2024/04/30 - 2024/04/30
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chibi-monさん
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この旅行記スケジュールを元に
2024年のゴールデンウィーク、5年ぶりに海外へ出掛けました。コンサートと美術館巡りが中心の旅ですが、エトルタを歩き自然も楽しみました。
出発前、パリの交通手段などについてはYouTubeやネットで調べることができましたが、プランニング段階で知りたかった美術館のコインロッカーの有無などの細かい情報がどこにも見つからず・・・。美術館へ問い合わせしても返事が来ずで困りましたので、このような情報も入れ込みました。少しでもお役に立てれば幸いです。
エトルタから次の滞在地ヴェルノンへ移動する途中、ル・アーヴルに立ち寄りました。ル・アーヴル(Le Havre)はフランスのノルマンディー地方に位置する港町で、フランス第二の港湾都市。今回の旅で、オルセー美術館で観たモネの「印象・日の出」は、1872年に彼がル・アーヴルの港に滞在して描いたもの。
(ル・アーヴルで途中下車した目的はマルロー美術館。一部カメラの設定を間違え画が暗くてすみません・・)
【旅程】★この回
2024/04/25 Thr
・エミレーツ航空利用
・00:05羽田HND発→06:20ドバイDXB着
・08:20ドバイDXB発→13:30パリCDG着
・フィルハーモニド・パリのそばのホテルにチェックイン
・フィルハーモニド・パリでパリ菅コンサート
<パリ19区泊>
2024/04/26 Fri
・オルセー美術館
・オランジュリー美術館
・ギュスタ―ヴ・モロー美術館
・フィルハーモニド・パリでフランス放送響コンサート
<パリ19区泊>
旅行記:
https://4travel.jp/travelogue/11950160
2024/04/27 Sat
・8:00 本日宿泊するホテルへ荷物を預けに行く
・3区マレ地区ホテルにチェックイン
・ルーヴル美術館
・マルモッタン・モネ美術館
<パリ3区泊>
旅行記:
https://4travel.jp/travelogue/11950163
2024/04/28 Sun
・Flixbus利用 パリ発→エトルタ着
・エトルタ滞在
・エトルタのアパートにチェックイン
<エトルタ泊>
旅行記:
https://4travel.jp/travelogue/11950166
2024/04/29 Mon
・エトルタ滞在、トレッキング
・エトルタ庭園
<エトルタ泊>
旅行記:
https://4travel.jp/travelogue/11950167
★2024/04/30 Tue
・エトルタ→ル・アーヴルへ移動(路線バス)
・マルロー美術館
・ル・アーヴル→ヴェルノンへ移動(TER)
・ヴェルノンのアパートにチェックイン
<ヴェルノン泊>
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2024年4月30日(月)
8:00am エトルタの駐車場から路線バス13番に乗りル・アーヴルへ向かいます。途中パン屋さんでクロワッサンを1個購入(1.5EUR)。
バスを待っている間に朝食。
ル・アーヴルから来たバスから日本人のご夫婦が降りてきました。
ル・アーヴルから日帰りでエトルタ観光にいらしたとのこと。
エトルタに来て以来日本人に初めて会いました(コロナ明け初の海外でしたが、コロナ前に比べると日本人を見かけることがめっきり減った・・という印象はぬぐえませんでした)。
バスの運転手さんから乗車時にチケットを買いました。
1時間チケットだったみたい。
バスチケット 2EURエトルタ ビーチ ビーチ
-
ル・アーヴルへ立ち寄る目的はマルロー美術館です。
最寄りのバス停Mumaで降りれば良いのですが、その手前のバス停Porte Oceaneで下車。ル アーヴル再建地域 現代・近代建築
-
手前でバスを降りた理由は荷物を預けるためです。
今回初めて荷物預かりアプリnannybagを利用しました。
美術館にロッカーが有るのか調べても出てこなかったのです。
預け先はレストランやカフェが並んでいるストリート沿いのグロッサリーストアで店員さんも親切でした。
荷物預け(1個)6EUR -
マルロー美術館へ向かう途中に教会がありました。
美術館以外は時間的に余裕が無さそうでル・アーヴルについてはあまり下調べをしていなかったのですが、予定外で入ってみました。
