2024/08/16 - 2024/08/18
172位(同エリア513件中)
やすとらかるしんさん
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- 旅行記14冊
- クチコミ70件
- Q&A回答2件
- 9,972アクセス
- フォロワー2人
この旅行記のスケジュール
2024/08/16
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電車での移動
この旅初の地下鉄移動!やっぱりタシケントの地下鉄駅舎はどっしりした造り
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車での移動
YandexGoで指定されたレストランへ移動
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車での移動
バス移動で交通費を節約しようとするも失敗。大人しくYandexGoに頼る
2024/08/17
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郵便局へ行って、うっかり持ち帰ったカードキーをサマルカンドへ返送成功
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電車での移動
乗継駅でも何でもない駅なのに、内装にシャンデリアが!
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電車での移動
荷物がかさんだので地下鉄で一旦ホテルへ帰還。
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徒歩での移動
ティムール広場からナヴォイ劇場まで、公園のようなエリアを散歩がてら歩く
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ウズベク人に間違えられロシア語でまくし立てられる(駅の方向を聞いてたらしい)ハプニング発生
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バザールの一角でスープをいただく。セットの緑茶が50円くらいで格安だった!
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時間が押している中大急ぎでお土産の追加購入。お茶や量り売りのドライフルーツが充実してていい店だった!
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車での移動
この旅最後のYandexGo利用。気さくな運転手のあんちゃんとの会話をGoogle翻訳越しに楽しむ
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飛行機での移動
タシケント(TAS)22:00→仁川(ICN)08:15+1 OZ574便
2024/08/18
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徒歩での移動
もともと乗継時間が45分しかない上に第一便が遅延! 成田行きの第二便が待っててくれたため事なきを得る
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飛行機での移動
仁川(ICN)9:00→成田(NRT)11:20 OZ102便
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この旅行記スケジュールを元に
アラル海の残骸⇒ヒヴァ⇒ブハラ⇒サマルカンドと、大きなトラブルに一切見舞われることもなく無事旅程をこなしてきたわたし。
旅はついに最終盤。到着初日に乗継待ちで1泊だけ滞在した首都・タシケントに戻ってまいりました。
多くの旅行記で「(サマルカンドやブハラに比べて)見るものはさほど無い」とあんまりな評価を下されがちで、パックツアー等でも首都なのにあまり日程を長く割かれることが無いタシケント。かくいうわたしもそれを見越してタシケントは最後に1泊、おまけで観光と買い物に時間を充てようくらいのノリでした。
ただいざ過ごしてみたら(とはいっても丸一日足らずですが…)、意外と「あれ?この街って快適で良いところなのでは?」といい意味で期待を裏切られる感じに。
楽しかったウズベキスタン大横断旅行も今回でいよいよ最終回。どうぞご覧ください。
【旅程】
8月10日(土)
・羽田空港→金浦空港
・金浦空港から自力で仁川空港へ移動
・仁川空港→タシケント空港、そのままホテルへ
8月11日(日)
・タシケント空港→ヌクス空港へ国内線で移動
・ドライバーに拾ってもらいアラル海のかつての湖岸・ムイナクを訪問
・途中でドライバーオススメの名所に立ち寄る
・ヒヴァで1泊
8月12日(月)
・ヒヴァ(世界遺産のイチャンカラ)半日観光
・幹線鉄道が走るウルゲンチ駅へ自力で移動
・ウルゲンチからブハラ駅まで夜行寝台列車に乗車
・なんとかブハラの街にたどり着き1泊
8月13日(火)
・世界遺産のブハラ旧市街を観光
・そのままブハラで2泊目
8月14日(水)
・ブハラ旧市街の観光の続き
・ブハラ駅から高速鉄道・アフラシャブ号に乗りサマルカンドへ移動
・サマルカンドで1泊
8月15日(木)
・サマルカンド旧市街を観光
・そのままサマルカンドで2泊目
8月16日(金)
・サマルカンド旧市街の観光の続き
・サマルカンド駅から高速鉄道・アフラシャブ号に乗りタシケントへ移動
☆今回ここから☆
・タシケントで6日ぶり2回目の宿泊
8月17日(土)
・タシケント市内観光
・夜の便でタシケント空港から仁川空港へ
・機内泊
8月18日(日)
・仁川空港から成田空港へ
★今回ここまで★
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アフラシャブ号を下車して、改めてタシケント駅を一望。
この旅で訪れた地方都市の駅よりも、もっと横に長い感じの駅です。
前述の日本人御一行4名様がなんとタシケントでのお食事会に誘ってくださった!ということで、会場となるレストランの名前と場所を確認し、後で落ち合えるように連絡先を交換し、まずは荷物を置きに一人でホテルへ向かいます。タシケント駅 駅
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タシケントメトロの「タシケント駅」。
直結ではないですが鉄道駅を出た所のすぐ目の前に出入り口があります。 -
出入口に潜り込むと、そこに広がっていたのは地下駐車場のような薄暗い空間。
あらかじめ聞いていた「タシケントのメトロの駅はどこもすごく綺麗」という前情報とは全然違う雰囲気にたじろぎます。 -
薄暗い空間を抜けるとようやく辺りが明るくなりました。
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タシケントメトロの運賃はやたら安いことで有名で、どこまで乗っても現金払いで2,000スム(約23円)、電子決済だとたった1,700スム(約20円)という代物です。
ちなみに電子決済は特に特殊なカードを買う必要はなく、クレカのタッチ決済でも余裕で行けます。自分のカードも有効だったのでガンガン使わせていただきました!
