2024/05/17 - 2024/05/26
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goemonpさん
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最近は海外旅行と言ってももっぱら東南アジアとその周辺ばかりでしたが、久々に遠出してトルコまで行ってきました。ヨーロッパでもアジアでもない独特の街並み、周辺諸国に影響を受け、また影響を与えながら作り上げられてきた食文化や建築様式、ギリシャ・ローマ時代から続く遺跡の数々やカッパドキアに代表される自然の驚異など、見どころ沢山の旅でした。なお今回はツアー参加なので、我家のマスコット桜文鳥雛ぬいぐるみgoemonの露出は控えめです。
ゴエモン「ぶつぶつ」
Part8は再びイスタンブールに戻って、アヤソフィアをはじめとする名所を巡ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
8日目の朝。
本日はアヤソフィア等に行きますが、金曜日でモスクは午後からしか開かないということで、観光は12時から。
というわけで朝食をいただいた後は、明日のフリータイムの計画をたてたりしてのんびり過ごしました。
ゴエモン「いつにもまして朝食の量がすごいことになってるぞ。」ヒルトン イスタンブール ボモンティ ホテル & カンファレンス センター ホテル
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バスでアヤソフィア方面へ移動。途中海沿いのシーフードレストランによって、ランチをいただきました。
スール バリク (サライブルヌ) シーフード
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これまでの濃厚トルコ料理とは全く異なる、フレンチを思わせるような前菜の数々。
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メインディッシュもさっぱりとした味で大変美味しゅうございました。今回のツアーでは一番美味しかったのではないかしらん。
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もちろん白ワインをいただきます。
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デザート付き。
こちらのレストラン実は結構高級なレストランらしく、ディナーだと結構なお値段がするらしいです。トルコ人カップルが勝負デートとかに使うお店だとか。
でも味はとても良かったので、トルコ料理に飽きたら来てみてもよいのではないでしょうか。 -
ランチの後は、スレイマニエモスクに向かいます。
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スレイマニエモスクは1557年、オスマントルコの時代に、トルコ最高の建築課の一人とされるミマール・スィナンの設計によって創建されました。
全体的な雰囲気がイスタンブール観光初日に訪れたブルーモスクと似ているのは、ブルーモスクがスィナンの弟子によって建設されたからと言われています。スレイマニエ モスク 城・宮殿
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内装もなんとなくブルーモスクに似ています。
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ゴエモン「構造なんかもよく似ているね。」
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駝鳥の卵や照明までよく似ています。
個人旅行の人は、時間がなければブルーモスクかスレイマニエモスク、どちらかだけの見学でも十分かもしれません。 -
モスクの壁面にある手洗い場。
日本の神社によくある手水舎的位置づけのものでしょうか。 -
さて次なる目的地は世界の至宝アヤソフィア。
創建は360年とされており、その後火災による焼失などで何度か再建され、現代の姿の原型ができたのが6世紀ごろ、その後何度か大ドームの崩落が生じ改修を経て、10世紀になってドーム部分はほぼ現代の姿となったそうです。
15世紀にオスマントルコが東ローマ帝国を滅ぼし支配者となると、アヤソフィアはモスクに転用され、4本の尖塔が付け加えられ、ほぼ現在の姿となりました。アヤソフィア 寺院・教会
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アタテュルクが民族主義的政策を推し進めていた時期にはイスラム色が薄れ、アヤソフィアはモスク機能を喪失し博物館となっていましたが、2020年にイスラム回帰を目指す現職のエルドアン大統領によりモスクへの復帰が決まりました。
とはいえ現在でも観光のために非信徒が訪れることは許されています。
ゴエモン「政治的な動きでいろいろ数奇な運命をたどってきた建物なんだねえ。」 -
1階部分は礼拝用のスペースになっています。
ゴエモン「壁面を見ると教会のようなのに、あちこちにアラビア文字が書かれていてモスクの雰囲気を醸し出しているのが面白いね。」 -
モスクなのにもかかわらず、ところどころにキリスト教会時代の絵が残っていたりしているところも面白いですね。
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こちらの壁に描いてある絵は明らかにセラフィム(熾天使)ですね。神様のすぐそばに仕える上級天使とされています。
ゴエモン「魔界の王ルシファーも地獄に落ちる前はセラフィムだったらしいよ。」
イスラム教モスク時代は漆喰で塗りつぶされていたそうですが、復元により再びこの世に姿を現しました。 -
なんだか欄干部分に刻まれたいたずら書きのようなものがあります。
ゴエモン「いーけないんだ、いけないんだ。せーんせに言ってやろ。」 -
