれば幸いです。

【旅程】★この回
2024/04/25 Thr
・エミレーツ航空利用
・00:05羽田HND発→06:20ドバイDXB着
・08:20ドバイDXB発→13:30パリCDG着
・フィルハーモニド・パリのそばのホテルにチェックイン
・フィルハーモニド・パリでパリ菅コンサート
<パリ19区泊>

2024/04/26 Fri
・オルセー美術館
・オランジュリー美術館
・ギュスタ―ヴ・モロー美術館
・フィルハーモニド・パリでフランス放送響コンサート
<パリ19区泊>
https://4travel.jp/travelogue/11950160

★2024/04/27 Sat
・8:00 本日宿泊するホテルへ荷物を預けに行く
・3区マレ地区ホテルにチェックイン
・ルーヴル美術館
・マルモッタン・モネ美術館
<パリ3区泊>

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.5
交通
2.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 4月27日(土)<br />今日は、19区にあるフィルハーモニー・ド・パリ近くのホテルから、3区マレ地区のホテルに移動します。メトロ5番線でPorute de Pantin駅からRepublique駅へ移動。地上に出て徒歩5分の本日の宿泊先へ向かいました。まだ朝の8時ですが、荷物を預けるためです。<br /><br />このホテルでは、日本語を少し話せる受付の方がいて、とても温かい雰囲気で素敵なホテルでした(何と言ってもマレ地区!)。普段は結構なお値段設定のホテルですが、たまたま1室予算内で出ておりパリもう1泊はこちらに決めました。驚いたことに、まだ朝8時にもかかわらず、すぐチェックインさせていただけました!<br /><br />おかげで、自室に荷物を置くことが出来ました。が、一息つく間も無く出発です。予定がぎっしり詰まっていて、ルーヴル美術館を開館時間の9時入場で予約しています。せっかくマレ地区に宿泊し、ご厚意でアーリーチェックインまでしていただけたのに、それをゆっくり楽しむ余裕がなかったのは少し残念でした。<br /><br />パリス フランス ホテル (Paris France Hotel)

    4月27日(土)
    今日は、19区にあるフィルハーモニー・ド・パリ近くのホテルから、3区マレ地区のホテルに移動します。メトロ5番線でPorute de Pantin駅からRepublique駅へ移動。地上に出て徒歩5分の本日の宿泊先へ向かいました。まだ朝の8時ですが、荷物を預けるためです。

    このホテルでは、日本語を少し話せる受付の方がいて、とても温かい雰囲気で素敵なホテルでした(何と言ってもマレ地区!)。普段は結構なお値段設定のホテルですが、たまたま1室予算内で出ておりパリもう1泊はこちらに決めました。驚いたことに、まだ朝8時にもかかわらず、すぐチェックインさせていただけました!

    おかげで、自室に荷物を置くことが出来ました。が、一息つく間も無く出発です。予定がぎっしり詰まっていて、ルーヴル美術館を開館時間の9時入場で予約しています。せっかくマレ地区に宿泊し、ご厚意でアーリーチェックインまでしていただけたのに、それをゆっくり楽しむ余裕がなかったのは少し残念でした。

    パリス フランス ホテル (Paris France Hotel)

    パリス フランス ホテル ホテル

  • メトロを1回乗り換えて1番線或いは7番線のPalais-Royal Musée du Louvre(パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅)に。ここに来た理由は、この地下からルーヴル美術館への入り口に行けるとネットで見かけたので。ところが・・・。<br /><br />以下、ネットに出ていた内容、<br />《ルーブル美術館の入場口は、「① ガラスのピラミッド中央入口」「②カルーゼル・デュ・ルーブル入口」の実質2か所。<br /><br />ルーブル美術館唯一の地下入口となる「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」は、「Carrousel du Louvre」という地下のショッピングモールと直結しています。<br /><br />そのため、地下鉄を降りて、この地下ショッピングモール「Carrousel du Louvre」を通ってくれば、ルーブルの「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」まで直通でアクセスする事ができます。》

    メトロを1回乗り換えて1番線或いは7番線のPalais-Royal Musée du Louvre(パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅)に。ここに来た理由は、この地下からルーヴル美術館への入り口に行けるとネットで見かけたので。ところが・・・。

    以下、ネットに出ていた内容、
    《ルーブル美術館の入場口は、「① ガラスのピラミッド中央入口」「②カルーゼル・デュ・ルーブル入口」の実質2か所。

    ルーブル美術館唯一の地下入口となる「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」は、「Carrousel du Louvre」という地下のショッピングモールと直結しています。

    そのため、地下鉄を降りて、この地下ショッピングモール「Carrousel du Louvre」を通ってくれば、ルーブルの「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」まで直通でアクセスする事ができます。》

  • しかし、続きがありました。<br /><br />《朝一番に張り切って8時前などに「Palais-Royal Musée du Louvre 駅」に到着してしまうと、地下通路のシャッターが閉まっている場合があります。<br /><br />この場合は一旦地上に出るか、シャッターが開くまで待つ必要があります。<br /><br />朝一番で訪問して、地下直結ルートを利用したい方は「8時30分」ぐらいに「Palais-Royal Musée du Louvre 駅」に到着すれば十分です。》<br /><br />と書かれてあったのを見落としました。<br />・・・メトロを出ようとすると、あら・・鉄のドアが閉まっていました。開くのが8時半からと書かれています。あと15分位ですが、ここから入って待っていては、9時から1番に入場する為には出遅れてしまう~と考え、地上の入り口へ素直に行くことにしました。

    しかし、続きがありました。

    《朝一番に張り切って8時前などに「Palais-Royal Musée du Louvre 駅」に到着してしまうと、地下通路のシャッターが閉まっている場合があります。

    この場合は一旦地上に出るか、シャッターが開くまで待つ必要があります。

    朝一番で訪問して、地下直結ルートを利用したい方は「8時30分」ぐらいに「Palais-Royal Musée du Louvre 駅」に到着すれば十分です。》

    と書かれてあったのを見落としました。
    ・・・メトロを出ようとすると、あら・・鉄のドアが閉まっていました。開くのが8時半からと書かれています。あと15分位ですが、ここから入って待っていては、9時から1番に入場する為には出遅れてしまう~と考え、地上の入り口へ素直に行くことにしました。

