2024/06/07 - 2024/06/09
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Flocons-de-neigeさん
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およそ40年ほど前、禅にもわびさびにも特に興味のない大学生のころ、育ちも趣味も私よりよろしい同級生に誘われて学生らしく東京京都間を夜行バスで往復して見に行ったのが西芳寺。すでに一般拝観は受け付けておらず、往復はがきで申し込んで日を指定して3000円を納めて般若心経一巻を写経してお庭を見せていただくというありがたい参拝方法となっていた。枝垂れ桜の咲く季節の苔寺は印象深かったが、ちょっと面倒な参拝方法ということもあり、丸まる40年の月日がその間に過ぎ、同行した一人の同級生も来世に旅立たれてしまった。今回、待望の再訪のチャンス。時代の流れでとうとう、西芳寺もネットで申し込みができるようになっていた。檀家を持たない寺だけに維持管理のためには拝観による収入もほしいが、静謐な雰囲気も壊したくないぎりぎりの妥協なのだろうなあ。激動の鎌倉末期から南北朝を生きた作庭の天才、夢窓疎石の庭は苔むしながら美しさを保っていた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄
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6月はじめ緑あざやかな初夏の京都に行きました。品川駅から新幹線。
EX予約だと、直前でも変更できて便利。仕事終わりが早かったので予約より1時間ほど早い列車に変更しました。品川駅 駅
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品川京都は2時間ちょっとなんでとっても早い。うとうとしていると名古屋を過ぎて伊吹山が見えてきた。もう関西圏
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京都駅に到着、梅雨前で天気がいい。
京都駅 駅
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ほぼほぼ快晴です。観光客インバウンド多し。
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京都駅から近いドーミーインに二泊。
運び湯だが天然温泉、サウナあり駅近 by Flocons-de-neigeさん天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前 宿・ホテル
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ツインルームはドーミーインのスタンダードサイズ、20平米ほど。
広々とはしていませんが必要十分な大きさ。以前ツインの空がなくてダブルの二人利用をしたときは狭くて閉口した。 -
洗面台はちょっと水が跳ねやすい。
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部屋のバスルームはシャワーのみ。温泉があるからというスタイル。トイレの横に断水時に利用する水のタンクが用意されているのもずっと続くスタイル。
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9階に温泉浴場、お湯を求めてどこでも掘り返すドーミーインでもここではさすがに無理なのか有馬温泉あたりからの輸送温泉です。
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アイスのサービスって北海道あたりから広がったような気がする。
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ゆあがりアイスは3種類。
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温泉のあとは夕食へ。これも京都駅ちかくのホテルサウザンド京都。
ザ・サウザンド京都 宿・ホテル
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かっこいいエントランスの通路
ザ・サウザンド京都 宿・ホテル
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ホテル中央は大階段。プロジェクションマッピングをやってます。このときは長方形の光が階段に点滅していた。
ザ・サウザンド京都 宿・ホテル
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和食のKIZAHASHI、2回目です。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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入口の看板が和食風ではないけど、かっこいい。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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入口におおきな盆栽。前回きたときと多分同じ。満席ではないが、けっこうにぎわっていました。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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窓側のテーブル席。窓からはツボ庭風に植栽があって、その外は隣のビルなんでよく見えません。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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かわいいしつらえの植物。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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今晩のお品書き
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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連れは日本酒をグラスで。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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私はロゼのワインをいただきます。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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最初はおだしを一口いただきます。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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先付
鮪 錦糸瓜 博多寄せ 黒酢ジュレKIZAHASHI グルメ・レストラン
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御椀
鱧 冬瓜 隠元 青柚子KIZAHASHI グルメ・レストラン
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造里