現金だと都度友人窓口でチケットを発行してもらわなきゃいけない反面、カードだと窓口をスルーしてスッと改札に行けるので、電子決済の方が断然オススメです。 -
ザル…いえ非常に簡素な荷物チェックをくぐり抜けると、前評判通りの綺麗なホームに出ました! あーびっくりした。
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車両は古めかしいものと新しいものが混在しているらしく、両者の差は割と極端です。最初に乗ったのは古い方の車両
タシケント地下鉄 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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乗継で降りたアリシェル・ナヴォイ駅。タシケントメトロの中で駅舎のデザインが最も美しいといわれている駅だそう。
この時は荷物が多く手が塞がってたし、人出も凄かったのであまりたくさん写真は撮れなかったので、後日再訪することにアリッシャーナボイ駅 駅
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ホテル最寄りの駅へ向かうため、別の路線に乗ります。
タシケントメトロの駅は乗継駅であっても駅同士の名前が別々なことが多いので、(東京だと東日本橋駅⇔馬喰横山駅みたいなかんじ)慣れるまでは若干ややこしい
ここもアリシェル・ナヴォイ駅⇒パフタコール駅に名義が変わっていました。 -
そしてまた日暮れ前に何とか到着!
いや、噂には聞いてたけどもデカい!しかもなんか片側全部電光掲示板みたいになってるし!ホテル ウズベキスタン ホテル
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ぼーっとしてたら画面が切り替わってました。
なお、ここでわたし、とんでもない凡ミスをしていることに気づきます。
サマルカンドで泊まった宿のカードキーを、チェックアウト時にフロントに返すのをド忘れし、財布にしまったままタシケントまで持って帰ってきてしまっていたのです! -
レセプションでチェックインを済ませつつ、フロントスタッフなら詳しいスタッフか誰かに繋いでくれるだろうと期待してさっきのカードキー持ち帰り事件について相談したところ、私に代わりサマルカンドのホテルに直接連絡してくれて「普通郵便で郵送してもらえれば大丈夫です」という回答をもらってきてくれました。
最終日の滞在が多言語対応のしっかりしたホテルで助かった…
というわけでデザインがちょっと旧式なエレベーターで部屋へまいります -
Expediaで安く出ていたシングルルームです。
地下鉄駅が目の前という立地+朝食ビュッフェつきで7,000円を切っていました。 -
階の案内を見ても分かる通り、この部屋はシングルユースに特化した造りになっており、部屋の広さは通常の半分くらいしかありません。だから一人旅でもこの値段で使えたのかと
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広さ的には日本のビジホとさほど変わらぬレベルなのですが、絨毯がふかふかしていました。
ただ全体的にちょっと古めかしいのと(ソ連時代の創立なので当然)、冷暖房の調整が効かないのが難点かなあ -
シャワーブースは正直しょぼいのですが、代わりにアメニティは色々置かれていました。
クチコミの方にも書きましたが、部屋の設備に快適さを求める人には正直向かないホテルです。ただわたしのような「ソ連の残り香を感じるホテルに泊まってみたい!」みたいな動機がある人ならまあアリかも -
ホテルの廊下もこんな感じ。どこか昭和っぽい雰囲気を感じます。
カードキー問題が思いのほかアッサリ片付いたので、タシケント駅でお約束した通りディナーにお呼ばれされに行こうと思います! -
もうすっかり使いこなせてきたYandexGo。ホテルからレストランまでは結構距離があり、地下鉄も近くを走っていないのですが、配車アプリなら300円切るくらいの値段であっさりアクセスできます。便利な時代になったもんだ…
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というわけで、会食の会場はタシケント市内にあるウズベク料理のレストラン「カラヴァン」。地球の歩き方にもちゃんと乗っているお店でした。
外観は一見普通ですが、入った先にぶどう棚で覆われたのどかな中庭があり、その下にも座席がいくつか設置されています。
今回ご招待してくれた皆様、なんとその中庭にある席のうち、ステージが目の前という抜群のロケーションの6人席を確保してくださっていました!!ありがたい!!!カラヴァン その他の料理
