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旅行9日目。(ハイキング6日目。) 本日は始発のバスで宿泊地のロイカバード(Leukerbad)を出発し、ロイク(Leuk)駅から列車でブリーク(Brig)駅へ。ブリーク駅でゴンド・教会(Gondo, Kirche)行きポストバスに乗車、シンプロン峠(Simplonpass)手前のシャルベット(Schallbett)バス停で下車し、ハイキングを開始。往路はメーダーアルプ(Mäderalp)からボドマー谷(Bodmertälli)を登り、メーダーホルン(Mäderhorn)の西尾根直下、メーダーホルン、メーダー峠(Mäderlicke)を経由してモンテ・レオーネ小屋(Monte-Leone-Hütte SAC)で昼食。復路はノーマル・ルートでシャルトヴァッサー谷(Chaltwassertälli)を下り、シンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)の一つ先のシンプロン・モンテレオーネ(Simplon, Monte Leone)バス停までのハイキング。そこからブリーク行きのポストバスに乗り、ブリークからロイク経由でロイカバードまで戻る。<br /><br />本日のハイキングの実写(GoProによるウエアラブル動画:38分01秒のダイジェスト版)のyoutubeリンクは<br />https://youtu.be/88u0GyEAE5w<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)<br />※画面がかなり揺れるため、小さめのモニターで視聴されるか、画面から少し離れた位置から視聴されることをお勧めする。<br />※※一部無音の部分があるが、音声を削除している箇所で、エラーではない。<br /><br /><br />本日のハイキングコースの3D軌跡(GPSデータを3Dマップ上の走行軌跡動画にしたもの)のリンクは<br />https://www.relive.cc/view/vQvxzLeVWB6<br />(動画のすぐ右下の「使用したルートを見る &gt;」をクリックすると、角度や視点を変えてコース周辺を見ることができる。)<br />

2023年スイス(ロイカバード・ゲッシェネン)旅行9日目2023年8月9日(水) シャルベット~モンテ・レオーネ小屋~シンプロン ハイキング

18いいね!

2023/08/09 - 2023/08/09

1位(同エリア7件中)

ゴン太さん

この旅行記のスケジュール

2023/08/09

  • アパート05:40発・・・05:51ロイカバード・バスターミナル着

  • ロイカバード・バスターミナル06:01発→B471→06:35ロイク駅着

  • ロイク駅06:41発→IR90→07:02ブリーク駅着

  • ブリーク駅07:18発→B631→07:52シャルベットバス停着

  • シャルベットバス停08:02発・・・ハイキング・・・08:54 地図上2185mの分岐着

  • 地図上2185mの分岐08:54発・・・ハイキング・・・09:19 地図上2307mの分岐少し手前着

  • 地図上2307mの分岐手前09:19発・・・11:12 地図上2830mメーダーホルン西の尾根直下着

  • メーダーホルンの西の尾根直下11:15発・・・ハイキング・・・11:20 メーダーホルンの西の尾根着

  • メーダーホルンの西の尾根11:20発・・・ハイキング・・・11:31 メーダー峠着

  • メーダー峠11:32発・・・ハイキング・・・11:52 モンテ・レオーネ小屋着(昼食)

  • モンテ・レオーネ小屋12:30発・・・ハイキング・・・12:53 メーダー峠への分岐・2789m着

  • メーダー峠への分岐・2789m12:53発・・・ハイキング・・・13:33 1本目の橋・2528m着

  • 1本目の橋・2528m13:33発・・・ハイキング・・・14:35 6本目・最後の橋・2226m着

  • 6本目・最後の橋2226m14:35発・・ハイキング・・15:13 シンプロン・ホスピッツバス停着

  • シンプロン・ホスピッツ15:13発・・15:21 ハイキング・・シンプロン・モンテ・レオーネバス停着

  • シンプロン・モンテ・レオーネバス停15:59発→B631→16:45 ブリーク駅着

  • ブリーク駅16:57発→IR90→17:15ロイク駅着

  • ロイク駅17:38発→B471→18:09ロイカバード・バスターミナル着

  • ロイカバード・バスターミナル18:09発・・・18:20アパート着

この旅行記スケジュールを元に

旅行9日目。(ハイキング6日目。) 本日は始発のバスで宿泊地のロイカバード(Leukerbad)を出発し、ロイク(Leuk)駅から列車でブリーク(Brig)駅へ。ブリーク駅でゴンド・教会(Gondo, Kirche)行きポストバスに乗車、シンプロン峠(Simplonpass)手前のシャルベット(Schallbett)バス停で下車し、ハイキングを開始。往路はメーダーアルプ(Mäderalp)からボドマー谷(Bodmertälli)を登り、メーダーホルン(Mäderhorn)の西尾根直下、メーダーホルン、メーダー峠(Mäderlicke)を経由してモンテ・レオーネ小屋(Monte-Leone-Hütte SAC)で昼食。復路はノーマル・ルートでシャルトヴァッサー谷(Chaltwassertälli)を下り、シンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)の一つ先のシンプロン・モンテレオーネ(Simplon, Monte Leone)バス停までのハイキング。そこからブリーク行きのポストバスに乗り、ブリークからロイク経由でロイカバードまで戻る。

