夏旅☆ポーランド　世界遺産とポーリッシュポタリーに出会う旅　シフィドニツァ＆ヤヴォルの平和教会編

2024/07/13 - 2024/07/23

今年の夏休みはポーランドへ。

本当は2020年の夏に行こうと思っていたところですが、パンデミックのため行けず…。
今年の夏休みの行き先を考えるのが面倒になったためｗ、以前行こうと思っていたポーランドへ。
ポーランドに限らずですが、びっくりしたのが物価があがって2019年とかに見ていたのと比べて倍以上（物価+為替）のイメージ。

ポーランドは意外と広く、本当はぐるっと一周しようかと思ったのですが予定を組んでいる段階でめっちゃ移動時間ばっかりじゃない？って思って、クラクフとヴロツワフの2都市に絞ることに。
クラクフには世界遺産第一号が2つもあるし、ヴロツワフは街並みも可愛い感じだし、近郊にはポーリッシュポタリーで有名なボレスワヴィエツもある。
結果、ちょっと時間を持て余しましたが、めちゃくちゃ暑くてそんなに行動ができなかったからよかったかも。

エリア その他の観光地(ポーランド)

ボレスワヴィエツ編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11929422

この日はシフィドニツァ＆ヤヴォルの平和教会へ。

どちらから行ってもいいのですが、オープン時間がシフィドニツァの方が早かったのでシフィドニツァから行くことに。
シフィドニツァまでは列車かミニバンで行くことになりますが、今回はミニバンで。