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お食事開始。一人旅じゃなかなかありつけなかったワイン(もちろんウズベキスタン産!)も、5人ならボトルでオーダーできるので容易に手が出せます。
マンティは餃子と小籠包のような食感でかなり好みでした。餡が羊肉になっているバージョンとカボチャ等の野菜になっているバージョンがあるみたいですが、わたしは羊肉一択!! -
がっつりしたシャシリク。専門店に限らず、大きめなレストランだと結構高確率で提供されています。
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大きなグラスにちょっとだけワインを注いでもらい、くるくる回して香りを楽しみながらいただく…というとんでもねえ意識高い飲み方で楽しみます。お呼ばれしてる身だもの、お上品に過ごさなきゃ。
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走行しているうちに生演奏が始まりました。民族楽器が主体ですが、弦楽器がアンプに繋がれていたりキーボードが導入されていたりと、新旧合わせたようなスタイルです。
選曲は民謡チックな物が主体だったせいか、店構えと完全にマッチしていたメロディーが物凄く雰囲気づくりに貢献していました。「知らない曲ばかりかな?」と思いきや、大学時代に講義で見たチェブラーシカの『空色の列車』がレパートリーに入っていたのが印象的でした。
一通り演奏が終わった後で、思わず50,000スムを投げ銭にしてしまいました笑 -
ちなみにわたしを誘ってくださった4名様、なんと日本への帰国便も重複知っていることが判明!
「また明日の夜空港で会いましょうね~」なんて言い合いながら解散しました。
ちなみに店内に設置されてる水車を眺めていたところさっきの生演奏のメンバーが通りかかったので、演奏が素晴らしかったこと、『空色の列車』が流れて驚いたことを話したら「その曲をなんで知ってるの!?凄いね!!」と逆に食いつかれてしまいました笑 -
そのままYandexGoで帰っても良かったのですが、ホテル付近まで1本で連れてってくれる路線バスがあるというのが地図アプリに表示されたため、ひとまず目指してみることに
タシケントは大通りの一本一本がとにかく太いので(平気で4~5車線くらいある)、結構な頻度で地下通路に遭遇します。
普段、この手の地下通路を夜に利用するのは治安や安全の問題上避けているのですが、タシケントの場合は変な人がたむろっているみたいなこともなく、比較的安全でした。
ただし雰囲気はそれなりに物々しいです -
というわけでバス停に到着。コンビニ的な店舗も併設されて、中のベンチで休めるようになっていました。
ただ、バスが一向に来ない!道路が大渋滞しているわけでもないのにとにかく来ません。地図アプリは「終バスが5分後に来ます」と指しているのですが、その5分後になっても来る気配がなく、さらに10分ほど待っても来る気配がなく…
埒が明かないのでバスを体験するのは諦め、大人しくYandexGoで帰ることにしました -
夜のホテル・ウズベキスタン。電光掲示板広告が消えて元の姿に戻っていました。いかつい。
ホテル ウズベキスタン ホテル
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ウズベキスタン旅行最後のホテル泊を終え、8日目の朝。
タバコを吸おうとエントランス外の喫煙所に出た所、ちょっといい身なりをしたおじさん&お兄さんが大量に滞留していました。ホテルの人に聞きそびれてしまったので、彼らが一体何者で何を待ってる人たちだったのかは分からずじまい。 -
一服終えたので朝食をとります。
このホテル、ガイドブックや口コミでは「ビュッフェの品数がしょぼい」「あまり期待しないほうがいい」なんて散々な書かれようでしたが、わたしには特段そうは見えなかったなあ… -
飲み物も割かし選び放題だったし、
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ドライフルーツ類も結構あります。サマルカンドで初体験したクルトと思しき白い塊まで置かれていました
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確かにお肉系はちょっとレパートリーに乏しいかもしれないかも
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オムレツなどのホットメニューもそれなりにあります
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というわけでこれが私のホテルビュッフェ朝食!センスを疑われぬよう、主食+おかずで1皿、デザートで1皿と分けてみました。
ちなみに座席は結婚式場みたいなバカでかい円卓を見知らぬ客同士でシェアするスタイルです。