本日のハイキングの実写(GoProによるウエアラブル動画:38分01秒のダイジェスト版)のyoutubeリンクは
https://youtu.be/88u0GyEAE5w
(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)
※画面がかなり揺れるため、小さめのモニターで視聴されるか、画面から少し離れた位置から視聴されることをお勧めする。
※※一部無音の部分があるが、音声を削除している箇所で、エラーではない。


本日のハイキングコースの3D軌跡(GPSデータを3Dマップ上の走行軌跡動画にしたもの)のリンクは
https://www.relive.cc/view/vQvxzLeVWB6
(動画のすぐ右下の「使用したルートを見る >」をクリックすると、角度や視点を変えてコース周辺を見ることができる。)

  • 05:42 今朝はこの夏一番の早起きをして、アパートを05時40分に出発。ロイカバードのバスターミナルに向かう。夏とは言えまだ暗く、写真がブレてしまっている。

    05:42 今朝はこの夏一番の早起きをして、アパートを05時40分に出発。ロイカバードのバスターミナルに向かう。夏とは言えまだ暗く、写真がブレてしまっている。

  • 05:51 ロイカバード・バスターミナルに到着。我が家以外に人影は無いが、バスは乗車できる状態で待機してくれている。その後、我が家の他に2人が乗車した。

    05:51 ロイカバード・バスターミナルに到着。我が家以外に人影は無いが、バスは乗車できる状態で待機してくれている。その後、我が家の他に2人が乗車した。

  • ロイカバード・バスターミナル06時01分発の始発バスに乗車。

    ロイカバード・バスターミナル06時01分発の始発バスに乗車。

  • 06:19 ローヌ谷の先の山にようやく朝日が登ってきた。バスは06時35分にロイク(Leuk)駅に到着。06時41分発のIR90に乗車し、07時02分に終点のブリーク(Brig)駅で下車する。<br />

    06:19 ローヌ谷の先の山にようやく朝日が登ってきた。バスは06時35分にロイク(Leuk)駅に到着。06時41分発のIR90に乗車し、07時02分に終点のブリーク(Brig)駅で下車する。

  • 07:04 ブリーク駅の駅舎を出てバス停に向かう。ブリーク駅では相変わらずマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB:matterhorngotthardbahn)のホームは駅舎の外に位置している。ちょうど12番線ホームに07時48分発のRE42フィーシュ(Fiesch)行きが入線してきたところだ。

    07:04 ブリーク駅の駅舎を出てバス停に向かう。ブリーク駅では相変わらずマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB:matterhorngotthardbahn)のホームは駅舎の外に位置している。ちょうど12番線ホームに07時48分発のRE42フィーシュ(Fiesch)行きが入線してきたところだ。

  • 同時刻・同地点。ブリーク駅のバス停に到着。

    同時刻・同地点。ブリーク駅のバス停に到着。

  • 同時刻・同地点。我が家が今日乗車するバスはこのバス時刻表の下から2番目・631  Gondo行きのポストバスだ。出発は07時18分で、あと15分待つことになる。

    同時刻・同地点。我が家が今日乗車するバスはこのバス時刻表の下から2番目・631 Gondo行きのポストバスだ。出発は07時18分で、あと15分待つことになる。

  • 07時17分 出発3分前にバスに乗車。このバスは月-金曜日だけの平日運行で、土日はさらに遅い時間にならないと走らないので要注意。(だったのだが、2024年はスケジュールが変更になり、土日もこの便が運行されることになっている。)

    07時17分 出発3分前にバスに乗車。このバスは月-金曜日だけの平日運行で、土日はさらに遅い時間にならないと走らないので要注意。(だったのだが、2024年はスケジュールが変更になり、土日もこの便が運行されることになっている。)

  • 07:46 Berisal, Eggenバス停の近くから西北西の方向に氷河を纏った山が遠望できる。山はヴィルトホルン(Wildhorn) 3250m、氷河はヴィルドホルン氷河(Glacier du Wildhorn)とテネ氷河(Glacier de Téné)だ。ここからシオン(Sion)北方の山が見えるとは驚きだ。

