2024/09/30 - 2024/10/02
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この旅行記のスケジュール
2024/09/30
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バスでの移動
VIPライナー バスタ新宿 22:40 → 富山 5:15
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コロナ禍で登山を始めて約3年。ずっと2000m以下の低山をうろうろしてきましたが、そろそろ3000m級の山(でも大変じゃないとこ)にも行ってみたくなってきました。登るだけではなく、標高が高いところにある山小屋に泊まって、下界では見られないような風景を見てみたい。
しかし、昔ペルーのサクサイワマン遺跡で高山病になった経験があり、その上、近年、加齢のためか、低気圧が近づくと、頭痛、耳鳴り、めまい等の症状が出るようになってきました。こんな私が標高の高い山に行けるのか?…と不安になってしまいます。
そこで、いきなり3000m級の山に行くのではなく、少しずつ標高を上げて、様子見をしていくことにしました。STEP1では、長野県の白駒の池に行き、標高2115mの山小屋に泊まって、標高2496mの山に登ってみました。軽い頭痛や耳鳴りがあったものの、問題になるレベルではなかったので、次のSTEPに進むことにしました。
今回はSTEP2として、立山室堂で標高2450mの山小屋に泊まって、3003mの山に登ってみることにしました。結果、お天気が良かったせいもあるのか、前回の白駒の池のときよりも調子が良く、3000m級の山に行ける自信がついた旅となりました。
旅行記は長くなったので、2回に分けました。この旅行記、STEP2の前編では、一日目の様子(雄山への登山の様子や室堂での夕方や夜の様子等)を紹介させていただきます。
本日の歩行距離 7.9km、アップ 648m、ダウン 623m
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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標高が高い山に登って、そこの山小屋に泊まってみたい。けれど、高山病にならないか心配…というわけで、少しずつ標高を上げて試しています。STEP2は立山の室堂に行くことにしました。
バスタ新宿22:40発の夜行バス、VIPライナーに乗り込みます。バスタ新宿 乗り物
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VIPライナーは4列シートですが、隣の座席とはカーテンで仕切れるようになっています。リクライニングは背もたれを倒すのではなく、シートだけ持ち上がるタイプなので、前の座席との間隔は保たれたままで、とてもゆったりとして寝心地も良かったです。トイレが近い私はいつも3列シートのバスを選ぶのですが、VIPライナーは座席指定もできるので、通路側を選択すれば問題なし! このレベルで富山まで4000円! 安すぎる!!(価格は日によって変動します) VIPライナーはリピ確定ですね。
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しっかりと眠れて、5:13にJR富山駅北口に到着。
立山方面に向かうために電鉄富山駅に行くのですが、電鉄富山駅は南口にあるため、JR富山駅の中を突っ切って行きます。富山駅 駅
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南口のエントランスを出て左折すると、電鉄富山駅のエスカレーターが見えてきます。
電鉄富山駅 駅
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立山駅行きは6:01発だけど、5:45くらいにはもう行列ができていました。
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立山駅行きのワンマン電車。途中の車窓から立山連峰が見えましたが、逆光なので写真は撮れませんでした。
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7:10、立山駅に到着。
富山側からのケーブルカーは混雑して、当日券では時間通りに乗れないことがあると聞いていたので、事前にWEBきっぷを購入しておきました。立山駅の自動受取機で発券するのですが、この受取機が意外と地味な場所にあって、ちょっと探しました。駅構内のすみっこにひっそりとあります。「きっぷうりば」と案内が出ている階段を下りる手前です。階段を下りた先にある「きっぷうりば」は当日券の売り場になります。
前々日にWEBきっぷを予約しようとしたときは希望の時間が満席でとれないでいたのですが、前日のお昼頃に見たらキャンセルが出て、希望通りの時間がとれました。キャンセル料がかかるのが前日の15時からなので、その直前にキャンセルする人が多いのかもしれません。満席でもあきらめずにチェックしてみるといいかもしれませんね。立山駅 駅
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7:40のケーブルカーに乗り込みます。
ちなみに、立山駅でケーブルカーの列に早く並ぶ必要はありません。7:40の切符を持っている人は全員乗れるし、早く並んでいたからといって、好きな席に座れるわけではないからです。先頭から4人ずつくらいに詰めて並んで、3箇所あるドアに近い人から適当に入っていく方式なので、車内に早く入れるかどうかは運次第です。立山黒部アルペンルート立山ケーブルカー 乗り物
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ケーブルカーの美女平駅からは高原バスに乗り換えます。このバスでは左側の席がおすすめです。
立山高原バス 乗り物
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日本一の落差を誇る称名滝のところは少しだけゆっくりと通ってくれます。あいにく薄い靄がかかって、あまりよく見えませんでしたが…。
称名滝 自然・景勝地
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車窓から見る弥陀ヶ原。日本で最も標高が高いところにあるラムサール条約登録地です。ここの紅葉も綺麗なことで有名なのですが、まだ紅葉は先のようです。
弥陀ヶ原 自然・景勝地
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8:45、室堂に到着。室堂はイイ感じに色づいていますね!
