関西から車中泊 1人旅。秋田・青森・北海道 ５日間 津軽海峡フェリー・新日本海フェリー

2024/10/05 - 2024/10/09

パート勤続10周年で 1週間の休暇（有給 3日＋欠勤2日をつなげてのリフレッシュ休暇）をもらったので、前から一度大間のマグロを食べてみたい！って思ってたこともあり、それなら思いきって車で1人で大間を経由して北海道まで上陸しよう！ということで、あまり日がありませんが計画をしました。
滋賀県からスタート、軽自動車で車中泊しながら秋田県→青森県を観光し、4日目の朝に大間からフェリーで北海道 函館に上陸、その日の夜に苫小牧港からフェリーで福井県の敦賀へ帰ってきました。
車中泊3泊・船中1泊。ふんわりとした計画のまま出発。
今回、私史上 過去最長距離の単独運転と船旅を満喫してきました(^^)
旅行記最後におよその総費用を記載
表紙写真：青森県の恐山

エリア 青森

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

10月5日(土)
今回の簡単なルート描いてみました（フェリー航路も適当）
すぐに寝られるように寝袋をスタンバイ済み。水や非常食など最低限のキャンプ用品、夜間の窓の目隠しも積んでます。大間→函館と、苫小牧→敦賀のフェリーの予約だけして、いざ出発！
初日、北陸自動車道 敦賀ICから日本海側をひたすら北上するルートで、まずは秋田県の男鹿半島を目指します。

立ち寄る事を決めていた場所は、秋田県の男鹿半島と、青森県の不老ふ死温泉、恐山、そして北海道のウポポイだけです。
旅のメインイベントとしては大間のマグロを食べること！
あとは灯台2カ所と、続100名城4ヶ所のスタンプを押すというミッションを果たす^_^
この夏に日本100名城を制覇しましたが、これからも引き続き 続100名城・登れる灯台16基巡りは継続する予定です

尼御前SAで休憩。
尼御前岬まで遊歩道があり散策しました。一般道からも入れて、ロードバイクで来てる人もいて、気分転換にもちょうどいい公園。
岬からの眺めと潮風に癒されます

尼御前サービスエリア下り 道の駅

越中境PA（えっちゅう さかい）で富山ブラックラーメン食べました。
NEXCO中日本が終わり、このPAからはNEXCO東日本になるので『ハイウェイウォーカー』（地図付きの高速道路の情報誌）が置いてます。（今は国内の高速道路でNEXCO東日本（北海道除く）だけしか発行してないそうですね）

越中境パーキングエリア(下り線)スナックコーナー グルメ・レストラン

新潟県、米山SAからは、佐渡ヶ島が見えました。

米山サービスエリア 道の駅

ここ、大積PAにはコインシャワーがあるので寄りました。
女性はまずセブンイレブンのレジで暗証番号の書いたものを受け取ります

大積パーキングエリア 道の駅

コンビニ内にシャワー室あります

大積パーキングエリア 道の駅

待合室。左側に男性用 3ブース。右側が女性用でこちらは1人の個室になってます。モニターで空き情報確認。この時は男性が1人使用中でもう1人入るところでした。

大積パーキングエリア 道の駅

こちらが女性用シャワー室の入口。暗証番号が無いと扉が開かないようになってるので安心。

大積パーキングエリア 道の駅

令和4年に新設されたばかりできれいでした。トイレ、洗面台、ハンドソープ、ドライヤーあり。ハンガーも２つありコートなども掛けられます。アメニティー類は無し。10分300円。もちろんシャワーを止めると時間も一時停止されるので余裕で足りました。
エアコンも効いていてプライベート空間で快適。スッキリしました。

大積パーキングエリア 道の駅

大積PAからまた少し車を走らせ、今日は黒崎PAで車中泊することにします。
「PA」ですが、ガソリンスタンドもあって駐車場も広いです。
そして大型トラックが何台も停まってる正面の駐車場からさらに奥のほうに小型車用のスペースがあるのを発見。