    07:46 Berisal, Eggenバス停の近くから西北西の方向に氷河を纏った山が遠望できる。山はヴィルトホルン(Wildhorn) 3250m、氷河はヴィルドホルン氷河(Glacier du Wildhorn)とテネ氷河(Glacier de Téné)だ。ここからシオン(Sion)北方の山が見えるとは驚きだ。

  • 08:01 途中、道路工事による片側通行区間があったため、バスは予定より3分遅れて07時52分にシャルベット(Schallbett)のバス停に到着。今日のハイキングはここからスタートする。

    08:01 途中、道路工事による片側通行区間があったため、バスは予定より3分遅れて07時52分にシャルベット(Schallbett)のバス停に到着。今日のハイキングはここからスタートする。

  • 同時刻・同地点。バス停よりブリーク(北)方向を撮影。シャルベットのバス停は雪崩避けのシェードとシェードの中間にある。谷の左にはビーチホルン(Bietschhorn) 3934m が見えるがピークは雲の中。谷の右には左右に氷河を纏うブライトホルン(Breithorn) 3784m が見えるがこちらも残念ながら雲の中だ。

    同時刻・同地点。バス停よりブリーク(北)方向を撮影。シャルベットのバス停は雪崩避けのシェードとシェードの中間にある。谷の左にはビーチホルン(Bietschhorn) 3934m が見えるがピークは雲の中。谷の右には左右に氷河を纏うブライトホルン(Breithorn) 3784m が見えるがこちらも残念ながら雲の中だ。

  • 同時刻・同地点。バス停よりシンプロン(南西)方向を撮影。シェードの右先にHotel Kulm-Bellevue のクリーム色の建物、その右側にはシンプロンの象徴・鷲の石像(Simplon Adler)がかすかに見える。 

    同時刻・同地点。バス停よりシンプロン(南西)方向を撮影。シェードの右先にHotel Kulm-Bellevue のクリーム色の建物、その右側にはシンプロンの象徴・鷲の石像(Simplon Adler)がかすかに見える。 

  • 08:02 1936m 道路を渡った山側にレストラン(Restaurant Schallbett)とブリーク方面のバス停がある。ここに下ってくれば、バス待ちの時間にこのレストランでお茶をすることができるだろう。今朝はまだ早く、営業していない。<br />レストランの脇をお借りしてハイキングの準備を整え、08時02分にハイキングをスタートする。

    08:02 1936m 道路を渡った山側にレストラン(Restaurant Schallbett)とブリーク方面のバス停がある。ここに下ってくれば、バス待ちの時間にこのレストランでお茶をすることができるだろう。今朝はまだ早く、営業していない。
    レストランの脇をお借りしてハイキングの準備を整え、08時02分にハイキングをスタートする。

  • 同時刻。 レストランの横をブリーク方向に少し戻ると、レストランの先を右(東)に入る舗装された登り坂があるのでそこを登る。(写真は2枚を合成。)

    同時刻。 レストランの横をブリーク方向に少し戻ると、レストランの先を右(東)に入る舗装された登り坂があるのでそこを登る。(写真は2枚を合成。)

  • 同時刻・同地点。坂道の擁壁に貼られている道標をアップで撮影。<br />今日のハイキングルートは一番下のメーダー峠(Mäderlicke)経由で真ん中のモンテ・レオーネ小屋(Monte-Leone-Hütte)に登り、一番上のシンプロン峠(Simplonpass)の手前までの周回ルートだ。<br />実はこのルートはノーマル・ルートではない。3つ先のシンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)バス停からモンテ・レオーネ小屋を往復するのが通常のルートだ。しかし、いつもハイキングルートの参考にさせていただいているH様が今日のコースと反対廻りで廻られたレポート、さらにスイスの掲示板でいつもお世話になっているO氏のレポートでメーダー峠(Mäderlicke)からボドマー谷(Bodmertälli)を見下ろした写真を拝見しているうちに、「登りジジイ」の魂に火が点いてしまった。「ボドマー谷をこの足で登ってみたい!!年寄りの冷水とはわかっていても、ジジイの限界に挑戦してみたい!!」・・いやはやアドレナリンが出まくると、とんでもない妄想が浮かんでくるものだ。今日は長年の夢だったこのルートを実際に歩くことができるのだ。

