2024年 インドネシア周遊 (8 days) =DAY 7 & 8= ～夜行列車 ⇒ ジャカルタ～

2024/09/21 - 2024/09/22

・9月15日：名古屋 ⇒ 香港
・9月16日：香港 ⇒ デンパサール(バリ島)
・9月17日：デンパサール(バリ島) ⇒ ジョグジャカルタ ⇒ ボロブドゥール
・9月18日：ボロブドゥール ⇒ ジョグジャカルタ
・9月19日：ジョグジャカルタ ⇒ 夜行列車
・9月20日：夜行列車 ⇒ ジャカルタ
・9月21日～22日：ジャカルタ ⇒ 香港 ⇒ 名古屋

エリア ジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

8:50起床。

イビス ジャカルタ アルカディア ホテル

朝食はビュッフェ形式でサラダ、黄色い米、焼きそば、クロワッサン、チョコデニッシュに地元のデザートらしきものを2つお皿に取った。デザートはピンク色のちまきのようなものとココナッツをまぶした黄色いお持ちのようなもの。ちまきを久しぶりに食べたが、美味しかった。

部屋に戻り1時間ほど寝る。ネットで調べて、モスク、大聖堂、独立記念塔と回って、後はモールでお土産買って、マッサージに行くイメージで、60万ルピア以上残っているお金を消費するため、Grabも使うことにし、12時にチェックアウトし、荷物を預ける。

Grabはすぐに来て12:13カテドラル到着。ネオゴシックスタイルの大聖堂。

ジャカルタ大聖堂 寺院・教会

1829年に最初のカトリック教会が建設されたが、1890年に地震で倒壊。その後1901年に現大聖堂が完成した。

大聖堂の脇にキリスト像・・・

・・・と思ったら王冠をかぶっている。もしかしてキリストじゃない？

2つの尖塔の高さは60m。

中に入ると燭台の向こうに・・・

・・・キリストを抱くマリア像がある。

大聖堂は長さ60m、幅10m、両脇の側廊5mの十字形になっている。

中は結婚式で使われていて、奥までは行けない。

手前に説教壇があり・・・

・・・最深部に主祭壇画がある。

入口側の壁に描かれた壁画。

外にはアメリカでよく見た結婚しました！カーと同じように装飾された車が停まっていた。

12:30、イスティクラル・モスクに到着。インドネシアで最大のモスクらしいが、外観自体はいわゆるザ・モスク感はない。

イスティクラルモスク 寺院・教会

この看板も宗教施設っぽくない・・・。

建物の奥に見えるミナレットも・・・

・・・トルコやウズベキスタンで見てきたミナレットとは全く違う印象。
　トルコ：https://4travel.jp/travelogue/11620445
　ウズベキスタン：https://4travel.jp/travelogue/11804330
そもそもトルコとウズベキスタンのミナレットも全く違う印象だったが・・・。

イスティクラル・モスクから見たジャカルタ大聖堂。川を挟んですぐのところに建っている。

イスティクラル・モスクから見たモナス(独立記念塔)。

モナスの頂上にあるのは50kgの純金で作られた炎をかたどったオブジェが設置されている。

モスクはツアーで回ることができると聞いていたのだが、ツアーの受付場所が見つからない・・・。

受付を探してモスクの周囲を一周していると小さなテントが立ち並んでいて・・・

・・・飲食物も売られていたが、炎天下の中、冷やされていない飲み物を買う気にはならない・・・。

女性用の入口。

男性用の入口。
性別ごとに入口が分かれている。

ツアーの受付場所がわからず彷徨っていたが、無事受付が見つかり、13時のツアーに参加することができた。

こちらがツアーの時間。

受付がダブレット1台のみで1人1人に名前を入力させて、国籍を聞かれるのだが、グループの場合は代表者1名のみでOKという謎システム。また半ズボンだったが、膝上はNGだが膝下までカバーされて入れば問題ないとのこと。

