2024/06/04 - 2024/06/04
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kasakayu6149さん
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ライフワークとしつつある「ダムカード収集」と「道の駅スタンプラリー」夢はでっかく全国制覇ですが、なんだかんだ言っても流石に日本は広く、現在は主に近畿方面に出没中。
関東在住なので基本は可能な限り効率よく巡っています(巡っているつもりです)
コンプリート済みであった関東地方に新たに道の駅が開駅したり、紅葉シーズンに合わせ冬季閉鎖前に新潟県の山間部を巡ったりしましたが、今回連休が取れたので約半年ぶりに兵庫県を巡る事としました。
ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
既に89回巡っています(回数は訪問日数でカウント)
第89回終了時点で、24都府県の323施設を巡りました。
そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
2024年6月3日現在で
関東エリア(関東1都6県+山梨県+長野県北部)は全185駅中184駅を訪問済
北陸エリア(新潟県+富山県+石川県)は全82駅中13駅訪問済
中部エリア(長野県南部+岐阜県+静岡県+愛知県+三重県)は全135駅を訪問済
近畿エリア(福井県+滋賀県+京都府+大阪府+兵庫県+奈良県・和歌山県)は全156駅中146駅訪問済。
※直近のダム巡りの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/55747
※直近の道の駅SRの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/56905
特に関西圏訪問時の初日は移動だけで午前中が潰れてしまう事が多いので、今回は前日朝に夜勤を終え仮眠を取ったのち前日の夕方に東京を出発し途中仮眠を取りながら前日のうちに淡路島に上陸し車中泊し
初日は淡路島内のダムと道の駅を巡りました。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので今回はその1からその5の全5編に分けてお届けします。
その1は
ダムカード対象施設は
鮎屋川ダム(鮎屋川)
初尾川ダム(初尾川)
北富士ダム(北富士川)
成相ダム(成相川)
を巡り
近畿道の駅スタンプラリーはお休みです
「兵庫県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・39
本編訪問数・・・ 4(10.3%)
累計訪問数・・・27(69.2%)
※兵庫県ダムカード収集の旅の備忘録はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11778841
※ダムカード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11780773
兵庫県にはダムカード配布対象施設が39施設ありますが、その内淡路島には10施設もあります。これは且つては水源を島内で確保する必要があったため多くのダムを擁し、またダムの重要性をアピールするためでもあります。先ずはその内の3施設を巡ります
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
-
関東在住の私にとっては当然ながら関西圏は遠隔地、4月より宿直業務もある現場(即ち朝に業務が終了する場合もある)に移動となったため明番からの連休とし、前日の夕方に関東を出発し前日の深夜に淡路島に上陸し淡路SAで車中泊しました
※前日の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11914151
※写真は前日26:15(本日の2:15)に淡路島SA到着時のもの淡路サービスエリア 道の駅
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と言う訳で本日のスタートは「淡路SA」から
淡路SAは神戸淡路鳴門自動車道のSAで本州から明石大橋を渡り淡路島に入って程なくしてあるSAです。
上下分離型のSAですがそれ以外にハイウェイオアシスも擁する大きなSAで下り線には観覧車もあります淡路サービスエリア 道の駅
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毎度の紹介ではありますが、愛車はキャンピングカーではありませんが後席を倒し荷室を広げて寝袋に包まればで快適に車中泊可能です(冬季は断熱マットも敷きます)この季節は暑くもなく寒くも無いので昨夜も快眠出来ました♪
淡路サービスエリア 道の駅
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此方は下り線の施設
上下分離型の施設としては十分な規模で売店やレストランも充実しています淡路サービスエリア 道の駅
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建物の駐車場の反対側にはテラスが広がっており、建物内だけでなく施設外でも休憩可能です
方位的には東側に開けており神戸方面を望むことが可能です淡路サービスエリア 道の駅
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テラスから東南東方面を望む
