2024/05/26 - 2024/05/26
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kirinbxxさん
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大聖堂の巨大さに圧倒され、タパスのボリュームに参ったサラゴサ、一夜明ければもうお別れです。
前日、サラゴサからバルセロナへの列車の時刻を変更しようとしてレンフェの公式サイトと格闘するも失敗(英語にはなるのですが、突然スペイン語になったりしてわかりにくいことこの上ない)したのでまずは駅へ行って変更した乗車券と変更可能な予約だったのに追加でとられた手数料を奪還してから、残された時間を目いっぱい観光に費やすことにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日も早起きです。朝食会場には誰もいません。
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朝食はビュッフェ、品揃えはまぁ大陸としては普通。
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本日のkirin朝食です。
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部屋から見えるのは隣にある公園らしきところ。
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人口70万弱の都市ですが、さすがに緑が豊富です。
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観光の前に、時刻を変更した乗車券と余計にかかった手数料の払い戻しを受けるため、まずサラゴサ駅へ。
とても大きく、独特な形状の駅です。 -
では、サービスセンターへ。愛想よく迎えてくれた女性係員が、予約時間を変更してくれました。公式サイトの不具合を告げると返ってきた返答は「それがスペインよ」。やっぱり。勿論、間違ってクリックした「氏名変更」で獲られた40ユーロの返金はなし。とほほ。まぁ愉快な接客で朝から笑わせてもらいました。
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ちと時間はかかりましたが無事乗車券を手に入れることができたので、あとは観光です。Palacio de la Aljafería、アルハフェリア宮殿というところに行ってみました。この四角い塔がもっとも古い部分、11世紀に要塞として造られた名残です。
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コルドバのメスキータ、アルハンブラ宮殿と並びスペイン・イスラム建築の三大傑作とされる名建築で、2001年「アラゴンのムデハル建築」の一つに指定されています。
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いたるところに見事なアーチ。
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場所によってその意匠が違いつつ、どれもこれも、繊細で丁寧な彫刻が施されています。
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二階部分から見下ろした中庭。
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どれほどの手間と暇をかけて造ったのやら。
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天井もこのとおり。
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こちらは後から付け加えられた部分です。シンプルすぎるのですが、ずっとひたすら華美な装飾を見てきたあとは、なんとなくほっとする構えです。
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1984年、アラゴン州はここに自治議会をおくことを決定。建物の所有者はサラゴサ市議会ですが、建物の一部を99年間の期限付きでアラゴン州議会に譲渡することにしました。この古い建築物が今こうして美しい姿で残っているのは、この決定のおかげだそうです。
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さてと、昨日はゆっくり見ていなかったのでPuente de Piedraへ。直訳すると、単に「石橋」です。
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この日はとても暑く、とても向こうまで渡る気にはなれませんでした。
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この角度から見るとまた趣がちがいます。
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暑い日だったので、涼しそうな博物館へ。
てっきり、カエサルとアウグストゥスに関係する博物館だと思っていたら・・・ -
「世界でただ一つ、カエサルとアウグスタという二人の偉大なる人物の名を冠する都市サラゴサ」を記念する、4つの博物館があり、その一つということでした。Foroはラテン語で「公共広場」。フォロ・ロマーノのように都市名の前につけて使うのが一般的です。
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つまり、古代ローマ時代の遺跡博物館だったのでした。
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古代ローマはヨーロッパのいたるところで植民市を建設し、そのすべてで膨大な量の碑を残しました。こんな欠片をひとつひとつ解読して、当時の生活ぶりを明らかにしていく、地道だけど楽しそうな仕事です。
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でも、現代になって地下に駐車場でも、と思って掘ったらこんなものが出てくる。担当者は頭を抱えたかもしれません。
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アウグストゥス時代の遺跡と、ティベリウスの時代の遺跡をこのような通路で繋いでありました。
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この時代の人々の生活がわかる楽しい博物館でした。
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このような模型も使って判りやすい展示になっていました。これで入場料無料とは。
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さて、どこぞでお昼を食べようと歩き回っているうちに見つけたのがこちらのお店。ピラール広場からほど近いところにありました。
LA Flor DE LISと言う名前のおしゃれな感じのするビアレストランです。 -
まずはビールを。どっしりしたいいビールです。
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lcachofitas fritas con crema de jamón de Teruel y corteza de cerdo・・・・なんと長い料理名でしょう。
揚げたアーティチョークって美味しいものだなぁ・・・ -
イベリア半島で魚を食べようと思ったら、高確率でこれになる、毎度お馴染みのバカリャウ、ニンニクとオリーブを使ったアラゴン風の料理だそうです。19ユーロ。
メニューには、TatakiだのTeriyakiだのGyozaだのも載っていましたが、この手のものをよその国で食べて美味しいのにあたった経験がほとんどありません。 -
つまみがふたつ、ビールを4杯にシャーベットで51.8ユーロ、やっぱり大都会だけあってちょっとお高いようです。
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