2度目の世界一周はスタアラで。その6　4年越しのリベンジでヴェローナで野外オペラ

2024/06/14 - 2024/06/14

9年前にワンワールドで世界一周を体験してから9年。コロナ禍をはさんで、行けるときに！の思いが強くなり、2度目の世界一周チケットを発券。今回はスターアライアンスを使った37日の旅です。

クロアチアからフェリーでイタリアへ。今回の旅の中でもメインイベントのひとつがヴェローナの野外オペラをみること。2020年に予約していたのにコロナでキャンセルになったので、4年越しのリベンジです。

HND→FRA（一泊）
FRA→ZAG
・レンタカーでスロベニア、クロアチア（7泊）
・フェリーでイタリア（3泊）
MXP→LIS（2泊）
LIS→GIG（2泊）
・ブラジル側イグアス
・アルゼンチン側イグアス
・ブエノスアイレス
・サンチアゴ
・イースター島
SCL→PTY→MBJ（3泊）
MBJ→YYZ→YQB（2泊）
・バスでモントリオール（1泊）
YUL→LGA（2泊）
JFK→HND

エリア ベローナ(イタリア)

クロアチアのスプリトを19:30に出港した船。翌朝7時には下船予定なので、この日は5時半に起床。昨日のサンせットに続いて、サンライズが拝めました。

昨日スタッフに聞いたとおり、このAのエレベーターで下までおります。狭いエレベーターでたくさんは乗れないからと早くから待っていたけど、そんなに急いで降りようとしてる人はあまりいませんでした。

この写真のタイムスタンプが7:18。定刻ちょっとすぎに到着したようです。

船を降りたら、もう目の前にアンコーナ駅行きのバス（無料シャトルバス）が止まっていたので、写真を撮る間もなく飛び乗って。

バスの前からあわてて撮った、アンコーナ港の写真。事前に見たどなたかの旅行記では、入国手続きみたいなのにずいぶん並んだと書いてあったけど、このときは何もなし。船から普通に降りるだけでした。そもそもシェンゲン内だもんね。

7:30にはアンコーナ駅に到着。これが乗ってきたバス。

アンコーナ駅のプラットホーム。8:38発の切符を買ってあって、間に合わなかったらどうしようと思っていたけど、超スムーズに来られたので、余裕でした。むしろ、まだ1時間もあるよー。

駅構内にはバールもありました。船の中で早起きして朝食食べてきたので、よらなかったけど。

トイレだけ行っておこう。これはプラットホームにあったトイレですが、コインを入れるとドアが開くしくみ。私はちゃんと入れたけど、誰かが出てきたタイミングでちゃっかり入っちゃう人もいました。

電車が来たのは8:37。すごい、定刻ほぼぴったり。イタリアなのに！

車内は空いてました。

10:57乗り換え駅のボローニャに到着。時刻表では11:01着だったのに。絶対遅れると思って、乗り換えは一本先の12:16発で予約してました。余裕を見たときに限ってそんなもの。遅れてヒヤヒヤするよりはいいです。

駅構内にあったこちらのお店でゆっくりランチ。

ボローニャなのでボロネーズを(笑)。注文して席に運んでもらうシステムなんだけど、右のサンドイッチみたいなのが全然来ない。しびれを切らしてスタッフに行ったら、持ってきてくれたのが5個セット。こんな小さいとは思わなくて1個で頼んでたのに。1個単位で頼む人なんていないのかな。黙ってありがたくいただいてきちゃいました。（お金は1個分で支払済）