既に霞んでしまい良く見えませんが、方角的には海の向こうに関西国際空港がある筈です淡路サービスエリア 道の駅
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イチオシ
しかし何と言っても淡路SAからの景色で素晴らしいのは明石海峡大橋を望める事
明石海峡を望めるように広場が整備されています淡路サービスエリア 道の駅
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且つては世界一の吊り橋であった明石海峡大橋は全長3,911m中央支間は1,991mもあります。2022年にトルコにチャナッカレ橋が竣工し世界2位になってしまいましたが、素晴らしい橋である事に違いはありません
主塔の海面高は約300mもあります
流石に東京スカイツリーの634mや東京タワーの333mには及ばないものの、あべのハルカスやランドマークタワーの300mと肩を並べる高さを誇ります淡路サービスエリア 道の駅
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明石海峡大橋のケーブルの断面モデルも展示してあります。
直径は112.2cmもあります。
このケーブル自体は1本(1束)に付き290本のストランド(正6角形に束ねられたワイヤー)が束ねてあります。分かりやすいように断面に色付けされていました
更にストランドは127本のワイヤーを束ねて作られています
吊り橋のメインケーブルは左右に1本づつあるので合計で
127本(ワイヤー)×290(ストランド)×2本(メインケーブル)=73,660本のワイヤーで吊られている訳です
仮に1本にすると30万kmに及ぶ長さ(地球7周半)になるそうです(凄)淡路サービスエリア 道の駅
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その明石海峡大橋をゴンドラから独占できる様に観覧車が整備されている訳です
淡路サービスエリア 道の駅
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さて車中泊した「淡路SA」の観光も済ましたし、いよいよ本日も出発です。
昨日は東京→兵庫と移動し592kmのドライブ
本日出発前の愛車のODメーターの値は217,967km
はたして今日のドライブではどこまで伸びるのでしょうか? -
此方は兵庫県のダムカード配布対象施設と道の駅の位置図
・双眼鏡マークはダムカード配布対象施設
黄緑は訪問済み、赤茶&水色は未訪問
・車のマークは道の駅
緑は訪問済み、灰色&水色は未訪問
兵庫県は
ダムカード配布対象施設が39施設あり23施設は訪問済み
道の駅は35駅あり28駅は訪問済み
兵庫県は広大で多くの「ダムカード配布対象施設」「道の駅」を擁しておりますが北部より少しずつ侵攻してきました(笑)
本日は淡路島を巡り頑張ってダムカード配布対象施設を10施設、道の駅を4駅を巡ります
※青色の場所 -
初訪問の淡路島ですが、日本列島の主要4島を除けば沖縄本島・佐渡島・奄美大島・対馬に次いで大きな島(便宜上北方領土は除外しています)
淡路島のダムカード配布施設が10施設ありますが南東部にある諭鶴羽山地に集中しているので先ずは島中央部より諭鶴羽山地沿いに南下しながらダムを巡ります。
その後南西端の鳴門海峡付近にある道の駅を巡り、せっかくなので観潮船で「鳴門の大渦」を見学
最後に再び北東端に戻り道の駅を2駅巡ります
現在の明石海峡付近におり周辺に道の駅が2駅あるのですが、道の駅のオープン時間まで間があるので先にダムを巡る予定としました淡路サービスエリア 道の駅
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時刻は6:55
神戸淡路鳴門自動車道 洲本ICに到着
「淡路SA」から「洲本IC」は神戸淡路鳴門自動車道で37km程の道のり
昨夜は「淡路SA」で車中泊だったので昨日から高速乗りっぱなし状態
中央道の国立府中ICから
中央道→圏央道→東名→新東名→伊勢湾岸→新名神→名神→新名神→山陽道→神戸淡路鳴門と596kmを走りました
深夜を跨いだのでETC深夜割引が適用となり、通常料金\14,330-のところ\10,670-で済みました♪(神戸鳴門道はETC深夜割引対象外です) -
時刻は7:00
洲本IC近くのGSで車の給油を済ませ
私も朝食を頂くべくマクドナルド洲本IC店で朝食とします -
普段の旅はあまり時間に余裕が無いので断念する事が多いのですがマクドナルドのメニューでは何気に朝マックが一番好きです。
本日も朝から美味しく頂きました -
「神戸淡路鳴門自動車道 洲本IC」から「鮎屋川ダム」にやって来ました
「神戸淡路鳴門自動車道 洲本IC」から「鮎屋川ダム」は主に国道28号線で8km程の道のり鮎屋川ダム 名所・史跡
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鮎屋川ダム
1969年(昭和44年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 46.2m
堤頂長 198.3m
頭頂部越流型ローラーゲート鮎屋川ダム 名所・史跡
-
ダム下は駐車スペースが殆ど在りませんでしたがダム堤体の右岸側に駐車場も在ります
鮎屋川ダム 名所・史跡
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ダム天端は遊歩道として開放されています
