2024/11/07 - 2024/11/07
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芦花さん
2024年秋:滋賀県周遊自転車の旅は、大津市エリアが最後。以下3回に分けて展開。今回は、旧東海道と湖南一周の旅。
*湖西地方のビワイチ→琵琶バレー→大津市へ
*天台宗の二大勢力:比叡山と三井寺に源氏物語ゆかりの石山寺
*旧東海道と湖南一周の旅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いかにも関西らしい京阪電鉄の踏切をこえ、
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琵琶湖畔をサイクリング。
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この辺りも自転車道がきれいに整備されていて滋賀県が誇るサイクリングルート「ビワイチ」の走りやすさを実感。
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そして膳所城跡。膳所城は関ヶ原の戦いの翌年、徳川家康が大坂の豊臣方に備える軍事的要衝として築城。
もともとこのあたりの軍事拠点は大津城でしたが、家康は大津城は廃城とし、大津は大津港を起点とした商業の街として繁栄させ、軍事的拠点は膳所に、というように役割分担させたのです。 -
今現在、膳所城は、明治時代1879年に完全廃城となってその痕跡はありませんが、膳所城所絵によれば、湖に突き出した本丸に4層の天守が聳え立っていたとのこと。
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瀬田川の唐橋を渡り、堂ノ上遺跡からの風景。ここ瀬田の辺りは、古代近江国の中心で、この台地には近江国庁も(詳細は後述)。
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その台地の下にある近江国の一の宮「建部大社」。
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近江の守護神として建部大明神が祀られていましたが、明治時代の神仏分離令で日本武尊のみが御神体になったのでしょう。日本武尊の本地仏は薬師・弥陀・観音らしい。
ちなみに建部大明神は、三十日間に日替わりで国や法華経を守る三十番神のうち二十六日を担当する番神。 -
そしてすぐそばに近江国国庁跡。
近江国国庁は、日本で初めて古代の地方政治の中心地である国庁の全容が明らかになった遺跡。 -
国庁は、律令政治の一環として全国68ヵ所に設置された役所。
ここ近江国国庁は、奈良時代前半から平安時代後半まで存続していたようだとのこと。 -
その国庁のそばに旧東海道があり、そのまま南近江の旧東海道をサイクリング。
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ここは「矢倉立場」と言い、東海道53次の52番目の宿場「草津宿」に続く矢倉村にあり、宿場と宿場の間にあるお茶屋などがあった場所。これを「立場」という。
旅人はここで、琵琶湖経由で大津に行くか、そのまま地続きで大津に行くか、判断する場所でした。 -
そして草津宿へ。
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旧街道沿いには「草津宿交流館」があり、草津宿や東海道に関する展示が楽しめます。
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この模型のように、草津宿は、ちょうど草津川を境に「東海道」と「中山道」の分岐=追分となっていました。
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実際の場所がここ。右に行けば東海道、左に行けば中山道(実際は真っ直ぐ)。
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これが追分の道標。感極まります。
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このように草津川は天井川でしたが、今は埋め立てられて、
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公園などになっています。
実際の草津川は、今はちょうど草津市街地の南側を流れていて真っ直ぐな形状を見れば人造であることは明らか(自然の川は蛇行するのが普通)。 -
ランチは草津駅前の近江牛ハンバーガー「カウズクラウン」。
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ゴルゴンゾーラチーズハンバーガー税込1,595円、ハラペーニョトッピング110円にクラムチャウダー528円(セットで110円引き)で、合計2,233円(カード決済)。
価格的にはだいぶ高級なハンバーガーですが、食べログハンバーガー100名店の錦糸町シェイクツリーバーガーも牛肉たっぷりのチーズバーガー1,550円だったので、だいたい同じくらいの価格。さらに近江牛でこの価格なので、価格はそれなりではあるものの、実はリーズナブルなハンバーガーではないかと思います。
さて味の方ですが、ハンバーグの牛肉のざっくり感と牛肉ならではの旨みが十分に味わえる、さすがの本格ハンバーガーでした。ゴルゴンゾーラならではのチーズくさい味がハンバーグに合うし、トッピングしたハラペーニョでメキシカンな辛味も加わり、メニューの選択的には大当たりでした。 -
そして草津名物の「うばがもち」を買いに国道2号線へ。
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草津の餅米で作った餅に北海道産の小豆で作ったこし餡を組み合わせ、白餡と山芋の練り切りを組み合わせたお菓子だという。
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そして琵琶湖畔に向かう。
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ビワイチに入り、
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琵琶湖博物館へ。ここの博物館は巨大で、
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これでもかとばかりに琵琶湖関連の展示が続く。
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琵琶湖の底の泥の地層に含まれている花粉の痕跡を調べることで、その時代時代ごとの植生、つまり気候がわかるのです。
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さらに進む。
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琵琶湖から飛び出る竿のようなものはコレだったんですね。
「エリ」とい琵琶湖を代表する漁法で、魚を追い込んで迷い込ませて魚を獲る猟法。 -
琵琶湖の水深は、北に向かって深くなっている。草津などのこの辺りの琵琶湖の水深は浅い。
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琵琶湖の水は、近畿で約1,450万人が使っており、日本に住むひとの10人に1人が琵琶湖の水を使っていることになります。
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琵琶湖博物館をたっぷり堪能した後は、さらに楽しみにしていた佐川美術館。
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この幾何学的・無機的デザインが見事な建築。竹中工務店が設計・施工。
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主に日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の樂吉左衞門の作品を常設展示。
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中は撮影禁止なのですが、
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楽家の展示館は一部のみ撮影可。
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水に浮かぶかのような幻想的な美術館。
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イベントは松本市美術館で拝観した「北欧の神秘」。
松本では撮影可能だったのですが、ここでは撮影禁止でした。美術館によって撮影できるかどうか、の判断が違うのですね。意外でした。 -
そして琵琶湖大橋へ。
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先ほど琵琶湖博物館で見た琵琶湖の漁法「えり」がここでもみられました。
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自転車もこのように通行可能な橋です。
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そして堅田の旧市街を通り、
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宿に帰って「うがばもち」をいただきました。
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なかなかの美味でした。
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そして翌朝、旧東海道を京都に向かう。ここが大津宿の本陣跡。
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逢坂峠まではすぐ。
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もう峠が見えてきた。
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逢坂峠で記念撮影。
紫式部はじめ、観音信仰が盛んだった平安貴族たちも、ここを通って石山寺に向かったんでしょうか? -
峠を下り、
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ブラタモリ(2024/11/2)で紹介された東海道57次の三叉路髭茶屋追分。
右が京都に向かう東海道
左が伏見に向かう東海道 -
私は京都方面に向かい、東海道名物の「走り井餅」。走り井餅には八幡市のものと大津市のものがあり、こちらは大津市の方で「追分走り井餅」と言われる。
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実は「井筒八ツ橋」で有名な和菓子屋が、この走り井餅を販売しているのです。
というのも発祥の井口家が廃業し片岡家に継承しましたが片岡家の後継がおらず、井筒八ツ橋が引き継いだのです。
今は手作りから機械による大量生産に切り変わり、当初とまったく同じものではなくなったらしい。 -
ここが「走り井」の名水。
この後、坂をどんどん下って京都駅から帰宅。以上滋賀県は見どころ満載です。京都のオーバーツーリズムを避けたいなら最適な観光地ではないでしょうか?
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