迷ったのですが、テーブルの上に地球の歩き方を置いていた女性がいてまさに「これは日本人で確定」状態だったので、そこに声をかけて座らせていただきました。
その後なんとなく会話に発展したのですが、お互い同じ大学の卒業生であることが発覚してびっくり -
ホテルの部屋の窓から見えた謎の建物
御覧の通り、このホテルは結構公園の緑が目立つエリアに建っています -
たった一晩だけどお世話になったホテル
古いけど雰囲気的にはすごい好きよ -
この写真だとちょっと明るく見えるけど、エレベーターホールは若干薄暗いです。良くも悪くも雰囲気があります
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まずはサマルカンドのホテルに頼まれた通り、うっかり持ち帰っちゃったカードキーを返しに行かねばなりません。ググったところ徒歩10分ほどのところに郵便局を見つけたので向かってみます。
しかし通りの幅が広くて街の規模感のデカさを感じる・・・ -
見つけた郵便局は、クソデカでした。
当然日本語も英語も通じないので、Google翻訳でロシア語モードを選択し(ウズベク語モードもあるのですが、ロシア語だと音声再生機能もあるのでより捗るのです)、なんとか職員さん達とコミュニケーションを図りブツの郵送に成功しました。郵送料は封筒1つ(普通郵便)で10,000スムほど。
喋った内容に合わせてヌルヌル動き文字を生成するスマホの画面を見て、窓口のおばさん職員が「わー!何コレ!すごいわね!!」みたいなノリ(たぶん)で大興奮していたのが面白かったです。ただのアプリなんでみんな簡単にダウンロードできますよ -
問題が片付きすっきりしたので、街歩きを再開します。
ヒヴァ、ブハラ、サマルカンドと「旧市街系」の街ばかり訪問していたので、タイムスリップを終えて現代に戻ってきたような錯覚に襲われます。現に友人にこの写真を送ったら「中世から現代に帰ってこれて何より」みたいな返信が来ましたし -
中華EVが太っ腹なキャンペーンとともにアピールしているようです。これが一帯一路パワーか…
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ちょうど次の地下鉄駅が近かったので、そのまま乗車することに
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乗継駅でも何でもない平凡な駅のはずなのですが、ホームには豪華なシャンデリアがいくつもぶら下がっていました…
流石タシケントメトロ、中央アジア初の地下鉄路線網としてソ連政府が肝いりで整備しただけあります -
降り立ったのは市内北東部のシャハリスタン駅
地上に出た途端、ヘンな形のタワーがお出迎えです。
このタワー、テレビ塔で展望台へも昇れるらしくいわばタシケントの東京タワー的な立ち位置らしいのですが、あまり時間が無かったのでカットしました -
町中にちょいちょい現れる団地
なんだかワクワクしちゃう(往年の名作「団地への招待」より) -
駅から歩くこと10分程度。
旅サラダでも取り上げられていた名物レストラン「ベシュ・コゾン」、通称「中央アジアプロフセンター」に到着です中央アジア プロフセンター 地元の料理
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エントランスをくぐると最初に目に入るのが調理場。
大小いくつもの竃が一般公開されており、そこかしこでプロフが調理されています -
これはナンを焼くための窯らしい
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この店最大の竃。旅サラダでは「一度に2000人前を調理できる特大サイズです!」と言っていたけど、なるほど確かになあ…というサイズ感
写真撮影もここが一番人気で、常時誰かしらスマホでの撮影に没頭していました -
中庭にある看板は、色とりどりのプロフ皿を飾った映えスポットと化しています
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燃料は全部薪。店の片隅に山積みにされていました
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店内スペースはかなり広く、屋内、屋外、テラス席合わせて1000席はありそうな勢いです。それでもピーク時には入りきらず待ちが出るというのだからすごい。
オーダーはQRコードで行うのが基本のようですが何故か上手くいかず、仕方がないので近くにいた店員さんに声をかけてGoogle翻訳で注文を仕掛けました。
プロフ単体メニューもあるけど、サラダ・ナン・緑茶のセットで頼むことに -
サラダはウズベキスタンのド定番トマトサラダことアチク・チュチュク!
