2023/08/10 - 2023/08/10
16位(同エリア40件中)
ゴン太さん
この旅行記のスケジュール
2023/08/10
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徒歩での移動
アパート08:35発・・・08:45ロイカバード・バスターミナル着
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バスでの移動
ロイカバード・バスターミナル08:55発→B476→09:09アルビーネンライテルン・フラッシェン着
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徒歩での移動
アルビーネンライテルン・フラッシェン09:12発・・ハイキング・・10:07地図上1759mの合流着
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徒歩での移動
地図上1759mの合流10:07発・・・ハイキング・・・10:44トレントアルプ着
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徒歩での移動
トレントアルプ10:55発・・・ハイキング・・・11:24地図上2071m地点着
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徒歩での移動
地図上2071m地点11:25発・・・ハイキング・・・11:48地図上2139mの分岐着
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徒歩での移動
地図上2139mの分岐11:50発・・・ハイキング・・・12:30リンダー小屋の南・2310mの丘着
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徒歩での移動
リンダー小屋の南・2310mの丘12:33発・・・ハイキング・・・12:40リンダー小屋着(昼食)
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徒歩での移動
リンダー小屋13:05発・・・ハイキング・・・13:20リンダー小屋ゴンドラリフト駅着
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その他での移動
リンダー小屋ゴンドラリフト駅13:23発→ゴンドラリフト→13:42ゴンドラリフト麓駅着
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バスでの移動
アルビーネンライテルン・フラッシェン14:09発→B476→14:23アルビーネン・チェッス着
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バスでの移動
アルビーネン・チェッス14:25発→B476→14:53ロイカバード・バスターミナル着
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バスでの移動
ロイカバード・BT15:12発→RING-JET→15:17Leukerbad, Dianaバス停着
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徒歩での移動
Leukerbad, Dianaバス停15:17発・・・・・・15:20アパート着
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この旅行記スケジュールを元に
旅行10日目。(ハイキング7日目。) 本日は宿泊地のロイカバード(Leukerbad)からバスでアルビネンライテルン(Albinenleitern)へ。ゴンドラリフトを使わずにそこから「くだらぬハイキング」を開始。トレントアルプ(Torrentalp)の集落を経由してリンダー小屋(Rinderhütte)までハイキングし昼食。復路はゴンドラリフトでアルビネンライテルン(Albinenleitern)まで下りバスでロイカバードまで戻る。
本日のハイキングの実写(GoProによるウエアラブル動画:27分26秒のダイジェスト版)のyoutubeリンクは
https://youtu.be/9bislxCr-qc
(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)
※画面がかなり揺れるため、小さめのモニターで視聴されるか、画面から少し離れた位置から視聴されることをお勧めする。
※※一部無音の部分があるが、音声を削除している箇所で、エラーではない。
本日のハイキングコースの3D軌跡(GPSデータを3Dマップ上の走行軌跡動画にしたもの)のリンクは
https://www.relive.cc/view/vPOprQed3Rq
(動画のすぐ右下の「使用したルートを見る >」をクリックすると、角度や視点を変えてコース周辺を見ることができる。)
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07:48 昨日は朝がとても早かったので、変化をつけて今朝はゆっくりと起床。天気は朝から快晴だ。
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07:48 今日はリンダー小屋(Rinderhütte)までの「くだらぬ」ハイキングをすることにした。というのはスイスの掲示板でお世話になっているO氏が昨年リンダー小屋からトレントホルン山頂まで往復してヴァイスホルンを眺めたブログ記事を読み、自分もトレントホルンからヴァイスホルンを眺めてみたくなった。しかしリンダー小屋とトレントホルン山頂の標高差は650m以上もあり、昨日ずいぶん下ったこともあって、今日は登りは良いが下りはやりたくない。
さらにはO氏に教えていただいた「Mountains Explorer」を使って確認してみたところ、リンダー小屋付近からでもヴァイスホルンが見えるようだ。そこで今日はゴンドラリフトの麓駅からリンダー小屋までを登るだけの「くだらぬハイキング」をしようと決めたのだ。 -
08:36 08時35分にアパートを出発。ロイカーバード・バスターミナルに向かう。雲一つない快晴で裏山の Leeshörner 2974m も美しい。
08時45分にロイカーバート・バスターミナルに到着。08時55分発のバス476・アルビーネン・チェッス(Albinen, Tschäss)行きに乗車する。(写真は2枚を合成。) -
