2024/06/13 - 2024/06/13
18位(同エリア3043件中)
3104ねえねえさん
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この旅行記のスケジュール
2024/06/13
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銀座緑寿庵清水
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刷毛じょうゆ海苔弁山登り
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この旅行記スケジュールを元に
いつもの友達と久しぶりに電車に乗って銀座でランチを楽しんで来ました。食後は銀ブラしてから上野へ行き、『東京国立博物館本館』で日本の歴史文化に触れて来ました。リタイアしてからコロナ禍以前に海外の博物館や美術館を訪れて来ました。しかしながら上野には【お花見】と『東京都美術館』以外は足が遠退いてました。
シニアの体力では本館だけで充分でした。新しい発見がたくさんあって新鮮でした。思わず【パチリ!】したいと思うと撮影禁止だっり・・・。2人が興味深く感じた撮影可能な展示物を記録として残し、いつでも思い返せるようにしておく事にしました。
よろしければ目を通してみて下さい。
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10:34 日比谷駅から『帝国ホテル』前から『みゆき通り』をコロナ禍後、初ブラしながら『GINZA SIX』に来ました。ちょうど《岡本太郎》氏の創作遺伝子を受け継いだ現代美術作家《ヤノベケンジ》氏の旅をしながら福を運ぶ猫【SHIP’S CAT】シリーズの新作アート【BIG CAT BANG】が展示されていました。まさに【太陽の塔】です!
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しがない年金生活者、増して酷い円安の昨今です。高級ブランドに手を出していたのはボーナス生活者だった今となっては夢のような働き者だった時代です。2人とも6F『銀座 蔦屋書店』へ直行です。
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インバウンド対応のディスプレイを楽しみました。阿吽形になって並んでいる【江戸犬張り子】はSサイズ17,600円・Lサイズ24,200円でした。
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外に出ると真向かいの『UNIQLO』の前に物凄い人集りが出来ていました!Tシャツが振り子のように動くディスプレイを写メしまくっていました。
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当たり前のように見ていた『三愛ビル』も老朽化で解体なのですね。若い頃けっこうお世話になりました。青春期に親しんだ銀座の姿が、どんどん変わってしまいました。大好きだった『焼きたてパン屋』チェコビールの『ビアホール』もなくなってしまいました。寂しいです。
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『MIKIMOTO』【金魚団扇】の涼しそうなディスプレイがあまりに素敵でパチリ!
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『CHANEL』の前【ロンドンバス】が走っていました。6月限定の【南高梅と新鮮なフルーツを使ったアフタヌーンティー】が楽しめる【ロンドンバスツアー】だそうです。私が初めて【ロンドンバス】に乗ったのは日本橋の『三越本店』開催の【ロンドンフェア】のイベントで小学生の時でした。
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11:23 【食べログ】で11:30予約の『香港1997』に来ました。〈點心コース〉3,000円を予約してあります。なぜ『香港1997』にしたのか?あの【ぐるないゴチ】で《やす子》食べた〈香港スタイル 手包み海老ワンタン麺〉を見てから〈香港麺〉が食べたいと云う私の切なる希望からでした。
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ゴチのお店は高級中華料理『天津飯店 』です。ググって見たら手頃なコース価格の『香港1997』で〈香港スタイル 手包み海老ワンタン麺〉が食べられる事がわかり、速攻予約しました。
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『香港』の1997年は『イギリス』から『中国』へ返還されて少しずつ年3回も私の大好きだった【香港の姿】が消えかけてしまった始まりの年です。
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11:30 オープンするまでワクワクしながらスタンバイし、最初に窓側の半個室に案内されました。
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私達の予約した〈點心〉コース3,000円です。ネット予約特典で食後にコーヒーが付きます。
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〈具だくさん炊込みスープ〉の具材の説明書です。スープの中には〈豚スネ肉・大根・生姜・南杏・椎茸・枇杷葉・螺貝・人参・陳皮・北杏・川貝〉が入っているみたいです。
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〈具だくさん炊込みスープ〉の正式名は〈川貝枇杷葉螺貝湯(薬膳・枇杷の葉・大根・豚すね肉の炊き込みスープ)〉だそうです。
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〈川貝枇杷葉螺貝湯(薬膳・枇杷の葉・大根・豚すね肉の炊き込みスープ)〉です。スッキリした美味しいスープでコラーゲンやミネラル等々、美肌効果や免疫力アップして血液サラサラになっていると期待します。笑
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〈四種類の点心バラエティープレート〉です。パリパリの〈春巻〉ジューシーな〈焼売〉外パリ中トロ感が絶妙な〈大根餅〉定番の〈蝦餃〉と〈ピリ辛ソース〉が美味しさ増し増しで色々食べられて嬉しいです。
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〈二種類の蒸し点心〉です。皮がシットリして甘さ控え目な〈奶黃包(カスタードまん)〉と私好みの八角が効いた〈蜜汁叉焼包〉です。大きさがBESTです。蒸したて熱々で美味しくいただきました。
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そして大望の〈香港1997特製海老ワンタン麺〉です!上品な盛付に上品な量ですがシニアにはピッタリです。プリップリの〈蝦雲呑〉はもちろんの事、食べたかった〈香港麺〉に5年ぶりに再会しました。食感と味に何度も一緒に食べた友人も懐かしんでました。
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あまりに嬉しくて40年前から香港へ行ったら必ず訪れた『沾仔記』の〈雲呑麺〉を食べる時に〈麺〉の下に隠れている〈蝦雲呑〉を探し出して食べる瞬間を再現してパチリ!じっくり味わいました。もう絶品としか言葉が見つかりません!大満足です。
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〈自家製デザート〉は〈マンゴープリン〉でした。果実の〈マンゴー〉も入っていて美味でした。とにかくサイズが嬉しいです。
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12:40 特典の〈コーヒー〉てフィニッシュです。量が多すぎず、少なすぎずちょうど良かったです。リピート確定です。又〈香港麺〉を食べたいです。
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13:30 腹ごなしに山形のアンテナショップ『おいしい山形プラザ』・広島のアンテナショップ『TAU -ひろしまブランドショップ』に立ち寄り、以前から2人が来たかった京都の金平糖ショップ『銀座 緑寿庵清水』で季節限定の〈白桃〉の金平糖や珍しい〈米入りおはぎ〉の金平糖を試食して悩んだ結果、季節限定の金平糖を購入しました。
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14:28 ルンルンして『有楽町駅』から『上野駅』に向かうため山手線に乗車した途端『渋谷駅』で人身事故のため運行停止とのアナウンス。仕方なく銀座線『銀座駅』まで再び銀ブラ?(地下通路)をして『上野駅』に到着しました。JR『上野公園口』改札ではないので階段を登ります?