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そしてついにラム肉のプロフが来ました!ドルマというブドウの葉で巻いたひき肉も1個乗っています
1人分の分量+フルコースで頼んじゃったので100,000スム超えになってしまったけど、0.7人前(とはいえ一食分には充分な量のようです)のプロフ単体なら50,000~60,000スムで注文できるようです
いい意味で脂っこさが光るおいしいプロフでした。結構重めですが勢いに任せてガシガシ食いました -
ちなみに屋外の席はこんな感じ。夏なのでそこそこ暑いです
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駅から中央アジアプロフセンターまでの道中に、国内有数のスーパーチェーン「コルジンカ」を見つけたので入店してみることに
ちなみにわたしは旅行先の国で最低1回はローカルなスーパーチェーンに行くことにしています。住民の皆様が普段買われている物のラインナップや相場を垣間見れるし、そして何より値切り交渉が不要で楽だからですコルジンカ タシュケント店 スーパー・コンビニ
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今回はパッケージされたドライフルーツやジュース類を購入。ジュースはアンズやザクロなど日本ではほとんど見かけないラインナップを中心に、1本12,000スム(140円くらい)だったのでガンガン買い込みました。
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思いのほかとんでもない量になってしまったので、一旦ホテルに戻って再度パッキングを行います。部屋はもう引き払いチェックアウトも朝済ませたのですが、交渉の結果、クロークルーム係に言えば荷物の詰め替えはさせてもらえることになっていたのです
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ロビーの改修工事が絶賛継続中でした
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なんとかいい感じに荷物が収まったので、最後にホテルの近くの公園+メトロで行ける巨大市場・チョルスーバザールを訪問します。
ホテルが駅近だと移動費が安く収まるのでいいですね -
「タシケントの通りはいちいちデカい」というのは前述の通りですが、公園もとにかくデカいです。
今まで訪れた世界遺産の街たちとは違い、タシケントの市街地の大部分はソ連時代にロシア様式でデカめに造られたそうなので、だいぶ空気感が違います。なんかヨーロッパみの方が強いというか -
サマルカンドにもあったけど、タシケントにも当然ティムール皇帝の銅像が!
こちらは騎馬姿のようです
ちなみに背景にそびえているのが我がホテルで、真下にはちょうど地下鉄駅がありますティムール広場 広場・公園
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信号が見当たらないので地下道をくぐって向こう側へ
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ティムール広場から延々と続く公園を歩いていきます。比較的運転荒めなウズベキスタンで、車を気にせず散歩できるのはありがたい
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青空マッサージチェアが並んでいました。
何ヶ国も旅してきたけど、こんな外にデデーンと並べられてるのを見るのはひょっとしたら初めてかもしれない -
青空卓球台まで!!