09:09 1532m バスは09時09分にリンダー小屋に上るゴンドラリフト麓駅に隣接するアルビーネンライテルン・フラッシェン(Albinenleitern, Flaschen)バス停に到着。バスの後ろの方には「LEUKERBAD QUELLE ZUM GLUECK(ロイカバード・幸せの源)」と書かれている。このバスも村内バス(RING-JET)同様ロイカバード宿泊者に与えられるゲストカード(LBC+Pass)でもGAトラベルカードでも無料で乗車できる。
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09:14 1536m バス停のすぐ西・ゴンドラリフト麓駅の手前にある道標。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。今日登るのはこの道標の方向、トレントアルプ(Torrentalp)を経由してリンダー小屋(Rinderhütte)までのコースタイムが2時間40分のコースだ。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。スイスの掲示板でお世話になっているY氏はリンダー小屋からここまで歩いて下りてきて、さらにこちらの道標の方向・ロイカバードまで歩かれたとのこと。健脚だなあ。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。アルビーネン(Albinen)経由でガムペル(Gampel)まで、ローヌ谷沿いの高台を歩く、景色の良さそうなハイキングコースもある。
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09:15 1540m 正面(北)にゴンドラリフト (Torrentbahn)の乗り場が見える。ハイキングコースはこの手前をぐるっと右(南)に180度近く曲がる。
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09:19 1542m 簡易舗装された道を100mほど南に登ると左に折れる小道がハイキングコースだ。
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同時刻・同地点。ゴンドラリフトの麓駅を振り返って撮影。麓駅の右隣の建物はHotel-Restaurant Flaschen。
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09:19 1542m 道標に従って左(東)のハイキングコースに入る。ホテルの南側は子どもの遊び場となっている。奥にはゴンドラリフトが動いているのが見える。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。
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09:20 1547m ハイキングコースは南へ向かって森に入った後、向きを変えて北東方向へと登っていく。
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09:45 1703m 森の中を150mほど登るとゴンドラリフトの下をくぐる。後ろの山は今朝も出掛けに見たアパートの裏山の Leeshörner 2974m だ。
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09:49 1721m ゴンドラリフトをくぐるとやがて冬はスキーのゲレンデになっているらしき草地に出る。正面やや左(北北東)の森の上にアルテルス(Altels) 3630m が頭を出している。
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同時刻・同地点。アルテルスをアップで撮影。早くも雪化粧をしている。
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09:53 1740m さらに5分ほど登ると左にグローセス・プラッターホルン(Grosses Plattenhorn) 2855m、右にリンダーホルン(Rinderhorn) 3449m が見えてきた。
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同時刻・同地点。リンダーホルンをアップで撮影。
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同時刻・同地点。西を望むとトルーベルストック(Trubelstock) 2999m の独特な山容が見えた。
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09:54 1740m ジープ道に突き当たるので右(南)に曲がってジープ道をしばらく歩く。ここはマウンテンバイクロードと共用になる。
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同時刻・同地点。道標を別角度から撮影。
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10:02 1753m 南方向の展望が開けて、ローヌ谷越しの山々がきれいに見える。
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同時刻・同地点。アローラの北東にあるダン・ド・ペロック(Dent de Perroc) 3676m をアップで撮影。
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同時刻・同地点。その西(右)にはグリンメンツ滞在時に登った、左の平たい頭のロック・ドルジヴァル(Roc d'Orzival) 2854m とすぐ直下から見上げたギザギザ頭のベック・ド・ボッソン(Becs de Bosson) 3149m が見える。
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同時刻・同地点。さらに西(右)、左のトンガリがヴイソワの西に聳えるラ・ブリンタ(La Brinta) 2659m、中央のヴァッソン氷河(Glacier de la Vouasson)の上がアローラとディ湖の間に位置するポワント・ド・ヴアッソン(Pointe de Vouasson) 3490m、右の四角いトンガリが ベック・ド・ボッソンの西にあるラ・マヤ(La Maya) 2916m。天気が良いのでかなり遠くまで見渡せる。これならヴァイスホルンも期待できるぞ!
