
2024/09/25 - 2024/09/25
391位(同エリア986件中)
haruさん
プラハにお別れをし、チェスキークルムロフへ向かいます。
そこで泊まったホテルがあまりにも可愛すぎて、ほとんどその記憶しか残っていません。
観光情報、グルメ情報はほぼゼロで、優しい人々のお話がメインの旅行記です。
※移動手段
プラハ→チェスキークルムロフは、「CK Shuttle」の乗り合いタクシーを利用。
ネットで予約すると確認メールが届いて、支払専用のサイトが案内されて、ポチっとすればカードで購入完了。
「プライベート」か「相乗り」か、「バス停集合・解散」か「ホテル前送迎(Door-to-Door)」かを選択できて、私は相乗りのホテル前送迎を選択しました。
ホテル前送迎なので料金は高くなりますが、石畳の街でデカいキャリーバッグをガタガタ言わせながら歩くのは辛そうなので、正解でした。
約8500円。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
当日の朝、ピックアップ時間の10分前にホテルの別館を出ると、ハンサムな紳士に声をかけられます。
「チェスキークルムロフに向かう方ですよね?(ニッコリ)」と。
CK Shuttleのドライバーさんでした。
「チェックアウトしますんでちょっと待ってください急ぎますわ!」と言うと、「全然急がなくていいですよ(ニッコリ)」と。
優しそうなドライバーさんで一安心。
本館に入って、チェックアウトします。
4泊お世話になったホテルともお別れ。
どのスタッフさんも気さくでフランクで、フランクすぎて宿泊客と見分けがつかなかったこともありました。
スタッフさんから、「今日チェスキークルムロフに行くんですよね、ドライバーが待機してますよ」と。ホテルのスタッフさんとも連携してくれてるドライバーさん、親切ポイント100。
スタッフさんは「チェスキークルムロフの次はどこに行くの?」と聞いてくれて、今回の旅程を説明すると、「ビューティフル!」と。
あなたたちの優しさこそビューティフルです!
初プラハでここに泊まってよかったです。
初プラハでここに泊まってよかったですという気持ちを拙い英語でスタッフさんに伝えると、汲み取ってくれたみたいで、笑顔で握手してお別れしました。
現地の方と英語で雑談できるくらい私の英語力が上がってる!?と一瞬勘違いしましたが、それはただただ、スタッフの方が私の英語のレベル(底辺)に合わせて、ゆっくりはっきり簡単なワードを使って喋ってくれていて、私の英語(ほぼ単語の羅列)を理解しようと辛抱強く努力してくれていて、私はその優しさに甘えていただけでした。
この御恩、一生忘れません。
チェックアウト後、外で待機しているドライバーさんの元へ。
自己紹介してくれて、「今日は乗客あなただけだからラッキーだね」って。
嬉しいけど、そんなの緊張してしまう。
名残惜しくもプラハを離れ、紳士とともにメルヘンな街へ向かいます。ハウス アット ザ ビッグ ブート ホテル
-
しばらくプラハの街並みを眺め、だんだんと、車窓からの景色は、のどかな田舎町に変わります。
「世界の車窓から」のあの音楽が流れそうですが、知らない土地を知らない人の車に乗って結構なスピードで走ると、あんな優雅な気分にはなれません。
ここが名神ならこのスピードでも怖くないはず。
体感では時速140キロくらいで、デロリアンに乗せられたアインシュタインの気分です。時空を超えそう。
※実際はちゃんと道交法守った安全運転なので、ご安心ください。
途中でガソリンスタンドに併設されてる売店的なところに寄り、10分間のトイレ休憩を挟みました。
ちなみにシートベルト着用のお手伝いもしてくれて、気分はお姫様。
吊り橋効果も相まって、あと5秒で恋に落ちるというところでチェスキークルムロフに到着。早着でした。LOVEはじまりませんでした。 -
チェスキークルムロフでお世話になるホテルです。
中心部(旧市街)からは少し離れていますが、全然徒歩圏内。
1泊朝食付、9811円。
ちなみに旧市街では時間帯によっては車の乗り入れ規制があるようで、その時間帯だとホテル前までは送迎してもらえないそうです。
このホテルはその規制エリア外にあるので、問題ありませんでした。ブティック ホテル ロマンティック ホテル
-
外壁に可愛さが漏れています。
-
右手の階段を上がるとレセプション、左手の半地下は併設のカフェ(朝食会場)です。