ウズベキスタンって卓球盛んなイメージは無かったんだけど… -
15分ほどでナヴォイ劇場に到着です。
ちなみに道中、ブハラとサマルカンドで2度会ったフランス人カップルとバッタリ行き会いました。ウズベキスタン旅行ってルートがみんな似たり寄ったりになるから、同じ人と違う街で遭遇することが本当に多い…ナヴォイ オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー
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第二次世界大戦敗戦後にソ連に捕虜にされていた日本軍の軍人達が、この劇場の建築工程に関わっていたそうで、その旨の記載が日本でも掲げられています。
ただカリモフ大統領の意向(「ウズベキスタンは日本と交戦していない」「彼らは恩人であり『捕虜』として取り扱うべきではない」など色々あったそう)から、「捕虜」ではなく「日本国民」と表記されるようになったとのことです -
たまたま公演日だったり運が良かったりすると内部見学もできるようですが、この日はどちらにも該当せず、残念ながら外から見学することしかできず…
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ちなみに私の訪問時にちょうど日本人夫婦+ウズベク人のガイドの女の子が現場にいて、夫婦が写真撮影で外してる間ガイドの子とちょっとだけ日本語で立ち話をしました。1週間の旅行で焼けた肌と伸びまくった髭を見た彼女はわたしを見るなり「日本人ではなくウズベク人の顔になっていますよ!」と笑いながら一言。
まさかあ、なんて最初は笑っていましたが、直後にロシア系と思しき白人の恰幅のいいおばちゃんが我々のところにやってきて、彼女を無視してわたしに向かってロシア語で何かまくし立ててきたのです。
さっぱり分からず立ち尽くしていたところ彼女が助け舟を出してくれて、なんとか無事解決したのですが(どうやら「メトロの駅の入口はどこかしら?」的なことを尋ねていたらしい)、おばちゃんが立ち去った後に彼女がわたしに向かって「ほーらね」みたいな目で見てきて、わたし=見た目だけはウズベク人説が立証される結果となりました。 -
ウズベク人まちがえられイベントを経て彼女に別れを告げ、自分も地下鉄で移動することに。
途中で横切った公園に本屋さんの屋台(?)が出ていて、マンガ本が世代ジャンル問わずたくさん売られていたのにびっくり -
イスラム教徒が97%のウズベキスタンで、鬼滅の刃の恋柱の衣装はどう受け止められているのだろうか…
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『オタクに恋は難しい』まで置かれていました。昔ちょっと読んでたなあ
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ほどなくして地下鉄コスモナフトラル駅に到着です。
この駅もガイドブックに取り上げられるくらいデザインが美しいところとして有名なんですコスモナフトラル駅 駅
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プラネタリウムっぽい青いプレートがお出迎え
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御覧ください、この青い装飾を…
「コスモナフトラル」というのがロシア語&ウズベク語で「宇宙飛行士」的な言葉を意味しており、ティムール帝国~ロシア帝国~ソ連時代の宇宙に関わる偉人たちのアイコンがホームの壁に描かれています -
「地球は青かった」のガガーリンがいました。
ウズベキスタンとは無関係のはずなのですが、この駅ができた頃はここもゴリゴリにソ連の一部だったわけで、それが独立後もキープされているのでしょう。
独立後にタシケントメトロのソ連っぽい駅名は解消され、社会主義的な装飾はおおかた取り換えられたそうなのですが、ここは例外のようです -
テレシコワもいました
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これはうっかり逆方向の電車に乗っちゃった時についでに撮ったウズベキスタン駅の装飾
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というわけで最後の目的地、チョルスーバザールの最寄り駅・チョルスー駅です(そのまんま)
チョルスー駅 駅
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特徴的なデザインの丸いドームが目印。すぐ見つかります
チョルスー バザール 市場
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中は1階・2階に分かれていて案外広いです!
1階は精肉や野菜、小麦粉やパスタや米などが主体です。外国人観光客にはさほど縁が無いフロアかも -
2階から撮るとこんな感じ。
2階は量り売りのドライフルーツやスパイス売り場が主体ですが、サマルカンドのショブ・バザールでこの手の買い物はおおかた済ませてしまったので、ただ散策するだけにとどめました -
小腹が空いたので、市場の外縁部に入っている食堂街を攻めてみることに
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ヒヴァでも食べたマスタヴァ(お米入りスープ)を再度頂きました
ここのお店のはパクチーがいっぱい浮かんでいて(好き嫌いが少ないわたしにとって数少ない苦手な食材…)だいぶ難儀しましたが、それでも美味しかったし、粘弾はなんと30,000スム(約350円)くらい。
セットで緑茶をつけても35,000スムとかなりリーズナブルでした。食堂メシってお得なのね -
帰り際に見つけたお菓子屋さんにふらっと立ち寄ってみることに
このお店も市場のすぐ真向いに建っていて分かりやすいです -
お菓子がメインなのですが、ナッツやドライフルーツの量り売り、そして茶葉などのお土産に向いてる食材の品揃えが豊富でビックリ!
求めていたタイプのお店は、バザールの内部ではなく外にあったようです -
砂糖の結晶の塊であるハヴォットや、フレーバーティーなどをいくつか追加購入していくことにしました。店員さんも親切で(英語をちょいちょい話せるハタチの青年が対応してくれた)本当に助かりました。
チョルスーバザールのちょっと外側にあるChoco Cityというお店、わりとオススメです -
案外時間が押してしまった(この時点で飛行機の出発時刻の3時間半ほど前)ので、チョルスーバザールで追加購入した品物を携えてもう一度ホテルに戻るぞ!!
