2024/09/24 - 2024/09/25
1827位(同エリア4372件中)
haruさん
プラハ後編。
前編(https://4travel.jp/travelogue/11936502)では、強い日差しの中、ひたすら歩いて(上って)いたら疲れすぎてほとんどホテルステイを楽しんでいるだけの旅行になったので、後編ではトラムを使うようにしました。
結論、トラム使ったとて、疲れ果ててました。
それでも、楽しいことや楽しくないこと、いろいろありましたので、記録に残します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
教会の鐘の音で目が覚めました。
今日もいい天気です。日差しが強いです。
今日こそは効率よく、いろんなところを回ろうと思い、公共交通機関の24時間券をアプリで購入しました。
PID Lítačkaという名のアプリは、クレジットカード決済後、難なく使用できました。とても便利です。
朝食後、まず向かうのはキンスケーホ庭園。ホテルから、徒歩だと18分、トラムを使うと13分。あんまり変わらないけど、少しでも体力温存のため、トラムで行くことにした。
この庭園は、そこまでメジャーな観光スポットではないけれど、写真を見て綺麗だなと思い、行ってみることに。
Googleマップで行き方も調べたし、まずはこの庭園でのんびり朝ん歩だな。
、、、といきたかったところ、Googleマップに書かれている大事な一文を見落としていた。
「丘の上にあるよく手入れされた英国式庭園。精巧な設計が施されたギリシャ カトリック教会があり、プラハの街を一望できる。」
「丘の上にある」「街を一望できる」
つまり上るということ。
庭園の入り口の前に立つと、既に目の前は上り坂。
プラハにいる限り、上り坂からは逃れられなさそう。覚悟を決める。キンスケーホ庭園 広場・公園
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「本当にここであってる?」と不安になりながらも上り坂を進んでいくと、広々とした場所に出た。日差しはキツイけど、緑の地面が目に優しい。
きっと春と秋なら、このベンチに座ってただただ時間を過ごすのも気持ちいいだろうな、と思いつつ、今日は暑すぎて無理なので写真を撮るだけで先へ行く。キンスケーホ庭園 広場・公園
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この「キンスケーホ庭園」というのはどこがメインなのか分からず、目的もなく、ただひたすらこういう分かれ道(上り坂)を進んでいく。道行く人はまばら。
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真緑の池。
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見晴らしのいい場所に出ました。
写真では伝わらないけど、ここは「音」がいいなと思いました。
トラムが橋を渡る音、教会の鐘の音、パトカーのサイレン、鳥のさえずり、木の実の落ちる音、風で葉が揺れる音、自分の息切れの音、虫の飛ぶ音(ギャーッ)。
人の声は聞こえないけど、生活の音は聞こえました。 -
唐突に現れるプラハ城。
もう満足したし、何より疲れたから次の場所へ行こうと思っても、歩くたびにいい景色が見れるから、「疲れた」と「景色見たい」の戦いが1時間くらい続いた(1時間炎天下の中を歩いてた)。 -
HP切れ寸前のところで、トラムに乗って次の場所へ。
「Vyšehrad」
ここもトラムを降りてからこの入り口までかなり上った。もう何の感覚もない。 -
趣のある、ちょっと可愛らしい見た目の入り口。
-
「聖ペテロ聖パウロ教会」に到着しました。
青空に映える、重厚感のある教会。遠くから見ると落ち着いた色味の壁だけど、近くでよく見ると、人物画もあるし色も使われてて、面白い。聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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横顔もいい。
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教会の中に入ると、チケットカウンターには優しいシスターが。
ウィズアウトフラッシュならフォトオッケーですって。 -
装飾もステンドグラスも美しいけど、全体的に落ち着いている印象。
静かで、空気も冷たい(涼しくてよい)。 -
教会の外に出て、見晴らしのいいスポットへ。
川を挟んで街並みが一望できる。船がゆーっくり進む。
観光客も少なくて、プラハの街並みを独り占めできる。 -
しばらく、ぼんやりと景色を堪能したところで、もうそろそろ休憩をはさんで水分補給しないとぶっ倒れるとアラームが鳴る。
とりあえず、すぐ近くにあったカフェに入ってみる。
システムが分からなくて、レジっぽいところでオロオロしていたら、可愛いギャル店員さんがドブリーデン言ってくれた。
「レレレレレレモネードありますか、、、」と聞くと、メニュー見せてくれた。
ラズベリーのレモネードをオーダーして席で待つ。
これでHP回復だ! -
ほどなくして、レモネード(命の水)が出てきた。
速攻でいただく。
つめたー、、、くない、、、ぬるい!
