2024/10/21 - 2024/10/25
111位(同エリア304件中)
芦花さん
滋賀県周遊の旅:合計16日間。
今回は三重県旧東海道の関宿から鈴鹿峠を越え、あいの土山宿、水口宿をはじめとした旧東海道と近江日野や湖南三山を訪ねます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新幹線→関西本線の関駅にて下車。関西本線とはいえ、亀山駅からはディーゼル車の完全なローカル線でした。
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自転車を組み立ててここから滋賀県の旅が始まります。
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まずは、旧東海道の関宿
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昨年の三重県周遊でも訪れた街道にある餅屋「志ら玉屋」にて
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なんと、いまだ1個百円の「志ら玉」をいただく。
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関宿のある本格鰻屋「うな清」さん。
1年半ぶりの三重県関宿から鈴鹿峠越えの前に「すべてが美しい」と言っても過言ではない本格鰻屋で一服させていただきました。 -
特うな重4,950円。鰻重との違いは鰻そのもののサイズの違いで、どちらも1尾分とのことです。そして久しぶりの地焼で、このこんがりとして皮の部分の水分が抜けた感じが、地焼の旨さを引き立てます。そして白身の部分の鰻ならではの味を引き立てるのも分厚い身のうなぎを使った地焼ならでははかもしれない。
程よいバランスのタレと共に味わったこの鰻重は、やはり関東の鰻蒲焼とはまったく異なる、地焼ならではの鰻で、やっぱりこれはこれで上手いなと改めて実感させてくれました。
これに上手い具合の柔らかさで、タレが適度にしみたご飯も、ならでは、の旨さでした。 -
とにかくすべてにわたって美しすぎる鰻屋。
外装から、内装から、塵一つ落ちていない床から、大テーブルから、飾ってある花から、鰻重の器から、そして店スタッフの佇まいまで、すべてが美しい。
ちょっとだけ涼しくなった秋の季節に、東海道の宿場町が見事な形で残ったこの街道筋において、こんなにオシャレな鰻屋に出会えるのも、旅の楽しみですね。 -
鈴鹿峠は、三重県側から来ると、国道の脇からは石段もあって、自転車ではそのまま通り抜けできず。担いだり押したりしつつ、峠まで。
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とはいえ、それほど苦労するほどの距離はなく、あっという間に峠に到着。
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三重県側から滋賀県に入ると景色がいかにも峠道的。
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旧道を下ると現代の東海道がみえてくる。
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そして巨大な橋桁の高速道「新名神高速道」の下をくぐる。
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しばらく下ると「あいの土山宿」。
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地元の生活道路ということもあってか、交通量も少なく、自転車で走るには快適な旧東海道。
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無料の休憩所で、関宿で購入した「志ら玉」をいただく。
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コスモス畑を横目に見つつ
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水口宿に到着。
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水口宿は、ラグビーボールのような形状で三つの街道に分岐してまた一つにくっつくという面白いつくりの街道。
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水口歴史民俗資料館にて、今は誰も作ることができなくなってしまったというにぼ、水口の民芸品「水口細工」。
以下掲示の内容。
「水口細工」は水口で、いまから50年くらい前まで作られていた細工物のことで、山などに生えるクズ(葛)などの夢を加工したものを使って織ったものです。江戸時代に書かれた多くの書物には、東海道水口宿の名物、お土産であることが記されました。文政九年(1826)にオランダ商館長付の医師として長崎と江戸を往復したシーボルトも『江戸参付紀行』に記録を残しています。また宮中の大管祭や新嘗祭、そして伊勢神宮の式年遷宮などには特別な水口細工が作られ、奉納されていました。明治六年(1873)にはオーストリアのウィーン万国博覧会に「藤細工」を出品し、「有功賞牌」を授与され、世界にその名を広めました。その後海外に販路を広げ、その瀟酒な作りに注文が殺到しました。
藤細工は非常に手間と時間のかかる作業を必要とすることから、藤細工より簡単にできる檜細工へと生産がシフトします。第二次大戦後は経木細工が主流となりましたが、昭和三十五年(1960)頃から、水口町内に工場が誘致されたことにより、これまで家で内職していた人が工場に勤めるようになりました。多くの注文があるにもかかわらず、生産ができなくなってしまい、伝統的な藤細工についても昭和四十年頃にはついにそのともしびが消えてしまいました。 -
明治維新以降、水口城は廃城になったため、その敷地は今は県立水口高校の運動場になってしまってますが、一応一部観光用に復元されてます。
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お世話になったニューミフク。地方のビジネスホテルですが、とても快適な宿でした。
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ツインはスペースも広く、特に快適。