聖ヨゼフ(Eglise St. Joseph)教会聖ヨゼフ教会 寺院・教会
-
ル・アーヴルは第二次世界大戦中にドイツ軍に占領され港などを大きく破壊されました。
戦後、新たに現代的な都市に再建された街です。
建築家オーギュスト・ペレ(Auguste Perret)により設計された教会は、ル・アーヴルの戦後復興のシンボル的な存在だそう。 -
外観は鉄筋コンクリートを使用したモダンなデザインの教会ですが、内部は外観とは印象が違いびっくりしました。
高い天井と直線的なデザインが印象的で、光を効果的に取り入れたステンドグラスが素敵な教会でした。
ヨゼフ教会は、1999年にUNESCOの世界遺産に登録されていました。 -
聖ヨゼフ教会のそばにケーキ屋さんがあり立ち寄りました。
Hautot Chocolatier Pâtissier
Google mapで★4.4(ルイ・ブリンドー通り) -
海へ向かうフランソワ1er通り沿いの公園で休憩。
スプーンなどは常に持参です・笑
ちょっと甘めでした。
チョコレートケーキ 4EUR
このお店はエトルタにもありました(後で分かったのですが)。
その他ルーアンなどノルマンディ地方に何店舗かあるチョコレートとケーキのお店。 -
フランソワ1er通りを進むと海に出ます。
-
今日も快晴です。
天気のおかげでル・アーヴルの印象は明るいものになりました。 -
マルロー美術館はル・アーヴル港の海岸線沿いに位置し、
ガラスを多用した近代的な建物。
住所:2 Boulevard Clemenceau, 76600 Le Havre, France
開館時間:通常は火曜日から日曜日まで、10:00~18:00(月曜休館)
入場料:企画展によって変動するが、常設展は比較的手頃な価格。
この日は企画展は無かったので、5EURでした。マルロー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ロッカー情報です。
なんと、アプリnannybagを利用した荷物預けは必要無かったのです・・・(泣)
マルロー美術館にはロッカーがしっかりありました。
今回大き目なリュック一つで旅行していますので、これは十分な大きさ。
スーツケースだったら無理そうですが。 -
1階のスペースは改装中で作業をしていました。通常デュフィの展示スペースのようですが(こちらがデュフィ・ルームというような「⇒(案内)」もあったけれど)、このせいなのか(?)デュフィの作品は全くありませんでした。
念のためチケット売り場のかたへデュフィの展示室は?と確認しましたが、現在デュフィの作品は展示をしていないとのことでした。 -
デュフィはありませんでしたが、こちらの美術館にはブータンの作品が沢山ありました。
オンフルールのブータン美術館も行きたかったのですが、今回のスケジュールに入れるのは難しく残念に思っていました。でもこちらで沢山観れました。
ブータン「Clifs at Etretat」(1890-1891) -
ブータン「The Fish Shop in Trouville」(1894年10月30日)
-
ブータン「Trouville Market(習作)」(1894-1897)
-
ブータン「Trouville. Beach Scene(海岸の風景、トゥルーヴィル)」(1880-1889)
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ブータン「Lavandieres au travail(洗濯をしている婦人たち)」(1885-1895)
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ブータン「Barques et estacade(ボートと桟橋)」(1890-1897)
フランスの海岸都市トゥルヴィル(Trouville)の港の風景を描いています。画面中央には桟橋が描かれ、その周囲には多くの小舟が停泊しています。 -
ルイ=ガブリエル=ユージェヌ・イザベイ(Louis Gabriel Eugene Isabey)「Maree basseマレ・バス(干潮)」(1861)
干潮時の海岸線を描いています。何やら深刻そうな絵に見えるけど…。 -
ルノワール「L'Excursionniste(旅行者)」 (1888)
マルロー美術館の入場チケットにこの絵が入っていました。
手に持つ杖が「L'Excursionniste」というタイトルを裏付けています。 -
ルノワール「The Pines in Cagnes(カーニュ近郊の松の木)」(1919)
