2度目の世界一周はスタアラで。その13　南米のパリ、ブエノスアイレスの宿で一悶着

2024/06/24 - 2024/06/26

ワンワールドで世界一周を体験してから9年。コロナ禍をはさんで、行けるときに！の思いが強くなり、2度目の世界一周チケットを発券。今回はスターアライアンスを使った37日の旅です。

念願のイグアスの滝を堪能した後は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで2泊。南米のパリと言われただけあってヨーロピアンムード漂う街でした。お目当ては、アルゼンチンタンゴとステーキを堪能すること！

2泊という短い滞在で駆け足だったけど、とりあえず目的は2つとも達成できました。

ただ、予約したアパートメントに不満があり、連泊の予定だったけれど、1泊捨てて他のホテルへ移動。料金は前払いで直接払ってあったのに、気を悪くしたオーナーから未払扱いされるなど、ちょっとトラブル発生。結果なんということはなかったけど、イヤな思いをしたのは事実。でも、まあ、長い旅、そういうこともあるさということで、気を取り直していこう！

HND→FRA（一泊）
FRA→ZAG
・レンタカーでスロベニア、クロアチア（7泊）
・フェリーでイタリア（4泊）
MXP→LIS（2泊）
LIS→GIG（2泊）
・ブラジル側イグアス
・アルゼンチン側イグアス
・ブエノスアイレス
・サンチアゴ
・イースター島
SCL→PTY→MBJ（3泊）
MBJ→YYZ→YQB（2泊）
・バスでモントリオール（1泊）
YUL→LGA（2泊）
JFK→HND

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

16:40ブエノスアイレスに到着。空港から宿まではUberで。空港での待ち合わせがむずかしいと聞いていたけれど、ドライバーとは「何番の扉の前で」と待ち合わせできて問題ナシ。こういうとき、チャットで文字で会話できるのはありがたいです。スペイン語できないので。

途中でドライバーが、「あれがコロン劇場だよ」と教えてくれました。

部屋の中は、ベッドルームと寝室、そして小さなキッチン。バスタブあるじゃん！と思って喜んだけど、なぜか栓がないからお湯は貯められない仕様。このときはびっくりしたけど、後で行ったイースターの宿もそうだったので、南米ではあるあるなのかな。

事前に言われていた通り、ついたと連絡したら、１時間後ぐらいにオーナーが直接やってきて宿泊料金を手渡ししました。このあと揉めることになったので、このとき領収書をもらっておくべきだったと反省。

キッチンの設備はなんとも残念な状態。キャンプじゃないんだから(泣）。調理器具もほとんどなくて、テンションダダさがり。今回ヨーロッパで行ったアパートはみなそれなりに設備があったので、「あたりまえ」のハードルが上がってたかも。

キッチン付きなので買い出しに行って何か作ろうと思ったけど、近所には小さなコンビニみたいなのしかなくて生鮮食品が手に入らないという想定外。仕方なく手持ちの保存の乾物でパスタを作る。イタリアで買ったポルチーニのおかげでまあまあ美味しくできて良かった！

でも翌朝は、これだけ（涙）。

部屋にはドライヤーがなく、冬のアルゼンチンでは風邪を引いてしまいそう。事前に確認しなかった私が悪いけど、それ以外にもいろいろがっかりポイントがあり、部屋のwifiもすぐ切れちゃうのが決定打となり、もう１泊は近くのホテルに移ることに決めて、ネットで予約。

でも、とりあえずは部屋に荷物をおいたまま，歩いて観光に行きます。

おー。南米のパリと言われるのもなるほどというヨーロピアンな街並。

歩いて10分ぐらいで、街一番の名所であるマージョ広場に到着。

マージョ広場の奥にあるのは、大統領官邸として使われているカサ・ロサダ。確かに赤い。

地図によると、「マヌエル ベルグラーノ将軍像」だそうです。wikiによると「アルゼンチン独立運動指導者の一人であり、またアルゼンチンの国旗の制定者としても知られる」　足元には何か文字を書いた石がたくさん投げ込まれてる。なんなのだろう？