このスペースも広くて空いてて、夜中もトラックのエンジン音や 出入りする車のドアの開け閉めの音など気にならずけっこう静かでよく眠れました。
私は夜は景色も見えないし眠くなりそうだし なるべく運転したくないので、早く寝て早く起きて早朝から動き出すスタイルで旅をすることにしました。
多分22時くらいには寝ました。

2日目 10月6日(日)
アラームは4時半にセット。誰もいないSAのトイレの洗面所へ。いちばん左端が三面鏡になっていて小物置きもあって、意外と快適に利用させて頂きました。
ちなみに、車中泊3泊とも4時半起きでした(^^)
5時には併設のエネオスでガソリンを満タン入れて（@195）黒崎PA出発。

黒崎PAから1時間ほど走り高速道路を降りて、続100名城の村上城でスタンプを押し、（東北電力の村上電力センター内にスタンプが24時間押せるようにしてくれていて、実は城跡には行っていない）
AM 6時 過ぎ、出発。

村上城跡 名所・史跡

村上から男鹿まで約4時間かかるので、途中で 象潟（きさかた）の道の駅に寄りました。開店時間前だったけど海側に出られたので少し散歩してすぐに出発。

道の駅象潟｢ねむの丘｣ 道の駅

北陸自動車道→日本海東北自動車道でここまで来ましたが全く渋滞も無く走りやすかったです。村上から北は高速道路が 途切れ途切れで
多少 IC 出入口や JCTで緊張しましたが…海や山の景色も良く、快適ドライブでした。
男鹿半島の付け根あたりで大きいなまはげがお出迎え。迫力ある～(^^)

男鹿総合観光案内所 なまはげ案内所 名所・史跡

続100名城の脇本城
たまたまイベントをやっていて朝10時過ぎでしたが人が多かったです。スマホからの空くじ無しの抽選会でお菓子当たりました^^;

脇本城跡 名所・史跡

鳥居の横から登ります。栗がいっぱい落ちてました
途中の小屋でスタンプ押せます。
これから男鹿半島の先にある灯台へ向かいます。

脇本城跡 名所・史跡

登れる灯台『入道崎灯台』
黒と白のしましま、インパクトあります！

入道埼灯台 名所・史跡

お天気も良くて見晴らし最高
ここからはまた日本海沿いを走り、不老ふ死温泉へ向かいます。

入道崎 自然・景勝地

約2時間、海岸線の国道を北上。信号もほとんど無く波打ち際を走ったりダイナミックな絶景を見ながらのドライブはほんとに楽しい(^^)
国道とほぼ並行してJR五能線の線路が見えます。日本海と白神山地の絶景を楽しむ人気ローカル路線。『リゾートしらかみ』は有名で、いつか乗ってみたいと思ってました。

たまたま列車が来たりしないかなぁと、通りすがりの駅（十二湖駅）に寄ってみたけど1時間前に通過済み、次は2時間後、とのことでした。残念。

十二湖駅 駅

不老ふ死温泉到着。
日帰りで海辺の露天風呂に行くには15時半までに受付が必要。余裕で間に合いました^_^
受付で入館料1,000円払い、まず内湯に入って
身体を洗ってからまた服を着て外へ出て海の方へ。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

ここが行きたかった「海辺の露天風呂」
左側が混浴、右側が女湯です。私は勇気が無かったので女湯のみで。混浴に入るときは湯あみ着レンタルできますが1人ではやっぱりハードル高い(^^;;
ほんとに目の前に海！魚が跳ねたり鳥が来たりするのを見ながらずーっと入っていられます。気持ちよかった、来てよかった！日曜日だったけどそんなに混んでなかったです。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

さて、これから今日の宿泊予定地の青森市内へ車を走らせます。
不老ふ死温泉あたりの「深浦町」地区は、実は本鮪（クロマグロ）の漁獲量は県内一らしく、この時期でも旬のマグロが食べれるとの事…知らなかったです
マグロのご当地グルメもあるそうで、食べたかったなぁ
写真：道の駅ふかうら にて、夕陽。

