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《2024.July》あみんちゅなにげに九州を歩く旅そのⅣ福岡~ゆったり帰り道編~<br /><br />3日間53時間の走行距離525kmを走り返車した。九州はレンタカーの利用の際、利用時間の割に走行距離が結構な距離になることは今回も変わらなかった。営業所への道順がわかり辛く、少々遠回りをしたもののほぼ時間通りであったことはラッキーであった。<br /><br />当初レンタカーを返車して新幹線で帰る予定をしていたのだが、それならば土曜日を休む意味がないことに気付き、夜行で帰ることとした。九州から関西へと夜行で帰るルートとしては〝夜行バス〟が一番に出てくる移動手段ではあるが、福岡から京都路線は双方向ともかなり込み合っている事実がある。特に3列シートは空席がないために〝バス便〟すら表示されないことも最近では珍しくもない。そんな中でふと考えたのが〝フェリー〟の利用。門司からは阪九フェリーと名門太陽フェリーの便があるために、それを利用する。そのために取った手段のひとつが小倉駅からレンタカーを利用することであった。小倉駅からフェリーターミナルまでは送迎バスが出ているためにそれを利用すれば良い。後は値段だが運良く阪九フェリーの神戸行きでエコノミーシングルが8,880円で利用できることを知り迷わず予約。小倉駅発18:40の送迎バスを利用、門司港FT20:00出航し、神戸FTに翌朝8:30の到着となる。その後一旦自宅に戻ってからシャワーを浴びて再出発。一日仕事をして夜に帰宅するまでが帰路となる。因みによく〝しんどくない?〟と言われるのだが、旅の後はそのまま〝日常〟に戻った方が体調が整えやすいためにそうしているだけである。<br /><br />という訳で行きに小倉に到着した際に場所をチェックしておいた〝バス停〟へと向かう。昨今人気がでているフェリーなので、利用客は多い様だ。乗れるのか…と思う数ではあったがその辺りは考えられており、2台のバスで全員を乗せて小倉の駅前を出発する。予定では門司港FTまで40分程、ほぼ定刻通りに到着した。夏至は過ぎたとはいえ西の国はまだこの時間では明るい。写真も普通に撮れる明るさを利用して、ターミナルの景色をカメラに収め、平城京をモチーフにした第1ターミナルへと入って行く。<br /><br />多くの乗客はチケットカウンターへと向かって行ったが、私にとっては少し異様な様相であった。今のご時世〝キャッシュレス〟と〝ペーパーレス〟は当たり前で、web乗船券の利用が当たり前だと思っていたのだが、意外にも昔ながらの〝乗船手続き〟と〝乗船券の発券〟をしている方が多いのだ。そんな訳で〝少数派〟となった私は、そのまま4階の乗船ロビーに向かい、スマホ画面にQRを表示させ乗船手続きを済ませて船内へと入る。ただ今度は〝部屋〟がわからない。というより〝個室〟の場合は鍵の受け取りが必要であり、船内のフロントで鍵を受け取らなければならないことを知る。DR-96が私の部屋番号。5階フロアにある部屋が今夜の寝床になる。お世辞にも広いとは言えない広さではあるが、数年前に利用した小豆島フェリーを思い出せば同じようなものであった。取り敢えず充電セットを取り出して、サブ機の充電を始めた後船内デッキへと向かう。定刻の出航なので20:00を少し過ぎた時刻であれど辺りは流石に暗くなっており、港湾施設の照明を眺めながら、ついさっきまでいた九州から離れていく様子を暫く眺めていた私であった。<br /><br />暫くして部屋へと戻り、ベットに横になる。レストランの開店時刻や要所要所の通過予定時刻を確認していた私であったが、ちょっとだけ目を瞑ろう…と思ったら…そのまま寝落ち。そんな様子で旅行最終日である7月20日土曜日は過ぎて行ってしまった…。