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10:07 1761m やがてジープ道は地図上1759mの地点で左からの自動車道路と一度合流するが、すぐにまたハイキングコースは分かれる。写真では自動車道路の左上の木でちょうどイルホルン(Illhorn) 2727m が隠れてしまっていて残念だ。(写真は2枚を合成。)
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同時刻・同地点。合流地点にある道標をアップで撮影。道標の下にはハイカーとマウンテンバイカーとの絵とともに「(お互いを)尊重して!」と3ヶ国語で書いてある。
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10:08 1759m 自動車道路と合流してから50mも進まないうちにハイキングコースは左に分かれる。(写真は2枚を合成。)
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同時刻・同地点。自動車道路との分岐にある道標をアップで撮影。
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10:10 1766m また間もなく森に入っての登りになるが、その前に展望が開ける。
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同時刻・同地点。南南東には(左)ドーム(Dom) 4546m と(右)テッシュホルン(Täschorn) 4491m が今日は初めてお目見えだ。
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同時刻・同地点。その南(右)には写真の中央左のピラミッドがインナース・シュテリホルン(Inners Stellihorn) 3410m で右の猫の耳のように見えるのがブルネックホルン(Brunegghorn) 3833m。どちらもヴァイスホルンの近くの山なので、ますます期待大だ。
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同時刻・同地点。さらに南(右)・ほぼ真南の峰々。中央のうっすらと消滅しかかっているベッラトーラ氷河(Bella Tora Gletscher)の左上がベッラトーラ(Bella Tora) 3025m で氷河の右上がロートホルン(Rothorn) 2998m だ。ベッラトーラはスイスの3000m峰のうちでは簡単に登れる山の一つで、ケーブルカーで上ったティニューサ(Tignousa)から登ったことがある。
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同時刻・同地点。おっと!南東には(写真の中央右の白い山の)モンブラン(Mont Blanc) 4807mと(モンブランから左に3つ目のピークの)グランド・ジョラス(Grandes Jorasses) 4208m も見えている!
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同時刻・同地点。モンブランをアップで撮影。この高さから見えるとは思っていなかったな。
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10:14 1766m 森に入る直前に道が分かれる。道標が示していない上への道・柵の中へと進む。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。ここは気をつけないと間違いそう。
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10:27 1831m 森の中を10数分歩くと道標と左手に分かれる道がある。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。
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同時刻・同地点。道標を別角度から撮影。直進しても左に折れても目指すトレントアルプ(Torretalp)に着くと書かれているが、左のコースはゴンドラリフトの中間駅(Torrentalp)を経由してトレントアルプの集落に着く道。ゆえにここは直進する。
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10:42 1898m 森の中を150mほどを登ると、森を抜けて周囲が明るくなる。上に何軒かの建物が見えた。トレントアルプの集落だろう。
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同時刻・同地点。建物をアップで撮影。スイス国旗が掲げられているので、レストランか宿泊施設かもしれない。
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10:44 1908m 集落の直下から登ってきた南西側を眺めると、そこには絶景が待っていた。まず目につくのはモンブラン(Mont Blanc) 4807mから西の峰々。(写真は2枚を合成。)
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同時刻・同地点。モンブランをアップで撮影。雲が切れてはっきりと見えるようになった。
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同時刻・同地点。南南西にはヴェルビエール滞在時に何度も望んだグラン・コンバン(Grand Combin)の主峰・コンバン・ド・グラフェネール(Combin de Grafeneire) 4314m も見える。
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10:44 1932m 最後の辛い登りを登りきってトレントアルプ(Torrentalp)の集落に入ったたところにある道標。
ここまでコースタイム1時間15分のところに1時間30分を要した。 -
同時刻・同地点。 十字架のある小さな広場兼展望台で景色を眺めならが小休止とする。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
この集落のアルプはすばらしく美しい。ここに泊まってみたいな。
※トレントアルプの集落から周囲360度を撮影した動画のリンクは
https://youtu.be/vWV1COWv94M
(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。) -
10:55 1933m 小休止の後、リンダー小屋を目指してハイキングを再開する。集落内からハイキングコースに出る道が難しい。集落を北西に向かうとすぐに分岐がある。
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同時刻・同地点。分岐の道標をアップで撮影。ここを右(東)に行きたくなるが、ぐっと我慢して左(西)に進む。
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同時刻・同地点。道標の裏(北側)に廻って撮影。地名と標高が書かれているので、こちら側が正面なのだな。
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同時刻・同地点。道標を別角度からアップで撮影。この道標が示している方向(西)に進む。
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10:59 1940m すると50mほどで次の分岐に出るので、ここを右(東)へ曲がる。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。
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同時刻・同地点。ここからは広くて歩きやすい砂利道。「Panoramaweg」という名前がついているがハイキングをするにはちょっと・・。リンダー小屋に上るゴンドラリフトを見上げる同行者。
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11:08 1987m 砂利道を10分ほど歩き、集落の上に出ると前言撤回、「Panoramaweg」と名乗るだけのことはあって、西側の展望がますます良くなる。
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同時刻・同地点。またもやしつこくモンブラン。
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11:17 2031m 登ってきたコースを振り返って撮影。リンダー小屋に上るゴンドラリフトの後ろ・西北西に見える白い山はシュバルツホルン(Schwarzhorn) 3105m、先日登ったレンメレン小屋の真南に見えた山だ。左下にはさきほど通ってきたトレントアルプの集落が見える。
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11:22 2054m 南に向かってゆるやかに登ること5分。「見えたー!」、ヴァイスホルン(Weisshorn) 4505m が今日初めてようやくここから見えた!!