作りたてだからなのか、ぬるい、、、
果肉も入っていておいしいけど、いかんせんぬるい。
やはり食べ物飲み物の温度が味覚に与える影響って大きいのだな、と思いつつも、ありがたく水分をいただきました。 -
HPもやや回復したので、帰ります(下ります)。
分かれ道がいくつもあって、でもどの道使ってもゴールにはたどり着けるでしょ、と高をくくっていたら普通に間違えていた。
変な道に入ってしまい、遠回り。
回復したHPを無駄遣い。 -
トラムに乗っていろいろ周り、ホテルに戻る手前で寄り道。
聖ニコラス教会。 -
教会ってこんなに豪華に作っていいの?こんなにお金かけていいの?という疑問が湧くほどの豪華さ。
さっき見た聖ペテロ聖パウロ教会とは全く違う趣。 -
階段でバルコニーに上がってみる。
ここ、柵が微妙に低くて、その柵を見るだけで足がすくむ。
「身を乗り出さないで」っていう案内表示のイラストを見るだけでもすくむ。
そそくさと退散。
ホテルに戻り、時がワープし、夜を迎えます。
夜景、一回くらいは見ておくか、、、と半ば義務感でホテルを出て、カレル橋方面を目指します。
マラーストラナ橋塔の営業時間終了まで30分あったので、入ってみる。
入り口でチケットを買う。
対応してくれた長髪のお兄さんは、ぱっと見、寡黙な感じの人。威圧感はない。
私は「ワンチケット」と言って、支払用のカードを取り出した。
すると、
「カードで支払いですか?(原文ママ)」
ん?日本語聞こえた?なんで私が日本人だと分かったんだろう?
というかなんでこんな流暢な日本語をしゃべるんだろう??
と疑問を抱きつつ、支払いを進めていく。
「大人のチケットですね」「学生じゃないですか?」「カードですね、ちょっと待ってくださいね」「はい、お願いします」と畳みかけるような日本語。
逆に聞かない方が失礼だろうと思い、「なんで日本語喋れるんですか!?」と聞いてみると、お兄さんは日本(東北地方)に留学経験があったみたい。
私が「寒いですよね」って言ったら、「チェコの方が寒いです」って。そりゃそうか。
最後に、「楽しんできてください」って言ってもらった。
束の間の、久しぶりの日本語での会話にほっこり。ありがとう。
ウキウキ気分で階段を登っていく。
これあれだ、昔のおばあちゃんちの階段。ステップが浅くて急。降りるときのことを考えて既に怖い。
ぐるぐる上って、展望デッキに出る。の、前の天井で頭を打つ。いってぇ、、、
100人中70人は頭打つような構造。「ウォッチアウト」の注意書きに、頭を打ってから気づく。 -
外に出ると、床には木の板。微妙な高さの、心もとない柵。これ大丈夫なのか?
少年がドタバタと走り回ってギシギシ言わせて、完全に煽っている。 -
へっぴり腰で景色を堪能する。
怖さ7、感動3。 -
イチオシ
まだ若干真っ暗ではなかったけど、街には明かりが灯っていて、十分キラキラしていた。
夜でもプラハ城はすぐ見つけられる。
営業終了時間ギリギリまで堪能して、恐怖の階段を降り、カウンターのお兄さんに別れの挨拶をし、外に出る。 -
イチオシ
大混雑のカレル橋を渡ってみる。
朝ん歩で渡った時は人も少なくて快適だったけど、夜は打って変わって大混雑。
何組ものアーティストが路上ライブをやっていて、その周りに人だかりができている。自然とスリを警戒。
演奏している人も、聞き入っている人も楽しそうで、どうかここは平和な場所であってほしいと願った。 -
イチオシ
人ごみの中に一人でいると寂しさを感じるけど、キラキラな景色を見ていると、その瞬間だけ忘れられるような。現実世界での一人は孤独だけど、異世界を一人でさまよっていると考えると、一人でも孤独じゃない、不思議、、、
-
「ギラギラ」と「キラキラ」は違う。
新宿の夜景は「ギラギラ」。プラハの夜景は「キラキラ」。 -
どれくらいカレル橋が混んでいたかと言うと、夜景の写真を撮ろうとして、知らぬ間に赤の他人のポートレートを撮ってしまっていたほど。旅行後にカメラロールを見返していて発見した。
赤の他人だけど、いい写真撮れちゃった。
競歩でホテルに帰り、この日の活動は終了。 -
翌朝。
今日こそは地元のものを食べるぞと決意して、ホテルの朝食はスキップ。
地元の食堂みたいなところに行こう。でも開店までまだ時間があるから、その前に寄り道。
クレメンティヌム。
9:25にチケットの列に並ぶ。英語のツアーは最短で10:30とのこと。
チケット購入して、中途半端に時間が空いたので、お土産探しに旧市街へ。 -
「撮りなさいよ」と言わんばかりの佇まいだったので、失礼して撮らせていただきました。
街の至る所でみかけるコレ。 -
ハヴェルスカー市場。
思ったより規模は小さかった。
プラハっぽいお土産とか、食べ物とか。 -
ベリーの詰め合わせが可愛くて美味しそうだったけど、ハエがたかってたので通り過ぎた。
