2023/11/14 - 2023/11/21
857位(同エリア2853件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記695冊
- クチコミ161件
- Q&A回答23件
- 1,038,430アクセス
- フォロワー48人
2019年7月に訪れたポルトガルを、2023年11月に再訪しました。
ツアー6日目。観光の最終日です。この日はリスボンの一日観光ですが、例によってツアーを離団し、リスボンの交通機関を乗り回して、街歩きを楽しみました。リスボンはとても起伏の激しい土地なので、繁華街の中に巨大なエレベーターがあったり、ケーブルカーが3か所もあります。市電と呼ばれる古式ゆかしい路面電車が町の至る所を走っています。乗り物好きには堪えられない町です。
今回の目標は3つのケーブルカー制覇と、前回は市電で通過するだけだったアルファマ地区を歩くことです。装飾美術館にも入って見ました。リスボン編は、写真がたくさんあるので、3回に分けます。1回目はメトロに乗って、レスタウラドーレス広場に行き、ケーブルカーのラヴラ線で丘を越え、マルティン・モニス広場で市電28に乗ってアルファマ地区へ行きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
連泊しているリスボンのホテルを出発して、地下鉄のカンポ・ペケーノ(Campo Pequeno)駅に来ました。リスボンの中心へは地下鉄が非常に便利です。
今回は一日あちこちで乗り物を利用するので、ヴィヴァ・ヴィアジェンで1日乗り放題にしました。前回カードを買った時は黄緑色でしたが、黄色いカードが出て来てびっくり。係員に確認して大丈夫とのこと。券面に書いてあったヴィヴァ・ヴィアジェンの文字も「navegante」になっていたので、気が気ではありませんでした。これで、24時間地下鉄・市電・バス・ケーブルカーが利用できます。 -
日曜の朝なので、車内はとても空いていました。座席の背もたれがコルクになっているのが世界シェア第一位のポルトガルらしいですね。
-
カンポ・ペケーノ駅で乗った黄色ラインの地下鉄を3つ先のマルケス・デ・ポンバル(Marques De Pombal)駅で青ラインに乗り換えます。線路の間にポンバル侯爵が立っていました。ポンバル侯爵は、1755年の大地震で壊滅したリスボンの町を計画的に再興させた宰相です。広場がロータリーになっていて、中心に銅像が立っています。
ポンバル侯爵広場 広場・公園
-
リスボンの地下鉄の路線図です。4系統あります。それぞれ色で分けられていますが、トレードマークも添えられているので色盲の人でもわかるようになっています。赤ラインは、すべてのラインに接続して空港に行く路線です。色とマークだけを頼りにして簡単に乗り換えることが出来ます。
-
今度はこちらの地下鉄に乗って、中心街を目指します。
-
リスボンは地下鉄が国鉄との接続もいいので、近郊線でシントラなどに行くのにも便利です。
-
なんて明るい地下鉄の通路でしょう。ポルトガルはアズレージョの影響なのか、壁画に凝っています。
-
目的のレスタウラドーレス(Restauradores)駅に着きました。地下鉄はメトロと呼ばれ、赤い看板に白いMのマークが目印です。背後にはレスタウラドーレス広場があります。
レスタウラドレス駅 駅
-
レスタウラドーレス広場です。スペインから独立したことを記念して名付けられました。「復興者たち」という意味です。中央に勝利と独立の精神を示すオベリスクが立っています。
レスタウラドーレス広場 広場・公園
-
レスタウラドーレス広場には、ケーブルカーのグロリア線が発着しています。ちょうどケーブルカーは上に行っているようですね。グロリア線はもっとも使いやすいケーブルカーですが、今回はまだ乗りません。
ケーブルカーグロリア線 その他の交通機関
-
リベルダーデ通りの反対側に渡り、ハードロックカフェと劇場(TEATRO)の間の道に入って行きます。
-
「Teatro Politeama」は、1本中に入った道側が正面玄関です。
ポスターに「LAURA」と書かれています。フィリペ・ラ・フェリアのミュージカルだそうです。 -
劇場から1ブロック北に歩くとケーブルカーのラヴラ線があります。ちょうど2台がすれ違うところでした。ラヴラ線は他の2線に比べて、有名観光地を結ぶ路線ではないため、観光客はあまり利用しないようです。
-
3線ともに車体は同じようなのですが、ラヴラ線はこのように綺麗なのに対して、他の2線は車体に落書きがひどくて汚いです。
-
ラヴラ線の下の駅にはグロリア線と同様に駅舎がありません。
-
ラヴラ線は15分毎に発車します。運転手は一旦車両を離れて行きます。
-
乗客は勝手に乗り込んで発車を待ちます。
-
発車オーライ!