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同時刻・同地点。嬉しくなってヴァイスホルンをアップで撮影。ここからだとヴァイスホルン、その右の尖ったグラン・ジャンダルム(Grand Gendarme) 4329m、左のビスホルン(Bishorn) 4151m の位置関係が良くわかる。
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11:24 2065m 地図上2071m地点でハイキングコースは大きく左にカーブし、進行方向を東から北に変える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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11:26 2073m ミシャベルの峰々も美しい。
※地図上2071m地点から撮影したアルプスの峰々の動画のリンクは
https://youtu.be/p1MQOcBVFxA
(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。) -
同時刻・同地点。左からナーデルホルン(Nadelhorn) 4327m、シュテックナーデルホルン(Stecknadelhorn) 4241m、ホ―ベルグホルン(Hobärghorn) 4219m、そしてドーム(Dom) 4546m とテッシュホルン(Täschhorn) 4491m。雲が湧いてきているがピークはしっかりと見えている。
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11:30 2077m 南東方向にバルフリン氷河(Balfrin gletscher)とその右のバルフリン(Balfrin) 3795m。
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同時刻・同地点。しつこいようだが、その右にナーデルホルン(Nadelhorn) 4327m、シュテックナーデルホルン(Stecknadelhorn) 4241m、ホ―ベルグホルン(Hobärghorn) 4219m、そしてドーム(Dom) 4546m とテッシュホルン(Täschhorn) 4491m。
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同時刻・同地点。その右・ほぼ南に(左)ブルネッグホルン(Brunegghorn) 3833m から(右)ヴァイスホルンまで。(写真は2枚を合成。)
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同時刻・同地点。その右・真南に頭だけ出しているのはダン・ブランシュ(Dent Blanche) 4357mだと思う。
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同時刻・同地点。さらに右・南南西方向にコンバン山群。(写真は2枚を合成。)
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同時刻・同地点。南西にモンブラン山群。(写真は2枚を合成。)
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11:38 2114m 進行方向の正面(北)を望むとゴンドラリフトのリンダー小屋駅(Rinderhütte)の背後にリンダーホルン(Rinderhorn) 3449m の白い姿が見える。その左はグローセス・プラッターホルン(Grosses Plattenhorn) 2855m だ。
この先でハイキングコースはまたもや北から南へと進行方向を変える。 -
同時刻・同地点。今日のハイキングのゴールであるリンダー小屋駅とリンダーホルンをアップで撮影。
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11:48 2143m 地図上2139mの分岐に到着。ここからハイキングコースはまたもや進行方向を変え、北に向かって進む。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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同時刻・同地点。道標がある。
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同時刻・同地点。道標をアップで撮影。
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同時刻・同地点。道標を別角度からアップで撮影。
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同時刻・同地点。ここから眺めるヴァイスホルンもいいなあ。
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同時刻・同地点。この場所は今日のハイキングコースの中で最も見晴らしが良く、多くのハイカーがここで昼食を食べている。同行者が南東~南西方向を撮影。写真中央の山がイルホルン(Illhorn) 2717m。(写真は2枚を合成。)
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11:50 2142m 草を喰む牛を眺める同行者。我が家もここで昼食にしようと思ったのだが、適当な場所は全て先着のハイカーに占められてしまっている。仕方がないのでもう少し登ってから景色の良いところで食事にしようと再び歩き出す。
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11:55 2149m ところがその先はシャフベルグ(Schafberg)の南西の尾根が張り出していて、南側の展望が全く効かない。