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いえいえ!シニアにはエレベーターと云う強い味方があります。若い方々と御一緒して楽々と山登りする事が出来ました。
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山上からJR上野駅越しにスカイツリーをパチリ!猛暑になるとの天気予報に反し、私達が歩いている間は優しい雲達が太陽を隠してくれたので時折吹く風に涼しささえ感じていました。
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14:36 珍しく広々と開放感のある『上野公園噴水広場』越しに次の目的地『東京国立博物館本館』をパチリ!
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常設展示チケット1,000円を購入して敷地内に入ります。美しい『表慶館』をパチリ!
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『本館』を正面からパチリ!
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『東洋館』もパチリ!
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『トーハク』の車寄せの屋根正面の棟飾りの【朱雀】と上を飛んでいる鳥のコラボをパチリ!
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14:44 数々のドラマや映画のシーンで登場する大理石の大階段です。銀行・裁判所・財務省・国連等々、威厳ある空間で、お馴染みエントランスホールが登場しています。私の記憶にあるだけでも【半沢直樹】【七人の秘書】【日本沈没】【GANTZ】とシーンが浮かんで来ました。
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今回の見学コースは本館1階と2階です。『1階』の[11 彫刻]からスタートしました。以下の通りに学習して来ました。[12 漆工]⇒[13-1 金工]⇒[13-2 刀剣]⇒[13-3 陶磁]⇒[14 特集 吉野と熊野 山岳霊場の遺宝]⇒[15 歴史の記録]⇒[16 アイヌと琉球]⇒[17 保存と修理]⇒[18 近代の美術]⇒『2階』の[10 浮世絵と衣装―江戸]⇒[根付 高円宮コレクション]⇒[天皇の乗物 ]⇒[1-1 日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳]⇒[1-2 仏教の興隆―飛鳥・奈良]⇒[2 国宝室]⇒[3-1 仏教の美術-平安~室町]⇒[3-2 宮廷の美術―平安~室町]⇒[3-3 禅と水墨画―鎌倉~室町]⇒[4 茶の美術]⇒[5・6 武士の装い―平安~江戸]⇒[7 屛風と襖絵―安土桃山~江戸]⇒[8-1 暮らしの調度―安土桃山・江戸]⇒[8-2 書画の展開―安土桃山~江戸]⇒[9 能と歌舞伎]⇒『1階』の[20 ミュージアムショップ]の順で回りました。[19 みどりのライオン 体験コーナー]はパスしました。
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最初に出迎えてくれました。【 】以下は解説プレートに書かれている内容です。
【菩薩立像】鎌倉時代 13世紀(木造・彩色・截金・玉眼)切れ長な両眼や涼やかな顔立ち、細身の体つき、彫りの深い複雑な衣の襞など鎌倉時代の仏師《肥後定慶》(1184~?)の作風に近い特色をみせます。頭髪などをのぞき、彩色や漆箔を施さず着衣に金箔を細く切った截金を用いるのは稀少材である白檀を模した表現です。 -
【日光菩薩座像】奈良時代 8世紀(木心乾漆造・漆箔)京都『高山寺』旧蔵 木でおおよその形を作り表面にペースト状のものを塗り重ねて成形する木心乾漆造という技法で作られます。主に奈良時代に用いられた技法で写実的な表現が特色です。本像の整った髪筋や弾力のある肉体、柔らかな衣の表現などに、その特色が表れています。[重要文化財]
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【雲中供養菩薩像】平安時代 天喜元年1053(木造・彩色)京都『平等院』伝来 文化庁 京都府宇治市にある『平等院鳳凰堂』の壁面にかけられ《阿弥陀如来像》のいる堂内を極楽浄土として演出していた菩薩群像の1体です。丸顔で穏やかな表情や浅く彫り表された衣の襞などから平安を代表する仏師《定朝》の工房で製作されたとみられます。
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【愛染明王座像】鎌倉時代~南北朝時代 14世紀(木造・彩色・玉眼)東京『浅草寺』 煩悩さえ悟りに昇華させる密教では愛欲を司る仏として《愛染明王》が信仰されました。太陽を象徴する光背の赤い身色が特徴で、遺品にこのような小像が多いのは、儀礼自体が秘されたためでしょう。やや誇張のある写実的表現から14世紀頃に制作されたとみられます。
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【不動明王立像】平安時代11世紀(木造・彩色)巻き髪で左肩に結わいた髪を垂らし、左目をすがめ唇の上下に牙を出す姿は9世紀末に成立し、その後も流行した《不動明王》のスタイルです。顔のつくりが中央にまとまり、表情も、ややおとなしいことや衣の線が整っていることなどに洗練された趣があります。[重要文化財]
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【慈恵大師座像】《蓮妙》作 鎌倉時代 弘安9年1286(木造・彩色・玉眼)滋賀『金剛輪寺』 比叡山中興の租として知られる《慈恵大師》(912~985)は鎌倉時代以降にたくさんの肖像が作られました。本像は像内の墨書銘から《蓮妙》が父親の極楽往生を願って造立した事がわかります。《蓮妙》は生涯に66体の造立を発願しており、その内の2体が『金剛輪寺』に現存します。[重要文化財]
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【天王立像】平安時代10~11世紀(木造・彩色)京都府亀岡市『大宮神社』伝来 文化庁 当館所蔵の『吉祥天立像』とともに京都府亀岡市『大宮神社』の仏堂に近年まで伝来しました。左手を振り上げ腰を左にひねる姿からニ天王や四天王の内の1体とみられます。大きな上半身と前傾した姿勢、約180cmを越える大きさから寺門に安置された可能性もあります。[重要文化財]
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【厨子(愛染明王座像付属)】鎌倉時代13世紀(木造・漆塗・彩色・截金・漆箔)《愛染明王》を納める厨子。内側の後壁には水牛に乗る《焔魔天》を中心とした焔魔天曼陀羅が描かれ、扉には八体の菩薩と二体の明王が描かれます。また天井には銅板製の梵字を貼って仏眼曼陀羅を表します。多くの曼陀羅を重層的に表現し、様々な祈りが捧げられたのでしょう。[重要文化財]