道の駅 ふかうら かそせいか焼き村 道の駅

道中、観光客がいっぱいいるのが見えたのでちょっと寄り道。『千畳敷海岸』

千畳敷海岸 自然・景勝地

私は和歌山県の白浜にある千畳敷しか知らなかったけどほかにもあったんですね！

千畳敷海岸 自然・景勝地

奇岩

千畳敷海岸 自然・景勝地

奇岩のそばの砂浜まで車で入っていけました。
千畳敷にも五能線の駅があります。今回リゾートしらかみと同じような景色を楽しみながら運転できて良かったです

千畳敷駅 駅

そして引き続き、青森市内へ ナビに従ってドライブ。日本海の素晴らしい景色と岩木山も見ることができ、途中自動車専用道路を快適に走り、不老ふ死温泉から2時間半ほどで「浪岡城」の続100名城スタンプ設置場所となっている、JR浪岡駅に到着。
目の前に駐車場ありました。午後6時くらい。

青森市浪岡交流センター あぴねす 名所・史跡

JR浪岡駅内の「浪岡交流センターあぴねす」へ
続100名城スタンプを探していたら案内の方が声をかけてくれて無事スタンプ押せました。そして今朝もぎたてのりんご2個と飾ってあったりんご1個下さいました！！
朝から観光客を見つけてはりんごを配っていたらしく、私がもらったのが最後の2個だったそうでラッキーでした。「彩香」（さいか）という酸味強めの品種だそうです。車の中がりんごのいい香り！家に帰ってすぐ食べましたがとても美味しかったです(^^)

青森市浪岡交流センター あぴねす 名所・史跡

もう暗くしていた ねぷたの展示にわざわざ電気つけてくれて「ねぶた」と「ねぷた」の違いだったり色々話してくれてフレンドリーなおじさんでした(^^)
けっこうしゃべって、長いこと居たと思います。

青森市浪岡交流センター あぴねす 名所・史跡

この後は近くのスーパーで晩ごはんと翌朝のパンを買い、ガソリンを補給し、「花岡プラザ」という施設のお風呂に入り、併設のキャンプ場（無料）で車中泊しました。
何故か浪岡駅から一枚も写真を撮ってなかったです。自分でも気付かない間に実は疲れていて余裕がなかったのかも…？
キャンプ場には他にソロキャン1人と グルキャン5、6人がいて、淋しくなかったし常識ある方たちで夜中は静かに寝れました^_^

花岡公園 公園・植物園

本日の移動はこんな感じでした。

3日目 10月7日(月)
4時半起きで身支度をして出発。灯台を目指す予定でしたがどうやら天気が下り坂のようなので雨が降り出す前に先に広い敷地内を歩かなければならない「恐山」へ向かうことに。
近づくにつれ、窓を閉めていても硫黄臭が…
AM８時。「三途の川」にかかる太鼓橋

恐山 自然・景勝地

日本三大霊場
（あと２つは比叡山と高野山。私はここで3カ所全て行ったことになります）
暗い雲に覆われてる、恐山菩提寺。
入山料700円

恐山菩提寺 寺・神社・教会

山門を入ってまもなく温泉の小屋が左に２つ、右に１つありまして、左側のこの写真の２つとも女湯でした。
この温泉に入ってみたかったのです。

恐山温泉 温泉

お寺の敷地内で参道の脇にあるという特殊な
環境で少し勇気が要りましたが扉を開けると誰もいなくて、ちょうどもう1人同じタイミングで入ろうと思ってる感じの方がいて、2人で一緒に入りましょう、ってことになりました(^^)

恐山温泉 温泉

温泉地によくある源泉掛け流しの公衆浴場と同じ感じでまず靴を脱いで。脱衣所に荷物を置く棚もあり、けっこう広いです。硫黄泉で、熱かったけど気持ちよかった！
一緒に入った方は横浜の方で、ご夫婦で青森駅からレンタカー借りて昨日から青森観光を楽しまれてるそう。私が滋賀から来たことを話すと駐車場に滋賀ナンバーがあったの貴女だったんだ！と言われましたσ^_^;