ツアーの時間になったので、クレメンティヌムに戻る。
1ツアーに参加者20人くらい。自分以外は、家族連れとか友人同士とかで参加している西洋人。ぼっち参加の東洋人のこと、どう見えてるんだろうと思ったけど、きっと誰も見てないだろうから、気にしないことにした。
ガイドさんは、もちろん英語。もちろん分からないので、得意の「ふぅ~んなるほどねぇ」みたいな顔してついていった。 -
ツアー最大の(というか唯一の)見どころである図書館。
誰が撮ってもガイドブックに載ってるような写真になる。
図書館の中には入れなくて、入り口に5人くらいが立てるスペースが設けられていて、そこで順番に立って見る。
「ストラホフ修道院」の図書館も行ったけど、こっちの方が好きだな。
ストラホフ修道院は小窓から覗く感じだったけど、こっちはその空間の中に立つことはできる。匂いも十分に感じられる。クレメンティヌム 寺院・教会
-
「ちゃんと並ぶんだゾ」と見張られている。
-
図書館での時間はたっぷり目にとってもらって、最後は自由に屋上で景色を堪能。
塔のまわりをぐるっと一周できる。
もちろん、高所恐怖症なので怖いです。柵の心もとなさはどこも共通。
通路は狭いので、人とすれ違うときもギリギリ。 -
外に出なくても、窓から十分景色は楽しめる。
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満足したところで、帰る。
この激せま急階段が怖い。階段というよりもはやはしご。 -
暇だったので、旧市街でお土産ハント開始。
行きたかった「BOHEMIA PAPER」。
入り口が分かりづらくて、一回通り過ぎた。
店内は静かで、感じのいい女性店員さんが一人。素敵なグリーティングカードがたくさん。
プラハならではのデザインもあったけど、「コテコテのプラハ」じゃなくて、「さりげなくセンスのいいプラハ」だった。
誰にも送る予定はないけど、自分用にグリーティングカード3セット購入して満足。家に飾って眺めよう。
別のお店で、ポストカードやらモグラのキーホルダーなどを購入。
今日が初出勤だという男性店員さんが、女性店員からレクチャー受けながらの接客。
お客さんから質問されて、「すみません、今日が初出勤なもので、、、」と男性店員さん。お客さんは微笑んでいて、こちらもつい微笑んでしまう。そこには優しさが溢れていたと思う。
昼頃の旧市街は大混雑。早朝に来た時とは大違い。
そして今日も暑くて食欲を失くす。せっかくホテルの朝食抜いてきたのに。 -
まだまだ暇だったので、ドナウ川のボートツアーに参加することに。1時間座ってるだけだから、疲れないだろうなと安易な気持ちで。
ネットでチケットを予約購入し、出発時間の10分くらい前に、乗り場に到着。
時間になりボートに乗り込む。みんな上のデッキに進んでいく。直射日光ガン当たり。椅子が光を反射して眩しい。 -
別料金で、ドリンクが頼める。
乗客が全員乗り込んできたところで、わざわざスタッフが1席ずつ回ってオーダーを取りに来てくれる。 -
BGMでモルダウ流れていたから、雰囲気は最高。春と秋なら。もしくは夜とか。
暑さと戦いつつ景色を堪能していると、ボートはカレル橋にさしかかった。
すると、橋の上から、若者(馬鹿者)数人が下を覗き込んで、橋の下をくぐるボートめがけて唾を吐きかけた。外れたけど、あれは確実に狙ってた。
胸糞悪い。
私以外の乗客は恐らく誰も気づいていなくて、みんな楽しそうに過ごしていたことが救い。
私もいい大人なので、別にその若者に罵詈雑言浴びせようとは思わないけど、せめて、彼らが渡る三途の川の水質が最悪でありますように、と強く願った。 -
1時間、暑さに耐えて、ツアーは終わり。
でもまだ暇なので、ちょっと寄り道。
のだめのロケ地「ルドルフィヌム」、の近く、賑わっていた。
暑すぎて、のだめのロケ地だということで感動もしなくなった。 -
一旦ホテルに戻り、休息。
最後の最後に力を振り絞り、ホテルの人お勧めのジェラート屋さん行ってみた。
人気店で賑わっていたけど、オーダーを取って作ってくれる店員さんの数が多いので、すぐに注文できた。
フレーバーの数、カップorコーン、フレーバーの種類を伝えて、できあがったらお会計。シンプル。
レジのお兄さんイケメンで数秒見つめた。
お味は、美味しい!!
暑くて食欲なくしてたけど、これなら食べられる。
欲張って3種類の味を選んだけど、全部正解。何の味だったか忘れたけど、どの味も間違いないと思う。
早歩きで帰ってホテルでゆっくり食べようと思ったけど、まぁ溶けるわな。
みるみるうちに液体に変わっていく。
食べつつ歩きつつ。
プラハ観光はこれで終わり。
甘ーい思い出で締めくくられました。
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