【愛染明王座像】鎌倉時代13世紀(木造・彩色・金泥塗・截金・漆箔・玉眼)《愛染明王》は愛欲などの煩悩を昇華して悟りに至らせる仏ですが様々な願いにも応えるといいます。逆立てた髪や憤怒の表情、太陽のような真っ赤な体、6本の腕に弓矢などを執る姿が特徴です。華麗な彩色をはじめ、光背や台座、厨子も制作当時のまま残ります。[重要文化財] -
【菊螺鈿鞍】鎌倉時代13~14世紀(木製漆塗)螺鈿による精緻な文様で覆いつくした豪華な鞍。やや薄い貝片を使用して幅1mmの輪郭線に切り透かし菊の花枝・蜻蛉・蝶などを描き出しています。華やかな中世螺鈿鞍の掉尾を飾る名品です。鞍の形状は、やや華奢で重心が高く、初期中世鞍の重厚な姿とは好対象を見せています。[重要文化財]
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かなり撮影禁止の展示物が各エリアにありました。国宝はパチリ!出来ずにじっくり眺める事に徹しようと心に決めたエリアです。笑
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【蓬莱蒔絵鏡箱】室町時代15世紀(木製漆塗)愛知『熱田神宮』 『熱田神宮』に伝わる蓬莱文の八陵鏡を収める箱。鏡に合わせて箱も八陵型に作られ蓋表には飛来する鶴を迎え入れるような見事な構図で蓬莱の図柄を描いています。文安2年1445『熱田神宮』の大宮司をつとめた《千秋勝季》によって奉納されたものと伝わります。[重要文化財]
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【唐山水蒔絵硯箱】江戸時代17世紀(木製漆塗)個人蔵 表面は全体を詰梨子地に仕立て金銀高蒔絵を主体に切金・据文・貝・珊瑚・象牙などの嵌装を交え、技巧を尽くした楼閣山水画を描いています。江戸時代中期には、こうした装飾過多とも言える豪華な作風が盛行し、これらは後に[常憲院時代もの]と称されました。[重要文化財]
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13ー2 刀のフロアは海外の方々が熱心に眺めていました。日本人よりも多かった気がします。私達はパスして次のエリアに進みました。
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【金銅灌仏盤】平安時代12世紀(銅製・鍛金鍍金・彫金)釈迦の誕生日である4月8日には生まれた時の姿を表すとされる「誕生釈迦像」に甘茶をかけて礼賛・供養する灌仏会(花祭り)の行事が行われ現代に続いています。この時、釈迦像を安置し甘茶を受ける盤が灌仏盤です。側面全体に宝相華唐草文を線刻で表しています。[重要文化財]
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【線刻十一面観音鏡像】平安時代 平治元年1159(銅製・鋳造・線刻)背面に秋草や鳥などを表した典型的な和鏡の鏡面に《十一面観音座像》を線刻で表した鏡像です。背面に平安時代末平治元年1159の年紀と僧侶の名前が線刻されています。まとまりのよい穏やかな尊像の表現は王朝時代の気分を伝えており、当代の基準作として注目されます。[重要文化財]
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【金銅蓮華文華鬘】鎌倉時代13世紀 (銅製・鍛造・鍍金・透彫)滋賀『金剛輪寺』 華鬘は仏堂の中にかけて空間を飾るもので、もとは生花を糸で綴っていましたが次第に金属や木、皮革で代替されるようになりました。本品は銅製・鍍金で華鬘は最も一般的な団扇形を示しています。総角と呼ばれる中央の飾りは、かつて花を綴っていた紐の名残です。[重要文化財]
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【銅鰐口】長野県松本市宮渕出土 平安時代 長保3年1001(銅製・鋳造)鰐口は仏堂や社殿の軒下に吊り下げ、紐で撞き鳴らされる梵音具の一つです。本品は長野県松本市宮渕出土のもので銘文から長保3年に『極楽寺』へ納められたものとわかります。紀年銘のある鰐口としては、現存最古で同時に出土した蝶形磬と合わせ梵音具の基準として重要です。[重要文化財]
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【金銅釣燈籠】安土桃山時代 17世紀(銅製・鍛金・鍍金・透彫)燈籠は神仏に灯明を備えるための用具で本品のように頂部に円鐶を通すものは軒下に吊り下げて用いられました。宝珠形の鈕や花先形の軒先がめくれあがった笠、花先形で三角形を呈する大振りな脚など近代初期の特色を備えています。華やかな趣も時代の気分も伝えています。
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日本の歴史ある陶磁の幅の広さを再認識しました。
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【銹絵観鷗図角皿】《尾形光琳・深省》合作 江戸時代18世紀 京焼陶工を代表する一人、《尾形深省(乾山)》は画家の《光琳》を兄に持ち《野々村仁清》に陶芸を学びました。この皿は兄弟合作の一つで表に中国宗代の詩人《黄山谷》が鷗を眺める様子を《光琳》が軽妙な筆致で描き、裏は《乾山》が銘文を記しています。[重要文化財]
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【色絵獅子鳳凰文有蓋大壺】伊万里 江戸時代18世紀 輸出向けの伊万里金襴手で「沈香壺」と呼ばれる典型的な形の蓋付壺で、この種としては最も大きなタイプです。諫鼓鶏を鈕とし、壺と蓋には区画を設けて鳳凰桐牡丹図と獅子牡丹図を描き、地は濃い染付とし、赤彩や金彩などで豪華に彩っています。かつてはイギリスに伝世していました。
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【白磁象形香炉】平戸 江戸時代~明治時代19世紀
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世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20年を記念で特集されているそうです。
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【銅板鎚出蔵王権現像】奈良県吉野郡天川村 大峯山頂遺跡出土 平安時代12世紀(銅製・鍛造・鍍金)奈良『大峯山寺』《蔵王権現》を浮彫状に表した像です。右手を大きく振り上げ、右足を大きく振り上げた姿は勇壮で躍動感に満ちています。左足に木製の心棒を差して立て礼拝したものと考えられます。打ち出した銅板を前後合わせて製作する技法は大変珍しいものです。[重要文化財]
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『トーハク』は1872年、『湯島聖堂』で開催された博覧会から始まる日本で最も長い歴史をもつ博物館と云う事がわかります。