  • ガラスのピラミッド中央入口です。<br />公式サイトから開館時間の朝一番の9時入場で事前日時予約をしていました。<br /><br />荷物検査を受けて内部へ。ルーヴル美術館は、「翼(ウィング)」と呼ばれる3つのエリアに分かれています。今回3回目の訪問ですが、以前の訪問がかなり前なのと、事前に下調べをしてこなかったせいで、係員に聞いても「シュリー翼」と「リシュリゥー翼」がごっちゃになって混乱してしまい、迷って時間をロスしました・・・<br /><br />ルーヴル美術館の館内MAP<br />https://api-www.louvre.fr/sites/default/files/2024-06/Web%20-%20JA%20%20LOUVRE_PlanG%20-%2004-2024.pdf

    ガラスのピラミッド中央入口です。
    公式サイトから開館時間の朝一番の9時入場で事前日時予約をしていました。

    荷物検査を受けて内部へ。ルーヴル美術館は、「翼(ウィング)」と呼ばれる3つのエリアに分かれています。今回3回目の訪問ですが、以前の訪問がかなり前なのと、事前に下調べをしてこなかったせいで、係員に聞いても「シュリー翼」と「リシュリゥー翼」がごっちゃになって混乱してしまい、迷って時間をロスしました・・・

    ルーヴル美術館の館内MAP
    https://api-www.louvre.fr/sites/default/files/2024-06/Web%20-%20JA%20%20LOUVRE_PlanG%20-%2004-2024.pdf

    ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • サモトラケのニケ。こんな風に人が写り込まないで写真が撮れたのはこの時のみでした。後で再びこの前を通りましたが、人を掻き分けないと像の手前の階段を降りられないくらいに、ここは人でごった返していました。

    サモトラケのニケ。こんな風に人が写り込まないで写真が撮れたのはこの時のみでした。後で再びこの前を通りましたが、人を掻き分けないと像の手前の階段を降りられないくらいに、ここは人でごった返していました。

  • 1階DENON(ドゥノン翼)へ。<br />711号室は、まず1番に向かうところでしょうか・笑。<br /><br />9時に入場して直行してもすでに30人くらいが取り囲んでいました。ここに来るのは3回目くらいです。昔はもっと近づけたような気がするし、こんなに混雑はしていなかった。世界中がオーバーツーリズム状態ですね。

    1階DENON(ドゥノン翼)へ。
    711号室は、まず1番に向かうところでしょうか・笑。

    9時に入場して直行してもすでに30人くらいが取り囲んでいました。ここに来るのは3回目くらいです。昔はもっと近づけたような気がするし、こんなに混雑はしていなかった。世界中がオーバーツーリズム状態ですね。

  • それに単焦点レンズで来てしまい、ボケ気味でさっぱり上手く撮れません。

    それに単焦点レンズで来てしまい、ボケ気味でさっぱり上手く撮れません。

  • 以下、気に入った絵を少しだけ。<br /><br />モネの向かい側にある、ヴェネツィア派の画家の、<br />パオロ・ヴェロネーゼ『カナの婚礼(Les Noces de Cana)』1563年。これは大きな絵画なので人がいなくなる状態で撮ることは出来ません・笑

    以下、気に入った絵を少しだけ。

    モネの向かい側にある、ヴェネツィア派の画家の、
    パオロ・ヴェロネーゼ『カナの婚礼(Les Noces de Cana)』1563年。これは大きな絵画なので人がいなくなる状態で撮ることは出来ません・笑

  • シェリー翼1階の展示室にて。<br />ヴィヴァリーニ(Bartolomeo VIVARINI)「La Vierge Marie allaitant l&#39;Enfant Jesus」(1450-1455)<br />ヴィヴァリーニはヴェネツィア派の影響を強く受けている画家。ルネサンス初期の特徴として、金箔を使われており、これにより、宗教画特有の神聖さが強調されています。ゴシックからルネサンス期への過渡期を生きた画家として、ヴィヴァリーニは古典的宗教画の厳格な面と、新しいルネサンス的写実性の融合を試みています。聖母の顔立ちや表情には、ゴシック美術の名残がありつつ、人体の自然なプロポーションが重視されています。

    シェリー翼1階の展示室にて。
    ヴィヴァリーニ(Bartolomeo VIVARINI)「La Vierge Marie allaitant l'Enfant Jesus」(1450-1455)
    ヴィヴァリーニはヴェネツィア派の影響を強く受けている画家。ルネサンス初期の特徴として、金箔を使われており、これにより、宗教画特有の神聖さが強調されています。ゴシックからルネサンス期への過渡期を生きた画家として、ヴィヴァリーニは古典的宗教画の厳格な面と、新しいルネサンス的写実性の融合を試みています。聖母の顔立ちや表情には、ゴシック美術の名残がありつつ、人体の自然なプロポーションが重視されています。

  • アントニオ・ディ・プッチョ、通称ピサネロ(Antonio di Puccio, dit Pisanello)「Portrait of a Princess of the House of Este(エステ家の王女の肖像)」(1435-1440)<br />イタリア初期ルネサンスの肖像画。エステ家の王女の横顔が描かれています。エステ家は、ルネサンス期にフェラーラを治めた名門貴族で、芸術や文化の庇護者としても有名でした。モデルとされる女性の正確な身元は不明ですが、エステ家の一員であることが絵画のタイトルや当時の背景から推測されています。

    アントニオ・ディ・プッチョ、通称ピサネロ(Antonio di Puccio, dit Pisanello)「Portrait of a Princess of the House of Este(エステ家の王女の肖像)」(1435-1440)
    イタリア初期ルネサンスの肖像画。エステ家の王女の横顔が描かれています。エステ家は、ルネサンス期にフェラーラを治めた名門貴族で、芸術や文化の庇護者としても有名でした。モデルとされる女性の正確な身元は不明ですが、エステ家の一員であることが絵画のタイトルや当時の背景から推測されています。

  • レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖アンナ、聖母、子羊と遊ぶ幼子イエス(Sainte Anne, la Vierge Marie et l&#39;Enfant Jesus Jouant avec un agneau, dite La Sainte Anne)」(1503-1519)<br />レオナルド晩年の作品の一つ。この絵は細部に完成していないところが見られるそうですが、それはレオナルドの特徴で彼の探求心の深さを表しているそうです。<br /><br />人物配置の三角形構造が安定感と調和を生み出しています。この構図はルネサンス絵画の典型的なもの。<br /><br />聖アンナの穏やかな微笑みはダ・ヴィンチ的微笑みとも呼ばれる神秘的な表現。子羊はキリストの犠牲(受難)を象徴しています。未来の運命を予感させる意味を持たせています。<br />

    レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖アンナ、聖母、子羊と遊ぶ幼子イエス(Sainte Anne, la Vierge Marie et l'Enfant Jesus Jouant avec un agneau, dite La Sainte Anne)」(1503-1519)
    レオナルド晩年の作品の一つ。この絵は細部に完成していないところが見られるそうですが、それはレオナルドの特徴で彼の探求心の深さを表しているそうです。

    人物配置の三角形構造が安定感と調和を生み出しています。この構図はルネサンス絵画の典型的なもの。

    聖アンナの穏やかな微笑みはダ・ヴィンチ的微笑みとも呼ばれる神秘的な表現。子羊はキリストの犠牲(受難)を象徴しています。未来の運命を予感させる意味を持たせています。

  • ラファエロ「Saint Michael Vanquishing Statan, known as The Small Saint Michael(サタンを打ち倒す聖ミカエル)」(1503-1505)<br />ラファエロの初期の作品の一つ。聖ミカエル(サン・ミケーレ)がサタンを打ち倒しているシーンを描いています。聖ミカエルは、キリスト教における天使の軍団の指導者であり、羽を広げ、槍を手にサタンを踏みつけています。サタンは倒れ、ミカエルの足元にひれ伏している姿が描かれています。聖ミカエルの力強さと神聖さ、そしてサタンの敗北が鮮やかに表現されています。

    ラファエロ「Saint Michael Vanquishing Statan, known as The Small Saint Michael(サタンを打ち倒す聖ミカエル)」(1503-1505)
    ラファエロの初期の作品の一つ。聖ミカエル(サン・ミケーレ)がサタンを打ち倒しているシーンを描いています。聖ミカエルは、キリスト教における天使の軍団の指導者であり、羽を広げ、槍を手にサタンを踏みつけています。サタンは倒れ、ミカエルの足元にひれ伏している姿が描かれています。聖ミカエルの力強さと神聖さ、そしてサタンの敗北が鮮やかに表現されています。

  • 「モナ・リザ」と同じ部屋に会った作品。何年か前に来日していたような(観に行っていませんが)。<br /><br />パオロ・カリアーリ(Paolo Caliari)「Portrait of Venetian Lady」 (1550年頃)<br />16世紀ヴェネツィアの貴族女性を描いた作品として知られています。

    「モナ・リザ」と同じ部屋に会った作品。何年か前に来日していたような(観に行っていませんが)。

    パオロ・カリアーリ(Paolo Caliari)「Portrait of Venetian Lady」 (1550年頃)
    16世紀ヴェネツィアの貴族女性を描いた作品として知られています。

  • 観たかった作品です。リシュリュー翼2階のフランス絵画の部屋にありました。カメラの設定を間違えて暗くなってしまい・・。<br />作者不明、フォンテーヌブロー派の画家作(と考えられている)「Presumed Portrait of Gabrielle d&#39;Estrees(1573-1599)and her Sister, the Duchesse de Villars」(1594年頃)<br /><br />ブルボン朝初代の国王アンリ4世の愛妾であったガブリエレ・デストレと彼女の姉妹のヴィラ―ル公爵夫人とされています。妹のジェスチャーは妊娠を象徴するものと解釈されています。背景に見える小さな炎は「永遠の愛」を象徴し、後ろの侍女が赤ちゃんの服を縫っている場面も描かれています。ガブリエレ・デストレはアンリ4世の最愛の女性とされ、子供も複数もうけましたが、1599年に突然死し、王妃になることはありませんでした。<br />

    観たかった作品です。リシュリュー翼2階のフランス絵画の部屋にありました。カメラの設定を間違えて暗くなってしまい・・。
    作者不明、フォンテーヌブロー派の画家作(と考えられている)「Presumed Portrait of Gabrielle d'Estrees(1573-1599)and her Sister, the Duchesse de Villars」(1594年頃)

    ブルボン朝初代の国王アンリ4世の愛妾であったガブリエレ・デストレと彼女の姉妹のヴィラ―ル公爵夫人とされています。妹のジェスチャーは妊娠を象徴するものと解釈されています。背景に見える小さな炎は「永遠の愛」を象徴し、後ろの侍女が赤ちゃんの服を縫っている場面も描かれています。ガブリエレ・デストレはアンリ4世の最愛の女性とされ、子供も複数もうけましたが、1599年に突然死し、王妃になることはありませんでした。

  • リシュリュー翼の2階、北ヨーロッパの絵画展示室。<br />今回フェルメールを楽しみにしていましたが、観れたのはこちらだけでした。<br />「レースを編む女」は貸し出し中だったのか展示されていませんでした。<br /><br />フェルメール「天文学者」(1668年頃)<br />この作品では、天文学者が地球儀を調べるシーンが描かれています。フェルメールらしい、精緻な光の使い方と落ち着いた色調が特徴です。

    リシュリュー翼の2階、北ヨーロッパの絵画展示室。
    今回フェルメールを楽しみにしていましたが、観れたのはこちらだけでした。
    「レースを編む女」は貸し出し中だったのか展示されていませんでした。

    フェルメール「天文学者」(1668年頃)
    この作品では、天文学者が地球儀を調べるシーンが描かれています。フェルメールらしい、精緻な光の使い方と落ち着いた色調が特徴です。