<br /><br />令和6(2024)年7月21日日曜日<br />目が覚めたのは1:30頃であった。客室を始め船内多くの場所では〝酔い止め〟のためにエアコンをガンガン効かせている。寝落ちする予定はなかったので、毛布を被っていなかったので目が覚めてしまったのかも知れない。取り敢えず船室外に出てみるが、さすがにこの時間故人の姿は見受けられない。レストランも閉まっているので〝カップヌードル〟しか食べる物はないが、疲れの方が勝っておりそのまま部屋へと戻ることにした。中途半端に目覚めないように今度は毛布をしっかり被って寝る。このタイミングで起きてしまうと再び眠ることが出来ず、そのままデッキで瀬戸大橋を眺めて…となるとも思ったが、そんなこともなかった。そうこうしてフェリーやまとは夢の中の私を乗せたまま神戸を目指して進んで行ったのであったzzz。<br /><br />次に目覚めたのは着岸のアナウンスだったように記憶している。デッキに出てみると神戸の街が近付いていることに気付く。定刻到着のアナウンスがあったので、その15分前位にロビーへと荷物を持って出て行った。部屋の鍵はフロントにて返却。そうして8:30、定刻に神戸港FTに着岸。後は自宅への移動だけとなる。<br /><br />記録によると下船したのは8:32、連絡バス乗車は8:36となっている。下船時のアナウンスで連絡バスは〝青と白のバス〟と言われていたために〝勘違い〟をして〝阪神バス〟のオペレーションだと思っていた。しかしバス乗車時に〝神戸フェリーバス〟とボディに書かれていることにちょっと違和感を覚えた私は、バス代金の支払いに関して調べてみることにした。結果としてはこの〝思い付き〟は正しく、連絡バスは〝現金〟でしか支払いができないことがわかった。慌ててポケットから小銭をかき集めて、230円あることを確認する。最寄り駅までは無料ということで六甲ライナーアイランド北口駅で1/3程が下車する。次いで阪神御影駅、そしてJR住吉駅で私が下車する。<br /><br />敢えてJR住吉駅と書かれていないことに意味があるのかはわからないが、駅までは少し歩く必要があった。当初乗車記録を残すために〝乗車券〟を購入しようと考えていたが、行き同様帰りもJR線が遅れていることを知り、疲れが増してきたために余計なことを考えずにそのままICOCAで乗車した。住吉駅は快速の停車駅ではあるが、我が街迄帰るには確か2本の新快速に抜かれるはず。若干の遅れはあれど次の新快速は野州行きなので込み具合も〝ましだろう〟と判断し、普通に乗車した後芦屋駅で乗り換えることにする。9:20芦屋着、10分度に入線してきた新快速野州行きは遅れなしの9:30芦屋を出る。選択ミスすることなく電車を選んで乗れるということも珍しい。芦屋を出て64分で田舎駅到着、上手く予定通りに事が進んだので馴染のファミマに行ってタバコと飲み物を購入し、一服タイムを入れる。ただこの辺りは普段使いをしているエリアであることが災いし、ついバスの時刻を読み間違ってしまった。なんとか乗り遅れは防げたがちょっと焦った(汗)。10:48バイパス経由の田舎の赤バスに乗車し、ド田舎バス停で下車。そして11:03、無事自宅に到着した。ここで旅物語は終わりのはずだが、今回に限っては後半戦が残っている。休みのまーさんに送ってくれと頼むが送ってくれた試しがないので再びバス停へと向かって歩く。いつもならば13:01ド田舎バス停発のバスを利用するのだが、こういった時に限って早残となっているために12:41のバスに乗車せねばならない。まあこの辺りは既に〝出勤モード〟に切り替わっていることもあり、職場最寄りのバス停にて下車し、自販機で買った飲み物を味わいながら暫しの禁煙前の一服を済ませる。仕事を済ませて21:34の田舎駅バス停発のバスに改めて乗車し、22:00前に自宅に到着。そんなこんなでやっと終わった〝九州の旅+α〟であった。<br /><br />  《終わり》

