2022/09/07 - 2022/09/07
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ちふゆさん
2022年9月7日(水)お昼の1時前、山梨名物のほうとうを腹いっぱい食べてから、駅前に戻りバスで移動する。甲府駅北口のバスロータリーへ戻ると、すぐ隣のよっちゃばれ広場前に甲府市藤村記念館がある(下の写真1)。よっちゃばれ広場は甲府駅北口多目的広場の愛称で、甲州弁で「寄っておいで」「集まれ」などを意味している。
藤村記念館の建物は、1876年(明治8年)に学校の校舎として睦沢村(現在の甲斐市亀沢)に建てられたもの。1957年まで校舎として使用され、さらに4年後の1961年まで睦沢公民館として使われたが、1966年に武田神社境内に移築復元され、甲府市に寄贈された。
1969年に郷土資料館として開館し、1990年の教育資料館への展示替えを経て、再開発事業の一環として現在の甲府駅前の北口広場に再移築され、2010年より交流ガイダンス施設として一般公開されている。
建築当時の山梨県令だった藤村紫朗が推進していた「藤村式建築」と呼ばれる擬洋風建築の代表作とされ、その名にちなんで藤村記念館と命名されている。木造2階建で、屋根は宝形造、桟瓦葺き。正面に玄関ポーチとベランダを設け、屋上に塔屋を設けている。内部は中央付近に階段を設け、1・2階とも階段手前の左右に2室、奥に大きい1室を配している。国の重要文化財に指定されている。
藤村記念館の手前に武田信虎公之像が建っているが、これは2019年のこうふ開府500年を記念して、甲府の礎を築いた信玄の父の信虎公の業績を知ってもらおうと甲府商工会議所が企画・制作したもの。銅像の高さは2.1m、重さは400kg。右手に軍配を持ち、武田氏の本拠地つつじが崎館を背に、甲斐国を統一した後登ったと伝えられている富士山を見据えている。
ちょっと遅れてたが、甲府駅北口1時発の山梨交通バスに乗車して、山梨縣護國神社を目指す(下の写真2)。10分ほど北に走って、護国神社入口で下車する。この辺りは武田四天王の一人に数えられる馬場信春(信房、教来石景政)の屋敷があったところで、馬場美濃守信春屋敷跡の案内板が建つ(下の写真3)。
護国神社入口の交差点から東に山梨縣護國神社の表参道を歩く。250mほど先に神明鳥居がある。1964年に甲府盆地の南側にあった増穂町(現富士川町)町長の寄進で建てられたもの。
山梨縣護國神社への参拝を少し後回しにして、この鳥居から500mほど先にある武田信玄公墓所へお参りする(下の写真4)。1573年に53歳の生涯を閉じた信玄は、自分の死を3年間秘密にするよう遺言を残したので、3年後にようやく塩山の恵林寺で葬礼が行われ埋葬されたが、死を隠していた3年の間葬らえていた場所がここと云われている。
神明鳥居から表参道を150mほど東に進んだところに1978年に建てられた大鳥居が建つが、この辺りはやはり武田四天王の一人の甘利虎泰の屋敷があったところで、案内板が建つ(下の写真5)。
山梨縣護國神社は西南戦争以来の山梨県関係の戦没軍人・軍属の戦死者25039柱を祀る神社で、創建は1879年(明治12年)。当初は甲府駅と南甲府駅の間辺りの太田町に招魂社として建立され、1942年(昭和17年)に現在地に移転、2年後に現在名に改称した。
この場所には江戸中期までは龍華山永慶寺があったところ。5代将軍徳川綱吉時代に老中首座として幕政を担った柳沢吉保の菩提寺だった。1714年に柳沢吉保が没すると、江戸から永慶寺に運ばれて埋葬された。吉保の正室と側室もこの寺に葬られた。
永慶寺は禅宗の一派である黄檗宗の寺院。伽羅は甲斐国第一を競う規模で、仏殿を中心に北に方丈、東に斎堂、西に禅堂、南に天王堂と惣門を配するなど、本山の京都万福寺の伽羅配置を模倣していた。1724年(享保9年)に甲斐国一円が幕府直轄領化された際に嫡男の吉里は大和郡山へ所替えとなり、永慶寺も大和郡山城の南西に再建され、現在に至っている。
大鳥居を抜けて先の階段を登ると左手に手水舎、右手に父の像があり、正面に二の鳥居。そこから林の先に三の鳥居が建つ。三の鳥居を抜けると正面に拝殿があるが、その前は広い広場となっている。これは「拝殿等の祭典を行う社殿建築は、この広場と連携して祭儀の際にも支障なく、平時に於いてもよく調和するものでなくてはならぬ」という考えに基づいている。
拝殿の右手には祓戸(はらえど)、戦没戦友之霊碑、招魂斎庭がある。その手前には日本赤十字社山梨県支部の愛の燈と傷痍軍人之碑が並び、さらに摂社の山梨宮。戦後の1946年から6年間はGHQの追及を逃れるために社名を山梨宮と変え、この時に一世の亀鑑、師表と仰がれた民間人8柱を合祀したのを、別に祀る社として創建された。1999年に山梨県出身の殉職自衛官11柱が合祀されている。
拝殿前広場の南西には舞殿(神楽殿)。さらに満蒙同胞援護会慰霊碑、山梨県海軍戦没者慰霊碑、衣第三〇四一部隊慰霊の碑など多くの碑が建っている。
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武田神社に向かうが、続く
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