ちなみに一般の礼拝客は先ほどのように男女別の入口になっているがツアー客は関係なしに男性用入口から女性も入場。

外観からは想像できなかったが、中は凄い！
オープンエアな造りになっていて風が通り抜け、涼しい。かつデザイン性も素晴らしく・・・

・・・窓ではなく、通風孔からモナスも見える。

メインの礼拝堂に到着。
大理石とステンレスで作られており、木は腐るので使っていないそう。

中央にぶら下がった球はスピーカーで・・・

・・・キリスト教で言うところの主祭壇の部分にはイスラム教のアラビア文字が刻まれた巨大なタペストリーが飾られている。

モスクのドームは直径45mで、インドネシアが独立した1945年にちなんでいる。

さらにメインのドームは高さ66.66mで、イスラム教の聖典クルアーンの66冊66章にちなんでいるそう。

ドームの下部にも・・・

・・・アラビア文字が刻まれている。

そして12本のステンレス製の柱が中央のドームを支えるような構造で"12"は、ムハンマドが生まれた日にちなんでいる。

中央の球体スピーカーは日本製らしい。

個人的に最も驚いたのが、モスクを設計した建築家がキリスト教徒だということ。

異教徒に設計を任せたインドネシアという国家の懐の深さみたいなものを感じる話だった。

ドームの下の巨大な空間は写真奥が男性、写真手前が女性用と御祈りのスペースも男女別になっている。

ドームの解説＋写真撮影は10分ほどで次の場所へと移動する。

ドームを出て次に向かったのが・・・

・・・大太鼓。

イスラム教の1日5回の礼拝前のアザーンの前に太鼓を鳴らす風習があった。

今はスピーカーでアザーンを知らせるため、お役御免となったようだ。

近くにはコーランも置かれていた。

最後に訪れたのがこちらのテラス。

テラスからもジャカルタ大聖堂が見える。

ドームのてっぺんにはイスラム教の象徴とも言うべき三日月と星のシンボルもある。

収容人員は最大12万人ということで、ドームツアーが2～3回くらいできるくらいで、床の線はドームに入りきれなかった場合の信者がお祈りをするための1人分のスペースがわかるようにと描かれている。

13:52ツアー終了。

モスクを出て歩いているとjakartaの文字の向こうに・・・

・・・工事中のモニュメントがある。よく見ると足の部分の鎖がちぎれ・・・

・・・両手の部分も同様に鎖がちぎれており、当時のインドネシア大統領スカルノはがインドネシアがオランダから西ニューギニアの領土を譲り受けた西ニューギニア紛争後の1963年にこの記念碑を建設した。

イスティクラル・モスクとジャカルタ大聖堂を1枚の写真に収める。

この角度からみるとミナレットの高さが際立つ。

ジャカルタ大聖堂もこの角度から見ると奥にもう1つ尖塔があることがわかる。

そのまま独立記念塔モナスまで歩く。

モナスを中心に広場というか、大きな公園になっているのだが・・・

・・・軍関係の車や戦車、ヘリコプターや戦闘機などが無数に並んでいて、かつ出店も出ていて何かのお祭りのよう。

日本ではまず見ないし、海外でもそういう施設に行かないと見ない光景が目の前に広がっている。

モナスの奥に見える高層ビル。

その上の方が展望スペースになっているようで、人がたくさんいるのが見える。

手前のビルもそれなりの高さだが、その奥にはそれを凌ぐ高さのビルが建設中で、ジャカルタのパワーを感じることができる。

広場の中央に建つ塔の外装は白い大理石製で、高さ137m。

でもって塔に上るため近くに行くとチケットは別の場所で買ってと言われたが・・・

・・・そこが遠いので、入場は断念。

モナス (独立記念塔) モニュメント・記念碑

しかし今日は週末だからかスモッグが薄い気がする。実際喉の調子も少し良かった感じだし・・・。

14:40再びGrabを呼んで、グランド・インドネシア・モールへ向かう。一通のため、大回りして15:02モール到着。

WEST MALLにはSEIBU百貨店が入っていて、資生堂の永野芽郁が出迎えてくれた、笑。

ユニクロも近日オープン予定。

キットカット抹茶味も売っていて・・・

・・・お～いお茶も売っていて、SEIBUやユニクロも含めて日本のよう。

インドネシアを感じたのはこちらのミーゴレン味のポテトチップ。

日本製ではないが大福やもちのお菓子もあった。ちなみにメイドイン台湾・・・。

モール内のSHUSHUという和カフェで休憩。

日本語が流行っているようで、先ほどのお菓子含めていたるところに日本があふれていて、この和カフェも日本語だらけ。
　すごい、好きです、おいしいです
など、日本の飲食店だったら絶対にディスプレイに使われない言葉で埋められている！

チーズケーキシリーズが販売されていたので・・・

・・・抹茶チーズケーキを買おうと思ったが、売り切れていたので、抹茶ラテとティラミス・チーズケーキを食べ、その後モール内を散策。

モール内は日本のチェーン店だらけでココ壱や・・・

・・・吉野家もある。

吉野家は日本アニメのSPY X FAMILYとコラボ中だった。

さらに牛角まである！

モール内は安っぽさは拭えないが中華街の雰囲気もある。

最上階から見えるジャカルタの街並み。

小さなモスクも見える。

WEST MALLの最上階は映画館で、ここは日本ではなく韓国のCJ Entertainmentが運営するCGV Cinemaとなっていた。

売店は普通の映画館だが・・・

・・・内装がレンガ造りおしゃれ。

さらに映画館の中にラウンジがあったり・・・

・・・レストランがあったりして、食では日本完勝だったが、映画は日本完敗・・・。

TRANSFORMERS ONEの宣伝用POPが設置されていた。

さらにモール内を散策すると丸亀製麺もあった。

丸亀製麺 (グランドインドネシア店) 和食

このエリアはニューヨークをベースにしたデザインになっている。

さらに日本では見たことのない北海道屋なるお店や・・・

・・・モンスターカレー・・・

・・・KATSUKITA 私たちのカツ
なる、たくさんの似非日本料理屋もあった。

17:05モールを出発。

かなり大きなモールで駆け足で回ったが、2時間以上かかった。

グランド インドネシア ショッピングセンター

モールの東にあるロータリーの中央には・・・

・・・ミュージカルのような花束を持った女性と男性の像が設置されている。

17:25KOKUOというマッサージ屋に到着。しかし現金NG・・・。余った現金使いたいのに使えないのでは意味がないので、ファミマでレモン・ウォーターを買って店内で少し休憩。