《2024.July》あみんちゅなにげに九州を歩く旅そのⅣ福岡~ゆったり帰り道編~

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2024/07/20 - 2024/07/21

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《2024.July》あみんちゅなにげに九州を歩く旅そのⅣ福岡~ゆったり帰り道編~

3日間53時間の走行距離525kmを走り返車した。九州はレンタカーの利用の際、利用時間の割に走行距離が結構な距離になることは今回も変わらなかった。営業所への道順がわかり辛く、少々遠回りをしたもののほぼ時間通りであったことはラッキーであった。

当初レンタカーを返車して新幹線で帰る予定をしていたのだが、それならば土曜日を休む意味がないことに気付き、夜行で帰ることとした。九州から関西へと夜行で帰るルートとしては〝夜行バス〟が一番に出てくる移動手段ではあるが、福岡から京都路線は双方向ともかなり込み合っている事実がある。特に3列シートは空席がないために〝バス便〟すら表示されないことも最近では珍しくもない。そんな中でふと考えたのが〝フェリー〟の利用。門司からは阪九フェリーと名門太陽フェリーの便があるために、それを利用する。そのために取った手段のひとつが小倉駅からレンタカーを利用することであった。小倉駅からフェリーターミナルまでは送迎バスが出ているためにそれを利用すれば良い。後は値段だが運良く阪九フェリーの神戸行きでエコノミーシングルが8,880円で利用できることを知り迷わず予約。小倉駅発18:40の送迎バスを利用、門司港FT20:00出航し、神戸FTに翌朝8:30の到着となる。その後一旦自宅に戻ってからシャワーを浴びて再出発。一日仕事をして夜に帰宅するまでが帰路となる。因みによく〝しんどくない?〟と言われるのだが、旅の後はそのまま〝日常〟に戻った方が体調が整えやすいためにそうしているだけである。

という訳で行きに小倉に到着した際に場所をチェックしておいた〝バス停〟へと向かう。昨今人気がでているフェリーなので、利用客は多い様だ。乗れるのか…と思う数ではあったがその辺りは考えられており、2台のバスで全員を乗せて小倉の駅前を出発する。予定では門司港FTまで40分程、ほぼ定刻通りに到着した。夏至は過ぎたとはいえ西の国はまだこの時間では明るい。写真も普通に撮れる明るさを利用して、ターミナルの景色をカメラに収め、平城京をモチーフにした第1ターミナルへと入って行く。

多くの乗客はチケットカウンターへと向かって行ったが、私にとっては少し異様な様相であった。今のご時世〝キャッシュレス〟と〝ペーパーレス〟は当たり前で、web乗船券の利用が当たり前だと思っていたのだが、意外にも昔ながらの〝乗船手続き〟と〝乗船券の発券〟をしている方が多いのだ。そんな訳で〝少数派〟となった私は、そのまま4階の乗船ロビーに向かい、スマホ画面にQRを表示させ乗船手続きを済ませて船内へと入る。ただ今度は〝部屋〟がわからない。というより〝個室〟の場合は鍵の受け取りが必要であり、船内のフロントで鍵を受け取らなければならないことを知る。DR-96が私の部屋番号。5階フロアにある部屋が今夜の寝床になる。お世辞にも広いとは言えない広さではあるが、数年前に利用した小豆島フェリーを思い出せば同じようなものであった。取り敢えず充電セットを取り出して、サブ機の充電を始めた後船内デッキへと向かう。定刻の出航なので20:00を少し過ぎた時刻であれど辺りは流石に暗くなっており、港湾施設の照明を眺めながら、ついさっきまでいた九州から離れていく様子を暫く眺めていた私であった。

暫くして部屋へと戻り、ベットに横になる。レストランの開店時刻や要所要所の通過予定時刻を確認していた私であったが、ちょっとだけ目を瞑ろう…と思ったら…そのまま寝落ち。そんな様子で旅行最終日である7月20日土曜日は過ぎて行ってしまった…。