私はルノワールの風景が好きなので、しばらく見とれて立ち止まりました。
これは、フランス南部のカーニュ=シュル=メール周辺の松林を描いた油彩画です。2019年にカーニュのルノワールの家を訪ねた時を思い出します。 -
モネ「Les Nympheas」(1904)
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モネ「The Seine at Vetheuil(ヴエトイユのセーヌ川)」(1878)
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カミーユ・ピサロ「Sunrise in Eragny(エラニーの朝日)」(1894)
エラニー村の風景を描いており、朝日の光が田園地帯を照らす様子が表現されています。草地のリンゴの木の陰に2人の人物が描かれています。
この時、なんと今朝エトルタの駐車場(バス乗降場)でお会いした日本人のご夫婦に再びお会いしました!え、さっきまでエトルタにいましたよね?・・・
なんと、1時間で崖の上に上がって(橋を渡ったところまで)戻って来たそうです。エトルタ滞在1時間ですか・・
自然や歩くことに興味のない人にはエトルタってそんな場所なのね(がっつり2日も滞在していた自分って?・・)汗 -
シスレー「The Bridge in Moret, Storm Effect(モレの橋、嵐の効果)」(1887)
モレ=シュル=ロワンの橋を中心に、嵐の後の空模様と風景を描いています。1882年にモレ=シュル=ロワンに移り住んで以降、この地域の風景を数多く描いています。 -
ピサロ「Un Carrefour a l'Hermitage. Pontoise(エルミタージュの交差点、ポントワーズ)」(1876)
フランスのポントワーズにあるエルミタージュ地区の交差点を描いています。 -
アルマン・ギヨマン(Armand Guillaumin)「The Ceuse at Crozant」(1893)
あまり日本で観れない画家の作品に興味が行きます。
フランスのクロザンヌ(Crozant)村の中のセューズ(Ceuse)の風景を描いています。アルマン・ギヨマンは、フランスの印象派の画家で、特に風景画を多く手掛けました。彼の作品は、後のフォービスム(野獣派)に影響を与えました。 -
アルマン・ギヨマン(Armand Guillaumin)「Paysage de neige a Crozant(クロザンヌの雪景色)」(1895)
フランスのクロザンヌ(Crozant)における雪景色を描いています。
クロザンヌ(Crozant)は、フランスの中央部、オート=ヴィエンヌ県(Haute-Vienne)にある小さな町です。リムーザン地方の一部で、具体的にはフランスのリモージュ市から南東に約50キロメートルの距離に位置しています。
クロザンヌは、自然の美しさで知られ、特に19世紀の印象派やポスト印象派の画家たちにインスピレーションを与えた風景が魅力的な場所です。周囲にはセーズ川や緑豊かな山々が広がり、絵画や風景描写に適した環境が整っています。 -
ジャン・ピュイ(Jean Puy)「Crique en Breatagne(ブルターニュの入り江)」(1910)
ブルターニュ地方の海岸線にある入り江の風景を描いています。
ジャン・ピュイは、フランスのフォービスム(野獣派)の画家で、特に風景画を多く手掛けました。 -
アンド=エドモン・クロス(Henri-Edmod Cross)「Lpage de la Vignasse(ヴィニャスの海岸)」(1891-1892)
フランス南部ヴァール県のヴィニャス海岸を描いた油彩画。遠くに見えるポルクロとポルケロールの「黄金の島々」。点描法を用いています。
1891年、クロスはパリを離れ、友人ポール・シニャックとともにヴァール県のサン=クレールに移住しました。この地域の風景は彼の創作活動の源泉となり、「ラ・プラージュ・ド・ラ・ヴィニャス」はその一つです。 -
フェリックス・ヴァロットン(Felix Vallotton)「La Valse(ワルツ)」(1893)
舞踏会のシーンを描いています。
私はヴァロットンが好きなので、スイスへ行って沢山観るのが夢です。この絵も素敵でじっくり鑑賞しました。 -
ジュール=レオン・フランドラン(Jules Leon Flandein;1871-1947)「La Pavlova et Nijinski(パヴロワとニジンスキー)」(1909)