立山室堂 名所・史跡
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所々赤く見えるものの正体はこれ。チングルマという白い可憐な花を咲かせる植物なのですが、秋には白い綿毛となって、葉が赤くなるのです。
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参考までに…。
これが初夏に秋田駒ヶ岳で撮影したチングルマの花です。 -
今夜宿泊する立山室堂山荘にやって来ました。標高2450m、室堂バスターミナルから徒歩10分ほどのところにあります。立山の主峰・雄山への登山口にあるので、雄山に登る人にとってはとても便利な立地にあります。
心配していた高山病の兆しはないので、室堂山荘で不要な荷物を預かってもらい、早速、雄山に向かいます。雄山登山の玄関口にあります by j3matuさん立山室堂山荘 宿・ホテル
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これから登る雄山は一番右端の山で、右の方から登るので、一番手前の山に登るということになります。
「立山」というのは総称で、雄山とお隣にある大汝山、富士ノ折立を合わせて「立山」と呼ぶことが多いようです。ちなみに「立山三山」と呼ばれるのは、雄山と、写真には写っていないけど、雄山の右方に位置する浄土山、富士ノ折立の左方に位置する別山を指します。室堂平は他にも大日岳や奥大日岳などの高い山々に囲まれた平地になります。 -
9:20、登山開始。
チングルマの綿毛に光が当たって輝いています。 -
室堂山方面の眺め。
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あちらは真砂山とか別山とかかな?
赤いチングルマ越しに見る美しい山々。絶景です。 -
山と山の間に日本海が見えています。
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室堂平ではこの花をよく見かけました。ヤマハハコですね。
ただここより先の高いところに行くと、見かけなくなりました。 -
室堂平が見下ろせるようになってきました。青いみくりが池が見えます。
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アップで。
こうして見ると、結構崖近くにある湖なんですね。
湖の手前に見えるのが宿泊する室堂山荘です。 -
一応、舗装路ですが、石がゴツゴツしているので、意外と歩きにくいです。ですがそれ以上に、空気が薄いのが辛い。このくらいの坂、いつもならなんともないのですが、ちょっと登っただけですぐに心拍が上がってしまいます。動悸がすごい。高山病になってしまうのが一番怖いので、無理をせず、ゆっくりと休み休み登ることにしました。今日の目標は時間がかかってもいいから、完登することです。
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ヤマハハコの代わりにこの花が目立ち始めました。イワツメクサです。
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アップで。高山の岩地に咲く可憐な花です。
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ハイマツが群生しています。このどこかに雷鳥さん達がいるのかな?
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10:14、一の越山荘に到着。標高2700mです。息は上がりやすいですが、今のところ体調の悪化はありません。
一ノ越山荘 宿・ホテル
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山荘前から室堂平を見下ろします。山の向こうに日本海が広がっています。
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初めて見えるようになった山の向こう側の景色。
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めちゃ尖っているあれは槍ヶ岳かな?
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さて、雄山登山は実はここからが本番です。
一の越山荘までは曲がりなりにも舗装路なので誰でも来れますが、ここからは登山らしくなります。(でも地元の小学生は遠足で登るらしい) 風が強かったり、ガスっていたら危ないけれど、今日はほぼ無風、視界も良好で登山日和。ただ、日陰がないのでひたすら暑い! 防寒対策にばかり気をとられて準備してきましたが、半袖を持ってくれば良かったと後悔するハメに…。 -
登りは赤、下りは黄色とコース分けしてくれていて、とっても親切! 登山客が多めでも、渋滞になることはありません。
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結構な急登。少し登っては休み、登っては休みの繰り返し。でもシンドイのは皆同じらしく、他の人もそんな感じなので、苦しいのは自分だけじゃないんだと勇気づけられました。
雄山登山 自然・景勝地
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険しい岩地ですが、それでも少しだけお花が咲いていました。
これは何の花だろう? -
これはイワギキョウかな?