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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焼八寸
鱸アボカドみそ焼き 白海老かき揚げ
つゆむらさき モロヘイヤ お浸しKIZAHASHI グルメ・レストラン
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温物
揚げ麩 加茂茄子 ヤングコーン 甘党美人 ズッキーニ 蓼酢餡KIZAHASHI グルメ・レストラン
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お食事はじゃこごはん
窯で焚いたのを持ってきてくれる。KIZAHASHI グルメ・レストラン
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香の物と赤だしと一緒にいただく。じゃこご飯おいしくてお代わりしたけど食べきれない。ホテルに宿泊してるとお夜食用にお持たせしてくれるらしい。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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デザート(そう書いてある)
メロン 水無月
ういろうがあまり好きでない連れもここの水無月は好き。KIZAHASHI グルメ・レストラン
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お茶、もちろん煎茶もおいしい。
KIZAHASHI グルメ・レストラン
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帰りの大階段はまた違うデザインのマッピング
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ガラスの向こうの中庭風
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下からの風にゆらぐ不思議なオブジェは健在。壊れやすそうだけど。
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自分のホテルに戻る、ドーミーインと言えばの夜鳴きそば。というあっさり醤油のラーメンですが。
運び湯だが天然温泉、サウナあり駅近 by Flocons-de-neigeさん天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前 宿・ホテル
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けっこうお腹いっぱいといいつつ、いただけるものはいただきます。
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苔寺までは京都駅から直接バスがでているのだが、太秦や嵐山方面をぐるっと回っていくルートなので終点の苔寺までは1時間近くかかる。座っていればいいだけなので楽といえば楽だが、路線バスに1時間はいろいろな事情でぞっとしない。
地下鉄、バスの1日券のルートからも外れるが、烏丸で阪急線に地下鉄から乗り換えるルートで行くことにした。阪急は別料金なので、まったくお得ですらないが。烏丸駅 駅
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阪急電車はひさしぶり。大阪に住んでいれば神戸にも京都にもいかれて便利なんだが関東圏からのお客にとっては利用しにくい位置関係。
乗り入れてくる電車が相変わらずピカピカに洗車されているのはさすが。ボディカラーのマルーンもシートの色も変わらない。 -
桂駅にはすぐについてしまう。こちらから嵐山方面に乗り換えなのだがやってきた電車はかつて京阪間の阪急の特急を務めていた6300系ではないですか。
桂駅 駅
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嵐山線に転用されたのは2009年だそうでもう15年もここでお勤めなのか。
特急時代は両側2席のクロスシートだったが、運行距離も短く4両の短編成になったこともあって座席は2:1列のクロスシートとロングシートの組み合わせになっていた。 -
松尾大社駅で下車、対面の電車も同じ6300系だった。
松尾大社駅 駅
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松尾大社駅では京都駅から延々と走ってきた。苔寺行きのバスに接続。
駅のトイレがきれいになってた。 -
松尾大社駅は文字通り松尾大社の大鳥居の前。右手は実は今晩の夕食にくる京都料理の鳥よねさん。このときはまったく気が付かず。
松尾大社 寺・神社・教会
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さすがにバスでも苔寺終点までは10分ほど。終点なのでバスの転換所がある。竹の寺地蔵院も近い。鈴虫寺はバスの行き先表示に苔寺と併記されるほどの人気寺院。建物や庭、寺宝に目立ったものはなかったが、もともと苔寺の観光客のお流れでにぎわっていた。苔寺が一般拝観をやめ、来訪者をしぼったことで危機感を強めた当時の住職がいろいろ工夫を凝らしてここまできた。一年中鈴虫が鳴いているだけではそこまで人は来ないだろうが、今、人気の理由はお坊さんの講話が面白いからだそうだ。人を集めて講話はまあお寺として本業のひとつでもあるしね。
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バスの時刻を確認。京都のバスは京都駅か三条京阪が終点になっていることが多い。だから京都駅周辺のホテルはなにかと便利なんだよね。帰りはたいてい京都駅行きのバスがどこからでも出ているから。
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こちらが苔寺、西芳寺のもともとの正門。普通の観光客を受け入れていたころはこちらが入口だった。現在は事前申込制の拝観でおひとり様4000円から。以前は申し込みが往復はがきで参拝希望日に必ずしも当たらないかもと、なかなか予定に組みづらい形式だったが、現在はネットで空いている日時に申し込めるようになった。
京都のほかの寺院の10倍近い費用だが、10倍じゃたぶんきかない人でごった返すことを考えると静謐な拝観ができるとも思える。西芳寺(苔寺) 寺・神社・教会
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こちらが現在の参拝者入口。前回来たのが40年ほど前なのでもう前がどうだったか記憶が定かではないな。
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一般の参拝者は近づけないがここから三重塔が見える。全然記憶にないが、前に来た時にはすでにあったらしい。
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写経をさせていただく本堂。以前は般若心経のお写経だったが、なにしろ慣れないと一時間はかかる長さで、漢字の書写に不慣れな外国人も増えたとのことで短い延命十句観音経に2019年からかわったそうだ。般若心経一巻書く気満々で来たのでちょっと拍子抜けだが。
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どこの参道も掃除がいきとどいていてすごい。ちょっと見てすごいのがわからないけど、葉っぱも落ちてない。
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お写経を粛々と済ませてお庭の拝観に。