私は、2024年から突然バレエに興味を持って観始めたのでこの絵に興味がありました。
ロシアのバレエ団「バレエ・リュス」の公演「ラ・シルフィード(Les Sylphides)」に出演した二人の著名なダンサー、アナスタシア・ヴァシリエヴナ・パヴロワ(Anna Pavlova)とヴァーツラフ・ニジンスキー(Vaslav Nijinsky)を描いています。
ジュール=レオン・フランドランは、フランスの画家、版画家、デッサン画家で、グスターヴ・モローに師事しました。アンリ・マティスやジョルジュ・ルオー、アルベール・マルケ、アンリ・エヴェノポール、レオン・プランタンと同時代の画家であり、初期のキャリアは比較的保守的なスタイルでしたが、後年はより感情的な作品を制作しました。第一次世界大戦中の経験が彼の人生と芸術に大きな影響を与えました。1912年にはレジオンドヌール勲章を受章しています。 -
アンドレ・ドラン(Andre Derain)「Bougiva(プージヴァル)」(1904)
フランスのセーヌ川沿いの小さな町ブージヴァルを描いた油彩画です。1904年ドランはフォーヴィスムの先駆者として知られるアンリ・マティスと密接に活動しています。
この時期、ドランは南フランスのコリウール(Collioure)でマティスと共に制作を行いました。 -
マルケ「Interior in Sidi-Bou-Said(シディ・ブ・サイドの室内)」(1923)
私は最初、この絵をマティスだと思い込んでいました。恥ずかしー。
チュニジアのシディ・ブ・サイドにあるマルケ夫妻の宿泊施設の室内を描いています。
マルケは地中海沿岸の多くの都市で活動し、1923年2月10日にアルジェでマルセル・マルティネと出会い、同年に結婚しました。新婚旅行でチュニジアを訪れ、シディ・ブ・サイドの美しい風景と建築に魅了されました。
この作品は、彼のチュニジアでの滞在中に制作された数少ない室内画の一つです。 -
マルケ「La Baie d'Alger(アルジェ湾)」(1921)
アルジェの湾を描いたもの。「La Baie d'Alger」は、マルケが1921年1月から3月にかけてアルジェで過ごした際に制作された作品で、彼のアルジェ滞在中の風景画の一つです。 -
マルケ「Balcon. Avenue de Versaillesバルコニー、ヴェルサイユ通り」(1904)
パリのヴェルサイユ通りに面したバルコニーからの眺めを描いています。 -
マティス「Landscape or Street in the Midi(南フランスの風景または通り)」(1919)
南フランスの風景または通りを描いています。マティスは1898年にコルシカ島を訪れ(1898年から1899年にかけて滞在)、南フランスの光と色彩に魅了されました。「私はコルシカ島に1年滞在し、その素晴らしい場所で地中海を知ることができました。私はまばゆい光を感じました。すべてが輝き、すべてが色と光です。」と述べています。
しかし、この絵は、南フランス、特にプロヴァンス地方や地中海沿岸の風景を描いたものと考えられています。 -
ポール・セジュリエ(Paul Serusier)「Le Berger Corydon et l'arbre roux(牧人コリドンと赤い木)」(1913)
古代ローマの詩人ウェルギリウスの「牧歌(エクローガ)」に登場する牧人コリドンと、彼の愛するアレクシスとの対話を描いています。
ポール・セリュジエは、フランスのナビ派の画家で、象徴主義や合成主義の影響を受けた作品を多く手掛けました。 -
エドゥアール・リュ(Edouard Riou)「Etretat Beach(エトルタのビーチ)」(1875)
エドゥアール・リュは、19世紀後半のフランスの画家で、風景画や海の風景を多く手掛けました。彼は、ジュール・ヴェルヌの小説の挿絵を手掛けたことでも知られています。 -
ボナール「Interior with Balcony」(1919)
待ってましたー。私はボナールが一番好きなので、美術館の中で作品を見つけるとぐんと気分が上がります・笑
この絵は、室内の風景とバルコニーを描いた作品で、日常生活の一瞬を切り取っています。
ボナールは、日常生活の一瞬を捉えた作品を多く手掛け、「親密派(アンティミスト)」と呼ばれるグループの一員として知られています。彼の作品は、印象派や日本の浮世絵からの影響を受けつつ、独自のスタイルを確立しました。 -
ヨハン・バルトルト・ヨンキント(Johan Barthold Jongkind)「Quay in Honfleur(オーフルールの埠頭)」(1866)