このあたりの砂利道を何人ものマウンテンバイカーが上り下りしている。下りを歩くハイカーにも多く出会うようになる。子供連れ・犬連れ・シニアに人気のコースのようだ。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。) -
12:17 2252m 「どこか景色の良いところで昼食を。」と思っているうちにリンダー小屋が見えてきてしまった。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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12:22 2273m 中央の丘にこの後で登ることになる。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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12:26 2289m 写真はSchwalbennestに登る冬季用チェアリフト麓駅手前の管理棟?に貼ってある道標。O氏やY氏はここからラウヘルンアルプ(Lauchernalp)まで長距離を歩かれたのだな。
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12:30 2310m チェアリフト麓駅の南西に景色が良さそうな地図上2310mの小高い丘があったので登ってみる。残念ながら景色の良い南側は足元が切れ落ちているためか立入禁止だった。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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同時刻・同地点。南東方向には登ってきたジープ道が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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12:31 2310m 丘から北方向・リンダー小屋を見下ろす。小屋と言ってもロープウエイとゴンドラリフトの大きな駅だ。小屋の右の山はリンダーホルン(Rinderhorn) 3449m、その右がアルテルス(Altels) 3630m、右端の白い山はバルムホルン(Balmhorn)
3698m だ。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。) -
12:32 2311m 仕方がないので身長151cmの同行者が標高4505mのヴァイスホルンの頭をナデナデしているところを撮影。おっと、ヴァイスホルンの右にツィナールロートホルン(Zinalrothorn) 4221m のピークが見えている!
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12:35 2299m 丘の上にも食事に適当な場所がないので、リンダー小屋のゴンドラリフト駅を目指して下る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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12:38 2311m 丘から下り、ゴンドラリフトのリンダー小屋駅の南を廻り、ゴンドラリフトの鉄塔をくぐってからひと登りしてリンダー小屋駅の下に入る。写真中央右手の管理小屋の前に座って昼食にする。ここまでコースタイム2時間40分のところ、3時間24分を要した。(写真はGoProの動画から抜き出したもの2枚を合成。)
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同時刻・同地点。 リンダー小屋の南にある道標。道標の左にはミシャベルの山々、道標の右にはヴァイスホルンとツィナールロートホルン。絶景!
※リンダー小屋の南から撮影したアルプスの峰々の動画のリンクは
https://youtu.be/3pufhJNRslA
(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。) -
同時刻・同地点。道標をアップで撮影。O氏が登ったトレントホルン(Torrenthorn)はここから登り2時間。行ってみたかったけれど、下りが・・。
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12:40 2315m 昼食場所はゴンドラリフトの目の前。ゴンドラリフトは12時15分から13時15分までは昼休みで運行していない。2つのゴンドラの間にモンブラン(Mont Blanc) 4807m が見える。
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12:42 同地点。南に見えるツィナールロートホルン(Zinalrothorn) 4221m をもう一度アップで撮影。
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13:04 同地点。昼食後に峰々を写している私を同行者が撮影。それにしてもすばらしい景色だ。
※リンダー小屋の下から撮影したアルプスの峰々の名前付き動画のリンクは
https://youtu.be/Vcn9RP9MOmM
(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。) -
13:11 2323m 昼食後、小屋の北側に廻ってみる。写真中央(東北東)に見える灰色がかった山が去年O氏が登られたトレントホルン(Torrenthorn) 2998m だろう。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)