恐山温泉 温泉

その方とお別れし、お寺内を散策。団体客も増えてきました。硫黄臭が漂います。足場が悪いところもありました。
周辺は火山性ガスの影響で電子機器が故障したりすることがあるそうです。

恐山 自然・景勝地

この旅行記の表紙の写真もそうですが独特の雰囲気で、ここに来たら亡くなった人に会えるとか、人は死んだら恐山に行くとか言われるのも不思議ではないと思えてきます…

恐山 自然・景勝地

極楽浜まで行ってみました
「宇曽利山湖」カルデラ湖
まるでお酢？な強酸性で、普通の魚は生きられない。唯一ウグイが棲息しているらしいけどここで生きるために進化したエラをもってるんですって。
透明で、とても綺麗な湖でした。

宇曽利山湖 自然・景勝地

この時 極楽浜にはなぜか誰も居なくてほんと静かで…ここをまっすぐ行くと入り口のところに戻れるのですが、なんか別の世界に来てしまったような、又はもうこの世に戻れなくなるんじゃないかとか、雨も降ってきて変にちょっと怖くなってきて小走りで戻ったことを思い出しました(^_^;)

恐山滞在は約1時間。
身代わり守りをお土産にいくつか買って9時過ぎくらいに出発。
次は登れる灯台『尻屋崎灯台』へ向かいます。

恐山 自然・景勝地

尻屋崎灯台。残念ながら悪天候のため見学休止でした。
ただ、受付に人がいて寄付金として参観料300円を払えばスタンプを押して頂けます。

尻屋埼灯台 名所・史跡

ちなみに、スタンプはこんな感じ
自分で押すのではなく、受付の人が押します。

ここの灯台は強風や悪天候で見学休止になることが多く、遠くから何度も来てるのになかなかスタンプ押せないと苦情がよくあるので最近サービスで押すことにしたと仰ってました。
ちなみに11月の中旬くらいから4月くらいまでは冬季休業されるようです。
次は、大間へ向かいます。

尻屋崎 自然・景勝地

途中にあったスーパーでりんご購入。うちの近所のスーパーよりだいぶ安い^_^
（スーパーエチゴヤ）

下風呂温泉郷にある、足湯に寄ってみました。
戦時中に工事が中断されてしまったという幻の大間鉄道橋が遊歩道として復活し、駅のホームみたいなところに足湯がありました。

幻の大間鉄道アーチ橋「メモリアルロード」 名所・史跡

海（津軽海峡）を見ながら、しばらく浸かってました。ちょっとぬるめでしたが気持ちよかったです

幻の大間鉄道アーチ橋「メモリアルロード」 名所・史跡

尻屋崎灯台から約2時間半、午後1時くらいに大間に到着。早速、念願の『大間のまぐろ』を食べに行きました。
「さつ丸」というお店。まわりにはこんな感じの小屋のようなお店がたくさんありました。

マグロ丼、2,800円
この写真は、大トロが無くなってしまい、限りなく大トロに近い部分を乗せた状態で300円
値引きします、といわれて出されたものです。

その後しばらくして大トロが間に合った、と別皿ででてきました。ようするに解凍が間に合った、という意味です。この時にいたお客さん全てに同じ対応で、もちろん300円の値引は無しということで(^^;
ちょっとだけ感動が削がれたのは否めないですがともかく大間のマグロは美味しかった！！

本州最北端の地、大間崎。
天気が良ければ、なんと函館の五稜郭タワーが肉眼で見えるそうです！
あいにく今日は小雨が降り風も強く見晴らしはいまいちでした。

大間崎 自然・景勝地

職場にお土産買ったり周辺を散策して、さてこれからどうしようか…ここには無料のキャンプ場があり、近くの温泉に入ってからキャンプ場でゆっくり過ごそうかとも思ったのですがGoogleマップで調べたら『仏ヶ浦』という景勝地があり、ここから1時間で行けそうで、今からなら暗くなる前にここに戻ってこれるかな？
只今の時刻、午後2時半過ぎてます。迷ったけど今から行くことにしました。