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1974年、高校生の時に長時間、写真のような行列に並びました。おとなしくスタッフの「立ち止まらないで進んで下さい!」の指示に従って【モナ・リザ】に初めて会いました。まさにこの写真の光景でした。懐かしいです。
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アーチの梁と照明が素敵な雰囲気です。土壁にモザイクタイルが貼られているレトロ感満載のラウンジです。
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ラウンジから茶室『転合庵』と『日本庭園』が見えます。《徳川家康》が開基した『寛永寺』の庭園を再現したそうです。
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日本の北と南の文化が一つのフロアに展示され、改めて文化の違いを再認識させていただきました。
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アイヌ【タマサイ(首飾)】北海道アイヌ 19世紀(ガラス製)
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アイヌ【アットゥシ(樹皮衣)】北海道アイヌ 19世紀(アットゥシ地)
アイヌ【陣羽織】北海道アイヌ 19世紀(絹製) -
アイヌ【アイヌ鍬形】北海道アイヌ 北海道栗山町角田字桜山出土 19世紀(鉄製・銀製)アイヌ語でペラウシトミカムイ(へらをお持ちになる宝の神様)などと云われる古い兜の鍬形を模したもので病気を治す呪具として用いられました。伝世するものはなく、本例も偶然に畑から発掘されました。
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琉球【帷子 浅葱麻地菱繋模様花織】奄美大島 第ニ尚氏時代19世紀(麻 浮紋織)琉球藍で淡い水色に糸を染め、入子菱模様を細かい四角を並べた浮紋織(これを花織ハナウィと称します)で織り出しています。さらに入子菱模様の中心には黒く染め分けた絣糸で十字絣模様を入れています。繊細に技巧が凝らされた涼しげな衣装です。
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琉球【王子婦人大礼服並通常服着装図】第二尚氏時代19世紀(紙本着色)王朝時代の士族の女性の装束を描いています。一番上に着ている着物は紅型だです。
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17保存と修理フロアで『平成館』へ繋がる通路へ一瞬、足が向きそうになりますが体力を考えて『本館』見学に専念しました。笑
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【御産の祷】《安田靫彦》筆 大正3年 1914(絹本着色)『紫式部日記』に着想を得たという作品。《藤原道長》の娘で《一条天皇》の《中宮彰子》初産の様子をダイナミックな構成で描いています。悪魔払いの米を撒く殿上人、憑坐と女房達などが適切に配置されて周到な構図によって描いています。
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【馬】《後藤貞行》作 明治26年1893(木造)《後藤貞行》は『軍馬局』に勤めながら彫刻を学びました。《高村光雲》に師事し、馬の彫刻を得意としました。明治23年1980には『東京美術学校』に転じ、『皇居前広場』に建つ[楠木正成銅像]の馬の原型制作にたずさわりました。徹底した写実表現のために馬の解剖も行ったといいます。
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【鷲置物】《鈴木長吉》作 明治25年1892(銅製・鋳造)シカゴ コロンブス世界博覧会事務局《鈴木長吉》は輸出用工芸品を作った起立工商会社の監督を勤めるなど明治時代を代表する鋳金家です。本品は羽1枚に至るまで精緻に表されており、蝋型鋳造を得意とした真価が発揮された代表作です。明治26年の米国・シカゴ・世界博覧会に出品されました。[重要文化財]
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【芙蓉薔薇鶉蒔絵額】『日本蒔絵合資会社』製 明治25年1892(木製漆塗)シカゴ コロンブス世界博覧会事務局 『日本蒔絵合資会社』は技術者を育成し、海外に日本の蒔絵技術を示す目的で《芝川又平》(1823~1911)により設立されました。本作は鑑賞用の額絵として制作されており、研出蒔絵と高蒔絵を駆使して空間に奥行きをもたらしています。シカゴ・コロンブス世界博覧会出品。
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【頼光大江山入図大花瓶】《横山弥左衛門》作 明治5年1872(銅製・鋳造・象嵌)本品は日本が国家として初めて参加した明治6年1873ウィーン万国博覧会の出品作品です。巨大でありながら精緻という日本工芸の特質をよく表し実に多彩な装飾技法が用いられています。高岡の鋳工《横山孝茂(初代弥左衛門)》《孝純(二代弥左衛門)》親子合作です。
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ミュ-ジアムショップは最後にして階段を上ったフロアから回りました。
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華やかな浮世絵や衣装のカラフルな展示に気分転換しました。
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【小野小町】《鈴木春信》筆 江戸時代18世紀 (中判・錦絵)杜若や河骨に花を咲かせる初夏に水辺で涼をとる女性が描かれています。縁台には煙管が2本見えるので、傍らに誰かいるのかも知れません。上部には「わびぬれば 身をうき草の ねをたへて さそふ水あらば いなんとぞおもふ」という《小野小町》の和歌が記されています。
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【見立玄宗皇帝・楊貴妃】《鈴木春信》筆 江戸時代18世紀中半(錦絵)川辺で憩う若い男女が身を寄せ合い、一管の笛を共に奏でています。この構図の特徴から本図は江戸の町の恋人たちを唐代の《玄宗皇帝》と《楊貴妃》になぞらえて描いている事がわかります。絵師《春信》の巧みな画面作りを示す作品です。
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【小袖 白黒紅染分綸子地熨斗藤模様】江戸時代17世紀(綸子(絹)に絞り・刺繍・摺箔)[重要文化財]
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【美人に蛍】《喜多川月麿》筆 江戸時代19世紀 (大判・錦絵)