ヨンキントさんって初めて知ったわ。
フランスのノルマンディー地方、オーフルールの港の風景を描いています。ヨンキントは、オランダ生まれのフランスの画家で、風景画を多く手掛けました。彼の作品は、印象派の先駆けとして知られ、特に光と大気の表現に優れているそうです。 -
ヴァロットン「Bridge with Arches in Cagnes(ローマ橋、カーニュ)」(1923)
南フランスのカーニュ=シュル=メールにあるローマ時代のアーチ橋を描いています。 -
ヴァロットン「The Top Hat, Interior or The Visit(シルクハット、室内または訪問)」(1887)
室内に置かれたシルクハットとその周囲の風景を描いています。
ヴァロットンとマルケの良い作品が沢山ある美術館ですね。・・あ、あと、ブータンの所蔵量が多いです。 -
ロレンツォ・コスタ(Lorenzo Costa)「Sainte Marguerite en priere(祈る聖マルグリット)」
15世紀末から16世紀初頭に制作されたと考えられる油彩画です。キリスト教の聖人である聖マルグリット(聖マルガリタ)を描いています。聖マルグリットは、ドラゴンに呑み込まれた後に生還したとされる伝説を持つ聖人で、特に中世の美術で多く取り上げられました。
ロレンツォ・コスタは、イタリア・ルネサンス期の画家で、ボローニャ派の一員として知られています。 -
フランチェスコ・ソリメナ(Francesco Solimena)「La Chute de Simon le magicien(魔術師シモンの転落)」(1689)
17世紀末から18世紀初頭のバロック時代の宗教画です。新約聖書の使徒行伝に登場する魔術師シモンの転落を描いています。シモンは、使徒ペトロと対立し、神の力を試そうとした結果、神の怒りを買い、転落する場面が描かれています。
フランチェスコ・ソリメナは、ナポリ派の画家で、バロック時代の宗教画や神話画で知られています。ナポリのサン・パオロ・マッジョーレ教会のフレスコ画など、多くの重要な作品を手掛けました。 -
ピエール・ジャック・ヴォレール(Pierre Jacques Volaire)「Eruption du Vesuve(ヴェスヴィウス山の噴火)」(1771)
ヴォレール(1746-1822)は、フランスの画家であり、風景画や歴史画を多く手がけました。特にイタリアの風景を描いた作品で知られています。 -
ギュスターヴ・ドレ(Gustave Doré)「Episode du siège de Paris en 1870(パリ包囲戦のエピソード)」(1871)
美術館で最後の方で観たのですが、この暗い絵がとても気になりました。
この作品は、フランス・プロイセン戦争(1870-1871) での パリ包囲戦 を描いています。ドレがその時期に感じたフランスの苦境や、戦争の影響を強烈に表現したものだと言われています。この戦争は、プロイセン王国(後のドイツ帝国)とフランス帝国(ナポレオン3世)との戦いで、パリは1870年から1871年にかけてプロイセン軍に包囲されました。パリ市民は食料不足や厳しい条件下での戦争に耐えながら、長期間にわたる包囲を経験しました。
ギュスターヴ・ドレ(1832-1883) は、フランスの著名な版画家、イラストレーター、画家で、特に文学作品への挿絵や戦争、社会的な問題をテーマにした作品で評価されています。彼はエドガー・アラン・ポーやダンテ・アリギエーリ、チャールズ・ディケンズなどの作品に挿絵を描いたことでも有名です。 -
美術館内部から
-
美術館を出て、近くにレストランがないかなーとGoogle mapで探して予約しました。
ル ビストロ デ ザール フレンチ
-
もう13時30分頃だったので殆どのお客さんが帰り出していましたが、ゆっくりいただくことが出来ました。
Le Bistrot des Halles
Google mapで★4.3
料金も手頃で、地元の人たちが昼休みに来るようなレストランだったようです(周りを見てもそういう雰囲気でしたよ)。ル・アーヴルはそんなに観光地ではないので、こういうレストランに出会えるのが良いですね。ル ビストロ デ ザール フレンチ
-
このオリーブが美味しかった
ル ビストロ デ ザール フレンチ
-
Soupe de poisson de nos cotes, croutons, rouille et emmental
(地元の魚のスープ、クルトン、ルイユ、エメンタール)
9.8EUR