-
上から降りて来た車両とすれ違います。
-
リスボンの町は、リベルダーデ通りからバイシャ地区にかけてが平地で、その両側はいきなり崖の上になっています。そのため、上下の移動手段が発達しているのです。
-
上の駅にはアズレージョのある駅舎が待っていました。
-
駅の入口です。別荘の玄関みたいです。「LAVRA」の文字がなかったら、通り過ぎてしまいそう。
ケーブルカー ラブラ その他の交通機関
-
上の駅の周りは閑静な住宅地です。こんな場所にあるという事が、生活の足たる所以でしょう。
-
アズレージョの綺麗なアパート。
-
上の駅から先もまだキツい上り坂が待っています。
-
頂上に来ると今度は下りが待っています。右端の交通標識はまさか
「ひったくりに注意」じゃないでしょうね。リスボンは一大観光地ですから、すり・ひったくりはたくさんいます。 -
聖母教会(Igreja de Nossa Senhora da Pena)
-
その教会の隣に恐ろしく狭い家がありました。ポルトのカルモ教会の隣にあったのもこんな家でした。中を見学できたのがおもしろかったです。
-
ピンクのアズレージョ。そして優美なベランダの手すり。これがポルトガル・スタイルですね。
-
狭い家はここにも2軒並んでいます。駐車場なんか作ったら玄関も無くなってしまうでしょう。ヨーロッパの古い町には駐車場がないので、路上駐車が当たり前。特に住宅地は車がガードレールの代わりを果たしています。
-
小さな商店。
-
さあ、坂がキツくなって行くぞ~~
-
と言うところで、1本違う道に入って来ました。この道の方が真っすぐ目的地に降りられるのです。
-
割とピンクの好きな町?明るくていいけどね。
-
最後は大きな長い階段。あれだけの高低差だから仕方ない。ゆっくりしっかり降りて行きます。
-
階段の途中にあるアルコ・ダ・グラッサ(Arco da Graca )通り。突き当りの門の向こうはサン・ジョゼ(Sao Jose)病院です。実はこの丘の上は、大病院や大学、官公庁などが展開している重要な場所で、だからこそケーブルカーがあるのでしょうね。
-
あともう一息で、眼下に見えるマルティン・モニス広場に下りられます。
-
マルティン・モニス広場はとても広いけれど、ごく一般的な町の広場という雰囲気です。しかし、ここには地下鉄の緑ラインの駅があり、市電12と28の始発駅があります。
マルティン モニス広場 広場・公園
-
この広場には、屋外エスカレーターもあります。前の建物の6階相当の高さに後ろの家があります。この高低差は一体何なのでしょう?