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【江戸八景・両国橋夕照】《鳥居清長》筆 江戸時代18世紀(中判・錦絵)江戸名所を描いた揃物の内の一図。画面左手には船の舳先と『両国橋』の橋脚が大きく描かれ、遠景との対比で画中に豊かな奥行を演出しています。よく見れば橋や屋根船には隅田川へ納涼に訪れた人が、ひしめき、小画面ながらも江戸の夏の賑わいが感じられる作品です。
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【江戸名所 両國橋夜景】《渓斎英泉》筆 江戸時代19世紀(間短冊判・錦絵)
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【江戸名所・御茶之水圖】《渓斎英泉》筆 江戸時代19世紀(間短冊判・錦絵)『駿河台』と『湯島台』の溪谷状に流れる神田川。川の上に橋のように架けられているのは神田上水を引く懸樋です。遠景には浮世絵風景画の常套表現ともいえる『富士山』が描き込まれ短冊判という細長い判型に地形の高低や奥行が表現されています。
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【隅田川船遊び】《鳥居清長》筆 江戸時代18世紀(大判・錦絵・3枚綴)隅田川で船遊びを楽しむ男女が描かれています。向こう岸には『三囲神社』の鳥居や『源森橋』さらに『吾妻橋』が見えるので川の西岸から『向島』方面を望んだ景色でしょう。豪華な屋根船の中には四代目《岩井半四郎》ら歌舞伎役者が似顔絵で描かれているのも見どころです。
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【小袖 紅縮緬地藤籬鉄線模様】江戸時代18世紀(縮緬地(絹)に絞り・刺繍・摺匹田)紅で染めた縮緬には縫い締め絞りや鹿の子絞りで藤の葉や蔓、柴を束ねた籬などを白あげにし、藤の花房や鉄線の花を刺繍と型染めによる摺匹田模様を表しています。元禄期の名残も見られますが腰上に藤、腰下に鉄線と籬と分かれた模様は江戸時代中期のデザインの特徴です。
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【小袖 紗綾地雪輪山吹模様】江戸時代19世紀(紗綾地(絹)に友禅染・刺繍・摺匹田)江戸時代中期の町方の女性が着用した小袖でしょう。糸目糊で防染した白あげという技法や暈しを活かした色挿しによって色彩豊かに模様を表します。雪輪の重なる大柄な模様と風にそよぐ山吹の優美な表現が軽快なデザインです。金糸や絹糸の刺繍が色を添えます。
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【振袖 紅縮緬地草花立涌花丸模様】江戸時代19世紀(縮緬(絹)・刺繍)梅・桜・牡丹・桔梗・菊といった四季折々の花を有職模様の1つである立涌の形に枝を配してデザインされた総刺繍の振袖です。紅地に染めた縮緬の振袖は高価な晴れ着であろうと想像されます。公家風の意匠である事から公家の若い娘の衣装でしょう。
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【櫛・簪・笄】江戸時代19世紀(銀細工・蒔絵・鼈甲・木・珊瑚・ガラス等)
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江戸時代になると女性の髪型は結髪が一般的になりました。時代によって流行はありましたが基本的には島田髷や勝山髷(丸髷)をアレンジしたものです。
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髪型が次第に大型化し、それとともに華やかな細工を施した櫛・簪・笄で頭を飾るようになりました。
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根付の展示です。抜粋【4独酌牙彫根付】【6童子鏡開牙彫根付】【7奴蕃藷牙彫根付】【黒奴木彫根付】【布袋唐子木彫根付】
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抜粋【2猿印籠牙彫根付】【1親子虎牙彫根付】【3味噌擦鬼木彫根付】【豆鼠木彫根付】
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抜粋【蛤蒔絵印籠】【牡丹蒔絵印籠】
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【紫式部】《鳥居清長》筆 江戸時代18世紀(大判・錦絵)
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【花菖蒲に白鷺】《歌川広重》筆 江戸時代19世紀(大短冊判・錦絵)歌川豊弘の弟子。役者絵や美人画も描く一方、人の生活を詩情豊かに取り込んだ名所風景画で知られています。花鳥画にも優品が多く作風は四条派の叙情表現の影響もみられます。作品は海を渡り西洋の画家にも影響を及ぼしました。
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【朝顔に鶏】《歌川広重》筆 江戸時代19世紀(大短冊判・錦絵)鶏と朝顔、番傘が画面の右上から左下へすっきりと配置され、絶妙な構図で描かれています。一見、漢詩のように見える賛には万葉仮名で「鳴けばこそ別れをおしめ鶏の音の きこえぬ里の暁もがな」と記されています。鶏の鳴く明け方に別れを惜しむ内容の和歌です。
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【黄蜀葵に瑠璃鳥】《歌川広重》筆 江戸時代19世紀(中短冊判・錦絵)
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【菖蒲に翡翠】《歌川広重》筆 江戸時代19世紀(間短冊判・錦絵)
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細工が素晴らしいので一つひとつの根付に見惚れてしまいました。
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正面のケース内上から【1チェーシャー猫(諸締)笑】【2虫の音】【3親子】【4イカレ帽子屋のお茶会・ヤマネ】【5龍(残念写っていません)】【6孵化する海亀】【7うさぎ】【8午】【9身だしなみ】【10ふしぎの国】
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下のみ【11白河夜船】【12阿吽】
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上から【14燕舞】【15鼠】【16しめじ茸】【17ハロウィン】【18月うさぎ】【19蝸牛】【20鼠 友一 写】【21あっち行け】【22地球儀(諸締)地球儀】【23猿三番叟】【13九尾之狐】【24猪(諸締)猪】【25鳥天狗】
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背面のケース内上から【1虎】【2達磨】【3大海原】【4冬の蜂】【5狼】【6栗】【7眠り猫】【8栗】【9菩薩面】【10蛙と蟻】【11風ひかる】【12カモノハシ(諸締)カモノハシ】【13幽霊】