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タイマーがあって、お風呂の水が溜まるのは「何分」とあって意外に便利でした。
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客室からは、山城だった水口岡山城跡もよくみえました。
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近くの平和堂のスーパーでは関東では買えないカールも取り扱っており、関西に来たことを実感。
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翌日は、水口の隣町、近江商人と蒲生氏郷で有名な日野町へ。途中巨大な天理教の施設もあってびっくり。
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近江鉄道の「水口駅」は、日本最古級(1900年開業)の現役木造駅舎らしい。でもほとんど人がいない。
結局ローカル線って日本全国共通で、学生と観光客しか乗らないんですよね。だから昼間は誰もいないんです。 -
さて市内を自転車で周遊すると、近江商人の痕跡がところどころに見られます。
実は日野の近江商人は、三井財閥などの伊勢商人のルーツで、日野の戦国武将蒲生氏郷が三重県松阪に移封された際、地元の商人を強制的に松坂に連れ去ったのです。
その人たちが伊勢商人のルーツの一つ。だから松坂出身の三井財閥もルーツは日野かもしれません。 -
その蒲生氏の拠点だった日野城(中野城)。
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蒲生氏郷は、松坂開発の後、さらに出世して会津若松に移封されます。そして日野の若松をもじって、街の名前を「会津黒川」から「会津若松」にしたと言われています。
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近江日野といえば、近江牛の里なので奮発して近江牛のサーロインステーキ堪能。
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猪は神の使いだという「馬見岡綿向神社」にて
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途中センスの良い喫茶店「守貞カフェ」発見したので早速入店。
蕎麦屋やギャラリー、ゲストハウスなどのある古民家風スペースの一画にあるセンスの良いカフェ。 -
スコーンとクッキーがセットになっている紅茶セット税込1,200円オーダー。
紅茶はアールグレイとマルコ・ポーロというオリジナルブレンドの二択で、マルコ・ポーロの方を選択。紅茶は砂時計とともに時間を測りつつ抽出。柔らかで香りのマイルドなプレンド。
温かいスコーンやクッキーをちょっとずつ頬張りながらいただく紅茶で、しっかり気分が落ち着きました。 -
カウンターに座ると美しい和式の庭園を見ながらまったり過ごせます。丁寧に整備された小石と苔のコントラストが美しい。
こじんまりとしたところが実に日本的。平日ということもあって、ワイワイしたところもなく、落ち着いた店内です。 -
日野まちかど感応館。
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近江商人は薬売りとしても有名で、今でも薬工場があります。
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水口市にはお別れを告げ、次は湖南市の湖南三山へ向かうべく旧東海道をさらに下る。
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常楽寺。
「東の長寿寺とセットで西寺と称され、・・屋根は入母屋造、檜こけら葺きの典型的な天台本堂で、鎌倉時代末期から南北朝時代始め頃の建築と推定される。三重塔も含め国宝。『滋賀県の歴史』134頁編」 -
国宝の三重塔
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三重塔と本堂
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国宝 常楽寺 本堂
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そして東寺とも言われる長寿寺へ。
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俗に東寺と呼ばれ、本堂は五間堂で・・・鎌倉時代初期を代表する天台本堂として国宝に指定されている。なお安土城内総見寺の三重塔はこの寺の塔を移築したもの。『滋賀県の歴史』134頁
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ここが、三重塔が立っていた場所
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湖南三山の一つで、滋賀県に多くある天台宗の寺の一つ。
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明治時代初期の神仏分類令を無難に潜り抜けたのか、隣に白山神社も併設して残存しており、かつての神仏習合の寺の姿が今でも見られます。
手前が白山神社、奥が長寿寺 -
麓の野洲川をわたって岩根山の中腹にある最後の湖南三山「善水寺」へ。
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残念ながら国宝の本堂は、修復中。
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長い石段を登りつめると均整のとれた美しい屋根勾配の本堂に疲れも忘れてしまう。1364年の建築で国宝。延暦寺が焼き討ちで残存しない現在、中世天台宗の貴重な建築。『滋賀県の歴史』134頁編
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ということで善水寺は、南北朝時代の天台宗建築。
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修復後の姿が見てみたかったお寺でした。
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