東ローマ帝国時代に近衛兵として働いていたバイキング兵が書いたものとされているようです。
ゴエモン「こんなことして後で処罰されなかったのかしら。」 -
アヤソフィアの2階部分にはかつてのモザイク画が多数残されています。これは12世紀に描かれたものではかつてのコンスタンティノープルに残る唯一のモザイク画とされているそうです。
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そしてこちらは奥まったエリアにある11世紀のモザイク画。
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聖母子像が描かれています。
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そしてこちらが13世紀に描かれた、東ローマ帝国時代美術の最高傑作と言われるモザイク画。中央にキリスト、右には聖ヨハネ、左には聖母マリアが描かれています。
ゴエモン「下の方がごっそりはげ落ちてしまって残念だね。こんな無造作に外気にさらしておいて大丈夫なのかしら。」 -
アヤソフィアの入り口に描かれたローマ皇帝ユスティニアヌスとコンスタンティヌスが聖母子に町とこの寺院を捧げているところを示すモザイク画。
いやアヤソフィア中々の迫力でした。やはりイスタンブールを訪れたらここは訪問しておくべきでしょう。
なおモスクなので女性の方はスカーフ着用をお忘れなく。 -
さてアヤソフィアの見学を終えた後は、イスタンブールの地下を走る地下ケーブルカーTUNELに乗車します。
入口はご覧のとおり地下鉄そのもの。テュネル (地下ケーブル) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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車輛自体も見ての通り地下鉄みたいですが、実はケーブルカーになっています。もっともそれを除けば使い勝手は地下鉄と大きく変わりありません。
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イスタンブール一の繁華街、イスティクラル通り方面に向かって歩いていきます。
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途中ノスタルジックトラムという昔風の車両にちょっとだけ乗車。ご覧のとおり結構満員。
ノスタルジック トラムヴァイ 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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車輛は古いですが、一応最新の案内システム等もついています。
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イスティクラル通りにやってきました。観光客と思しき人で大変なにぎわいです。ここでディナータイムまでしばし自由行動になりました。
我々はタクシム広場の方に向けてぶらぶら散歩することにしました。イスティクラール通り 散歩・街歩き
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途中昔の百貨店がありました。ロンドンにでもありそうなたたずまいです。
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内部もなんとなくヨーロッパ風。まあテナントはごく庶民的なお店も沢山入っていて、高級感はありませんが。
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ぶらぶら歩いていくとタクシム広場に到着しました。
広場にあるアタテュルクとその仲間たち像とゴエモンの記念写真を撮って、夕食会場までイスクティラル通りを引き返します。タクスィム広場 広場・公園
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こちらが本日の夕食会場。
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もう飽きたの豆スープ。
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なんかペーストのような物。パンに塗って食べるもののようです。
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胡麻入りパン。
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そしてこちらが本日のメインディッシュ、ヨーグルトと一緒に食べるイスケンデルケバブ。味はいいのですが、量ががっつりすぎ、そろそろ胃や身体に疲れがたまっていたツアーメンバーは残す人続出。
しかしそんな中でも一人完食したgoemonpえらい。
ゴエモン「意地汚いだけだろ。」 -
しかしそんなgoemonpも最後のデザートでは撃沈でした。
「キュネフェ」という、小麦粉の細麺と何やらチーズのようなものを焼いた御菓子のようなのですが、甘ったるい上にねばねばして食べにくく、さすがにこれは完食できず。ああもったいない。
ゴエモン「どこまでも意地汚いなあ。」 -
というわけで、チャイがとっても美味しかったです。ごちそうさまでした。
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イスタンブールの夕暮れ。
いよいよ明日は帰国日。ただフライトは深夜なので、お楽しみの一日自由行動です。
ゴエモン「よおし活躍するぞ。」
気合の入るゴエモンはおいといて、Part9に続きます。
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