紳士ドライバーさんは、当然のようにスーツケースを階段上まで運んでくれます。
ここで、初心者あるある、チップどうしよう問題。
いくら渡すのか?どうやって渡すのか?そのことで頭がいっぱい。
その時チェココルナをほとんど持っておらず、50コルナの小銭1枚しか渡せるチップがありませんでした。
何も渡さないよりはと、ポケットの中で握りしめて生暖かくなったコインを「これしかなくてごめんけど、、、(デヘヘ)」と申し訳なさそうに差し出すと、「ありがとう!これでコーヒーでも飲むね!じゃあ楽しんで(ニッコリ)」と爽やかに去っていった。
最後までジェントルでハンサムでした。
どうかこれから彼が乗せる乗客みんな金持ちでチップ弾んでくれて彼と彼の家族みんな幸せで一生美味しいコーヒー飲める人生を送れますように。
そして私は次に旅行するときにはもっとスマートにチップ渡せる人間になれてますように。 -
こちらがレセプション。可愛いが過ぎます。
スタッフの女性も親切で穏やかで美しい方でした。
お昼前に到着して、まだ掃除中だったみたいなので、10分ほど外で待ちます。
簡単に中心部までの行き方を地図で教えてくれました。 -
人間と鳥(と少々の虫)が共存するユートピア。
準備が整ったようで、ホテルの方が呼びに来てくれました。
ワクワクしながらホテルに戻ります。 -
ホテルの廊下も可愛いが充満しています。
-
どん突きも可愛い。
この左手に今回泊まる部屋(スウィートなルーム)があります。
期待に胸を膨らませて、入室。 -
はい可愛い!
コンパクトなシングルルームです。
このコンパクトさすら可愛いです。 -
イチオシ
黄色を基調としたお部屋。
フランフランに住んでる感覚。
プラハのホテルは古風な可愛さでしたが、こちらは現代的な可愛さ。
かといってチェスキークルムロフの街並みから浮くこともなく、ちゃんと調和しているところにセンスの良さを感じます。 -
ライトの輝き方、可愛い。
-
シャワーブースの壁、可愛い。
-
窓からの景色、遠くに中心部が見えます。
家具も小物も、色や配置がセンス良くて、どういう人生を送ればこんなセンスが身につくんだろうと考えてました。
「ブティックホテル ロマンティック」というホテル名に偽りなしでした。
十分可愛いを摂取できたので半ば満足しつつありますが、折角なので旧市街へ散策にでかけます。 -
旧市街は、川にぐるっと囲まれたメルヘンな街で、観光客でにぎわっていました。
でもプラハほどごみごみしてなくて、タバコのポイ捨てもプラハほどではない。
本当に小さい街なので、Googleマップを見ずに適当にブラブラ散策するのがよさそうです。メジャーな観光スポット(お城と教会)は高い位置にあって遠くからでもよく見えるので、地図なくてもたどり着けます。
今日も今日とて晴天で、暑くて、相変わらず水分を持ち歩かないほぼ手ぶらスタイルでの散策なので、「暑い」以外の記憶があまりないです。 -
街には、同じような大きさのお店やペンションが並んでいて、ただ歩いているだけで楽しいです。
「センスのない店は出店禁止」みたいな景観条例でもあるのかな。 -
イチオシ
自然と日陰を目指して歩いてます。
-
イチオシ
高い壁ありがとう。日陰。
-
広い庭園、の日陰。
ザーメツキー公園 広場・公園
-
騙し絵の壁の建物、の日陰。
-
屋内、日陰100%。
-
可愛い小道。日陰。
街を散策中、一人暇そうにボーっとしている私は、二組のカップルに写真撮ってもらえませんかと声を掛けられる。
安全そうな人間と判断されたことは嬉しいけど、苦手なんですよね。
絶対にスマホを落としてはならないという緊張感と、その人が満足する写真が撮れるのかという不安。
さらっと及第点の写真が撮れるようになりたい。 -
干からびる寸前でホテルに戻り、併設のカフェで休憩します。
カフェの内装ももちろん可愛い。可愛さでHP回復しました。 -
カフェの店員さんに「コールドドリンクありますか」って聞いたら、メニュー表見せてくれて、「レモネードとか氷入ってるし冷たいですよ」と教えてくれる。
プラハで飲んだぬるレモネードの過去を「コールドドリンク」という言葉で汲み取ってくれたのかな。優しい。
オーダーしたのは、ジンジャーレモネード。
てっきりジンジャーエールみたいなもんかと想像していたら、ジンジャーとミント的なものが強くて辛い。大人の味。甘味はほとんどない。
でもキンキンに冷えてるからよし!!!