  • カミーユ・コロ―(Camille COROT)「The Woman with the Pearl(真珠の女性)」(1868-1870頃)<br />当時は観ていないのですが、2003年の国立西洋美術館で開催された「コロ―展」に来ていたようですね。

    カミーユ・コロ―(Camille COROT)「The Woman with the Pearl(真珠の女性)」(1868-1870頃)
    当時は観ていないのですが、2003年の国立西洋美術館で開催された「コロ―展」に来ていたようですね。

  • エル・グレコ(ドメニコ・テオトコプロス)Domenico Theotocopoulos, dit EL GRECO<br />「Saint Louis, roi de France, et un page(フランス王サン・ルイと小姓)」(1585-1590頃)<br />フランス王ルイ9世(サン・ルイ)を描いたもの。エル・グレコがフランスの王室を題材にした数少ない作品の一つとして知られています。

    エル・グレコ(ドメニコ・テオトコプロス)Domenico Theotocopoulos, dit EL GRECO
    「Saint Louis, roi de France, et un page(フランス王サン・ルイと小姓)」(1585-1590頃)
    フランス王ルイ9世(サン・ルイ)を描いたもの。エル・グレコがフランスの王室を題材にした数少ない作品の一つとして知られています。

  • カミーユ・コロ―「La cathedrale de Chartres」(1830, retouched 1872)<br />

    カミーユ・コロ―「La cathedrale de Chartres」(1830, retouched 1872)

  • テオドール・シャセリオー(Theodore Chasseriau)「Jesus au Jardin des Oliviers.(オリーヴ園のイエス)」(1839-1840)<br />キリスト教の伝説に基づくシーンで、イエス・キリストが十字架にかけられる前、ゲッセマネの園(オリーブの園)で祈りを捧げる場面を描いています。

    テオドール・シャセリオー(Theodore Chasseriau)「Jesus au Jardin des Oliviers.(オリーヴ園のイエス)」(1839-1840)
    キリスト教の伝説に基づくシーンで、イエス・キリストが十字架にかけられる前、ゲッセマネの園(オリーブの園)で祈りを捧げる場面を描いています。

  • ジョヴァンニ・パニーニ(Giovanne Paolo PANINI)「ルイ15世の子、王太子の結婚に際してラ・ロシュフーコー枢機卿が催した音楽の饗宴(Musical Celebration Given by Cardinal de La Rochefoucauld at the Teatro Argentina in Rome on 15 July 1747 for the Marriage of the Dauphin, Son of Louis XV, to  Maria Josepha of Saxony)」<br />パニーニは、18世紀のイタリアの画家。こ?の作品は、ルイ15世の子、フランスの王太子(後のルイ16世)とマリア・ジョゼファ・オブ・ザクセニー(ザクセン王国の王女)の結婚を祝うために、ローマのアルジェンティーナ劇場で催された音楽の饗宴を描いています。

    ジョヴァンニ・パニーニ(Giovanne Paolo PANINI)「ルイ15世の子、王太子の結婚に際してラ・ロシュフーコー枢機卿が催した音楽の饗宴(Musical Celebration Given by Cardinal de La Rochefoucauld at the Teatro Argentina in Rome on 15 July 1747 for the Marriage of the Dauphin, Son of Louis XV, to Maria Josepha of Saxony)」
    パニーニは、18世紀のイタリアの画家。こ?の作品は、ルイ15世の子、フランスの王太子(後のルイ16世)とマリア・ジョゼファ・オブ・ザクセニー(ザクセン王国の王女)の結婚を祝うために、ローマのアルジェンティーナ劇場で催された音楽の饗宴を描いています。

  • これも見たかった絵です。<br />ジョルジュ・ド・ラトゥール(Georges de LATOUR)「The Cheat with the Ace of Diamonds(ダイヤのエースを使った賭けの詐欺師)」(1635-1638頃)<br /><br />ラトゥールは絵画内での光源を巧みに設定し、人物や物の質感と劇的なムードを表現しています。特に、ダイヤのエースのカードや女性の顔に当たる光に注目が行き、場面の強いドラマ性感じます。中央の女性は詐欺に気が付いているのかしら。

    これも見たかった絵です。
    ジョルジュ・ド・ラトゥール(Georges de LATOUR)「The Cheat with the Ace of Diamonds(ダイヤのエースを使った賭けの詐欺師)」(1635-1638頃)

    ラトゥールは絵画内での光源を巧みに設定し、人物や物の質感と劇的なムードを表現しています。特に、ダイヤのエースのカードや女性の顔に当たる光に注目が行き、場面の強いドラマ性感じます。中央の女性は詐欺に気が付いているのかしら。

  • リシュリュー翼オランダ絵画の部屋は工事中らしく閉まっていました。<br />こちらの作品は今シェリー翼2階で観れるようになっているそうです(リーフレット上は修正されていないので混乱しましたが)。<br /><br />ルーヴル美術館で観たいお目当ては主に絵画ですが、あちこちに散らばっていて結構時間がかかりました。9時から入り13時くらいまで滞在しました。予定外に長くなってしましました。

    リシュリュー翼オランダ絵画の部屋は工事中らしく閉まっていました。
    こちらの作品は今シェリー翼2階で観れるようになっているそうです(リーフレット上は修正されていないので混乱しましたが)。

    ルーヴル美術館で観たいお目当ては主に絵画ですが、あちこちに散らばっていて結構時間がかかりました。9時から入り13時くらいまで滞在しました。予定外に長くなってしましました。

  • 結果、今回のルーヴル鑑賞での悲劇(泣)は、<br /><br />その① この絵が修復中で観れなかったことです。なんと5月2日から展示開始って書いてありました(本日4月27日・泣)。<br />その② 電動ズーム式のカメラレンズが途中で壊れました。仕方なく(低画質の)携帯で撮ることに。まだ旅行3日目なのに...。もう1本レンズを持ってきてはいるのですが、この時はホテルに置いてきてしまった・・(重いので)。<br />その③ フェルメールの絵、もう1点「レースを編む女」が貸し出し中?で観れなかった。<br /><br />ルーヴル美術館はかなり混んでいるので、混雑が苦手な自分が再訪する気持ちになるかどうか・・。<br /><br />