乗り場が駅かと思ったら駅から5分ちょっと離れたとこだったのでかなり焦った。
シフィドニツァまでは約1時間。

駅の手前で降りた方が平和教会には近かったのですが、念のため駅に立ち寄ってヤヴォル行きの列車の時間の確認。

前はシフィドニツァ⇔ヤヴォル間はミニバンが走っていたらしいのですが、現在は列車のみ。

駅から歩いてシフィドニツァの平和教会へ向かう途中にあったパン屋さんに立ち寄り。

めっちゃ人気店のようでかなり人も入っていたし、結構な大量オーダーも多い。
レストランの人の買い付け？くらい買ってた。
なので結構待った。

小さいパンがあまりなかったのでココでもポンチキ。

お値段は4.2ズウォッティだったかな？
やっぱり都市部は高いのね。
お味は普通に美味しかった。

駅から10分ちょっとくらいで到着。

運の悪いことに、めっちゃ団体と被った。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

見ためは教会というより山小屋風。
ちょっとペンションみたいじゃない？

団体さんとかぶったため入口が大混雑で。
団体さん以外はそのまま入って行ったので私も入っちゃったけど、実は入場料がいったみたい。

そして中がまさかのコンサート＆TV撮影中。

貴重な体験だと思うのですが、私はゆったり教会を見たかったんだよねー…。
結構ショック。
撮影中だから近づくこともできないんですが…。

とはいってもせっかくなので見ていきます。

この教会は17世紀に建てられたものでヤヴォルと共に世界遺産になっています。

天井画も素敵！

デコレーションがとっても素敵な教会なのですが、実はこの教会を建てるにあたって結構厳しい条件が。

というのも、16世紀後半の30年戦争のあとは、全てのプロテスタント教会はカトリック教会に返還されたそうで（詳しいことはわかりませんｗ）。

その後3つの地域にプロテスタント教会を建てることを認めたそうなんですが、結構無理難題的な条件。

説教壇も他にはない感じでとても素敵なのですが、もちろん近づけません。

ちなみに、3つの地域というのは、シフィドニツァ、ヤヴォル以外にもう1つグヴォグフってとこにもあったのですが、焼失してしまったそう。
というのも、木造のため。

無地な場所はないんじゃないかってくらい、びっしりと壁、天井に装飾が。

あと、厳しい条件ってのが…。

1年以内に建てること
旧市街の外に建てること
塔や鐘はつけない
耐久性のない素材で建築
大砲の射程距離内

っていうことらしい。
まぁ、カトリックが勝ったので旧市街の外に追いやられたり、耐久性のない素材とかはしょうがないとして、1年以内とかがわけわかんない。

これを1年以内で建てたってスゴイよね。
そして木造もスゴイ。

でもかなり不完全燃焼…。

1時間弱ほど見学しましたが、どうしてもいい写真が撮れず残念。

シフィドニツァの平和教会を見終わりましたが、列車の時間はまだ先。

朝ごはんがポンチキのみだからお腹も空いたんですが、まだレストランも開いていない。

旧市街をぶらりとした後は…

旧市街から10分ほどの場所にあるカテドラルに。

そしてココでも団体さんとかぶるｗ

入場料は5ズウオッティ。

パステルピンクを基調とした可愛らしい教会。

説教壇とか天井、壁の装飾がかなり凝っている。

フランスとかイタリアとかよりもコチラのカテドラルの方が好み。
基本、ポーランドの教会はとっても凝っているのが多い。

壁にはだまし絵？の窓とかが描かれている。

主祭壇が修復中なのがとても残念。

半分覆われちゃってるからね。

主祭壇から入口側。

パイプオルガンあるー？と思ったら。

両脇にパイプオルガンがあるスタイルでした。

コレも他のカテドラルと違った感じで素敵！

両サイドには素敵な祭壇もあり、とっても素敵なカテドラルだった。

駅に戻ってきました。

まだちょっと時間はあるけど、ランチを食べるには中途半端に間に合わない可能性があるので、駅でしばし時間をつぶして…。

定刻通りに来た列車でヤヴォル駅に到着。

ヤヴォルは平和教会が有名だけど、それ以外はあまりない感じで、シフィドニツァに比べてひっそり。

お腹が空きすぎてランチをどこかで食べたい！と思って、コチラのお店へ。

めっちゃがらーんとしていてやっているのか不安だったけど、営業してました。

この後4～5組のお客さんも入ってきて一気に賑やかに。

ビールとチキンシュニッツェル。

このチキンシュニッツェルがめちゃくちゃ美味しくて。
揚げたてサクサクでビールによく合う！

お値段も合わせて50ズウォッティもしなくてコスパもよかった。

レストランから10分ほどでヤヴォルの平和教会に到着。

ココも山小屋風。
公園みたいな中にあった。

建築条件はシフィドニツァと同じです。

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

入場料15ズウォッティを払って中へ。

中はとっても神聖な空間！
私がまさに見たかった平和教会がコレ！

コチラも一部修復中は残念だけど、とっても素敵。

1ヵ所だけ2階に上がれる階段も。

他の階段は通行禁止。

2階にも席があるので、結構な収容人数。

ちゃんとこんなところの天井も装飾されている。

2階からの眺め。

ほんとに素敵で、今まで訪れた中でもトップ3に入る教会。
シフィドニツァも素敵だったけど、なんせゆっくり見ることができなかったからね。

コチラの説教壇のデコレーションも素晴らしい。

各階の壁に描かれている絵は聖書の一場面。

天井ももちろんびっしり装飾されている。

コレ本当に木造？って思っちゃうけど。

結構木造を感じる場所はある。

ココとか。

ココとか。

木の木目がすごく見える。

コレが主祭壇になるのかな？

コレはなんだろう？
めっちゃココだけチケットブース感があるのですがｗ

1時間ほど見学してかなり満足！

帰りは平和教会から徒歩5分くらいのところにあるバス停からヴロツワフまで戻ります。

途中めっちゃ渋滞があって2時間以上かかってヴロツワフへ。

ヴロツワフに戻ってホテルで荷物を受け取り、最後の宿へ。

最後のホテルはダブルツリーbyヒルトンにしました。
ダブルツリーなのに5☆。
そのため土曜日の宿泊がめっちゃ高くてポイントで宿泊。
日曜日でも2万くらいはした。

DoubleTree by Hilton Wroclaw ホテル

まだそんな経っていないのか、新しくてキレイなホテル。

場所は旧市街をちょっと出た先。

難点は無駄に廊下が長いこと。

エレベーターからお部屋まではめっちゃ時間がかかる。
お昼間は途中のエレベーターが使えたりする。

お部屋は安心のヒルトンだからキレイ。

最近はヒルトン限らずですが、ホテル代が結構上がっているっていう印象。

バンコクとかでも5年前に比べて倍近くしてるんじゃない？って思っちゃう。
世界的に物価高なのね（+円安）。

ココのホテルのイマイチなところは安い日でも1泊2万とかするのにシャワーのみなとこ。

いや、基本旅行はシャワーだからいいんだけど、この値段であれば浴槽欲しいと思っちゃう。

その他は1人だと快適。

というのも、トイレにドアがないので。
これ結構人と一緒だとイヤなんですが。

ホテルの中庭。

というより、このホテルの建物の中庭。
1階にはダブルツリーのレストラン以外にも、たくさんの飲食店が。

2階はほぼ客室。
だからエレベーターから部屋までがかなり遠いんだよね。

荷物を置いたら徒歩5分の場所にあるカルフールへ。

買ったのは会社土産とアメリカンチェリーとビール。

ランチが遅かったからお腹が減らなくて、チェリーを夕食にすることに。

ちょっと遅い時間になっちゃったけど、近くの小人を探して少し街歩き。

太極拳ドワーフ。

ジェラート屋の前にいたドワーフ。

ライオンに乗るドワーフはライオンズクラブからの資金提供で作られたドワーフとかｗ

他にもいろいろ小人を見つけながら散策。

結構遅い時間だったけど、旧市街はめっちゃ賑わっていた。

宿に戻ってからビールとチェリーとダブルツリーのクッキーという謎の組み合わせの晩ごはんｗ

結構疲れたので即寝ました。

ヴロツワフ編に続く。
https://4travel.jp/travelogue/11936535