2018/01/18 - 2018/01/19
20位(同エリア1293件中)
旅猫さん
淡路島。
ずいぶん前からずっと訪れたいと思っていた場所。
ところが、毎回計画倒れになっていた。
今年も、いつものように宿だけは早めに確保。
いつもなら、直前になって気が乗らなくなり止めるのだが、今年は違った。
交通が不便な淡路島で、訪れたい場所を効率よく回る計画を立てたので、行ってみるかと思ったのだ。
とは言え、旅は計画通りにはいかないもの。
今回も、最後は情けないことになったのだが。。。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回は、東京駅22時発の寝台特急『サンライズ瀬戸』に乗車。
夜行列車での旅も、今となっては貴重。
最後の砦となったこの列車も、運転開始から早20年。
人気列車とは言え、活躍も、あと10年ほどだろう。 -
ここ2,3年でリニューアルしたらしく、車内は新車並に綺麗だった。
今回も、B寝台個室シングルが一夜の宿だ。 -
翌朝5時に目覚ましで起きると、窓の外はまだ真っ暗だった。
そして、5:25に姫路駅に到着。
今回は、ここ姫路駅で下車。
5:36発の米原行きの普通列車に乗り換え、舞子駅へ。
駅近くの高速舞子バス停へと向かい、7時発の福良行き高速バスに乗車。
バスは、明石海峡大橋を渡って行く。
いよいよ、初めての淡路島だ。明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡
-
淡路島へと入ると、思ったよりも高い場所を走って行く。
時より見える海の景色が少し嬉しい。
30分ほど走ると、バスは高速を降り、津名一宮バス停に到着した。 -
バス停から少し歩いた場所にあった路線バスの津名一宮バス停から、7:45発のバスに乗り、伊弉諾神宮前バス停へと向かう。
6分ほどで着いたバス停の向かいに、この旅で最初に訪れる伊弉諾神宮があった。伊弉諾神宮 寺・神社・教会
-
鳥居を潜り境内へ。
長い参道を進むと石橋があり、橋の上からは放生池が。 -
立派な表神門を入ると拝殿があった。
こちらもかなりの大きさだ。
この神社は、記紀神話に登場する伊弉諾尊を祀る社。
現在は、伊弉冉尊も祀っているそうだ。
伊弉諾尊は、そもそも淡路島の地方神だったものが、神話に取り入れられたようだ。
と言うことで、淡路の神様に旅の御挨拶を。 -
拝殿の裏にある本殿。
今は立派な神社だが、江戸時代までは質素な社だったものを、やはり明治になって大規模な整備をしたそうだ。 -
拝殿の脇に立っていた『夫婦大楠』・
樹齢約900年と言うご神木で、元は二本だったものが一つに繋がったそうだ。 -
境内に鎮座する多くの摂社を回り、参道を引き返す。
すると、右手に何やら一里塚のようなものが。
近寄ってみると、『陽の道しるべ』と言うものだった。
この神宮を中心とした太陽の動きを計測したことを伝えるもののようだ。
淡路島が、神の島であることを証明しようとしたものらしい。 -
バス停へ戻ると、まだかなり時間がある。
そこで、神宮の周辺を適当に散策。
すると、道の脇に、鳥居のある田んぼが。
良く見ると、伊弉諾神宮の御斎田だった。 -
9:19発のバスに乗り、福良を目指す。
途中のしずかホール前バス停で洲本バスセンター行に乗り換え、さらに福良行きに乗り換える。
予定では、途中で下車し、国分寺などを観て回ることにしていたのだが、車内でいろいろ調べているうちに、そのまま終点の福良まで行ってしまうことにした。 -
思い付いたのが、翌日行く予定にしていた灘黒岩水仙郷へ行ってしまうこと。
福良には、11:10ごろに到着。
ここから、11:30発の水仙郷行きのシャトルバスに乗車して水仙郷へ。
乗客は、思ったよりも少なかった。 -
福良からは、30分足らずで到着した。
バスを降りると、目の前には海が広がり、沖合には、旅の最後に訪れることにしている沼島が見えた。 -
水仙郷は、山の中腹に広がるため、まずは尾根までジグザグに登って行く。
これが、思ったよりもきつかった。灘黒岩水仙郷 自然・景勝地
-
斜面には、ちらほらと水仙が咲いている。
-
登り切ると、向こう側には海が広がっていた。
頑張って登った分、この眺めは嬉しい。 -
目を転じれば、水仙咲く斜面の向こうに、沼島が見える。
水仙の数は少ないものの、これは絶景だな。 -
水仙と言えば、やはりこの日本水仙。
室町時代に中国から渡来したとされるが、今ではすっかり野生化していて、花の少ない1月に咲き、日本の冬を代表する花になっている。 -
花の数が寂しいのが残念だが、水仙と海とが織りなす景色は素晴らしい。
これまでも、伊豆下田や南房総などで美しい水仙たちに出会ってきたが、ここもなかなか。
個人的には、南房総が一番好きなのだが。 -
観光客の姿が多いものの、遊歩道が限られているので、あまり気にならない。
-
斜面に付けられた遊歩道を下って行く。
途中からは、斜面を見上げることができるので、空と水仙が紡ぐ景色も楽しめる。 -
斜面の下の方は、結構花も多かった。
-
海へと下りて行くような遊歩道。
-
水仙は、好きな花の一つ。
都会でも公園や歩道の脇などでよく見かける。
職場近くの新宿副都心でも、毎年交差点の脇で咲く姿に出会うのが楽しみ。 -
