2024 12月 18きっぷ 関東 (14)

2024/12/14 - 2024/12/14

2024年12月 青春18きっぷの鉄道旅　12/10(火)～14(土)
●第５日目 その２ 12/14(金)【小海線】
●＝小諸＝中込＝小淵沢＝
●５日間連続使用でとなった新青春18きっぷ…ですが、そもそも５日連続で立案していたこの旅。予定どうり出発進行です。
●一昨年の冬は、御殿場線・相模線・西武池袋線・秩父鉄道・上信電鉄・上毛電鉄・わたらせ渓谷鉄道・日光線・真岡鉄道・水戸線・鹿島臨海鉄道・成田線・銚子電鉄・総武線・東金線・外房線・内房線・小湊鉄道・いすみ鉄道、などに乗って首都圏のへりを時計回り方向でまわりました。
●今回は、遠州鉄道・伊豆箱根鉄道駿豆線・鶴見線・南部線支線・流山鉄道・関東鉄道・東武宇都宮線・両毛線・東武佐野線・東武伊勢崎線・秩父鉄道・川越線・八高線・吾妻線・信越線・しなの鉄道・上田電鉄・小海線など未乗路線を中心に前回の続きのつもりです。

エリア 南牧・小海(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

時系列に関係なく一枚。小海線にはずいぶん前、パック旅行で野辺山清里間だけ記念乗車みたいな感じで乗ったことがあります。

もっと昔小学生の頃、高原のポニーという愛称のSL「C56」が活躍した路線ということで、とても憧れていたのを覚えています。念願かなって全線乗車。

12/14(金) 第５日目 その２
08:11、発車を待つキハ110型の運転台まわり。昨夜から今朝の降雪がうそのような強い日差しです。少し遅れて上田を出たしなの鉄道でしたが、間に合ってよかったよかった。

小諸駅 駅

乗り継ぎ時間が短いとひやひやします。08:16発の小淵沢行き、間もなく発車。これ逃すと次は、なんと12:00発まで無いのです。

雪の小諸もよかったかもしれませんが、坂がちな街なので歩行はしにくかったはず。

車内の路線図、右側。小諸城行きましたね。浅間山見えました。

車内の路線図、中央。小海線に乗るなら小海駅にも行ってみたいですが、今回はちょっと無理です。

車内の路線図、左側。八ヶ岳…杉田次郎さんの同名の名曲があります。

08:19「乙女駅」

乙女駅 駅

乙女駅を出てすぐ、しなの鉄道(信越本線)と小海線が分岐しました。

08:29、これは「佐久平駅」

新幹線の駅。なんとここから数名乗車してきました。

佐久平駅 駅

08:31「岩村田駅」

「〇〇平」の名にたがわぬ平らな大地と広い空。

停車時間があるうれしい駅のやってきました。

08:40「中込駅」です。停車時間と言ってもたった9分ですが貴重です。

中込駅 駅

駅舎や駅前の様子を

ささっと見るだけでも、

座席にじっとしてるよりはずっと楽しいです。

駅スタンプも押しまして、

ＷＣは車内でも可能なので、

極力撮影に集中です。

ここは、これまでのヘッドマークなどを

きれいに並べてあるのをネットで知って、

小海線で一番下車したかったのがこの「中込駅」

それぞれの由来は知らないのですが、

見に来れてよかったです。他の小淵沢行きは

ここでの停車時間がなかったので、

08:16発のこの列車がよかったのでが、小淵沢駅滞在はほとんどできません。

小諸発12:00だったら、小淵沢で65分の待ちがあったので、有名な駅そばを食べられたのですが。

改修中の跨線橋。

いつの間にか並んでました。

これから向かう方向。天気はもう心配なさそう。

08:53、佐久盆地をずんずん南下中。

08:59「臼田駅」

ここではあのロケット形の塔が気になりました。調べると、「佐久市稲荷山公園コスモタワー」とありました。上へのぼれるそうです。

09:05「羽黒下駅」とても立派な構えの木造駅舎です、永久保存してほしい。

羽黒下駅 駅

「日本で海岸線から一番遠い地点」というのがありますが、その地点にいちばん近い鉄道駅…なのかもしれません。

２両編成なので堂々と列車と言っていいでしょう。

WCすぐ後ろの私の席からの風景。首と腰をひねりながらなのでしんどいですが、左も右も前も撮れるので良いポジションです。ＢＯＸ席に陣取ると身動き取りにくくなる。

09:13「海瀬駅」

駅をこの太ーい「水圧鉄管」がまたいでいました。

平地部から徐々に山間部へ入ってきました。

「小海高校」の体育館でしょうか。

千曲川に沿って線路は続いています。

自動車の轍が、くっきりと積雪に刻まれていました。

09:27「小海駅」

ヨーロッパの教会のような美しい塔がありました。

大きな駅ですね。

小海駅 駅

小海線の小海、ここにあり。南佐久郡小海町。新海誠監督さんの出身地とは知らなかった。

進行方向を見てみると、すごい上り勾配！

小海を出ると、いよいよ山深い区間に入るのでしょうか。

エンジン音も高くなり、ぐんぐんのぼっていきました。とても座っていられません。WC扉を背にして、気分は運転助手。

白いしましまでひときわ美しくなった鉄橋。

樹間を縫うＳ字カーブ。

交互に来るスノーシェルターとトンネル。

再び雪化粧した鉄橋。

09:39なのでたぶん「海尻駅」なかなかの風景が見られました。

その後も、険しいところと人里とが交互に現れつつ、

徐々に高度が上がっているのが実感でしました。

たぶん「佐久海ノ口駅」。行き違い部分のレールが撤去されたのか、くくっと曲がってる線路がかわいらしい。

なぜか静かな水面になっていた川。

またまた白いしましまの鉄橋。

こんな車窓になってきました。かなり標高が高くなってる感じです。

09:55なので「信濃川上駅」でしょう。

何も無いように見えますが、ちゃんと駅舎はありました。

信濃川上駅 駅

日本で最も高い所にある駅へ向かっています。

予想に反して民家が多く見えた車窓。

すすめ！ 野辺山はもうすぐだ。

前方に大きな雪山が。

広々とした高原に出てきました。

八ヶ岳山系のどこか…なのか。

10:06、小海線のハイライト「野辺山駅」到着。すぐに出てしまうのが恨めしい。

ここで降りる人もここから乗る人も、わりといました。

最高所駅ですが、最高所地点は、駅から少し離れた踏切の所です。

野辺山駅 駅

雲がかかって美しい顔が拝めずちょっと残念。

徐々に高度を下げてゆく小海線。どこかで県境を越えました。

10:14「清里駅」、ＳＬがあったりするかわいい駅ですが、車内が混んできたので写真はこれだけ。山梨県に入ってます。

樹間を下り勾配で進でいきました。

10:22「甲斐大泉駅」、ここでもけっこう乗り降りがありました。

甲斐大泉駅 駅

ひと駅向こうに「小泉」があってややこしい。

「小淵沢の大曲り」…だったか。180°向きを変えるような雄大がカーブが駅へ着く直前にあります。

それがいつやってくるのか、わきわくしながら前を見ていました。遠くに小さく写ってるのは「甲斐小泉駅」

谷向こうの山々がきれいだった。この後「大曲り」を通過。慣れないスマホ動画で撮影しましたが、つまらないものになった。手慣れたカメラで撮ればよかったな。

10:37「小淵沢駅」到着。小海線、楽しかったです。

駅そば食べたかったですが、乗り継ぎ8分で松本行きに乗らなくてはなりません。

小淵沢駅 駅

小海線の観光列車がいました。

その３につづく・・・