    結果、今回のルーヴル鑑賞での悲劇(泣)は、

    その① この絵が修復中で観れなかったことです。なんと5月2日から展示開始って書いてありました(本日4月27日・泣)。
    その② 電動ズーム式のカメラレンズが途中で壊れました。仕方なく(低画質の)携帯で撮ることに。まだ旅行3日目なのに...。もう1本レンズを持ってきてはいるのですが、この時はホテルに置いてきてしまった・・(重いので)。
    その③ フェルメールの絵、もう1点「レースを編む女」が貸し出し中?で観れなかった。

    ルーヴル美術館はかなり混んでいるので、混雑が苦手な自分が再訪する気持ちになるかどうか・・。

  • 当初はルーヴル美術館の後にオーヴェル=シュル=オワーズへ行く予定でした。しかし、パリに到着してから昨日まではお天気に恵まれていましたが、今日は少しどんよりとしており、午後から雨予報も出ていました。それに、ルーヴル内で目的の絵にたどり着くまで迷ってしまい、思いがけず時間を取られてしまいました。<br /><br />一応、ルーヴルの最寄り駅からオーヴェル=シュル=オワーズに向かいましたが、地下鉄の車内で気持ちが変わり、急きょ取りやめにしました。予定を変更Bパターンとして、念のため3時30分からの指定でマルモッタン・モネ美術館のチケットも事前に購入していたので、こちらに行くことにしました。<br /><br />フランクリン・ルーズベルト駅で乗り換え、メトロ9番線に乗り換え。車内ではスリに注意しつつ、車内の緊迫した暗ーい雰囲気に耐えつつ、ガマンガマン。自分も緊張感MAXです…。<br /><br />パリの地下鉄はすっかりカオスなものになりましたね。昔は車内で現地のかたとお話ししたりする機会もあったのに。

    当初はルーヴル美術館の後にオーヴェル=シュル=オワーズへ行く予定でした。しかし、パリに到着してから昨日まではお天気に恵まれていましたが、今日は少しどんよりとしており、午後から雨予報も出ていました。それに、ルーヴル内で目的の絵にたどり着くまで迷ってしまい、思いがけず時間を取られてしまいました。

    一応、ルーヴルの最寄り駅からオーヴェル=シュル=オワーズに向かいましたが、地下鉄の車内で気持ちが変わり、急きょ取りやめにしました。予定を変更Bパターンとして、念のため3時30分からの指定でマルモッタン・モネ美術館のチケットも事前に購入していたので、こちらに行くことにしました。

    フランクリン・ルーズベルト駅で乗り換え、メトロ9番線に乗り換え。車内ではスリに注意しつつ、車内の緊迫した暗ーい雰囲気に耐えつつ、ガマンガマン。自分も緊張感MAXです…。

    パリの地下鉄はすっかりカオスなものになりましたね。昔は車内で現地のかたとお話ししたりする機会もあったのに。

  • マルモッタン・モネ美術館へはラ・ミュエット駅で下車。

    マルモッタン・モネ美術館へはラ・ミュエット駅で下車。

  • 朝もお昼も食べていなかったので、近くのパン屋さんで休憩を取ることにしました。カメラのレンズはどうしても直らず、ネットで調べると修理以外の方法は難しいとのこと。少し落ち込んでしまいました。<br /><br />カフェ(カプチーノ、チョコとコーヒー味のエクレア)14.1ユーロ(2,389円)

    朝もお昼も食べていなかったので、近くのパン屋さんで休憩を取ることにしました。カメラのレンズはどうしても直らず、ネットで調べると修理以外の方法は難しいとのこと。少し落ち込んでしまいました。

    カフェ(カプチーノ、チョコとコーヒー味のエクレア)14.1ユーロ(2,389円)

  • 席に座ったあたりで、案の定雨が降り出しました。オーヴェル=シュル=オワーズを諦めたのは正解だったなーと思いながら、窓の外を眺めていました。<br /><br />窓辺の席でゆっくりできて良かったですが、パリ在住YouTuberの方の言葉を思い出していました。「ケーキはパン屋さんで食べるな」・・・うーん、美味しかったですよ。

    席に座ったあたりで、案の定雨が降り出しました。オーヴェル=シュル=オワーズを諦めたのは正解だったなーと思いながら、窓の外を眺めていました。

    窓辺の席でゆっくりできて良かったですが、パリ在住YouTuberの方の言葉を思い出していました。「ケーキはパン屋さんで食べるな」・・・うーん、美味しかったですよ。

  • 雨が強くなってきました。公園の脇を歩いてマルモッタン・モネ美術館へ向かいます。メトロのラ・ミュエット駅から徒歩10分(600m)ほどあり、やや遠いのが難点です。この通りの脇は、雨さえ降っていなければ気持ちの良さそうな公園が広がっていました。

    雨が強くなってきました。公園の脇を歩いてマルモッタン・モネ美術館へ向かいます。メトロのラ・ミュエット駅から徒歩10分(600m)ほどあり、やや遠いのが難点です。この通りの脇は、雨さえ降っていなければ気持ちの良さそうな公園が広がっていました。

  • マルモッタン・モネ美術館にようやく到着ました。<br /><br />2024年4月、こちらでは、「En jeu ! アーティストとスポーツ(1870-1930)」という企画会が開催されていました。この展覧会は、スポーツと芸術の関係性に焦点を当て、19世紀から20世紀初頭の作品を通じて、スポーツが芸術家たちに与えた影響を探求する内容でした。展示された作品は、絵画、彫刻、ドローイングなど多岐にわたり、ボクシング、乗馬、ボートなどのスポーツをテーマにしたものが含まれていました(2024年4月4日から9月1日まで)。