会計時、「カードorキャッシュ?」の英語すら聞き取れなかったけど、カードを手に持っていると、「OK、カードね(ニッコリ)」と優しく返してくれた。
親切にしてくれる人には、みんな、幸せでいてほしい。
まだまだ活動可能な時間帯でしたが、もう疲れたのでホテルステイを楽しんで、早めに寝ました。 -
翌日、早朝に目が覚めると、窓から朝日に照らされた美しい街並みが見えました。朝ん歩しようか迷いましたが、窓からの景色で満足したので、部屋でボーっとします。
朝食は、ホテル併設のカフェで。
こぢんまりしていますが、宿泊客数も少ないので、全く混雑することはありませんでした。
コンチネンタル形式で、内容も一般的なホテルと同じでした。ブティック ホテル ロマンティック ホテル
-
品数こそ多くないけど、盛り付けとか食器とか、ここでも隅々までセンスが光っていました。
朝イチで行けば、まだ誰も手を付けていない綺麗な状態が見れるので、早起きは三文の徳です。 -
もっと近くで撮ればよかった。綺麗な盛り付けが何も伝わらない。
-
カフェの入り口も可愛い。
今日はこれからウィーンに行きますが、お迎えの時間まで暇だったので、チェックアウト後はホテル周辺を散策します。
旧市街へは行かず、なるべく人の少ない場所を目指します。 -
特に目的もなく歩いていると、シナゴーグ近くに「ローズガーデン」とやらを発見。
行ってみます。無料だし。 -
イチオシ
ローズのガーデンでした。
バラはほとんど枯れてるし暑いけど、人はほぼいなくて、のんびり過ごせます。 -
いい感じのベンチ発見!
-
猫!!!!
-
近距離でも失礼します。
見慣れない東洋人の顔を見たら怯えて逃げてしまいました。 -
近くの公園(Český Krumlov City Park)で散歩します。
ここも広々していて人は少なくて、教会?の鐘の音や川の流れる音が聞こえて、穏やかな時間が過ごせます。
何よりタバコ臭がなく、緑の匂いを満喫できます。 -
やっぱり日陰最高。
-
シャトルバスのピックアップ時間が近づいてきたので、ホテルに戻ります。今日のドライバーはどんな人だろう。優しい人だったらいいな。
チェコ旅はこれで終わりです。
ドブリーデン、何回言えたかな。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
初心者の海外一人旅@欧州3か国
-
前の旅行記
初心者の海外一人旅@欧州3か国#2 プラハ後編~キラキラな夜景と、ペラペラな日本語、ヘトヘトな体~
2024/09/24~
プラハ
-
次の旅行記
初心者の海外一人旅@欧州3か国#4 ウィーン~旅行記というよりOBBビジネスクラス搭乗記~
2024/09/25~
ウィーン
-
初心者の海外一人旅@欧州3か国#1 プラハ前編~心細さを埋めてくれるホテルと朝焼けの街~
2024/09/22~
プラハ
-
初心者の海外一人旅@欧州3か国#2 プラハ後編~キラキラな夜景と、ペラペラな日本語、ヘトヘトな体~
2024/09/24~
プラハ
-
初心者の海外一人旅@欧州3か国#3 チェスキークルムロフ~デロリアンに乗って中世にタイムトラベル~
2024/09/25~
チェスキー・クルムロフ
-
初心者の海外一人旅@欧州3か国#4 ウィーン~旅行記というよりOBBビジネスクラス搭乗記~
2024/09/25~
ウィーン
-
初心者の海外一人旅@欧州3か国#5 ブダペスト&センテンドレ~「可愛い」を探す旅~
2024/09/26~
ブダペスト
-
初心者の海外一人旅@欧州3か国#6 ブダペスト~世界一可愛くてセンスのいいホテル見つけた~
2024/09/26~
ブダペスト
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
チェスキー・クルムロフ(チェコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 初心者の海外一人旅@欧州3か国
0
36