2024/05/27 - 2024/05/27
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kirinbxxさん
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午前中に訪問したサン・パウ病院は、単独ではなくもう一つの建築物とともにユネスコ世界遺産に登録されています。
カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)はヨーロッパでモダニズム様式建築が全盛期を迎えた時代、バルセロナで大きな影響力を発揮した名建築家ムンタネーの代表作の一つです。1905年、オルフェオ・カタルラ合唱団の拠点とするべく建設が開始されました。この合唱団は1891年に創設され、現在もここを活動拠点としています。他にも、ルクセンブルク管弦楽団がここで頻繁に演奏会を開いていますし、それ以外のクラシック音楽はもちろん、ジャズコンサートやフラメンコなども上演されています。
入場するには昼間に行われるガイドツアーに参加するという方法もありますが、ここは音楽堂、音楽を演奏し、鑑賞するための場、音楽なしの見学だけというのはつまらない。それに、今回はバルセロナに2泊しかしないので、夜に行われるコンサートの方が旅程の上でも適しています。もし、もっと中をじっくり見たい、となったらまた今度、ガイドツアーに参加すればいいだけのことです。
朝から晩までカタルーニャ建築に浸りきったこの日の歩数は17,796歩、2万歩はいってると思ったのですが。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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本日も地下鉄でお出かけです。ホテルの音鳴りがバルセロナ・サンツ駅です。ずらりと券売機が並んでいます。
バルセロナ サンツ駅 駅
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バルセロナ・サンツ駅は、巨大な駅で色々な路線が乗り入れています。Rodalies de Catalunya、カタルーニャ自治政府が管理し、国営鉄道会社レンフェが運営している地域鉄道です。この列車は空港行き。
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Plaça Catalunyaという駅がカタルーニャ音楽堂の最寄り駅です。降りるとすぐに目につくのがこちら。El Corte Inglés Plaça de Catalunya、スペイン発祥の百貨店のバルセロナ最大の店舗です。9階建てでガラス窓のある9階はカフェ・レストラン、コーヒー一杯で屋外のルーフテラスからカタルーニャ広場を見下ろせるそうです。
エル コルテ イングレス (カタルーニャ広場店) 百貨店・デパート
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ぐるりと周囲を歩いてみました。
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そしてここが目指す場所です。
カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)カタルーニャ音楽堂 建造物
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細かな装飾できらびやかに飾られています。
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南側の外観。上部には音楽家たちの胸像が飾られていました。
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元々メインエントランスと使われていたのが、この南側の入り口です。
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現在の入場口は増設された建物にあります。建物への入場は1時間前からできます。コンサートホールの座席への入場は30分前から。ここでチケットを見せて入場しました。
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これが予約購入したチケットです。この日の演奏者はピアニストのエレーヌ・グリモー(Helene Grimaud)さん。わずか13歳でパリ国立音楽院入学という才能の持主ですが、同時に米国でオオカミ保護センターを設立しているという興味深い方です。
私たちは2人ともピアノソロがそれほど好きでもなく、管弦楽の方がありがたかったのですが、仕方ありません。演目はベートーベンだし、クラシックのコンサートだというだけでも、幸運だと思わないと。現代音楽だとどうするか迷うところでした。 -
地元の人は早くからは来ませんし、観光客の方は幼児連れは入場できず、クラシック音楽に何の興味もない人は昼のガイドツアーで見学するでしょう。ということで、開演前に内部を見学する人はさほど多くはありません。
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こちらはカフェテラス。装飾は割と控えめです。
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30分前になったので、いったん座席を確認しておくことにしました。演目がピアノソロなので、今回はお安い席です。別に舞台が見えなくても困りませんから。
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そもそもが「合唱団」のために作られたため、パイプオルガンが設置されました。一方で、ステージ左右に巨大な彫刻が置かれたため、背景を使う事ができず、建設後暫くして大流行した演劇を上演することはできなかったそうです。
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ユネスコ世界遺産センターの説明はこうです。
「鉄筋建築の音楽堂のファサードはモザイクでふんだんに飾られ、ステンドグラス製の逆向き穹窿(きゅうりゅう=半球状のもの)で知られるコンサートホールの内部も過剰な装飾に溢れる」
確かに・・・ -
コンサートホール内でもっとも目を惹くのはステンドグラスたち。特にこの天井中央のものは巨大かつ、独創的なものです。その巨大さのおかげで、ヨーロッパで唯一、天気の良い昼間は完全自然光だけで照らすコンサートホールになっています。
時刻は19時30分、コンサートが終わるころ、ステンドグラスはどうなっているでしょう。 -
場内が暗くなったあとのステンドグラス。
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20世紀初頭、この音楽堂は人々が音楽を楽しむ場所であると同時に、バルセロナの人達の社交の場でもありました。また、当時のバルセロナの経済力を誇示する目的もあったそうですからこの絢爛豪華さも意味があったのでしょう。
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これらのステンドグラスのデザイン、天井のステンドグラスの制作を担当したのは、Antoni Rigalt i Blanchという人です。その昔、教会を飾ったステンドグラスを、鉄鋼で作られる20世紀建築と融合させた彼とムンタネーのコンビは、バルセロナに数多くの作品を残しています。
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少しずつ聴衆が集まってきました。記念撮影をする三世代の家族連れ、若い観光客のグループ、着飾った人達、仕事帰りに着たらしい服装の人達、いろいろです。まだ時間があるので、もう少し内部を見て回りましょう。
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ペガサスの彫像。至る所にギリシア神話由来の凝った彫刻が飾られていました。
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舞台後方の両側には、ミューズという若い女性像がありました。上半身は彫刻、下半身はモザイクという凝ったものです。
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ステージ回りには、カタルーニャの音楽や芸術に貢献した人々の彫像やメダイヨンが飾られていました。
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20時ちょうど、開演です。客席もいい感じに埋まっています。
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普段ピアノソロを長々と聴くことはないのですが、思ったより楽しめました。無事に演奏は終了。
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21時30分になると、ステンドグラスはこうなっていました。
久しぶりの生演奏も堪能、素晴らしい装飾で気分はお腹いっぱいです。ガイドツアーは普段は入れないところも見学できたり、説明を聞いたり、昔の映像を見たりできるとはいえ、やはり音楽堂は音楽を楽しむところ、次回は管弦楽のコンサートがあるときに来たいものです。 -
軽く一杯やってから帰りましょう、ということで音楽堂からぶらぶら歩いて数分のところにある、Taverna ONOFREというお店へ。
オノフレ 地元の料理
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グラスワインとタパスがあればもうどこでもOKです。
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ペネデスという地域で作られたフレッシュな白、気軽に飲めるワインです。使われている葡萄品種は、グルナッシェを除くと、スペインワインを殆ど飲んだ事がない私たちには名前も知らないものばかり。安いワインですが、結構いけました。
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Gambas Al Ajijjo、小エビのアヒージョです。なんだか盛りつけがぱっとしません。13ユーロ。
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こちらは カタルーニャの伝統料理、Escalivada con Sardinasです。Escalivadaとは、 カタロニア語の動詞「 escalivar(灰で調理する)」に由来していて、この料理が伝統的に薪の残り火で調理されることを意味しているとのこと。それと新鮮な鰯をあわせた料理ですね。これは味も見栄えもよいものでした。14ユーロ。合計39ユーロでした。
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