令和6(2024)年7月21日日曜日
目が覚めたのは1:30頃であった。客室を始め船内多くの場所では〝酔い止め〟のためにエアコンをガンガン効かせている。寝落ちする予定はなかったので、毛布を被っていなかったので目が覚めてしまったのかも知れない。取り敢えず船室外に出てみるが、さすがにこの時間故人の姿は見受けられない。レストランも閉まっているので〝カップヌードル〟しか食べる物はないが、疲れの方が勝っておりそのまま部屋へと戻ることにした。中途半端に目覚めないように今度は毛布をしっかり被って寝る。このタイミングで起きてしまうと再び眠ることが出来ず、そのままデッキで瀬戸大橋を眺めて…となるとも思ったが、そんなこともなかった。そうこうしてフェリーやまとは夢の中の私を乗せたまま神戸を目指して進んで行ったのであったzzz。

次に目覚めたのは着岸のアナウンスだったように記憶している。デッキに出てみると神戸の街が近付いていることに気付く。定刻到着のアナウンスがあったので、その15分前位にロビーへと荷物を持って出て行った。部屋の鍵はフロントにて返却。そうして8:30、定刻に神戸港FTに着岸。後は自宅への移動だけとなる。

記録によると下船したのは8:32、連絡バス乗車は8:36となっている。下船時のアナウンスで連絡バスは〝青と白のバス〟と言われていたために〝勘違い〟をして〝阪神バス〟のオペレーションだと思っていた。しかしバス乗車時に〝神戸フェリーバス〟とボディに書かれていることにちょっと違和感を覚えた私は、バス代金の支払いに関して調べてみることにした。結果としてはこの〝思い付き〟は正しく、連絡バスは〝現金〟でしか支払いができないことがわかった。慌ててポケットから小銭をかき集めて、230円あることを確認する。最寄り駅までは無料ということで六甲ライナーアイランド北口駅で1/3程が下車する。次いで阪神御影駅、そしてJR住吉駅で私が下車する。

敢えてJR住吉駅と書かれていないことに意味があるのかはわからないが、駅までは少し歩く必要があった。当初乗車記録を残すために〝乗車券〟を購入しようと考えていたが、行き同様帰りもJR線が遅れていることを知り、疲れが増してきたために余計なことを考えずにそのままICOCAで乗車した。住吉駅は快速の停車駅ではあるが、我が街迄帰るには確か2本の新快速に抜かれるはず。若干の遅れはあれど次の新快速は野州行きなので込み具合も〝ましだろう〟と判断し、普通に乗車した後芦屋駅で乗り換えることにする。9:20芦屋着、10分度に入線してきた新快速野州行きは遅れなしの9:30芦屋を出る。選択ミスすることなく電車を選んで乗れるということも珍しい。芦屋を出て64分で田舎駅到着、上手く予定通りに事が進んだので馴染のファミマに行ってタバコと飲み物を購入し、一服タイムを入れる。ただこの辺りは普段使いをしているエリアであることが災いし、ついバスの時刻を読み間違ってしまった。なんとか乗り遅れは防げたがちょっと焦った(汗)。10:48バイパス経由の田舎の赤バスに乗車し、ド田舎バス停で下車。そして11:03、無事自宅に到着した。ここで旅物語は終わりのはずだが、今回に限っては後半戦が残っている。休みのまーさんに送ってくれと頼むが送ってくれた試しがないので再びバス停へと向かって歩く。いつもならば13:01ド田舎バス停発のバスを利用するのだが、こういった時に限って早残となっているために12:41のバスに乗車せねばならない。まあこの辺りは既に〝出勤モード〟に切り替わっていることもあり、職場最寄りのバス停にて下車し、自販機で買った飲み物を味わいながら暫しの禁煙前の一服を済ませる。仕事を済ませて21:34の田舎駅バス停発のバスに改めて乗車し、22:00前に自宅に到着。そんなこんなでやっと終わった〝九州の旅+α〟であった。

  《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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