2024/06/24 - 2024/07/12
19位(同エリア42件中)
クリスさん
2024年6月24日から7月11日までのスペイン旅行。カスティーリャ・レオン州のアビラ県を除く8県とリオハ、アストゥリアス、カンタブリア、バスクの5自治州にある主に西ゴート、モサラベ様式のロマネスク教会を巡る旅になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サンタ・マリア・デ・バルデディオス修道院から北西に8km、アマンディ(Amandi)のサン・ファン教会(Iglesia de San Juan)は、ビリャビシオサ(Villaviciosa)のアマンディ教区にある教会で1134年と記された碑文がある事から、12世紀に建てられたと考えられています。
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1796年に教会の南側と西側を囲む寺院の南側と西側に柱廊玄関が建設されました。後付けの回廊のせいで外観正面から見る印象はロマネスクらしさが無いですね。
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柱廊玄関に入ると西側扉口があります。ゴシック様式の尖頭アーチを持つポータルは後期ロマネスクの物です。
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尖頭形の四段のアーチのポータルは、最上段と内側に鋸歯の文様があり2段目3段目は植物文様と幾何学文のアーチで構成されています。
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左側の側柱と柱頭。
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植物のモチーフで装飾されています。
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右側の側柱と柱頭。
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ただ右側の内側の柱頭にはイエスの神殿奉献の場面が刻まれています。
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神殿奉献(しんでんほうけん)は『新約聖書』に書かれているイエス・キリストの生涯のエピソードの1つで、「ルカによる福音書」にのみ記述があります。
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左側の底部と側柱部分。
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右側には洗礼盤が付いています。
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こちらは身廊の右側にある南扉口。
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半円アーチを持つ極めてシンプルな作りのロマネスクのポータルです。
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小さな柱頭に蔦文様の装飾が施されています。
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左側には西扉口と同じように洗礼盤がついています。
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アーキヴォルトは2重のアーチで構成され、外周のアーチにのみ花文様の装飾が施されています。
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中は閉まっていては入れませんでした。教会は月曜と火曜日のみ開いていると書かれています。
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外に出て後陣を見てみます。
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教会の南側は墓地になっています。
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後陣は単身の半円形で、最もオリジナルのスタイルを残しております。
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持ち送りの部分。
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北側の窓。
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3つの窓がついています。
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中央の窓。
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持ち送り。
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南面だけ石の色が違います。
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鋸文様のある窓の飾り。
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コーベルの彫刻は幾何学的な物が多いですが、動物や人頭等も見ることが出来ます。
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南側の窓。
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一部に亀裂、石のずれが確認できます。
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寺院はスペイン内戦中に焼かれ修復されています。
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南側に飛び出ているのは後づくりの司祭室部分です。
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柱廊玄関との接続部。
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雨の心配は無くなってきました。
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アマンディから2kmビリャビシオサの中心市街地にやって来ました。土曜日の午前中なので混んでいて駐車場がなかなか見つかりませんでした。それでも教会の傍で、丁度出る車があったので代わりに止める事が出来ました。
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場所が教会の裏手になりますので、まずは後陣の写真からです。
方形の後陣をもっています。 -
ビリャビシオサのサンタ・マリア・デ・ラ・オリーバ教会(Iglesia de Santa María de la Oliva)。創建は1270年に遡る後期ロマネスク様式の教会です。
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教会は長年にわたっていくつかの変更を加えてきました。15世紀、17,18世紀そして19世紀と手が加えられています。
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南扉口。シンプルなポータルですが左右の柱頭は見るべきものがあります。
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うっかりしていて右の柱頭を撮り忘れていました。
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中に入ります。
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教会の内部。
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袖廊のない単身廊の教会です。
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ビリャビシオサはサンチャゴ巡礼路の宿場町。ヒホン(Gijón)へ向かう北の道と、バルデディオスを経由してオビエドに向かう原初の道との分岐点になっています。
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主祭壇。
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街の中心にある教会なので毎日10時から開いています。閉鎖は夏期は20時、冬期は18時となっています。
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教会は街のバリオ・デ・ラ・オリーバ(Barrio de la Oliva)地区にあるのでオリーバの名がついています。古くはサンタ・マリア・デル・コンセユ(Santa María del Conceyu)とも呼ばれてました。これは聖母の被昇天に捧げられた教会で、1838年に旧聖フランシスコ修道院に移管されるまで教区教会であった時代の名残りです。
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ロマネスクの柱頭。
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側壁に祭壇が設けられています。
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ゴシック期の聖母子像。
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西正面側。
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南側の持ち送り。
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西正面に扉口。
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尖頭アアーチを持つゴシックの要素が強いポータルになっています。
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左右の柱頭彫刻。
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右側の柱頭。側柱部分の聖人たちの頭部が欠けています。
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これはスペイン内戦時の破壊活動によるものです。
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ピンジャンテ(pinjante)といわれる、聖母を象った吊り下げ飾りが付いています。
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左右のアーチ。
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花形の幾何学文様で飾られています。
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小さな北扉口。
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車を止めたラ・マンザネラ(La Manzanera)と呼ばれる噴水のある広場の前に戻ってきました。ここはリエラ劇場(Teatro Riera)の隣です。
ビリャビシオサは、アストリアス州の有名なシードル産地です。像は事業を通じて街の発展につくしたドン・オブドゥリオ・フェルナンデス(Don Obdulio Fernández)に敬意を表して建てられたとのことです。
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