大間観光土産センター お土産屋・直売所・特産品

「仏ヶ浦」の口コミに軍手があった方がいいというのを見たので大間の集落の「はとぽっぽ」というお店で買ってから向かいました。
地図を見て、多少山道を走るんだろうなぁ～くらいの気持ちで出発したのですが…途中からあまりにも続く激しい アップダウンとヘアピンカーブに 心が折れそうになり、本気で引き返そうかと思ったりしたけど、でも何とか気を確かにもって（笑）ちょうど1時間かかって到着。

仏ヶ浦 自然・景勝地

15時50分。駐車場は広く、すでに3台止まっていて誰か居るという安心感^_^
ここからは山を下りていきます。登ってきた方に、下までどれくらいかかるか尋ねたら10分くらいとのことでした。
終盤の階段で、先ほどまで降ってた雨のせいか滑りやすくなっていて、かなり気をつけてゆっくり下りてたけど滑って尻もちつきました。軍手して手すりも持ってたのでそれほど衝撃も無く怪我もしなかったのでよかった(^_^;)

仏ヶ浦 自然・景勝地

ほぼ下調べも無くここまで来たけど、すごい光景でした。

仏ヶ浦 自然・景勝地

とてつもなく大きい岩の間を抜けていったり奇岩を見ながら、海水を跨ぎながら、けっこう広い範囲を歩けて楽しいです。

仏ヶ浦 自然・景勝地

桟橋があったので、そこから撮りました。

仏ヶ浦 自然・景勝地

桟橋、満ちてきてるのかな？海面がすぐそこ。
とんがった岩がいっぱい。
後で分かったのですがこの桟橋に遊覧船がとまってここを同じように観光できるみたいです。そのほうが楽ですね(^^)

仏ヶ浦 自然・景勝地

駐車場へ戻ります。600m、山登りです。
日ごろ運動不足なのでそれなりにキツかったですが季節が良かったのもあり、あっという間でした。真夏は辛いかなぁ。

仏ヶ浦 自然・景勝地

駐車場に戻ると、もう一台の車のご夫婦も少し前に戻ってこられたようで、また「滋賀から来たの？1人で？すごいね！」と話しかけて下さいました f^_^
16時50分 これからまた、来た道を戻って大間へ。
あんなに辛かった山道も不思議と帰りは辛くなく、むしろ楽しんで運転していました。

仏ヶ浦 自然・景勝地

途中で見た夕陽

順調に1時間で大間へ帰ってきました。
大間温泉 海峡保養センター
日帰り温泉400円。サウナあり。宿泊も可能だそうです
いいお湯でした～

おおま温泉 (大間温泉海峡保養センター) 宿・ホテル

いよいよ明日の朝、本州を離れて北海道へ。
初めは大間崎のキャンプ場で泊まろうと思ってたけど、明日の函館行きのフェリーは朝7時発と早いので、フェリーターミナルの駐車場で車中泊することにしました。
フェリーターミナルのトイレは夜中も使えます。
もうすでに明日乗るフェリー『大函丸』が停泊していました。
明日に備えて今日も早めに寝ます。
風が強く、車が揺れ、なかなか寝つけませんでしたが夜中はしっかり寝られました。

津軽海峡 フェリー大間フェリーターミナル 乗り物

本日の移動ルート。

4日目 10月8日(火)
ターミナルの営業は5時半～。乗船手続きを済ませて乗船の車の列に並びます。前方の緑色の部分が開いて、6時半くらいから乗船が始まりました。
出航は7時。
津軽海峡フェリー 大間→函館 所要時間 90分
軽自動車、WEB予約割引で 11,200円