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【14ネズミにローソク】【15愛し】【16穴熊】【17栗鼠】【18囚われのドラゴン】【19虎】【20鯨】【21龍虎】【22稲雀】【23お福雛】
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下のみ【24狸僧】【25大西洋の悪魔】
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【鳳輦】江戸時代19世紀(木製・漆塗)鳳輦は天皇が行幸の際に用いられる乗り物。屋根の上に皇位を象徴する鳳凰像が立っています。この鳳輦は安政2年(1855)に《孝明天皇》が『新内裏(現在の京都御所)』に遷幸される際や《明治天皇》が東京へ行幸される際に用いられました。移動する際には駕輿丁が肩で轅を担ぎました。
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【腰輿】江戸時代19世紀(木製・漆塗)腰輿は天皇が内裏の中で移動されたり火事などで避難する際に用いられる乗り物。移動する際には腰の辺りまで持ち上げました。敬して御腰輿と記し、オヨヨともよばれました。この腰輿は《孝明天皇》が『内裏』の『神嘉殿』という神殿で【新嘗祭】を挙行される際に用いられました。
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大階段を上からパチリ!
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ステンドグラスが素敵です!
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ステンドグラスの明かりが大理石の壁に映っているので天井の明かり取りも入れてアンティークなライト越しにパチリ!
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一気に縄文・弥生・古墳時代にタイムスリップして行きます。
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【埴輪 猿】伝 茨城県行方市 大日塚古墳出土 古墳時代6世紀(土製)非常に珍しい猿の埴輪です。小猿を背負っていた痕跡が背中にあります。本物の猿同様に顔が赤く塗られ、小猿に目配せするように振り返る様子が表現されています。古墳時代の人々の動物への興味関心を知ることが出来る傑作です。[重要文化財]
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【袈裟欅文銅鐸】愛知県豊川市小坂井伊那松間出土 弥生時代後期1~3世紀(青銅製)
【家形埴輪】群馬県伊勢崎市今井出土 古墳時代6世紀(土製)
【壺形土器】青森県五戸町倉石中市日向出土 縄文時代(後期)・前2000~前1000年(土製)縄文時代後期前半の東北北部では棺に壺形土器が用いられています。本例の胴部は太い隆帯とその内側に沈線で描く渦巻文が描かれています。また赤い顔料で鮮やかに塗られており、シンプルながらも印象的な壺形の土器です。 -
仏像・仏具・経典が展示されていますが撮影禁止がこちらのフロアから増えて来ました。
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【興福寺鎮壇具】奈良・興福寺中金堂須弥壇下出土
奈良時代8世紀 鎮壇とは堂塔を築く際、その土地の神々を鎮め、建物の末永い無事を祈念して行う祭事で、この時に地中に埋める品々を鎮壇具といいます。興隆寺の鎮壇具は明治7年(1874)10月中金堂の基壇から発見されました。中金堂創健時、8世紀前半のものです。[国宝]上から【延金】【金塊】【砂金】【和同開珎銅銭134枚】【和同開珎5枚】【開元通宝銅銭1枚】 -
【興福寺鎮壇具】奈良・興福寺中金堂須弥壇下出土
奈良時代8世紀 [国宝]上から【瑞花双鳳八花鏡】【花枝双蝶八花鏡】【銀葛形裁文飾金具】【金銅脚付杯】【水晶珠】【ガラス玉】【瑪瑙玉】【銀鑷子】【銀匙】 -
贅沢なフロアです。
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【善無畏像(部分)】平安時代11世紀 兵庫一乗寺蔵
[国宝] 撮影禁止なので、こちらをパチリ! -
仏教美術の移り変わりがわかりました。
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【摩尼宝珠曼陀羅図】鎌倉時代14世紀(絹本着色)摩尼宝珠曼陀羅は長寿や繁栄を祈る摩尼宝珠法の本尊です。海中に浮かぶ二層の楼閣の中に緑色の三つの珠(摩尼宝珠)が描かれ、左右の二龍王が護っています。九つの顔を持つ《難陀》(右)が兄、七つの顔を持つ《跋難陀》(左)が弟です。鎌倉時代に遡る貴重な作例です。
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宮廷文化を楽しみました。
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【清水寺縁起絵巻】絵《土佐光信》筆 詞書《三条実香》・《甘露寺元長》筆 室町時代・永正14年1517(紙本着色)平安時代に東国を平定した事を《坂上田村麻呂》が朝廷に報告する場面が描かれています。[重要文化財]
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【清水寺縁起絵巻】絵《土佐光信》筆 詞書《三条実香》・《甘露寺元長》筆 室町時代・永正14年1517(紙本着色)平安時代に東国を平定した《坂上田村麻呂》が『清水寺』を改築する場面『清水の舞台』が描かれています。[重要文化財]
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水墨画の世界を堪能しました。とにかく好き!と思うと撮影禁止で目と心に焼き付ける量が多くて既にオーバーフロー状態です。笑
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【山水図】《伝狩野正信》筆 室町時代16世紀(絹本墨画淡彩)《狩野正信》は室町時代から400年に渡って日本の画壇に君臨した狩野派の始祖です。本図は《正信》の筆と伝えられる山水画で、中国・南宗時代の宮廷絵画様式に基づく端正な筆法が見どころ。各景物の巧みな配置により、画面内に自然な奥行を生み出している点も見逃せません。
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【囲碁観爆図屏風】《伝狩野正信》筆 室町時代16世紀(絹本墨画淡彩)右隻に囲碁をする人々、左隻に滝を眺める人々を巧みな筆致で描いています。ともに中国の知識人の文雅の集いですが画面に繋がりはなく、別々に描かれたものが組み合わされたようです。《狩野正信》は日本最大の画派である狩野派の二代目で流派発展の基礎を確立しました。[重要美術品]
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映像とともに展示されていました。