出口まで下りてきたので、後ろを振り返ってみる。
東京では真冬の寒さだが、水仙咲くこの辺りは、1月中旬杉と言うのにあまり寒くなかった。
淡路島は、温暖なのだろうか。 -
レストハウスの売店で売っていたタコと玉ねぎのかき揚げ天を購入。
淡路島と言えばタコと玉ねぎなので、つい買ってしまったのだが、それほど美味しくはなかった。 -
13:30発のシャトルバスに乗り、福良へと戻る。
宿へ行くにはまだ時間が早いのでどうしようかと思っていたら、『うずの丘』と言う施設へ乗せて行ってくれるという。
それはありがたいと、そのまま乗って『うずの丘』へ。
時間的に難しいと思っていたので、これは嬉しい誤算だった。うずの丘大鳴門橋記念館 お土産屋・直売所・特産品
-
ちょうどお腹もすいていたので、ここでお昼を食べることに。
『淡路島オニオンキッチン』と言うのがあり、淡路島バーガーなるものが売っていたので、迷わずそこに決めたのだが、あまりにも魅力的なバーガーばかりでしばらく迷ってしまい。
結局、無難な『たこちりバーガー(550円)』を注文。
たこの唐揚げがたっぷり入っていて、なかなか美味しかった。 -
施設内には、売店もあり、特産の玉ねぎも売っていた。
美味しそうだったが、重いので断念。 -
驚いたのは、この『たまねぎキャッチャー』!
丸くて滑るので、結構難しいようだが、観ていたら上手く取っていた人もいた。 -
館内にあったレストランのメニューを見ていたら、1日5食限定と言う『炙りとろサワラの棒寿司』なるものに目が止まってしまった。
食べたばかりだったが、思わず入ってしまった。
ところが、注文すると今日は無いとのこと。。。
仕方が無いので、他のものを注文することに。
窓際の席だったので、鳴門海峡が良く見えた。
薄曇りの空から光が差し込み、何とも言えない幻想的な風景だった。 -
海峡の狭まったところに架かる大鳴門橋も。
あの橋の下あたりが、有名な鳴門の渦潮が観られる場所だ。
もうかなり前だが、一度だけ観潮船に乗って観に行ったことがある。
懐かしいな。 -
注文したのは、地ダコのぶつ切りと釜揚げしらす。
これがどちらも絶品で大満足。
このレストランも、魅力的なメニューばかり。
また訪れてみたいが、あまりにも遠い。。。絶景レストラン うずの丘 グルメ・レストラン
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お腹も満たされたが、バスの時間までまだ間があったので、『うずしお科学館』と言うところに入ってみた。
中には、世界的にも珍しいという渦潮水理模型というものがあった。うずしお科学館 美術館・博物館
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この模型は、鳴門海峡の渦潮の仕組みを視覚的に体験できるもの。
満潮と干潮を再現し、渦潮ができる様子を見ることができるのは面白かったが、入場料500円はちょっと高い。 -
15:50分の最終バスに乗り、福良へと戻った。
宿へ向かうバスを待つ間、港の辺りを散策。
バスの発着所がある『なないろ館』は、うずしおクルーズの乗船所にもなっていた。
帆船型の船が使われていて、徳島側とはかなり違う感じだ。 -
16:35発のシャトルバスに乗り、今宵の宿『休暇村南淡路』へと向かう。
バス乗り場の向かいに、淡路人形座と言うものがあり、人形浄瑠璃を上演しているので観てみたかったのだが、今回は時間が無かった。 -
バスは10分ほどで宿に到着。
高台にあるので、なかなか眺望が良さそうだ。休暇村 南淡路 宿・ホテル
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部屋は10畳の和室。
休暇村らしい、小奇麗な部屋だった。 -
窓からは、福良湾が眼下に。
休暇村は、不思議と眺めの良い場所にあるように思う。 -
一応温泉と言う大浴場で汗を流す。
廊下の窓からは、鳴門海峡側の景色が望めた。
こちら側からは、大鳴門峡の夕景が楽しめるのか。 -
夕食は、休暇村らしい質素なバイキング(笑)
まあ、気軽に泊まれるのが魅力なので、食事は我慢だ。 -
食事のお供は、淡路島の地酒たち。
右の二つは山田錦の大吟醸で、左のは特別純米吟醸。
吟醸酒らしい華やかな味わいだった。 -
玉ねぎのピザに鯛そーめんなど、淡路らしいメニューもあった。
夕食後、20時からの天体観測に参加。
館内での説明の後、屋上にある天文台へ。
外での観測もあり、かなり寒かったものの、いろいろな星座が観られて楽しかった。
すばるが肉眼で見えるとは、初めて知ったし。
初日から予定が変わってしまったが、明日は、この日行けなかった史跡巡りだな。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- hot chocolateさん 2018/03/31 19:33:25
- 水仙と玉ねぎ♪
- 旅猫さま
こんばんは~
桜の花も満開で、もうすっかり春ですね。
まだ、朝晩は寒いですけど・・・
海岸の斜面には水仙がきれいに咲いていますね。
上り下りが結構大変そうですが、水仙の花が見事な感じです。
伊豆では、爪木崎の水仙が有名ですが、南房総の水仙のほうがいいですか?