-
「私の知ったこっちゃないわよ。」そうでしょうねえ。
-
リスボンで一番人気の市電28番が出発して行きました。
-
でもまだ、こんなに市電は駐留しています。まるで香港の2階建電車のようですね。マルティン・モニスの電停は、12番と28番が同じ場所にあるので、よくよく確かめないと並ぶ列を間違えてしまいます。電停に28と書かれていても、違う所に止まったりするのでわかりにくいのです。観光客がたくさん並んでいるので、その列に向かって「28?」と聞くのが一番確実です。
市電の向こうに「Continente」というスーパーが見えます。ポルトガルのどこででも見掛けるスーパーで、とても便利です。 -
なんとか乗車しました。空いているように見えますが、座れない人は次を待つのです。そして、途中の電停からも次々に乗り込んで来ます。市電28は、一旦パルマ通りを真っすぐに北上して行きます。
-
1849年創業。なかなかのアズレージョです。
-
観光地でなくともアズレージョは綺麗。
右(東)に曲がってからが、狭い道をガタガタ揺れながら進む市電28の真骨頂なのですが、如何せん、被写体が近すぎて座った席からは撮影出来ませんでした。 -
2019年に運転席の真後ろから撮った写真を載せておきます。
-
テージョ川が見えると一気に下り坂です。(2019年)
-
ここだけ単線区間なので、対向車を待ちます。(2019年)
-
突き当りのカーブを左に曲がるとポルタス・ド・ソル(Portas do Sol)広場です。(2019年)
-
ポルタス・ド・ソル広場で下車しました。ここから下に広がっているのがアルファマ地区です。悲しいことに霧が出ていて、聖エスデヴァン教会くらいしか見えません。
-
広場に面して建つ赤い壁の建物が装飾美術館(Museu de Artes Decorativas)です。左は聖ルジア教会(Igreja de Santa Luzia)。
装飾芸術美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
マルティン・モニス行きの市電28番が来ました。28番の路線はかなり長いので、相当数の28番が行き交っていることでしょう。
-
外装違いの市電28番が来ました。「carris」というのは、リスボンの交通(バス・市電・ケーブルカー・エレベーター)の運行会社です。
-
さて、霧が深いので先に装飾美術館に入ったのですが、写真の枚数が多いので、順番を入れ替えて、アルファマ地区の散策をします。これは美術館から出た時に撮ったものですが、だいぶ霧が晴れて綺麗に見えて来ました。奥に見えるのはサン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会です。
-
何のインタビューでしょうね。
-
リスボンはテージョ川に面した町です。特殊な河口に作られた町なので、水運が発達しています。このような大型客船が2隻も停泊しています。さっきはまるで見えなかったのに、驚きです。
-
オーシャニア(OCEANIA)クルーズの「マリーナ(Marina)」号。マーシャル諸島船籍の全長239m、66,084tの船です。乗客定員は1,250名。乗組員800名が働いています。この会社のクルーズはスマートカジュアルだそうです。
-
NCL(ノルウェージャン・クルーズ・ライン)のノルウェージャン・ブレイクアウェイ(Norwegian Breakaway)号。バハマ船籍で全長325.64m、146,600t。乗客定員は4,000名、乗組員は1,600名。船首にはアメリカの自由の女神や摩天楼が描かれています。
-
アルファマ地区は、1755年のリスボン大地震の被害をあまり受けなかったので、リスボンで最も古い町並みが残る地区です。
-
中心となるサン・ミゲル教会。
-
ピンク色の壁の建物は「ファド博物館」です。
-
では、聖ルジア教会の脇の階段を降りてアルファマ地区に入って行きます。
-
だんだん低い場所に降りて行くと、下町になって行きます。この辺はまだ新しい建物ですね。
-
階段の中腹にある左の入口に行くと公衆トイレがあります。上は展望台。
-
階段を真っすぐ降りると右に道があります。そこもなだらかな階段で、のんびり下りて行きます。
-
檻の中を覗いて見ると、マントを被った聖人の姿がありました。ポルタス・ド・ソル広場にある聖ヴィセント像と同じ人なのかな?
-
枇杷の花と赤いブーゲンビレアが鮮やかです。
-
この辺にはアズレージョが無いんですね。
-
代わりに壁画がありました。
-
なだらかな階段の先には小さな広場があります。建物に「ELEVADOR SANTALUZIA」と書かれているのは、サンタ・ルチア展望台に行かれるエレベーターです。
-
広場の前には短い階段があります。
-
一つ目の階段を降りると更に広場があります。広場の両脇に下に降りる階段があります。せっかくなので、さっき見えた階段ではなく、左側にある階段を降りてみることにします。
-
あら、すてきな一角。
-
アルファマ地区は斜面に展開しているので、どこに行くにも階段が待っています。
-
上って帰るのが嫌だったら、下まで降りてしまえば、テージョ川沿いを走るバスに乗れます。また西に歩いて行って、大聖堂に行くことも出来ます。
-
降りて来た階段を振り返ります。家の扉が段々に付いているのがわかります。家の中を覗いて見たくなります。
-
路地と階段が入り組んでいるので、あちこちが絵になります。
-
殆ど同じ場所なのに、また別の絵になります。う~ん、楽しいぞ。
-
エレベーターのあった小さな広場から下に降りる道は、すべてここに辿り着きます。だから自分の好きな道を選べばいいのです。
-
道が集まって来るのには当然理由があります。アルファマ地区の二大教会の一つサン・ミゲル教会です。上から2つの塔が見えた教会です。
-
サン・ミゲル教会には、小さなアズレージョがありました。正面はテージョ川に向いています。
-
アルファマ地区のアルはアラビア語の名残だそうで、メディナのような路地と白壁の街並みがイスラムの影響を残しています。あまりアズレージョがないのもそのせいなのかな?