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【緋欅向付】備前 安土桃山~江戸時代16~17世紀 備前焼に特徴的な緋欅が施されています。緋欅は土の成分と器同士の溶着を防ぐために置かれる藁が焼成中に化学反応をお越し赤い文様となったものです。内面に櫛目状の線を刻み、口縁を1ヶ所窪ませた片口摺鉢の形状で5客が揃う他に類例をみない貴重な作例です。
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海外の方々が興味深く甲冑や刀を眺めていました。
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【足利義教像(模造)】《森田亀太郎(模)》20世紀《瑞溪周鳳(賛)原本》15世紀(紙本着色)〈足利義教〉(1394~1441)は室町幕府の第6代将軍です。本図は足利将軍家に縁のある『妙興寺』に伝来する[足利義教像][重要文化財]の摸本。原本にある禅僧《瑞溪周鳳》の賛、[妙興寺常住]の銘文8代将軍《義政》の花押も丁寧に写されています。
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時代劇等で何気なく見ていた武具も時代とともに進化しているのを再認識しました。
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【総熊毛二枚胴具足】 江戸時代17世紀 兜から胴、袖、草摺、佩楯にいたるまで全身を黒熊毛で覆った当世具足です。兜には繰半月の前立てと耳形の脇立てを飾り、兜の?と面具の垂れは金箔押しの板札を紺、紅、白の組み紐で色々糸威しとしています。熊の力を宿したような圧倒的な存在感と異様な雰囲気を備えています。
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【祝裃 蘇芳色麻地小紋 桔梗紋付】江戸時代19世紀(麻・小紋(染))幼児の祝事に着用する裃でしょう。裃は江戸時代の武家男子の略礼装として用いられますが、それを縮小した形で仕立てられています。肩衣も袴も麻地で鮫小紋と称する細かい模様を型紙で糊置きして染め、家紋は桔梗の三つ紋を白く染め抜いています。
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【陣羽織 緋羅紗地 三ツ葉葵紋付(童子用)】江戸時代18世紀(羅紗(毛織物)・切付)徳川家の三つ葵紋が背中に大きく入った幼児用の陣羽織です。実用の陣羽織は鎧の上に着用しますがが、これは武家の息子の祝事のために特別に誂えました。衿は紺地入子枡鳥羽根模様の金襴。家紋は白綸子によって切付(アップリケ)を施しています。
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大きくてパチリ!する時、頑張りました。笑
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【竹林七賢図襖】《池大雅》筆 江戸時代18世紀(紙本墨画)竹林七賢は、中国の普代に俗世間をさけて山中に隠適し竹林に集ったとされる7人の総称です。リズミカルでのびのびとした筆線で竹に囲まれる七賢と童子三人だけをシンプルに描いています。清らかな空気をただよう本作は沼津の素封家植松家に伝来しました。
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【山水図屏風】《彭城百川》筆 延享4年1747(紙本墨画淡彩) 百川は名古屋に生まれ、中国の明清の絵画や画譜を学び作品を制作した日本文人画の先駆者です。左右隻にそれぞれ《唐伯虎(唐寅)》と《盛茂燁》といった中国画家の筆法に倣って描いたことを記しています。 《大雅》《蕪村》に先駆ける百川の代表作で、南画草創期の大作です。[重要文化財]
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【山野行楽図屏風】《与謝蕪村》筆 江戸時代18世紀(紙本淡彩)三人の旅人は、月の浮かぶ夜明け前の山野を馬に任せるまま進み、四人の老いた高士は、童僕の手を借りながら、清流を越え、急な山道を登る遅々として進まぬ旅をゆくさまが描かれています。中国風の主題を俳趣あふれる描写に置き換えた《蕪村》の代表作の一つです。[重要文化財]
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工芸品の数々の素晴らしさを味わいました。
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【振袖 鼠縮緬地琴棋書画風景模様】江戸時代19世紀(縮緬(絹)的友禅染・刺繍・型染)琴・囲碁・書道・絵画は士君子が嗜む4つの芸術とされています。中国では君子が山間に隠遁して諸芸に親しむ様子が好んで描かれ理想的な生活とされていました。江戸時代にはあえて人物を描かない「留守模様」として着物のデザインにも取り入れられました。
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【打掛 紅綸子地蔓草桧扇模様】江戸時代18~19世紀(綸子・白上がり・刺繡)打掛は秋から冬、春にかけて着用する表地と裏地の間に厚く綿の入った女性の上着です。間着とよばれる着物を着て掛下帯を締めた上に着用しました。模様の様式から武家女性の打掛でしょう。桧扇という王朝好みの雅やかな模様は晴れの日にふさわしい模様です。
【掛下帯 萌葱繻子地牡丹折枝蝶模様】江戸時代・19世紀(繻子(絹)・刺繡)「富貴花」とも百花の王とも称される牡丹は吉祥模様として中国だけではなく日本でも愛好されました。武家女性が打掛の下に着用する掛下帯には様式的な花の折枝模様を豪華に刺繍したデザインが用いられました。金糸や絹糸の輝きが華やかです。 -
【色絵文房具】薩摩 江戸時代19世紀 水滴・文鎮・墨床・筆洗・筆架が揃った珍しい薩摩焼の文房具の一式です。それぞれの用途に合わせ花弁や葉の形などを精巧に形づくり、そこに華やかな色絵と金彩を施しています。明治期に世界で高く評価されることとなる薩摩スタイルを先駆けた作例です。
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【兜飾簪】江戸時代19世紀(銀製・鍍金)
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【葵飾簪】江戸時代19世紀(銀製・鍍金・珊瑚)簪は髪飾具の一つで江戸時代に結髪が技巧化するにつれて高い装飾性が加わるようになりました。流行や禁制による変化がみられ、金銀の歩揺の付く華美なものから洒落のあるものまで多彩な表現がみられます。本品は葵の葉にさくらんぼを重ねた初夏の意匠になっています。
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【柳水車柄鏡】江戸時代18世紀(銅製・鋳造)近世に盛行した柄付きの鏡で鏡背に柳と水車、籠に石を詰めて川岸に置く蛇籠などが波とともに表されています。こうした取り合わせは橋は表されていないものの宇治橋周辺を示す意匠と理解されており、近世初期に流行した柳橋水車図を踏まえていると考えられます。