    マルモッタン・モネ美術館にようやく到着ました。

    2024年4月、こちらでは、「En jeu ! アーティストとスポーツ(1870-1930)」という企画会が開催されていました。この展覧会は、スポーツと芸術の関係性に焦点を当て、19世紀から20世紀初頭の作品を通じて、スポーツが芸術家たちに与えた影響を探求する内容でした。展示された作品は、絵画、彫刻、ドローイングなど多岐にわたり、ボクシング、乗馬、ボートなどのスポーツをテーマにしたものが含まれていました(2024年4月4日から9月1日まで)。

    マルモッタン モネ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • マルモッタン・モネ美術館は、パリ16区の閑静な住宅街にあり、世界最大のクロード・モネのコレクションを誇ります。もともとは、美術史家・収集家ポール・マルモッタン(Paul Marmottan)の邸宅で、1934年に開館しています。印象派の著名なコレクターやモネの息子ミシェル・モネによる寄贈により、印象派のコレクションを多く所蔵する美術館となりました。<br /><br />午後3時30分の予約で入りました。結構混んでいました。<br />公式HPから日時指定チケットを購入しました。<br />https://www.marmottan.fr/en/

    マルモッタン・モネ美術館は、パリ16区の閑静な住宅街にあり、世界最大のクロード・モネのコレクションを誇ります。もともとは、美術史家・収集家ポール・マルモッタン(Paul Marmottan)の邸宅で、1934年に開館しています。印象派の著名なコレクターやモネの息子ミシェル・モネによる寄贈により、印象派のコレクションを多く所蔵する美術館となりました。

    午後3時30分の予約で入りました。結構混んでいました。
    公式HPから日時指定チケットを購入しました。
    https://www.marmottan.fr/en/

  • ピサロ「Les Boulevards Extérieurs. Effet de neige(大通り、雪の効果)」(1879)<br />ピサロが1879年にパリの郊外にある広いブールヴァール(大通り)の雪景色を描いています。

    ピサロ「Les Boulevards Extérieurs. Effet de neige(大通り、雪の効果)」(1879)
    ピサロが1879年にパリの郊外にある広いブールヴァール(大通り)の雪景色を描いています。

  • カイユボット「(パリの街路。雨の時)Rue de Paris. Temps de Pluie」(1877)<br />彼の代表作の一つで、印象派の特徴的な技法を活かして、都市の雨の日の風景を描いた作品です。この絵は、パリの街角の風景を描いており、雨が降る中で反射する水たまりや、濡れた舗道、そして街行く人々の様子が見事に表現されています。

    カイユボット「(パリの街路。雨の時)Rue de Paris. Temps de Pluie」(1877)
    彼の代表作の一つで、印象派の特徴的な技法を活かして、都市の雨の日の風景を描いた作品です。この絵は、パリの街角の風景を描いており、雨が降る中で反射する水たまりや、濡れた舗道、そして街行く人々の様子が見事に表現されています。

  • 素敵な階段。

    素敵な階段。

  • ここから、企画展「En jeu ! アーティストとスポーツ(1870-1930)」に入ります。恐らく初めて目にする知らない画家の絵も沢山ありとても良かったです。<br /><br />2024年、パリは夏季オリンピックの開催地となり、この展覧会もその文化プログラムの一環として企画されたそうです。スポーツが芸術のテーマとしてどのように表現されてきたかを提示し、芸術がスポーツ文化に与えた影響を提示するものとのことです。<br /><br />ギュスタ―ヴ・クールベ「Lady with the podoscaphe(ポドスカーフに乗る女性)」(1865) 個人像(・・となっていましたが、どうやら日本の美術館の所蔵らしいです)<br /><br />当時の新興スポーツであったパドルボートを楽しむ女性を描いた絵画です。<br />この絵画には、黒いドレスを着た女性がポドスカーフ(podoscaphe)と呼ばれる小型のパドルボートに乗り、海上を進む姿が描かれています。彼女は長いオールを使って漕いでおり、背景には広がる海と空が描かれています。<br /><br />クールベは、写実主義の代表的な画家として、日常生活や自然の風景をありのままに描くことを追求しました。この作品も、その理念に基づき、当時の新興スポーツと女性の活動的な姿を描くことで、19世紀の社会の変化やレジャー文化の発展を反映しています。<br /><br />なお、ポドスカーフとは、19世紀に考案された個人用の小型ボートで、立ったまま漕ぐことが特徴です。<br />

    ここから、企画展「En jeu ! アーティストとスポーツ(1870-1930)」に入ります。恐らく初めて目にする知らない画家の絵も沢山ありとても良かったです。

    2024年、パリは夏季オリンピックの開催地となり、この展覧会もその文化プログラムの一環として企画されたそうです。スポーツが芸術のテーマとしてどのように表現されてきたかを提示し、芸術がスポーツ文化に与えた影響を提示するものとのことです。

    ギュスタ―ヴ・クールベ「Lady with the podoscaphe(ポドスカーフに乗る女性)」(1865) 個人像(・・となっていましたが、どうやら日本の美術館の所蔵らしいです)

    当時の新興スポーツであったパドルボートを楽しむ女性を描いた絵画です。
    この絵画には、黒いドレスを着た女性がポドスカーフ(podoscaphe)と呼ばれる小型のパドルボートに乗り、海上を進む姿が描かれています。彼女は長いオールを使って漕いでおり、背景には広がる海と空が描かれています。

    クールベは、写実主義の代表的な画家として、日常生活や自然の風景をありのままに描くことを追求しました。この作品も、その理念に基づき、当時の新興スポーツと女性の活動的な姿を描くことで、19世紀の社会の変化やレジャー文化の発展を反映しています。