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6月ともなると苔も青々と茂っている。パッと見て隙間も見えないほどの緑のじゅうたん。
西芳寺 苔の庭 公園・植物園
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黄金池へと続く石段、中心の池が窪地になっていてその周りをぐるりと回る回遊式の庭園なのだね。
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石段を下から本堂のあるあたりからけっこうな高低差がある。
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苔の間を水が細い流れとなって池にそそぐ
その水音がまた心地よい -
庭園なのに樹木がほとんど森のように屹立している。
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池の底にも緑の藻が映えているので、樹木の緑を通してきた光と合わせてもうすべてが緑の世界。池の形や石の配置は作庭者の意図があるはずだが、植栽というか勝手に生えた苔や植物も含めてあまりにも自然な感じ。夢窓疎石が庭をつくったときには庭には苔はなかったとのことだが、疎石ほどの賢者なら、このあたりは東向きの山すそで雨も多く、湿気の多い場所だからやがて長い年月、苔むすことは当然想定していたのではないかなあ。苔むした庭園になったのは江戸の末期のころだそうだが。
とはいえ、苔はあとからの要素なので、作庭者の意図を観るには外して考えたほうがよいのだろう。この池には2列の石が並んでいる。石の上にまで木が生えちゃっているのが凄いが、これも雑念なのかもなあ。 -
植栽は長い年月に庭の手入れの中で形成されてきたものだろうと思われるが実に自然
しかし自然でないのは苔の上に落ち葉ひとつ落ちていないこと。
掃除の方が丹念に拾っているそうだ。じめじめしたところが好きそうな苔だが、やはり植物なので、光がなければ育たない。落ち葉に覆われるとその部分の苔が育たなくなってしまうんですと。 -
門や壁に仕切られていなければ閉ざされた庭であることを忘れてしまうほど。
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石組みの手前にこんもりとした土盛りがありここも一面苔に覆われている。
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下の地盤はかなり硬いようで大きな木も深くは根を張れず、横方向に根を延ばす。
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木を見上げると庭の中とは思えないくらいの高い森
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地面の上を這う木の根と苔が混然と
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幕末に岩倉具視が隠棲したという湘南亭。こんなところで隠棲なんてむしろ贅沢。
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湘南亭あたりから見下ろす黄金池
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苔に囲まれた湘南亭
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石垣、土塀、苔の緑の中、小さいツツジの赤が映える
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黄金池の中の島
池には朝日ヶ島、夕日ヶ島、長島(霞島)と呼ぶ3つの島がある -
湘南亭のあたりの池の縁は石垣が組まれ、すこし人工的な構え
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池の石垣
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島には表面まで苔むしてしまった橋がかかる。
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島にかかる数本の橋は実際以上に景観に奥行きを感じさせる
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苔は100種類以上と言われる。もこもことしてかわいらしい。
そういえば阪急電車のシートの色、質感が苔寺の苔にそっくり。 -
根本から傾いてしまっているが、それでもなお踏ん張っている木。奥日光でもこういう木をよく見るが共通するのは地盤が固くで深く根を張れず、横方向に長く伸びた根に支えられていること。日光では完全に横倒しになってもその先の幹がまた垂直に伸びるようなすごい生命力を見られますが。
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一見濁っていそうな池の水は底まで透き通っている。
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その底にはこれまた深い緑の藻がはえていて水中の苔庭のよう。池の石はもとからも造園のものだろうか。
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1周はそれほど長い距離ではないが、ずいぶんと広い空間を歩いたような気になる。時間もあったので結局もう1周してしまった。
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池の水面に映る木々の葉や石垣が混然となってどこが境界だかわからない不思議な光景になっている。上のほうに見える石垣は水面に映ったものだった。
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島へ渡る橋の上も苔が覆い、緑のじゅうたんのようだ。
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新緑から成長した葉に変わるこの時期が一番緑が濃い時期かもしれない。
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深山幽谷のような風景
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どこまでも続くかのよう緑の世界、人の手と自然が長い時間をかけて熟成した庭。
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池から本堂へ戻る道から見える門へと続く敷石の列。不規則なリズム感を苔がつつむ。
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四角い石の敷石
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帰り際にお寺の方に絵葉書をいただいた。40年ぶりに来ましたというと、今度は40年と言わずまたぜひお越しくださいと言っていただいた。
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バスの終点でもある苔寺前からこんどはバスに乗って戻ります。途中、嵐山を経由。渡月橋を渡る。このまま京都市内をぐるっと回って京都駅へ向かうバス。時間がかかるのが難点だけれど、観光には欠かせない路線。
長くなってしまったので一度ここで締めます。渡月橋 名所・史跡
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