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主に江戸文化を中心に堪能しました。
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【青緑山水図】《長谷川嵐溪》筆 江戸時代 文久2年1862(絹本着色)嵐溪は越後(新潟)出身の画家で、江戸に出て文人画家である春木南湖に絵を学び、後に仙台の菅井梅関にも師事しました。本作は右上に書かれた款記から故郷である三条に建てたアトリエで中国清時代の文人・画家である王翬にならって描いた山水図であることがわかります。
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【雑花果蓏図】《 椿椿山》筆 江戸時代 嘉永5年1852(絹本着色)輪郭線を用いない没骨法を主として花々や野菜果実を描いた華やかな作品。《 椿椿山》は幕府の槍組同心で中国明清の着色花鳥画を慕い、穏和な花鳥画を得意としました。本作も画面上部に「仿陳道復筆意」とあることから中国画家の《陳淳》の作品に倣ったことがわかります。
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能と歌舞伎は映像とともに展示されています。
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【能面 朝倉尉】《伝小牛》作 安土桃山時代16世紀(木造・彩色)尉面は老人の役を演じる際に用いられますが身分や役柄などによって様々な面が使い分けられます。「朝倉尉」は福井の朝倉家に仕えた福来と称する面打ち師が、木こりや漁師など庶民的な老人を演じるために制作したものです。観世流や宝生流など上懸かりで使用されました。
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【能狂言絵巻(上巻)の内「善知鳥」(複写)】江戸時代18世紀(紙本着色)全3巻からなる能の場面を表した絵巻です。絵巻の金具に表された三つ葉葵紋から徳川家ゆかりのものと考えられます。能を表した上下巻に、中巻には狂言の各場面が描かれ、江戸時代前期における演能の様子がうかがえる資料としても大変貴重なものです。
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【唐織 浅葱地松皮菱花熨斗模様】江戸時代18世紀(唐織(絹))地紋に金箔糸で松皮菱の地紋を入れ、
上紋に桜草を入れた熨斗を織り出した唐織です。現状では、かなり褪色していますが、もともとは色とりどりの絹糸で織り出した模様が鮮やかな衣装だった事でしょう。若い女性役に用いられたと考えられます。 -
ステンドグラスの反射が綺麗です。
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最後はミュージアムショップです。
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トーハクキャラクターグッズの靴下・クリアファイル・絵はがきです。
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[埴輪のペーパークラフト]480円です。
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16:07 柱を額縁に見立てて出口のスロープ上から『上野公園』方向をパチリ!
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横断歩道越しにパチリ!
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噴水広場をパチリ!
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来た時と同じルートで駅へ向かいます。
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『さくらテラス』のエスカレーターもありました。
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16:28 たくさん歩いたので江戸っ子2人が子どもの頃から親しんで来た『みはし』で休憩です。
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上野駅構内の支店に来ました。運良く並ばずに案内されました。その後10組位スタンバイになったのでLUCKYでした。
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〈小倉あんみつ〉760円です。『みはし』オリジナルの〈小倉アイス〉〈四角い餡〉〈黒蜜〉〈柔らかい求肥〉大好きです。
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『TAU -ひろしまブランドショップ』で購入しました。〈マダムハニーのレモンケーキ〉300円〈酒蔵通りの甘酒たると〉330円です。
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『銀座 緑寿庵清水』で購入しました。季節限定の〈白桃〉の金平糖2,808円です。
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あんみつ『みはし』で購入しました。〈豆かん〉480円です。
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上野駅構内『山形産直市』で購入しました。〈米沢牛入りいも煮〉864円です。
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みちのくの漬物〈晩菊〉500円です。
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『ブランジェ浅野屋』で購入しました。〈軽井沢レモネード〉348円です。
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〈バター塩パン〉180円です。
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〈新宿中村屋麻婆カリーパン〉360円です。
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『海苔弁 山登り』で購入しました。〈海苔弁 海〉1,296円です。
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『東京国立博物館』の館内マップです。
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『東京国立博物館』のチケットです。本日19,946歩12.37km歩きました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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