    なお、ポドスカーフとは、19世紀に考案された個人用の小型ボートで、立ったまま漕ぐことが特徴です。

  • フェルディナン・ゲルドリ(Ferdinand Gueldry)「Match annel entre la Societe nautique de la Marne et le Rowing Club(マルヌ川ボートクラブとローイングクラブの年次レース)」(1883)フランス・ノジャン=シュル=マルヌ市のインターコミューナル美術館所蔵<br /><br />絵画の左側には、フィニッシュラインを示す旗を持つ審判が描かれ、中央には競技中のエイトボートが力強く漕ぎ進む様子が捉えられています。背景には観客が集まる橋が描かれ、レースの興奮と観衆の熱気が伝わってきます。<br /><br />この絵画は、1882年4月23日にブローニュとシュレンヌの間で行われた、マルヌ川ボートクラブとパリ・ローイングクラブの年次レースを記念して制作されました。<br /><br />このレースは、フランスで初めてのエイト(8人漕ぎ)のボートによる競技であり、フランス人造船家デュソネとテリエによって建造された最初のエイトボートが使用されました。<br /><br />ゲルドリ自身もマルヌ川ボートクラブの創設メンバーであり、熱心なボート愛好家として、この歴史的な瞬間を描いたとされています。

    フェルディナン・ゲルドリ(Ferdinand Gueldry)「Match annel entre la Societe nautique de la Marne et le Rowing Club(マルヌ川ボートクラブとローイングクラブの年次レース)」(1883)フランス・ノジャン=シュル=マルヌ市のインターコミューナル美術館所蔵

    絵画の左側には、フィニッシュラインを示す旗を持つ審判が描かれ、中央には競技中のエイトボートが力強く漕ぎ進む様子が捉えられています。背景には観客が集まる橋が描かれ、レースの興奮と観衆の熱気が伝わってきます。

    この絵画は、1882年4月23日にブローニュとシュレンヌの間で行われた、マルヌ川ボートクラブとパリ・ローイングクラブの年次レースを記念して制作されました。

    このレースは、フランスで初めてのエイト(8人漕ぎ)のボートによる競技であり、フランス人造船家デュソネとテリエによって建造された最初のエイトボートが使用されました。

    ゲルドリ自身もマルヌ川ボートクラブの創設メンバーであり、熱心なボート愛好家として、この歴史的な瞬間を描いたとされています。

  • クロード・モネ(Claude Monet)「Regates a Argenteuil(アルジャントゥイユのレガッタ(ボートレース))」(1872)<br />オルセー美術館所蔵<br /><br />フランスのアルジャントゥイユ(Argenteuil)でのヨットレースの情景を描いたものです。アルジャントゥイユは、モネが1871年から1878年まで暮らした場所であり、セーヌ川沿いの風景を数多く描きました。この地域は当時、パリ近郊のリゾート地として人気があり、多くのパリ市民がヨットレースやレクリエーションを楽しむために訪れました。

    クロード・モネ(Claude Monet)「Regates a Argenteuil(アルジャントゥイユのレガッタ(ボートレース))」(1872)
    オルセー美術館所蔵

    フランスのアルジャントゥイユ(Argenteuil)でのヨットレースの情景を描いたものです。アルジャントゥイユは、モネが1871年から1878年まで暮らした場所であり、セーヌ川沿いの風景を数多く描きました。この地域は当時、パリ近郊のリゾート地として人気があり、多くのパリ市民がヨットレースやレクリエーションを楽しむために訪れました。

  • アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)「Regates a Molessy(モールジーのレガッタ)」(1874)オルセー美術館所蔵<br /><br />シスレーはジャン=バティスト・フォール(Jean-Baptiste Faure)というバリトン歌手兼コレクターの招きで資金援助も受けイギリスに滞在し、テムズ川上流のモレジー(Molesey)で約20点の風景画を制作しました。1873年にアマチュアスポーツマンによって始められ、現在も続いているテムズ川のモールジー・レガッタを描いています。シスレーは、1874年7月から10月の間にこの絵を描いています。<br />この作品は1894年に画家で収集家のギュスターヴ・カイユボットによってフランス政府に寄贈されました。

    アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)「Regates a Molessy(モールジーのレガッタ)」(1874)オルセー美術館所蔵

    シスレーはジャン=バティスト・フォール(Jean-Baptiste Faure)というバリトン歌手兼コレクターの招きで資金援助も受けイギリスに滞在し、テムズ川上流のモレジー(Molesey)で約20点の風景画を制作しました。1873年にアマチュアスポーツマンによって始められ、現在も続いているテムズ川のモールジー・レガッタを描いています。シスレーは、1874年7月から10月の間にこの絵を描いています。
    この作品は1894年に画家で収集家のギュスターヴ・カイユボットによってフランス政府に寄贈されました。

  • フリッツ・タウロウ(Frits Thaulow)「Hiver en Norvege(ノルウェーの冬)」(1886)<br />19世紀ノルウェーを代表する風景画家の一人で、特に印象派の影響を受けた写実的な風景画で知られています。彼の作品「Hiver en Norvege」(1886)は、ノルウェーの厳しい冬の情景を描いた名作の一つです。

    フリッツ・タウロウ(Frits Thaulow)「Hiver en Norvege(ノルウェーの冬)」(1886)
    19世紀ノルウェーを代表する風景画家の一人で、特に印象派の影響を受けた写実的な風景画で知られています。彼の作品「Hiver en Norvege」(1886)は、ノルウェーの厳しい冬の情景を描いた名作の一つです。

  • ジャン・フレロー(Jean Frelaut)「Courses de Cano ou Le Champ de courses」(1923)

    ジャン・フレロー(Jean Frelaut)「Courses de Cano ou Le Champ de courses」(1923)

  • オクターブ・ギロネット(Octave Guilonnet)「Partie de tennis(テニスの試合)」(1925)<br />19世紀末から20世紀初頭、特にフランスでは上流階級がテニスを楽しみ、それが芸術や文化の一部として取り入れられました。

    オクターブ・ギロネット(Octave Guilonnet)「Partie de tennis(テニスの試合)」(1925)
    19世紀末から20世紀初頭、特にフランスでは上流階級がテニスを楽しみ、それが芸術や文化の一部として取り入れられました。

  • ロートレック「La chaine Simpson(シンプソンチェーン)」(1986)<br />1896年に制作された有名なポスター作品の一つです。このポスターは、イギリスの自転車メーカー「シンプソン・チェーン(Simpson Chain)」がパリ支店の広告としてロートレックに制作を依頼しました。「シンプソン・チェーン」は、当時革新的な技術である「チェーンドライブ」を備えた自転車用のチェーンを開発した企業です。ポスターには、競技中の自転車選手がダイナミックに描かれています。