ホテルに戻り、WiFi繋いで近くのマッサージ屋を探すが、多くは派遣型。1軒だけ徒歩3分ほどの場所に店舗型を発見！18:20到着。
アロマテラピーや足のみなどいくつかの種類と時間から選べるが、普通60分コースを選択。さらに個室か共通か？も選択でき、共通を選択。共通と言っても広い空間をカーテンで仕切る日本でいつも行くマッサージ屋と同じ形式だった。日本と違ったのはマッサージの後で大きなバスタブがあること(故障中で使えなかったが・・・)、シャワーもあること。

19:40退店し、ホテルに戻り荷物をピックアップし、Grabを呼び、BNI City駅へ20:18到着。

こちらの券売機でチケットを購入。

乗車券、指定席ではなく自由席だが、時間は指定制。

20:38の電車で空港へ向かう。車内はガラガラ。

21:26空港駅到着。

そこでスカイトレインに乗り換える。

スカイトレインはターミナル1とターミナル2、3で方向が異なるため、事前に自分のフライトがどのターミナルかを確認しておく必要がある。

ターミナル3へ21:46到着。セルフチェックインがなく、カウンターに並ぶ。荷物を預ける必要はなかった。

ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港

昼間に訪れたモール内にもあった丸亀製麺が空港内(イミグレ前)にもあった。

ビール・カルボナーラうどんなる独自メニューもあった。
かけうどんが51,000ルピア≒500円と日本よりも高い値段設定。

両替をしたいのだが、3階の両替所は2か所ともCLOSEしていて、1階へ向かい、そこで1,000円のみだが、両替することができた。

少しカードを使ったとはいえ2万円の両替で余るとは・・・。

出国審査の入口の前にキリンと・・・

・・・恐竜のオブジェがある。

22:48、サファイア・ラウンジ到着。

サファイアプラザ プレミアムラウンジ (スカルノ ハッタ国際空港ターミナル3) 空港ラウンジ

ラウンジはかなり混んでいる。

野菜とフルーツのコーナー。

メインの料理がないと思ったら・・・

・・・こちらで注文する形式だった。

というわけでシーザーサラダとトマトソースパスタを注文。サラダの野菜がかなり傷んでいたのはご愛嬌、笑。

23:33ゲート5へ到着。

管制塔からの指示待ちという理由で61分遅れの25:06離陸。

待っている間寝ていて、動き出したタイミングで一度起きて、滑走路を走りだす前には寝て、起きたら着陸態勢だった。

44分遅れの6:49香港着陸。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

まだ名古屋行きのゲートはアナウンスされておらず、ネットで調べて昨日の出発ゲートである23番ゲート近くのKYRAラウンジへ7:28到着。

ジャカルタのラウンジは夜ということもあり、落ち着いた雰囲気だったが、香港のKYRAラウンジは今年の7月にOPENしたばかりということもあって、おしゃれで高級感あふれる造り。

料理もメニュー豊富。

サラダ、ソーセージ、シュウマイ、焼きそばにオレンジジュースを取り席に着く。

スマホのアプリにゲートが67番になったと通知が届く。

9:30ラウンジを出て、9:37ゲート67に到着。再び離陸が61分遅れ11:01香港発。61分機内で待たせるのが流行ってんのか！？どうせ待たせるなら機内じゃなくて外で待たせてほしかった・・・。

ジャカルタから香港、香港から名古屋へのフライトチケット。

コナンの灰原哀物語を鑑賞。TVシリーズのAnother Cutらしい。

離陸1時間後に機内食で焼肉 or チキンで焼肉をチョイス。

セントレア着陸直前の風景。

離陸は61分遅れだったが、25分遅れの15:25セントレア到着。

中部国際空港セントレア 空港

世界に4機しかなく、日本ではセントレアしか見れず、セントレアでも毎日見れるわけではない機体が沖止めの状態で帰国を出迎えてくれた(・・・と個人的に妄想した)。

15:47発の名鉄に乗り、17:20自宅に到着。

中部国際空港駅 駅

43か国目となるインドネシアの旅。
やっぱりアジアは食に苦労する、そしてバイクとたばこの煙にも苦労する・・・苦笑。

今回ボロブドゥールが目玉の旅だったが、マノハラリゾートの滞在が思っていた以上に素敵で、朝焼け＋朝もやのボロブドゥールの神秘的な光景は特に素晴らしかった！こうなると他の三大仏教寺院であるアンコールワットとミャンマーのパガン遺跡にもいつか訪れてみたい！と思うと同時にインドネシアの寝台は昨年のタイに続いて一回経験すれば二回目はもう良いとも感じた。
とりあえず来年のゴールデンウィークは東欧に無事行けるだろうか？