私たちが乗るのはイタリア国鉄ですが、ホームにはイタロも走ってました。

この電車もほとんど遅れなかった記憶。イタリア国鉄、やればできるんじゃん。（昔すごく遅れて乗り換えできなかった経験あり）

ヴェローナ駅に到着。13:20ごろ。

キャリーバッグを持った旅行客がたくさん。

バス乗り場。タクシーもすごく並んでました。Uberで行こうと思ったら、近いのに25ユーロと出てきて、もったいないので歩くことに。

この日の宿がある建物。歩いても15分ぐらいの距離だけど、なんせ石畳なのでスーツケースを押して歩くのはしんどかった。

建物の入口。この宿はオーナーと顔を合わせないようになっていて、入口の番号を知らされていました。待ち合わせの時間に縛られないのがいいですね。

部屋に入る鍵は、廊下のBOXに入っていて、暗証番号で開けるようになっていました。お部屋は、とても乙女チック(笑)。ルームフレグランスもムンムンで、香りが苦手な私は、最初ちょっと辛かった。

一泊だからキッチンはほとんど使わなかったけど、洗濯機と乾燥機があったのは、とても助かりました！

一休みしてから、ちょっと散歩。アパートを出てすぐのところにあった古城跡。あとから地図を見るとここが橋になって川を渡るようになっていたみたい。時間がなくて行って見られなかったのが残念。

ここを進むと橋だったのかな。

急いでいたのは、ドゥーモが17:30に閉まってしまうから。ここに着いたのが16:30でした。今思うと、アパートについてから、もっと早く出ればよかった。でも、早起きだったから疲れててちょっと昼寝したんだったかな。

ドゥーモの入場料はひとり4ユーロ。

入った瞬間、わーっと思うほど中は広くて立派。

いくつか部屋があったような記憶。

壁や天井に所狭しと装飾されてるのが、いかにもイタリア。

見応えのある大聖堂でした。

じっくり時間をかけて見る価値があります。閉館1時間前に着いたのは正解。

この時期日は長いので、外観の写真はまだまだ十分きれいに撮れます。このファサードは16世紀に作られたものだとか。

エルベ広場。あの鐘楼にも登れるみたいです。

誰の銅像だろうと思って調べたら「ヴェローナのマドンナ」ですって。特に実在の人物じゃないのかしら。

やってきた、この人混みは、ジュリエットの家。この中庭は入場料などなくオープンな場所になっています。右に見えるのが、ロミオが下から歌を捧げたバルコーニーね。って、小説の中の話なのに。

ヴェローナ一番の観光スポットだけに、こうやって写真を撮るのも行列です。見ず知らずの人にいっぱい胸を触られてジュリエットがちょっと気の毒(笑)。

ハートマークがたくさん。世界中のカップルがここで愛を誓うのかな。幸せになれてるといいね。

帰りに野外劇場を下見。広いので入口も確かめておかないとね。

私たちの入口は、この銅像の近くが目印ね、と。

いったん部屋に戻って、シャワーも浴びて洗濯機を回してしまう。オペラ終わって戻るのは遅くなるからね。夕食は、オーナーにチャットで教えてもらったこちらのお店へ。予約もしてもらいました。

とても人気のようで、予約ないと入れなかったと思います。とても美味しかったです。

さて、いよいよオペラ会場へ！

入口でチケットを見せて、劇場の中へ。

Webで座席表とにらめっこして取った席は、右斜めのこの辺。真正面の平土間じゃないのでそこまで高くないけど、結構近くてよく見えました。

この季節、日が落ちるのが遅いので、開幕は9時半。この場所にいる事自体が貴重な体験なので、みなさん座席に座って写真をパチパチ。

この日の演目はアイーダでした。公演中は撮れなかったけど、アンコールにて。

巨大な舞台でセットや照明もダイナミック。新演出とかで、かなり現代的な雰囲気で、日本にいるときに見たバージョンとはかなり違ってました。

歌声もさすがの迫力。この広い会場でマイク無しってすごすぎる。みなさんスタンディングオベーション。

あ～楽しかった。オペラに詳しいわけじゃないけど、4時間近くの間、眠くなったり退屈したりなんてことはまったくありませんでした。

時刻はもう夜中の1時すぎ～。でも劇場のまわりは人がたくさんいるので、危ない感じはありませんでした。4年越しの夢がかなって感無量です。