アリッシャーナボイ駅 駅
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…とその前に、初日はあまりじっくり見られなかったアリシェル・ナヴォイ駅の装飾を写真に収めていきます。
すっきりしたデザインで、時間が押してなかったらいくらでも眺めていたかったくらい -
乗継駅なので利用者数はめちゃくちゃ多いのですが、それでもデザインが見事なので結構立ち止まって写真を撮ってる乗客は結構いました。観光客でしょうか
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駅名は忘れてしまったけど、特徴的なシャンデリアが気になったので撮ったどっかの駅のホーム
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ホテルに着くなり大急ぎでクロークルーム係の青年に声をかけ、最後のパッキングをして預入荷物が23kg以内に納まっていることを確認!
アシアナ航空は預入荷物が「23kg・1個まで」とちょっと厳しく、しかもなぜかタシケント便はオンラインでの手荷物の事前追加購入ができなかったため、なんとかここで制限範囲内に収めておく必要があったのでこっちも必死でした。
2度も部屋を開け閉めしてくれて、その上パッキングのお手伝いや計測のアシストをしてくれたクロークルーム係くんに心ばかりの「おチップ」を渡し、YandexGoで一路タシケント国際空港を目指します!ホテル ウズベキスタン ホテル
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全てのパッキングを終え、YandexGoでドライバーを呼んだ時点で飛行機の出発時刻の2時間半前くらい。
タシケントは市街地から空港までの距離が意外と近く(12kmほど)、30分ほどで無事到着することができました。
この旅最後のYandexGo、運転手はわたしとさほど年齢が変わらないくらいの男性でした。向こうから「タシケントは気に入った?」「他にはどこの街へ行ったんだ?」「また来たいと思う?」と質問攻めにされたのが面白かったです(Google翻訳のウズベク語バージョンを駆使して全問無事対応できました) -
「国際線で空港到着が出発時刻の2時間前を切ってる」という相当ギリギリな状態でしたが、さほどチェックインの列も長くなく、あっさり手続きを済ませることができました。
この時、預入荷物(23kgギリギリ)に入りきらなかったお土産をサブバッグに詰めており、「『そんなデカい荷物機内に持ち込めないよ!追加料金払いな!』とおか言われたらどうしよう…」なんてビクビクしていましたが、いざカウンターの職員さんと対面したところ「そのサイズならまあいけるでしょ!ちょっと貸しな!」とサブバッグを掴むやいなや「機内持込用」と書かれたタグをホッチキスで留めてくれました。これを付けておくことで「チェックイン時のスタッフのお墨付きですよ」みたいな意味合いになり、機内や乗継時にトラブル回避に役立つとかなんとか。
スタッフが親切で寛大でよかった…タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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チェックインが終わりひと段落着いたので行き先表示を眺めてみました。
これから乗るソウル行の便のほか、ロシアや中東の各都市行きの便の情報が載っています。
個人的にびっくりしたのは、8年前に訪れたベトナム・ニャチャンにあるカムラン空港行きの直行便をウズベキスタン航空が出していたこと。(「KAMRANH」というやつです)
ソ連時代に基地があった影響でロシア人に大人気のビーチリゾートという位置づけなのですが、タシケントから向かう需要もかなりあるっぽいですね… -
行く先々でさんざん見たウズベキスタン国旗もここでいったん見納め
ファミマっぽいカラーリングですが、色の境目にほんのり赤線が引かれているのが特徴です -
これが成田や他の国の空港だと、出国ゲート激混み⇒空港デカくて搭乗ゲートが遠い⇒でも免税店が多くて時間潰しが簡単…みたいになるところだったのですが、タシケント空港は国の玄関口の割に小さく全てが真逆。
出国ゲートが運よく空いていたのはさておき、すぐに免税エリアに到達できてしまい免税店のスペースも非常に狭いため、1時間半前の出国ゲート通過でもまったく問題ありませんでした。むしろ時間を持て余すくらいでした。
ギリギリに着いてこれなのですから、余裕をもって3時間前に着いた人とかだと相当時間つぶしに苦労するかもしれません。時間に余裕のある皆様は是非お気を付けください…