お料理の写真を撮ってたら、お隣りに座ってらしたマダムがゲラゲラ笑うんですよー。陽気なかたで仲良くなってしまいました。ご近所のかたでした。お部屋から海が見えるとか。ル ビストロ デ ザール フレンチ
-
Saumon fume et ses toasts, beurre de Normandie
(スモークサーモンとトースト、ノルマンディーバター)
16.2EUR
写真を撮ってたら、またまたお隣りのマダムがゲラゲラ笑う・汗。
お隣りのマダムは2品とワイン。更にもう1品注文してるので、えー3品もー?っと突っ込み返しました・笑ル ビストロ デ ザール フレンチ
-
ビストロの外観です。メニューはフランス語のみだったけど、もはや翻訳アプリで読めるの問題なしですね。
あまり期待もなく途中下車で来たけれど(マルロー美術館だけが目的で)、陽気なマダムに出会って、ル・アーヴルの街のイメージが格段に良くなりました。ル ビストロ デ ザール フレンチ
-
nannybagアプリで預けていた荷物をグロッサリーストアで受け取り、周辺のバス停からル・アーヴル駅へ向かいました。
エトルタでバスに乗車時に運転手さんから買ったように、またバスチケットを買おうとしたのですが・・・運転手さんは、なんとチケットを持っていないとのこと。現金でお支払いしようとしたら、受け付けられないとのこと。
どうしようかと思っていたら、バスのドアが閉まり、走り出しました。
若い運転手さんでしたが、無賃で乗せてくださいました・汗。
「運転手さん、ありがとう」
ビストロで出会ったマダムに続き、ル・アーヴルのイメージがまた上がった出来事2回目。 -
ル・アーヴル駅
-
もっと事前に買ってたら良かったのだろうけど(もっと安く買えたらしい)、このマシーンでTERのチケットを購入しました。行き先はヴェルノンまでです。
24.5EUR(TER:ル・アーヴル駅-ヴェルノン・ジヴェルニー駅) -
車内は空いていました
ルーアンで乗り換えです -
快適な移動でした
-
ヴェルノン・ジヴェルニー駅到着
ヴェルノン ジヴェルニー駅 駅
-
ヴェルノン・ジヴェルニー駅から右手方向へ少しだけ進んだところにあるジヴェルニーのモネの家へ行くシャトルバスの乗り場です。
-
シャトルバスの時刻表
-
ヴェルノンはホテルが少なくこちらも民泊にしました。
ホテル検索サイトで★9.0 以上の評価のアパートです。
こちらに2泊して明日朝一番にジヴェルニーへ行く予定です。 -
こちらもオーナーさんに会わずにセルフチェックインするタイプ。
ただ・・・民泊に慣れない私は、不安だけどやってみます的なメールを送ってしまい、お部屋に入って少しした後、オーナーさんが大丈夫だったー?と確認に来てくださってお会いすることができました。
★9.0 以上評価が納得なかただった、とても親切なかた。
こちらでもまたTVが観れず(現地のTV番組を観たい派なので)、ちょうどオーナーさんがいらしたので方法を聞くことができました。
Amazon プライム、Youtube、Netfflixなどなんでも観れるようにしてあるTVで、選択肢が豊富で結局現地のTV番組を観ているヒマは無かったです・笑 -
キッチンも素敵でした。
コーヒーメーカーの使い方が分からず(普段使わないので)格闘・・ -
別室にある寝室
鶴の柄のベッドスプレット、ちょっと日本的な趣味? -
こちらでうれしかったのは洗濯機があったこと。
でも使いかたがわからず翻訳アプリで調べたりで再び格闘しました。
(Youtubeでフランス在住日本人のかたが洗濯機の使用方法を説明していましたが、こういうの有り難い)
それと、すぐに洗濯が終わる日本の洗濯機に慣れているせいか、フランスの洗濯機はなんとなくゆっくりで時間がかかります(正確にはどうだったのかは分かりませんが・・印象です)。 -
バスタブがあったことも嬉しかった
-
お菓子も用意してあります。1EURコインを入れる式です。
(まだ夜が寒かったので)ヒーターも温かくなりましたし、至れり付くせりのアパートでした。 -
モノプリが徒歩5分であるよーと、オーナーさんに事前に聞いていました。到着後はまず食料の調達。
-
2日しかいないのに買い過ぎ
-
民泊はレストランを探さなくて良い。
ヴェルノンではレストランに行きませんでした。 -
窓から夕陽が見えていました。
しかし、この後雨が降り出し、夜じゅう冷たい雨が降っていました。
昼間ル・アーヴルは快晴だったのに。
パリといい、夜になってから雨が降るパターンが多かったです(日中は晴れてたので良かったです)。
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