広場の斜向かいあたりにある、このギリシャ建築風の建物は、メトロポリタン聖堂。

無料なので入ってみました。あまり人はいなくて厳かな雰囲気。

衛兵が守っているのは、サン・マルティン将軍の棺。南米建国の父と言われる人らしいです。

小さな、かわいらしいパイプオルガン。

こういう像って、西欧の教会ではあまり見かけない（ポルトガルはこんなだったかな）。

そういえば、今のローマ法王はブエノスアイレス出身でしたね。地元の人は、さぞかし誇らしいでしょうね！

また10分ぐらい歩いて、Café Tortoniへやってきました。ここで夜になるとタンゴショーが見られるという口コミをみかけたので。部屋のオーナーに聞いたら「あそこはカフェだからショーはやってない」と言われたけれど、

お店で聞いてみると、10時半だったか11時だったかになるとチケットの販売を始めるとのこと。お店に入ったのが10時頃だったので、お茶しながら待つことにしました。

チョコラテとチュロスでホッと一息。

トイレを借りに行ったら、こんな人形を置いてあるコーナーもありました。歴史のあるお店らしいので、何かを再現してるのかしら。

しばらくすると、「チケットの販売を始めました」と声をかけられて、無事に購入できました。お店を入ってすぐのところにあるこのカウンターがチケット売り場になるようで、このオジサマがチケット担当の人らしい。

18時スタートのチケットを購入しました。ひとり38ユーロ。カードも使えたけれど、手数料が上乗せされるとのことだったので現金で支払い。

無事タンゴのチケットが取れたので、再び歩いて街を観光。これは「７月９日通り」と呼ばれる大きな通りに建っているオベリスク。ブエノスアイレスが開かれて400年を記念して1936年に建造されたとのことです。

コロン劇場。パリのオペラ座、ミラノのスカラ座と並ぶ世界3大劇場なんだとか。内部を見学できるツアーがあるというので、ネットから予約してありました。

11時の予約時間ぴったりにツアーが開始。アルゼンチン人って意外と時間に几帳面なのかしら？？

ツアーはひとり18000ペソ。ガイドさんの英語は聞きやすかったです。中はさすがに豪華絢爛。

小さな演奏会か何かが行われるスペース。

劇場の中では、何かのリハーサル中。どうせなら、ここでオペラとかバレエとか見てみたかったなぁ。

立派な外観も写真に撮っておかなくちゃ。

サンテルモ市場にも行ってみました。

緑の野菜たち

卵いっぱい

でもアパートメントでの料理はあきらめたので、とりあえずパンだけ買って。

エンパサーダを買って立ち食い。

部屋に戻ってパンを食べた後、荷物をまとめてチェックアウト。料金は前日2泊分を支払済なので、一階の入口にいるビルの警備員みたいな人に鍵を返すだけ。

一応「今チェックアウトしました」ってチャットで連絡を入れおいて、歩いて5分のホテルへ。（この後ちょっと揉めたので、よけいな連絡入れなければよかった）

TWOホテル。今度はフロントもあるから安心。ドライヤーもwifiも完備はしっかり確認済み。agodaで1泊2人5894円。やす！

お部屋は普通にきれい。

収納スペースとかがすごく合理的にできてるのは日本のビジホみたい。写真撮らなかったけど、朝食も無料でした。

再び、Café Tortoniへ。ショーは地下の劇場でした。お客さんは満員というほどではなかった記憶。飲み物もオーダーできたけど、私たちは何も注文しませんでした。

ダンスはさすがのキレッキレ。迫力満点でした！

よくあるタンゴショーは時間が夜遅くなってしまうのがイヤだったのですが、ここは早い時間に見られて良かったです！

ショーが1時間で終了した後、Uberに乗って予約してあったレストラン「Huacho」へ。

待望のステーキ。おいしい！！！！
量がめちゃ多いと聞いていたので、ステーキひとつとサラダしか取らなかったんだけど、これなら2つ頼めばよかったな。ちょっと心残り。

7時半に入ったときは空いてたけど、8時すぎには満員に。お店の雰囲気もスタッフもとても感じ良かったです。英語Ok。

お会計でーす。もちろんカードOk。

翌朝。空港まではUberで108350ペソ。治安も心配だし安いし、南米ではUberめちゃめちゃお世話になりました。

ホルヘ・ニューベリー空港までホテルから17分と近くて便利。

空港内。さすがサッカーグッズはたくさん！

AEP12:20発のラタム航空で、サンチアゴに飛びまーす。（これも世界一周チケットとは別手配）。