津軽海峡フェリー びるご 乗り物

小さめのフェリーで、確か3列だったと思います、まっすぐ入って函館に着いたら まっすぐ出るだけでした。

津軽海峡フェリー びるご 乗り物

スタンダード、レディースルーム
すでに3人この部屋におられ、私が入って4人だけ。たまたまコンセントがあったので充電させてもらいましたが多分コンセント１つしか無さそうでした。
どの部屋も今日は空いてました。

数分早めの出航。さようなら大間～

船内でこの後の計画をしながら過ごし、あっという間にAM８時半、函館フェリーターミナル到着。
北海道上陸したばかりですが、今日の23時30分 苫小牧発のフェリーで北海道を去ります。
ほぼ一日あるのでのんびり観光などしながら苫小牧へ向かいます。

下船してすぐ、フェリーターミナルの駐車場に停めて少しターミナル内を散策。ハートの中の函館山^_^
お土産などを見たあとすぐ出発。

続100名城の、志苔館（しのりだて）。
函館空港のすぐ近くにありますが車じゃないと行きにくく、去年の函館旅行で行きそびれてたので今回行ってきました。
函館市電が路面を走ってるので、慣れてなくて運転緊張しました^^;
「志海苔ふれあい広場第1駐車場」に車を停めて、まっすぐ降りていくとすぐ到着。

志苔館跡 名所・史跡

函館山がきれいに見えます
特に何があるとかでは無いのですが土塁や空堀など綺麗に整備されていて、高台にあるので見晴らしも良くていいところでした。

志苔館跡 名所・史跡

滑走路が近くにあり、たまたま JALが飛び立っていくところを見ることができました♪

志苔館跡 名所・史跡

続100名城スタンプも押して駐車場に戻り、近くのベンチで朝ごはん。ここに来る途中セイコーマートで買ったコーヒーとパンを食べました。お天気も良く、いい眺め(^^)
（着いた時に食べたかったけど このベンチが使用中だったので…コーヒーぬるかった笑）

志苔館跡 名所・史跡

函館に来たらラッキーピエロには行っておきたいと思ってたので、さっきパンを食べたばかりですがここからいちばん遠いラッキーピエロを目指して出発。

しばらく走っていたら『四稜郭』という道路標識が目に入り、四稜郭って何ー⁉︎ って、ちょっと気になったので行ってみることにしました^_^
公園になっていて広い駐車場もありました。
この案内板、たしかに四稜郭！リボンのような形になってます

四稜郭 名所・史跡

五稜郭のように上から見るタワーとか無いのですが土塁の上に立つと、何となく雰囲気が感じられます。こぢんまりしてますが綺麗に整備されていて素敵な公園でした^_^

四稜郭 名所・史跡

去年行った大沼公園を通り過ぎたあたりにある、ラッキーピエロ森町赤井川店。11時半くらいに到着し、それなりに行列並びました。

ラッキーピエロ 森町赤井川店 グルメ・レストラン

オムライス（レディースセット）682円
美味しかったー♪

ラッキーピエロ 森町赤井川店 グルメ・レストラン

北海道駒ヶ岳が綺麗に見えたので撮りました。
これから白老町のウポポイへ向かいます。
高速道路と国道5号線がほぼ並行していますがしばらく内浦湾沿いの下道を走りました。海沿いを快適ドライブ♪

長万部 IC から高速道路に入りました。
有珠山（うすざん）SAから見えた、有珠山。

道央自動車道有珠山サービスエリア展望台 道の駅

白老ICで高速を降り、15時半くらいに ウポポイ到着。
夏に根室へ旅行した際、屈斜路アイヌ民族資料館に行く予定でしたが時間の都合で行けなかったので、今回苫小牧港の近くにこの施設があるのを知り、行くことを決めました。
１４時を過ぎるとプログラムが終了しているものも多いので入場料は通常の半額ということで600円でした。