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同時刻・同地点。 小屋の北方向の峰々を撮影。写真左の山がグローセス・プラッテンホルン(Grosses Plattenhorn) 2855m、赤い屋根の建物の右上がリンダーホルン(Rinderhorn) 3449m、その右のピークが白い山はアルテルス(Altels) 3630m、一番右の白い山がバルムホルン(Balmhorn) 3698m だ、(写真は2枚を合成。)
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同時刻・同地点。リンダー小屋のロープウエイ・ゴンドラリフト・レストランの建物。上に書いてある「標高2350m」は盛り過ぎ。2310-20mというのが真実だが・・。
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13:23 リンダー小屋からの下山はロープウエイでロイカバードの村はずれに直接下りそこから歩くか村内バス(RING-JET)に乗る方法とゴンドラリフトで往路に利用したアルビーネンライテルン・フラッシェン(Albinenleitern, Flaschen)バス停からバス476に乗る方法がある。バスへの接続の良さ(のはずだった)と景色の良さを考慮してゴンドラリフトで下ることにする。
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13:31 ゴンドラリフトよりヴァイスホルンを撮影。雲が湧いてきた。
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13:32 同じくミシャベルの峰々を撮影。こちらは雲でほとんど見えなくなってしまった。
ここからちょっとしたハプニング。スイス国鉄の時刻表ではRinderhütteからAlbinenleitern (Torrentbahn)までのゴンドラリフトの所要時間が「10分」と示されている。そして我が家は13時40分発のバス476ロイカーバート・バスターミナル行きに乗車するつもりで、余裕を持って2つ上の写真のように13時23分にはゴンドラリフトに乗り込んだ。だが、10分経過した段階で麓駅はまだまだずーっと下・・。「おかしい。間に合わない。」と言っているうちにバスが到着し、そして目の前で出発して行ってしまった。結局、麓駅に着いたのは13時42分、ゴンドラリフトが19分もかかったのだ。(もしかしたら所要10分というのは繁忙期に高速運転をしている場合の所要時間で、普段はもっとゆっくりと運転しているのかもしれない。)とにかく下山の際にこのゴンドラリフトを利用する場合には注意が必要だ。 -
13:55 1時間に1本のバスに乗り遅れ、バス停でうなだれる自分をおもしろがって?同行者が撮影。
ピンチをチャンスに利用する?自分はこれ幸いにと反対方向に向かう14時09分発のアルビーネン・チェッス(Albinen, Tschäss)行きに乗車し、終点に14時23分着。そのまま14時25分発の折り返しのバスでロイカーバート・バスターミナルに14時53分に到着。Migrosで買い物をした後、15時12分発の村内バス(RING-JET)で15時17分にLeukerbad, Dianaバス停着。15時20分にアパートに戻った。
GPSによれば、本日のハイキングは歩行距離 7.1km。歩行時間 3時間42分。(昼食時間を除く。) 最高高度 2331m。上昇 799m・下降 0m。累計高度は上昇 942m・下降 146m。
※本日、GAトラベルカードで割り引きになった路線と金額:
Torrentbahn 片道料金が半額で 16.0CHF の割り引き。
(Leukerbad-Albinenleitern (Torrentbahn)のバス476はゲストカードでも無料のため計上せず。)
合計16.0CHF。
本日の感想として、手軽な短時間コースの割に、特にトレントアルプから上部は景色が非常にすばらしく、なかなかの「穴場コース」だと思った。(子供連れ・高齢者のヨーロッパ人ハイカーがたくさん下っていたので穴場ではないのだろうが。)トレントホルン山頂からの景色はさらに峰々が見渡せて、よりすばらしいものなのだろうが、体力と技術に自信がなければこのコースでも十分に景色が堪能できるのでは、と思う。
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この旅行記へのコメント (4)
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- なおなおさん 2024/06/23 14:02:29
- 夢のような下らぬハイキング♥♥♥
- ゴン太様、素晴らしい!の一言に尽きます!!!全くくだらなくない『下らぬハイキング』は大成功でしたねー。トップの写真なんて、本当に見ているだけで夢のようです。『リンダー小屋の南にある道標』はヴァイスホルンとツィナールロートホルンを繫ぐ『夢の吊り橋』のようでうっとりを通り越して…息苦しくなって来ちゃいます。あらら、苦しい…と思ったら、あまりの感動に息を止めていました。(笑)
奥様に『いーこ、いーこ』されているヴァイスホルン様…クールなヴァイスホルン様が少し照れていらっしゃるみたいに見えます♥アングルの素晴らしさと言い、その美しさと言い、これ以上の抜群の機会はそうそうないんじゃないでしょうか!嗚呼!素敵すぎて早速、スマホのホーム画面&ロック画面にしちゃいました。コレで1日に何度も拝めますから…うふふー♥
ゴン太様は愛しのヴァイスホルン様を、東西南北の全方向から眺めたことがあるのでしょうか?私の夢は愛しのマッターホルン様のお姿を東西南北から仰ぎ見ることです。今の所『北』と『東』側のみなので(やや北西もありますが…)必ず制覇したいです!!!南はチェルビニアですが、『西』はどこになるのかな?ご存知ですか?ロイカーバートも未踏の地ですし、『下り苦手仲間』としましては、是非とも『ロイカーバート⇒ゲンミ峠』のジグザグ下らぬコースにチャレンジしたいと思っています!!!