空気が薄いせいか、花の写真を撮るためにしゃがんで、立ち上がると、目眩がします。足場が悪いところでしゃがまないように気をつけよう。 -
やっと着いた~っ…と思ったら、もう少しありました。あの一番高いところ、雄山神社の峰本社があるところが山頂です。断崖絶壁の怖ろしいところにありますが、せっかくここまで来たので頑張ります。
雄山神社 寺・神社・教会
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11:41、今度こそ登頂! 標高3003mです。高山病にならなかった! 良かった~。
立山 (立山連峰) 自然・景勝地
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山頂は360度の眺望。(でも柵がない断崖絶壁上なので、怖くて端には近づけませんが…)
室堂平方面。 -
アップで。みくりが池とその向こうには地獄谷。
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先ほど山頂だと思ったところ。雄山神社の社務所がありますが、9月で閉所しているみたいです。
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これまで登って来たのと反対側の眺め。
正面には後立山連峰、真下の谷間には万年雪、右方には黒部湖が見えます。 -
黒部湖をアップで。
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後立山連峰の向こう側。本当はこの方角に富士山が見えるらしいのですが、今日は雲が多くてちょっと見えないようですね。残念。
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雄山のすぐお隣の大汝山。標高3015mなので、雄山よりちょっぴり高いです。こうして見ると近くに見えるから簡単に行けそうだけど、高所恐怖症の人がヒヤリとする場所があるのだとか…。高所恐怖症なので止めておきます。雄山で十分。
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大汝山の更に奥の方には剱岳が見えます。標高2999mですが、登山上級者しか登ってはいけないという険しい山です。
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一等三角点は山頂の峰本社ではなく、社務所の向こう側にありました。
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三角点からは槍ヶ岳がよく見えます。
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黒部湖も山頂とは違う部分が見えました。
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名残り惜しいですが、下山を開始します。この石礫が滑りやすいので、下りは要注意。登ってくる途中も、下りで滑っている人を何人も見ました。
…と十分気を付けて下っていたのに、最後の最後で滑ってしまいました。油断したぁ(泣) -
あらら~、槍ヶ岳とか見えていた方角、下山途中にずいぶん雲が出てきちゃいましたね。
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室堂の方も雲で日本海が隠れるほどに…。午後から雲が出て来る予報は大当たりですね。早めに登っておいて良かったです。
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一の越山荘に戻って来ました。ここまで来れば、雲が来ても一安心。
一ノ越山荘 宿・ホテル
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山頂を見上げると、雲がかかり始めています。危機一髪。
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うわ~、更に雲が増えてきた!
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あ、ナナカマドの実がなっています。行きには気がつかなかったなぁ。
チングルマだけではなく、ナナカマドの紅葉も室堂では有名ですが、こちらの紅葉はもう少し先のようですね。 -
ナナカマド越しの立山連峰。紅葉していたらもっと映えた写真になっていたなぁと、ちょっと残念。
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ヘビイチゴ?
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ミヤマキンポウゲ? ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイ、ミヤマキンバイあたりの黄色い花の見分けがつかなくて、よく分からないです。
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あ~、だいぶ低いところにも雲が流れてきちゃいましたね。
辺りがガスっちゃう前に、みくりが池くらいは見に行っておこう。 -
13:50頃、立山室堂山荘まで戻ってきましたが、そのまま通り越してみくりが池に向かいます。振り返ると、雄山が完全に雲に隠されています。や~、下山した後で良かったわ~。
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みくりが池が見えて来ました。赤いチングルマ越しの青いみくりが池…美しい!
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振り返って、チングルマ濃しの浄土山。雄山と並び「立山三山」と称される山の一つです。次回来たときに登りたい。
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みくりが池が近づいて来ました。
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みくりが池、神秘的な青ですね!
みくりが池 自然・景勝地
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際の方まで青い!
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室堂ターミナル近くに湧水を汲める場所がありました。冷たくて、おいしい!