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

修学旅行生がたくさん来てました。
向こうに見えるのはアイヌのチセ（家）。中も見学可能でした

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

16時から、文化解説プログラムを見学
コタン（村とか集落の意味）での暮らしや芸能を解説とともに紹介するプログラム。歌や踊り、遊びを近くで見ることができて興味深かったです

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

写真も一緒に撮ってもらいました(^^)

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

あとは国立アイヌ民族博物館で展示を見たり、シアタープログラムを見たり。

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

施設内はとても広く、歩いていると素敵な風景に出会えました。

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

ウポポイPRキャラクター「トゥレッポん 」ちゃん
（覚えられそうにない）
18時の閉園間近まで居ました。
近くのガソリンスタンドにて、この旅の最終となる3回目の給油。

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

回転寿し クリッパー 明野店
地元のチェーン店です。
北海道最後はやっぱりお寿司で締めたい(^｡^)

回転寿しクリッパー 明野店 グルメ・レストラン

今月の一押しの天然ぶりはもちろん、ここの名物「匠の〆とろさば」が絶品でした！まぐろや本日のおすすめの生アジも、美味しかった♪
まだあと少し運転しないといけないのでお酒が飲めなかったのが残念すぎますが…(T-T)

回転寿しクリッパー 明野店 グルメ・レストラン

20時前くらい。お店を出て、途中でセイコーマートに寄って飲み物など調達して新日本海フェリーの苫小牧東港フェリーターミナルへ向かいます。

セイコーマート 明野元町店 スーパー・コンビニ・量販店

もう少しでフェリーターミナルに着くというところで、海沿いの暗くて寂しい道をまっすぐ走っていたのですが、シカの親子 が突然飛び出してきて‼︎(*_*)衝突寸前で急ブレーキ踏んだので大丈夫でしたがほんとに焦った、危なかった…

苫小牧東港 周文フェリーターミナル 乗り物

20時45分フェリーターミナル到着
車両乗船の待機レーンに車を止めました。

苫小牧東港フェリーターミナル グルメ・レストラン

乗船手続をしにターミナル内へ。
新日本海フェリー すずらん
苫小牧 23時30分発、敦賀 翌20時30分着。
航海距離は948km、21時間。
車での乗船開始が出航10分前って、ギリギリすぎる気がするけど…

乗船券のQRコードが、そのままルームキーになります。
4m未満の車で乗船の場合、運転手のツーリスト（カプセルタイプの大部屋）の料金込みで 35,800円。今回は少しランクアップしてステートA個室（2、3名用）を予約したので追加料金 12,000円、合計で 47,800円 でした。
ちなみに閑散期A期間のため1人で利用でも貸切料金はかかりませんでした。

乗船開始は、予定通り出航10分前でした。

新日本海フェリー 乗り物

やっぱり新日本海フェリーは大きい！横 7列。
荷物を持って、客室へ。

新日本海フェリー 乗り物

ステートA 和室。旅館みたい^ - ^
リーズナブルな個室ですが 四畳半にトイレ、洗面所、冷蔵庫もあるので快適に過ごせます。

新日本海フェリー 乗り物

布団は2組セットしてあるけど押入れにもうひと組あり最大3人泊まれる設定
翌日はこの三つ折りの状態のマットをソファー代わりにしてましたが、このマットが信じられないくらい硬くて重かった…