追伸
6月のアップはもうないとのことですが、7月を楽しみにしていまーす!(圧、圧、圧、笑)
- ゴン太さん からの返信 2024/06/23 18:26:06
- Re: 夢のような下らぬハイキング♥♥♥
- なおなお様、お休みでお忙しい中、コメントをありがとうございました。ミーハーな我が家(特に私)はついやっちゃうんですよね、「山頂いーこいーこ」とか、よく皆さんがやっておられる「シンガポールのマーライオンの水飲み」とか(恥)。一時期は山や氷河を背景に同行者をジャンプさせてその瞬間を撮る、なんてこともやっていました。ハイ、スイスに行くと頭の中は幼児です。でもスマホのホーム画面は大げさですよお、そんなに良いものではありません。
ご質問のヴァイスホルン、あらためて地図を見てみましたが、東西と北からは間違いなく眺めているのですが、意外と真南は記憶にないような。ツェルマットのクライン・マッターホルンが真南に位置しているのですが、あそこに上ったのは初めてスイスを訪れた1999年の一度だけで、まだフィルムカメラの時代だったのでデータが残ってないのです。(おそらく実家の倉庫内にカビが生えた写真はあるのでしょうけど。)ガンデック小屋やトロッケナ―シュテークの上あたりからも見えていたはずなのですが、あのへんでは東-南-西の展望ばかりを気にしていたので、北方向の記憶が全くないんですよねえ。もったいないことをしてしまいました。
マッターホルンはこの夏におーと様が西と南を制覇されるのではと思っています。楽しみですね。
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- おーとさん 2024/06/23 05:29:04
- 最高のお天気でしたね
- 「下らない」ハイキング、全く「くだらなくない」です! 距離のある高峰群をこれだけスッキリ眺められれば大満足でいらっしゃったことでしょう。我が家はトレントホルン山頂まで登りましたが、頭上は快晴でも山々は雲に隠れてしまって殆どダメでした。トレントホルンに登頂すれば、ユングフラウ方面まで見渡せるという利点はありますが…。
トレントアルプ~リンダー小屋間のゴンドラリフトはマウンテンバイク御用達という印象でしたけど、ゴン太さんがお歩きになった道はマウンテンバイクのコースから離れていて、バイカーに邪魔されることも余り無さそうですね。
- ゴン太さん からの返信 2024/06/23 18:02:48
- Re: 最高のお天気でしたね
- おーと様、スイスご滞在中でお忙しい中、コメントをありがとうございます。おっしゃるとおり、この日は遠方の見通しがとても良く、予想以上に楽しいハイキングができました。(実はおーと様が登られたトレントホルン往復を計画していましたので)このコースは歩く予定になく、地図も用意していなかったので手書きの地図だけで歩いた、というマイナーコースだったのですが、ヨーロッパのハイカーはエネパの良いコースを本当によくご存知のようで、多くの家族連れにすれ違いました。
夏の高山は昼が近づくと雲が湧いてしまいますよね。その点、早起き得意!(笑)の我が家はこの日ちょっぴり得をしたのかもしれません。実際にこの翌々日、ヴィスパーテルミネンからチェアリフトでギヴに上ったのですが、高をくくって出発時間を予定より1時間半遅らせたら、10時少し前に到着した際にもうヴァイスホルンは雲で見えなくなっていました。
マウンテンバイクの件、最後に数分載せたゴンドラリフトからの動画をよくご覧いただくと、下のコースでマウンテンバイカーがぴょんぴょん飛び跳ねながら高速で下っているのが見えます。(当日は撮影していて全く気が付きませんでした。)あれではゴンドラリフト直下のコースは怖くて歩けませんねえ。
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