-
サン・ミゲル教会の前の広場です。ここも斜面なので、段差があります。
-
ジンジャ(ジンジーニャ)売りがいました。オビドスが有名ですが、ここでも売っていました。ノーマル1ユーロ、チョコレートカップ1.5ユーロ、水1ユーロ、ポートワイン2ユーロ。ああ、ポートワインのボトルがありますね。
-
近辺は下町という雰囲気がぴったりです。
-
サン・ミゲル教会。
-
路地の先にアルファマ地区のもう一つの教会、サン・エステヴァン教会が見えました。時間に余裕があるのなら、真っすぐ歩いて行って見て来るのですが、たった一日でリスボンの端から端まで歩き回るので、断念します。サン・エステヴァン教会への道の途中で右に下って行くとファド博物館の前に出ます。
-
アルファマ地区は白壁の町でした。
-
サン・ミゲル教会をぐるっと回って、階段を戻って行きます。
-
ELEVADOR SANTALUZIA(サンタ・ルチア・エレベーター)に乗ります。入口がマンションの玄関みたいなので、知っていないと使えません。
-
エレベーターを降りると渡り廊下がありました。エレベーターも迷路の一部みたいですね。
-
正面の白い建物の中にエレベーターがあり、鉄の手すりの渡り廊下を渡って左の建物に入ります。中は何もないので、左手前に出て来ます。周囲には目立った案内板などはなく、なかなか秘密の抜け道です。実はフィゲイラ地区とサン・ジョルジェ城とを結ぶ2基のエレベーターもあります。こちらはポルトガルのスーパーPingo Doceにくっついています。
-
こちらのエレベーターが着いた先は、サンタ・ルチア展望台です。目の前を市電が通っています。
-
展望台の名称は、サンタ・ルチア(ルジア)教会に由来します。
サンタルジア教会 寺院・教会
-
教会の横も展望台です。
サンタルジア展望台 散歩・街歩き
-
展望台からの眺めもさることながら、またアズレージョの世界に戻って来たなと感じます。
-
ここは観光客が多すぎて、写真を撮るのが難しいです。
-
なかなか見事なアズレージョ。
-
サンタ・ルチア教会の向こう側にあるポルタス・ド・ソル広場に戻ります。スペイン語だとプエルタ・デル・ソルですね。ポルトガル語とスペイン語は結構似ています。
それにしてもなんという青空でしょう。ここに最初に来た時は霧で周りが見えなかったというのに。同じ場所とは思えません。先に装飾美術館に入って時間をずらして良かったです。次回は装飾美術館の見学です。 -
ポルタス・ド・ソル広場周辺は大変な混雑です。市電28番が来ました。行先は「PRAZERES」です。これが28番の終点ですが、2024年は工事のため、バイロ・アルト地区の「Pc. Luis Camoes(カモンイス広場)」止まりになっています。
それでは、今回はここまで。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2023年ポルトガル
-
前の旅行記
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(7) ナザレとシントラ・ロカ岬
2023/11/14~
シントラ
-
次の旅行記
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(9) リスボン(2)装飾芸術美術館
2023/11/14~
リスボン
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(1) サンチャゴ・デ・コンポステーラ
2023/11/14~
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(2) ポルト
2023/11/14~
ポルト
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(3) アヴェイロ・ファティマ
2023/11/14~
アヴェイロ
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(4) コインブラ
2023/11/14~
コインブラ
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(5) トマールとファティマ
2023/11/14~
トマール
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(6) オビドス
2023/11/14~
オビドス
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(7) ナザレとシントラ・ロカ岬
2023/11/14~
シントラ
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(8) リスボン (1)アルファマ地区
2023/11/14~
リスボン
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(9) リスボン(2)装飾芸術美術館
2023/11/14~
リスボン
-
サンチャゴ・デ・コンポステーラと再びのポルトガル(10) リスボン(3)バイロ・アルト地区
2023/11/14~
リスボン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
リスボン(ポルトガル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
リスボン(ポルトガル) の人気ホテル
ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安
488円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2023年ポルトガル
0
100