新日本海フェリー 乗り物

浮かれてこんな写真を撮ってたらもう出航していました…デッキへ行ってきます。

新日本海フェリー 乗り物

さようなら、北海道(^^)／

新日本海フェリー 乗り物

出航15分後の、23時45分頃。
もうロビーやプロムナードに人は居ません、私ももう部屋に帰って寝ます^_^

新日本海フェリー 乗り物

5日目、最終日 10月9日(水)
部屋から朝日を見て、昨日セコマで買ったクロワッサンで朝食。
カフェのところにコーヒーマシーンがあったけど何故か使えなかった。

新日本海フェリー 乗り物

船内を散策中～
映画上映は、コンファレンスルームで。
１６時からのを観にいこうと思います

新日本海フェリー 乗り物

空いてる船内。

新日本海フェリー 乗り物

部屋のキーは乗船券のQRコードをかざすタイプ。

新日本海フェリー 乗り物

10時頃、姉妹船行き合い。汽笛を鳴らし合うのを、やっぱり甲板で聴いておきたいのです^_^
この後、大浴場へ。露天風呂もあり、いい天気で貸切り状態で、最高。

新日本海フェリー 乗り物

乗船中は暇なので何度も売店通って、スタッフのお姉さんに顔を覚えられましたf^_^

新日本海フェリー 乗り物

早速、お土産用やけど開封～
大谷サン見ながら食べました。
この北海道とうきび味のじゃがぽっくる美味しかった♪

新日本海フェリー 乗り物

のんびり。海も穏やかでした。
一応、陸側の部屋にしましたが電波はほぼ入りませんでした。

新日本海フェリー 乗り物

相変わらず誰もいない船内。しばらくここでコーヒータイム。

新日本海フェリー 乗り物

能登半島が見えてきました。

16時～
映画「ルパン三世VS名探偵コナン」
終わったあとは、また大浴場へ行きました。またもや貸切りで露天風呂最高。

新日本海フェリー 乗り物

レストランは、タッチパネルで注文すると持ってきてくれるファミレス方式。
電波が悪いとカード決済などは出来ないらしいです

新日本海フェリー 乗り物

一度和室に泊まってみたいと思ってこの部屋を選びましたが私はやっぱりベッドのほうがいいかなぁ。
そろそろ下船が近づいてきたのでお片付け。

新日本海フェリー 乗り物

デッキに出ると敦賀港が見えてきたので
荷物をまとめて車両甲板へ向かいます。

新日本海フェリー 乗り物

津軽海峡フェリーの時と違い、バックで方向転換して出庫。
このあとは自宅まで無事に帰宅しました。

新日本海フェリー 乗り物

5日間のまとめ
走行距離 1834kmくらい
費用 10万円ちょっと超え。
内訳
ガソリン代 約16,000円（3回）
フェリー代 59,000円（2回）
高速道路代 9520円（深夜・休日割引あり）
その他 20,000円くらい

本当に思いつきで出発してあっという間に帰ってきたという感覚でした。きれいな景色を見て美味しいものを食べて運転も楽しかったので大満足。アクシデントもなく帰ってこれて良かったです。

おわり

この旅行記へのコメント （2）

• ともさん 2024/12/24 08:49:42

  完走と目的達成おめでとうございます！

  HALUさん　お早うございます。
  
  関西から日本海側を通って、秋田・男鹿半島、深浦・不老ふ死温泉の体験、そして大間でマグロを食べる、そして仏ヶ浦の見学（あの登山道の様な小径）・恐山を観光後フェリーで函館へというコースの完走、本当によく行動されましたね。私もほぼ一緒のコースを走破していますので、感動したりした情景がよくわかります・・・・・
  　食べたものも、大間のマグロ（食べた場所は違いますが。。。）、函館のラッキーピエロ等思い出します。
  　私も以前マイカーで地元愛知から仙台まで自走し、フェリーで苫小牧迄行き北海道を３回一周しています。その後帰りは秋田迄フェリーの海苔、秋田港から自走で愛知まで帰った事もありますので、ドライブの楽しさも良く理解できます( ´艸｀)
  
  　懐かしい写真も見せていただき有難うございました。
  今後とも宜しくお願い致します。
  
  とも

  HALUさん からの返信 2024/12/24 20:43:35

  Re: 完走と目的達成おめでとうございます！

  ともさん
  さすが、いつも色んな所へ行かれてますね！
  今回はドライブ旅なので公共交通機関での移動より融通がきいて気楽でした。またドライブ旅企画を考えてみたくなりました♪
  ともさんは来年の旅の計画もすでにされてるんでしょうね(^_^*)
  メリークリスマス&よいお年を⭐︎