鮎屋川ダム 名所・史跡
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ダム天端からダム下を望む
最初にいた場所です。
ダム下は大きな設備が無くシンプルな造りです鮎屋川ダム 名所・史跡
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ダム天端より下流方向を望む
鮎屋川ダムはその名の通り鮎屋川にあるダム。鮎屋川は「あいやがわ」と読みます。
鮎屋川は、淡路島中央付近東部にある洲本平野をダム付近では北進し、やがて東進し洲本市街を経て大阪湾に注ぎます鮎屋川ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム湖方面を望む
「鮎屋川ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません
農業が盛んな淡路島の貴重な水源となっていますが、降雨が少ない淡路島ですが降る時は豪雨となる場合もあり洪水防止の目的も兼ねています
淡路島は温暖な地域で上流部に雪山を擁するダ訳では無いので、本格的な雨季を迎える前のこの時期は、貯水量は少ないかとお思っていたら、ほぼ満水状態でした。恐らく瀬戸内気候に属するのでは晴天率は高いと思っていましたが、降る時は降るのでしょうか鮎屋川ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です
鮎屋川ダムの堤頂長は198.3m
天端を走破したダムは235ダム目となり
堤頂長は合計で63,916.7m(≒63.9km)となりました。鮎屋川ダム 名所・史跡
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ダム左岸側のダム湖側より望んだ鮎屋川ダム
昭和の設計なので非常用洪水吐は当時主流の自然越流式では無くゲート式
個人的には天端にゲートがあるダムの方が好み♪
赤いローラーゲートが目を引きます
1969年竣工とは奇しくも私と同い年、若い最先端の方々には適いませんが引退するには早すぎるのはダムも人間も同じ?お互いまだまだ頑張りましょう(笑)鮎屋川ダム 名所・史跡
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鮎屋川ダムはダム右岸に管理所がありますが原則無人管理されています
なのでダムカードは現地で配布していません
鮎屋川ダムのダムカードは以下の何れかに赴くと頂く事が出来ます
※何れも訪問した事を証明するダムの写真等が必要です
①兵庫県鮎屋川土地改良区
②大日川土地改良区
③南あわじ市産業建設部(南あわじ市役所)
④兵庫県淡路市県民局鮎屋川ダム 名所・史跡
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「鮎屋川ダム」から「初尾川ダム」にやって来ました
「鮎屋川ダム」から「初尾川ダム」は県道で僅か3km程の道のり初尾川ダム 名所・史跡
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イチオシ
初尾川ダム
1967年(昭和42年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 30.4m
堤頂長 101.0m
ゲートレス自然越流方式初尾川ダム 名所・史跡
-
洪水調節目的は備えていない様で、いわゆる豪雨時の「ためしろ」が無く、ダムは満水でした
初尾川ダム 名所・史跡
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ダム天端は道路として開放されています
初尾川ダム 名所・史跡
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ダム天端からダム下を望む
発電等も行っていないダムなのでダム下には減勢工以外の施設は無い様で非常にシンプルでした初尾川ダム 名所・史跡
-
ダム天端より下流方向を望む
初尾川ダムもその名の通り初尾川にあるダム。初尾川は「はつおがわ」と読みます。
先程巡った鮎屋川ダムが在る鮎屋川同様に、淡路島中央付近東部にある洲本平野を流れ、やがて洲本川となり大阪湾に注ぎます初尾川ダム 名所・史跡
-
ダム天端よりダム湖方面を望む
「初尾川ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません
昭和40年の豪雨で複数あった溜池が決壊し下流部に甚大な被害が生じたため、その復旧工事として金津張溜池の下流部にダムを建設し溜池を統合しました
復旧工事として迅速に対応したとはいえ洪水から数年で計画し工事期間は1年程度だったそうです。凄いスピードです初尾川ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました
本日2ダム目の走破です
初尾川ダムの堤頂長は101.0m
天端を走破したダムは236ダム目となり
堤頂長は合計で64,017.7m(≒64.0km)となりました。初尾川ダム 名所・史跡
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イチオシ
再び天端を渡り愛車の所に戻って来ました
周辺に誰もいなかったので折角なので愛車を天端に駐めて記念撮影♪
天端の幅が車両1台+αしかない事が良く分かります初尾川ダム 名所・史跡
-
「初尾川ダム」から「鮎屋川土地改良区事務所」にやって来ました