玉ねぎキャッチャーというのが楽しそうですね。
でも、重いし、つるつる滑って掴むのは難しそう・・・
玉ねぎのピザ! 今晩作ってみよう♪
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2018/03/31 20:44:27
- RE: 水仙と玉ねぎ♪
- hot chocoさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
今年は、桜開花が早かったですね。
もう、かなり散ってしまい、今週末でお仕舞のようです。
淡路の水仙もなかなかですが、個人的には南房総鋸南の水仙が好きです。
里山に自然な感じで咲いていて、とても風情がありますよ。
人もそれほど多くはありませんし。
玉ねぎキャッチャーには驚きました(笑)
物がものなので、かなり難しそうでした。
玉ねぎのピザ、なかなか美味しかったです。
そうそう、関係ないですが、油揚げを生地にしたピザも美味しいですよ!
旅猫
- hot chocolateさん からの返信 2018/03/31 21:56:02
- RE: RE: 水仙と玉ねぎ♪
- 旅猫さま
> 玉ねぎのピザ、なかなか美味しかったです。
> そうそう、関係ないですが、油揚げを生地にしたピザも美味しいですよ
☆夕ご飯のおかずに玉ねぎのピザを作ろうと思ったら、玉ねぎがありませんでした。(汗)
油揚げのピザ、今度作ってみます。
簡単そうだし、カリカリに焼いた油揚げが美味しそうです。
ピザじゃなくても、焼いた油揚げにねぎと醤油もいいですね。
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2018/03/31 22:10:32
- RE: RE: RE: 水仙と玉ねぎ♪
- hot chocoさん
玉ねぎ、残念でした。
油揚げは、トースターで焼くとカリカリで美味しいですね。
ケチャップとチーズだけでも美味しいですが、何か具があるとさらに美味。
そうそう、油揚げはネギとの相性がいいですよね!
醤油を垂らせば、香ばしくて。
ちょうど、夕方に油揚げをきつねうどんにと買ってきたのですが、明日、ピザになりそうです(笑)
旅猫
-
- 墨水さん 2018/03/13 21:30:10
- 何時もながら、ウイットが効いて・・・。
- 旅猫さん、今晩は。
淡路島には、マニアックな行き方ですね。(笑)
私なら、素直に高松まで乗車です。(笑)
「休暇村は、不思議と眺めの良い場所にあるように思う。」
笑って仕舞いました。
何時もながら、ウイットが効いているなと・・・。
墨水。
- 旅猫さん からの返信 2018/03/18 08:02:36
- Re: 何時もながら、ウイットが効いて・・・。
- 墨水さん、こんにちは。
お返事が遅くなりすみませんでした。
鳴門側から入るのが普通なのでしょうね。
行きたい場所への交通を考えると、今回のルートでしか上手く回れなかったのです。
姫路の下車時刻が早過ぎましたが(笑)
休暇村はよく利用しますが、高台にあることが多く、眺めが良いと思います。
宿自体は大したことはないですけど(^^;
旅猫
- 墨水さん からの返信 2018/03/19 22:37:10
- RE: Re: 何時もながら、ウイットが効いて・・・。
- 旅猫さん、今晩は。
> 休暇村はよく利用しますが、高台にあることが多く、眺めが良いと思います。
> 宿自体は大したことはないですけど(^^;
え〜〜〜っ。
バブル期に眺めの良い場所を押さえたんですよ、地上げ屋と共に・・・。
しかし、バブル崩壊で、客足遠のくは、ピンポイントで地上げしたので批判されるは、散々なはめに・・・。
此のご時世で、客足が戻り堅調だとか・・・。(笑)
「先見の明」とは、なんぞや?を、地で行く事例ですね。(笑)
確かに、宿自体は大したことは無いです。(笑)
墨水。
- 旅猫さん からの返信 2018/03/19 22:49:11
- RE: RE: Re: 何時もながら、ウイットが効いて・・・。
- 墨水さん、こんばんは。
バブル期に狩りをしていたんですね。
おかげで、良い眺めです(笑)
最近は、昔のままなのに値段が高くなって、コスパが悪くなりました。
でも、つい利用してしまうんですよね。
旅猫
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