タシケントでディナーをご一緒させていただいた御一行様や、ホテルウズベキスタンの朝食ビュッフェで同席させていただいた大学の後輩(代かぶってないけど)と搭乗口で再会できたことを喜び合いながら機内へと向かいます。 -
機体は往路と同じくやっぱりちょっと古いタイプ…どうやらアシアナ航空はタシケント便には古い機体をあてがっているようで残念。
ただ今回は窓側ではなく通路側の席だったので、壁や天井の圧迫感は感じずに済みました -
機内食もまあ…こんなところかな…みたいな感じのつくり。
復路は6時間ちょっとのフライトだったので、軽く寝た後に『すずめの戸締まり』を観ました。外国人の友人たちから「え!なんでまだ見てないの!?」「日本人としてあり得ない!!」と散々言われてしまった曰くつきの作品です。
ここでようやく観ることができたので、彼らにもう怒られず(?)に済みそうです。名作だったなあ -
フライトは快適だったのですが、ここで仁川国際空港への到着時刻が数十分遅れるというトラブル発生。
もともと復路のソウルでの乗継時間は45分しかなく相当ギリギリだったので大慌てです仁川国際空港 (ICN) 空港
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小走りで乗継専用ゲートを目指しますが、そこには再度荷物検査がありました…
K-POPアイドルのなりそこないみたいなもっさり前髪のスタッフの青年が、機内食でもらった飲みかけのペットボトルを没収され(これはまあ仕方がない)、次にわたしのサブバッグをまじまじと見つめます。きっと「機内持ち込みにしてはデカイなこいつの荷物…追加料金取ったろか」なんて考えていらしたのでしょう。
そこでたまらずタシケントで付けてもらったタグを見せびらかしながら「搭乗時に全部確認済みです!」と言い張り、それを聞いた彼も腑に落ちたような顔で納得。無事トラブルに発展せずに済みました。
手荷物タグ、さまさまです。 -
ここでなんと奇跡(?)が起きました。
タシケント便が遅延したこと、タシケントから乗継ぎ成田へ向かう乗客が一定数いたことを踏まえ、成田行きの便もわたし達に合わせて遅延してくれた…いえ出発を待ってくれていたのです!
次の便に振り替えられる、あるいは次の便に空きが無いので長時間(下手したら翌日まで)待たされる的な展開も覚悟してたので、これには助けられました -
機体は人生初のA380!2階席と1階席でボーディングブリッジが分かれているという特殊仕様になっていてちょっとテンションが上がりました。
2階席を予約したのですが、機内はこんな感じ。 -
座席の前後幅も比較的広く、フットレストも付いていて快適…
…だったのですが、1個致命的な難点が。
機内エンタメのタッチパネルの反応箇所が、往路の古い機体と同様にズレまくっていたのです。ぱっと見新しいので油断していたのですが、タッチした箇所から指1本分下が反応するというアレな点がここへきて復活。
せっかくのA380なのになんだコレ…しっかりしてくれよ…と若干落胆したのでありました -
仁川から成田までは2時間強の短いフライトなのですが、やはり機内食はちゃんと出ます。
一見ド平凡な肉野菜定食っぽく見えますが… -
一緒についているコチュジャンをぶっかけてかき混ぜるとビビンバになる仕様でした。コチュジャンが容赦なく辛くて(子供にはキツいレベルの辛さかも)美味しかったです。
今回アシアナ航空で4便乗ったけど、これが一番美味しかったなあ。4便とも機内食これでよかったんじゃね?というくらいには好きな味でした -
当初の到着予定時刻から1時間弱ほど遅れてしまったものの、無事お昼のうちに成田に帰ってくることができました。
成田国際空港 空港
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たまたま会社の夏休み期間が長かったのに恵まれてプランを練ることにしたウズベキスタン大旅行もこれにておしまいです。
飛行機代はそこそこしたけど、現地の物価は(円安を考慮しても)まだ安かったし、そして何より優しくて気配りがすごくて色々と声掛けをしてくれるウズベキスタンの人々の姿が物凄く印象的な旅になりました。ご飯もことごとく口に合ったし、お酒もイスラム教の教えに反して飲み放題だったし、わたし個人にとってはいいことづくめの国でした!
タシケントを中心に訪問しきれなかった場所がいくつも残っているので、いつかまた再訪したいです!!!
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