「初尾川ダム」から「鮎屋川土地改良区事務所」は県道で5km程の道のり -
「鮎屋川ダム」「初尾川ダム」のダムカードは此方で頂く事が出来ます
※ダムを訪問した証として写真等の掲示が必要です
※時刻は8:30と開庁してから訪問しました
開庁直後にも関わらず丁寧に対応して頂き有難うございました -
「兵庫県」ダムカード収集の旅
全39施設中第24号(近畿地方では90箇所目・各県総計では324箇所目)
・鮎屋川ダム
右上の目的記号は「AF」
■ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
■ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
鮎屋川ダムは「洪水調節・かんがい用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります -
「兵庫県」ダムカード収集の旅
全39施設中第25号(近畿地方では91箇所目・各県総計では325箇所目)
・初尾川ダム
右上の目的記号は「A」
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
■ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
初尾川ダムは「かんがい用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります -
「鮎屋川土地改良区事務所」から「北富士ダム」にやって来ました
「鮎屋川土地改良区事務所」から「北富士ダム」は主に国道28号線で13km程の道のり北富士ダム 名所・史跡
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イチオシ
北富士ダム
2000年(平成12年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 52.5m
堤頂長 162.5m
ゲートレス(自然越流方式)北富士ダム 名所・史跡
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比較的新しいダムなのでダム下にもダム堤体の左岸側にも駐車場を完備して
「地域に開かれたダム」となっています北富士ダム 名所・史跡
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ダム天端は道路として開放されています
北富士ダム 名所・史跡
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ダム天端からダム下を望む
大規模な発電は行っておらずダムの使用目的にはなっていませんが、流石は新しいダムで河川維持放流水を利用した発電を行っている様で小さな施設があります。でもそれ以外はいたってシンプルな造りです北富士ダム 名所・史跡
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ダム天端より下流方向を望む
北富士ダムもその名の通り北富士川にあるダム。北富士は「きたふじ」と読みます。
先程まで巡った「鮎屋川ダム」「初尾川ダム」は大阪湾に注ぎますが、北富士川は下流で三原川に合流し西進し播磨灘に注ぎます北富士ダム 名所・史跡
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よく見ると南あわじ市街越しに播磨灘が見えます。北富士ダムは海が見えるダムな訳です。
ダムは基本的に山岳部に造られるのでダム天端から海が見えるダムは比較的珍しいです北富士ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム湖方面を望む
「北富士ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません
一峰南側には「成相ダム」があり、地下水路で結び一体的に運用する事により、局地豪雨等にも対応し流水の有効利用にも寄与します。
「北富士ダム」と「成相ダム」は別々のダムではありますが事実上1つのダムとして「2ダム1事業」として建設・運用されています北富士ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました
本日3ダム目の走破です
北富士ダムの堤頂長は162.5m
天端を走破したダムは237ダム目となり
堤頂長は合計で64,180.2m(≒64.1km)となりました。北富士ダム 名所・史跡
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平成竣工のダムの特徴である常用洪水吐・非常用洪水吐共に自然越流式の維持管理費を抑えた設計(緊急時もゲート操作が不要)
現在は常用満水位でした
上部の非常用洪水吐までの分が洪水時の「貯めしろ」になる訳です。その間は下流へは常用洪水吐の穴の分しか下流へは放流しない事で下流部の洪水を防ぎます
※ダムカードは現地では無く三原川水系ダム統合管理所(大日ダム管理所)で頂く事が出来ます北富士ダム 名所・史跡
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「北富士ダム」から「成相ダム」にやって来ました
「北富士ダム」から「成相ダム」は僅か1km程の道のり成相ダム 名所・史跡
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イチオシ
成相ダム