    ロートレック「La chaine Simpson(シンプソンチェーン)」(1986)
    1896年に制作された有名なポスター作品の一つです。このポスターは、イギリスの自転車メーカー「シンプソン・チェーン(Simpson Chain)」がパリ支店の広告としてロートレックに制作を依頼しました。「シンプソン・チェーン」は、当時革新的な技術である「チェーンドライブ」を備えた自転車用のチェーンを開発した企業です。ポスターには、競技中の自転車選手がダイナミックに描かれています。

  • いよいよモネのコーナーへ。<br />東京上野の国立西洋美術館で「モネ展ー睡蓮の時ー」を開催中ですので(2025年1月現在)、今回来日していない絵を中心に載せようと思います(一部、今回来日してます)。<br /><br />モネ「Le Chateau de Dolceacqua(ドルチェアクアの城)」(1884)<br />モネが1884年にイタリアのリグーリア地方を訪れた際に描いた作品です。この絵は、ドルチェアクアという小さな村にある中世の城とその周囲の景観を題材にしています。

    いよいよモネのコーナーへ。
    東京上野の国立西洋美術館で「モネ展ー睡蓮の時ー」を開催中ですので(2025年1月現在)、今回来日していない絵を中心に載せようと思います(一部、今回来日してます)。

    モネ「Le Chateau de Dolceacqua(ドルチェアクアの城)」(1884)
    モネが1884年にイタリアのリグーリア地方を訪れた際に描いた作品です。この絵は、ドルチェアクアという小さな村にある中世の城とその周囲の景観を題材にしています。

  • モネ「Bras de Seine a Giverny(ジヴェルニーのセーヌ川の支流)」(1885)<br />モネが1880年代から1890年代にかけて制作したセーヌ川シリーズの一つです。

    モネ「Bras de Seine a Giverny(ジヴェルニーのセーヌ川の支流)」(1885)
    モネが1880年代から1890年代にかけて制作したセーヌ川シリーズの一つです。

  • モネ「Nympheas, Effet du Sour(睡蓮、夕暮れの効果)」(1897)<br />この絵は現在来日中です(2025年1月現在)。

    モネ「Nympheas, Effet du Sour(睡蓮、夕暮れの効果)」(1897)
    この絵は現在来日中です(2025年1月現在)。

  • モネ「Nympheas」(1914-1917)

    モネ「Nympheas」(1914-1917)

  • モネ「Les Roses(バラ)」(1925-1926)<br />ジヴェルニーに植えられたバラを主題にしています。晩年のモネの自由で大胆な筆致。この絵がマルモッタン・モネ美術館のモネ作品の中で一番好きだなあ・・

    モネ「Les Roses(バラ)」(1925-1926)
    ジヴェルニーに植えられたバラを主題にしています。晩年のモネの自由で大胆な筆致。この絵がマルモッタン・モネ美術館のモネ作品の中で一番好きだなあ・・

  • 早朝にアーリーチェックイン出来たホテルの部屋へようやく戻れました。<br /><br />パリス フランス ホテル (Paris France Hotel)

    早朝にアーリーチェックイン出来たホテルの部屋へようやく戻れました。

    パリス フランス ホテル (Paris France Hotel)

    パリス フランス ホテル ホテル

  • 部屋の窓からの風景も素敵。行きかう人たちを眺めているだけで飽きません。

    部屋の窓からの風景も素敵。行きかう人たちを眺めているだけで飽きません。

  • お茶のセットもありました。

    お茶のセットもありました。

  • マレ地区を散策。雨はほぼ止んでいました。

    マレ地区を散策。雨はほぼ止んでいました。

    マレ地区 散歩・街歩き

  • マーケットのような露店が出ていました。

    マーケットのような露店が出ていました。

  • 当初は、ここから徒歩15分の、2015年のNHKの旅番組「チョイ住みパリ編」で出演者千葉雄大君や編集者の武井さんが暮らしていた2区モントルグイユ通り(クロード・モネも絵に描いた場所)へ散策しに行く予定でしたが、どんよりした日でもう薄暗くなり出し、大人しくマレ地区の散策だけに変更。

    当初は、ここから徒歩15分の、2015年のNHKの旅番組「チョイ住みパリ編」で出演者千葉雄大君や編集者の武井さんが暮らしていた2区モントルグイユ通り(クロード・モネも絵に描いた場所)へ散策しに行く予定でしたが、どんよりした日でもう薄暗くなり出し、大人しくマレ地区の散策だけに変更。

  • また雨が降り出しました。予約していたホテルから徒歩5分のレストランLe Jouyへ。<br />

    また雨が降り出しました。予約していたホテルから徒歩5分のレストランLe Jouyへ。

  • まだ誰もいませんでしたが。<br />Google mapで★4.9のレストラン。

    まだ誰もいませんでしたが。
    Google mapで★4.9のレストラン。

  • スモークサーモを載せた黒スパゲッティ、ライム、ミント、コリアンダー添え。<br />Black spaghetti with garlic olive, smoked salmon mannated in lime, mint and coriander (19EURO)<br />美味しかったです。もっとほかにもいただきたかったけれどお腹が一杯に。<br /><br />

    スモークサーモを載せた黒スパゲッティ、ライム、ミント、コリアンダー添え。
    Black spaghetti with garlic olive, smoked salmon mannated in lime, mint and coriander (19EURO)
    美味しかったです。もっとほかにもいただきたかったけれどお腹が一杯に。

  • 部屋の窓から。夜通し冷たい雨が降っていました。パリ在住のYouTuberさんによると、今年の4月頃のパリは例年になく寒く、いつもなら春爛漫なのになかなか温かくならなかったそうです。

    部屋の窓から。夜通し冷たい雨が降っていました。パリ在住のYouTuberさんによると、今年の4月頃のパリは例年になく寒く、いつもなら春爛漫なのになかなか温かくならなかったそうです。

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