立山玉殿湧水 自然・景勝地
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立山自然保護センターにやって来ました。立山の自然などについて、ビデオ等で分かりやすく解説してくれる施設です。
私は明日行く予定の「神の道」と呼ばれるコースの情報を教えてもらうために訪れました。「神の道」は一般的な観光マップには載っておらず、登山サイトで時々行った人のレコを目にするくらいで、詳細な情報を持っていなかったからです。
職員さんからは、「神の道」への行き方と、霧が出ているときは道迷いしやすいから行かない方がいいとのアドバイスをいただきました。ありがとうございます。立山自然保護センター 名所・史跡
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15:00頃、立山室堂山荘に戻り、チェックインしました。
一人客は相部屋(男女別)になります。和室ですが、一人一人スペースをカーテンで仕切れるようになっていました。
今夜、同じ部屋に宿泊したのは私の他に女性2人の計3人で、お互いに情報交換などをして、楽しい時間を過ごすことができました。雄山登山の玄関口にあります by j3matuさん立山室堂山荘 宿・ホテル
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窓からの眺めは素晴らしいです。写真には撮りませんでしたが、夕陽や朝陽の頃は更に美しく、夜には窓から星も見えました。
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登山後のご褒美。山荘の売店で300円で販売していました。
昔懐かしいチェリオ。実家の金沢に住んでいた頃はよく食べていました。東京で暮らすようになってからはあまり見かけないのですが、もしかしたら北陸限定販売? -
お風呂は温泉ではないのですが、広々とした展望風呂です。今日、登った雄山がドーンと目の前に広がっていました。(誰もいないときにちょっとだけ写真を撮らせていただきました)
高地なのにお湯の出がすばらしく良く、リンスインシャンプーやボディソープも置いてありました。山小屋とは思えないですね。ドライヤーもありました。 -
ちなみに、お風呂から見える雄山はこんな感じです。ほぼ同じ角度、同じ距離くらいのところから撮影した写真です(笑)
今日登った山を見上げながらのお風呂は本当に最高でした。 -
16:50、夕陽を見に行こうと再び出かけました。室堂山展望台から見えるかな?…と思い、とりあえず向かってみます。室堂山展望台への登山口も立山室堂山荘のすぐそばにあって便利です。
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中腹までも登らないうちに、お日様が山影に隠れてしまいました。角度的に夕陽見えないかも…と今更ながら気づき、別の場所に移動することにしました。登り損?
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いえいえ。雲海も見えて、なかなかの景色を味わえましたよ。
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17:10、山荘前に戻って。
ここも良い景色。夕暮れ色に染まった草原が美しいです。 -
とりあえず、みくりが池の方に行ってみよう。
あ、お日様がもうすぐ沈みそう…雲があるから早いかも。 -
みくりが池に到着。山が真っ赤に染まっています。
みくりが池 自然・景勝地
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あ、沈んじゃう。
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イチオシ
もう少し進んで、みくりが池を別角度で。
真っ赤な立山と完璧な水鏡。素晴らしい! -
17:28、みくりが池温泉にやって来ました。ここのテラスから夕陽を眺めることに。
みくりが池温泉 宿・ホテル
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テラスからの眺め。沈みかけの太陽の辺りは赤く、その隣の雲がピンク色に染まっています。
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みくりが池温泉のテラスの眼下は地獄谷。
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太陽をアップで。
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あ~、黒い雲に飲み込まれそう。
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沈んでしまいました。
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反対側の浄土山にかかる雲が薄っすらとピンク色に。
さて、あの山に向かって帰ります。麓に見える小屋が立山室堂山荘です。 -
帰り道にイワヒバリと出くわしました。ちっとも逃げなくて、嬉しいけど心配になっちゃう。オコジョとかに食べられないようにしてね。
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夕暮れのみくりが池。
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夕暮れ時の雄山とみどりが池の水鏡。
みどりが池 自然・景勝地
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夕暮れ時のみどりが池。
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夕暮れ時の奥大日岳・大日岳とその向こうに雲海。
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18:04、山荘に到着。たぶん、このときが一番美しいマジックアワーでした。
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山荘に戻ってすぐに夕食です。おなかがすいちゃった! 標高2450mとは思えないご馳走です。
雄山登山の玄関口にあります by j3matuさん立山室堂山荘 宿・ホテル
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夕食時に一緒になった男性から、「20時頃には天の川が見られるよ」と教えてもらい、星空観察へ。(持ってきた防寒具が初めて役に立ちました)
コンデジしか持って来ていなかったけど、まぁまぁよく撮れました。 -
小屋から50mほど離れたテラスのベンチに横になると、満天の星空! 寝袋があったら、もうここで寝たいよ。
立山、素晴らしいところだなぁ。なぜ金沢に住んでいたときにもっと来なかったのか…。→ 答え:その頃は、山登りが嫌いだったからです。そんなものだよねぇ(笑)
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この旅行記へのコメント (2)
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- トットさん 2024/11/14 20:33:18
- 素晴らしい山の風景にウットリしました。」
- j3matuさん 今晩は。山岳写真いいですね。
コロナ禍で登山開始とは凄いですね。私の
レッサーパンダ詣で開始と随分違います。
特にガレ場の写真は見るだけで背中がスッと
してきて無理無理絶対無理となりました。
これからも無理のない範囲で頑張って下さい。
トット
- j3matuさん からの返信 2024/11/14 21:24:11
- Re: 素晴らしい山の風景にウットリしました。」
- トットさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
私も今回はいつもよりかなりしんどかったので、なんで登り始めちゃったのかと後悔しつつ登っていました。でも、バカだから、しんどかったときのことをすぐ忘れちゃうんですよね~。そして、また登ってしまうという…。
でも、苦労して登った雄山よりも、たいして苦労しなかった翌日の「神の道」の方が超絶景でした。苦労せずに絶景が一番いいです(笑)
j3matu
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