2000年(平成12年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 61.0m
堤頂長 223.5m
ゲートレス(自然越流方式)成相ダム 名所・史跡
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先ほど巡った北富士ダム同様に比較的新しいダムなのでダム下にもダム堤体の左岸側にも駐車場を完備して「地域に開かれたダム」となっています
成相ダム 名所・史跡
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ダム天端も道路として開放されています
成相ダム 名所・史跡
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ダム天端からダム下を望む
「北富士ダム」と「成相ダム」は同時に工事が行われた、言わば双子ダム「北富士ダム」と同様に大規模な発電は行っておらずダムの使用目的にはなっていませんが、河川維持放流水を利用した発電を行っている様です成相ダム 名所・史跡
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ダム天端より下流方向を望む
成相ダムもその名の通り成相川にあるダム。成相は「なりあい」と読みます。
北富士川同様に成相川も下流で三原川に合流し西進し播磨灘に注ぎます成相ダム 名所・史跡
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成相ダム天端からも播磨灘が望めます
北富士ダム同様に成相ダムも海が見えるダムな訳です。成相ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム湖方面を望む
「成相ダム」によって形成されたダム湖も特に名前はありません
「北富士ダム」と地下水路で結び一体的に運用する事により、局地豪雨等にも対応し流水の有効利用にも寄与します。「北富士ダム」と「成相ダム」は別々のダムではありますが事実上1つのダムとして「2ダム1事業」として建設・運用されています
地下水路で繋がっているので基本的には「北富士ダム」と「成相ダム」の水位はいつも一緒な筈です。
「成相ダム」上流には且つて「成相堰堤」がありました。遺構として残し「成相ダムの」常用満水位では「成相堰堤」を確認する事が出来ます成相ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました
本日4ダム目の走破です
成相ダムの堤頂長は223.5m
天端を走破したダムは238ダム目となり
堤頂長は合計で64,403.7m(≒64.4km)となりました。成相ダム 名所・史跡
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平成竣工のダムなので常用洪水吐・非常用洪水吐共に自然越流式の維持管理費を抑えた設計(緊急時もゲート操作が不要)
現在は常用満水位で8枚上の写真の通り常用洪水吐から放流中です成相ダム 名所・史跡
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ダム右岸側には管理所がありますが基本的に無人管理されています
保守点検用にボートを下す設備と思しき施設がありますが上部の開口部が狭すぎる気がします・・・利用目的が私の予想と違うのでしょうか?
※ダムカードは現地では無く三原川水系ダム統合管理所(大日ダム管理所)で頂く事が出来ます成相ダム 名所・史跡
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せっかくなので遺構となった「成相堰堤」を見に来ました
成相ダム 名所・史跡
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イチオシ
成相堰堤
1950年(昭和25年)竣工の重力式コンクリートダム
(粗石モルタル造)
堤 高 33.0m
堤頂長 113.3m成相ダム 名所・史跡
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戦後の資材不足の中、粗石モルタル造で竣工しましたが、直下に「成相ダム」が竣工し役割を終えました
成相ダム 名所・史跡
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案内等によると
遺構として残しつつも「成相ダム」の運用に支障をきたさない様に、上部切り欠き下部取水塔を削孔し、保存されています成相ダム 名所・史跡
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2021年に土木学会より「推奨土木遺産」に認定されました
ダムの中に旧ダムが残るのは比較的珍しいです。
私が知る限りでは長野県の「北山ダム」があります
※北山ダム訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11387406
さてこの後は、更に諭鶴羽山地沿って南下しながら淡路島のダム巡りを続け「上田池」「諭鶴羽ダム」「大日ダム」と巡ります。
とは言え長くなってきたので、後は「その2」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「その2」もご覧頂くと幸いです成相ダム 名所・史跡
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