    同時刻・同地点。坂道の擁壁に貼られている道標をアップで撮影。
    今日のハイキングルートは一番下のメーダー峠(Mäderlicke)経由で真ん中のモンテ・レオーネ小屋(Monte-Leone-Hütte)に登り、一番上のシンプロン峠(Simplonpass)の手前までの周回ルートだ。
    実はこのルートはノーマル・ルートではない。3つ先のシンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)バス停からモンテ・レオーネ小屋を往復するのが通常のルートだ。しかし、いつもハイキングルートの参考にさせていただいているH様が今日のコースと反対廻りで廻られたレポート、さらにスイスの掲示板でいつもお世話になっているO氏のレポートでメーダー峠(Mäderlicke)からボドマー谷(Bodmertälli)を見下ろした写真を拝見しているうちに、「登りジジイ」の魂に火が点いてしまった。「ボドマー谷をこの足で登ってみたい!!年寄りの冷水とはわかっていても、ジジイの限界に挑戦してみたい!!」・・いやはやアドレナリンが出まくると、とんでもない妄想が浮かんでくるものだ。今日は長年の夢だったこのルートを実際に歩くことができるのだ。

  • 08:04 1939m 登り始めるとすぐに舗装が終わり、その先にある道標。道標に従い右に折れてメーダー峠へと進む。

    08:04 1939m 登り始めるとすぐに舗装が終わり、その先にある道標。道標に従い右に折れてメーダー峠へと進む。

  • 08:06 1938m レストランからの坂道をほんの少し登っただけで、振り返ると南西側の展望がずっと良くなる。Hotel Kulm-Bellevue のクリーム色の建物の左上の山は Mattwaldhorn 3249m、中央の平たい山は Galehorn 2797m、右の山は Magehorn 2622m だ。

    08:06 1938m レストランからの坂道をほんの少し登っただけで、振り返ると南西側の展望がずっと良くなる。Hotel Kulm-Bellevue のクリーム色の建物の左上の山は Mattwaldhorn 3249m、中央の平たい山は Galehorn 2797m、右の山は Magehorn 2622m だ。

  • 同時刻・同地点。進行方向(北)を撮影。左上の緑の場所がメーダーアルプ(Mäderalp)。現在地は時計の文字盤で言うと9時にあたるところで、今日の往路は右上の山の山裾を時計回りにぐるっと廻りながら登って行くことになる。

    同時刻・同地点。進行方向(北)を撮影。左上の緑の場所がメーダーアルプ(Mäderalp)。現在地は時計の文字盤で言うと9時にあたるところで、今日の往路は右上の山の山裾を時計回りにぐるっと廻りながら登って行くことになる。

  • 08:06 1939m 間もなく、このわかりにくい分岐を右に折れなければならないところを間違えて直進してしまう。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    08:06 1939m 間もなく、このわかりにくい分岐を右に折れなければならないところを間違えて直進してしまう。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 08:07 1944m そして小川にぶつかり、柵があって進めないので、間違いに気づいて戻る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    08:07 1944m そして小川にぶつかり、柵があって進めないので、間違いに気づいて戻る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 08:08 1943m ここを登らなければならなかったのだ。早くもミスコースをしてしまったが、短い距離だったので助かった。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    08:08 1943m ここを登らなければならなかったのだ。早くもミスコースをしてしまったが、短い距離だったので助かった。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 08:14 1973m まずは左上に見える牧畜小屋を目指して登る。

    08:14 1973m まずは左上に見える牧畜小屋を目指して登る。

  • 08:28 2053m 牧畜小屋を通り過ぎ、しばらく登ってから振り返って南西側を望む。シンプロン・クルムの村の先にフレッチホルン(Fletschhorn) 3985m が見えてきたが、上部は厚い雲の中だ。フレッチホルンの下の氷河はボドマー氷河(Bodmergletcher)。フレッチホルンのすぐ右隣り、十字型に見えるロスボーデ氷河(Rossbodegletcher)を纏っている山はゼンクフーパ(Senggchuppa) 3607m だ。

    08:28 2053m 牧畜小屋を通り過ぎ、しばらく登ってから振り返って南西側を望む。シンプロン・クルムの村の先にフレッチホルン(Fletschhorn) 3985m が見えてきたが、上部は厚い雲の中だ。フレッチホルンの下の氷河はボドマー氷河(Bodmergletcher)。フレッチホルンのすぐ右隣り、十字型に見えるロスボーデ氷河(Rossbodegletcher)を纏っている山はゼンクフーパ(Senggchuppa) 3607m だ。

  • 同時刻・同地点。フレッチホルンとゼンクフーパをアップで撮影。

    同時刻・同地点。フレッチホルンとゼンクフーパをアップで撮影。

  • 08:50 2172m 地図上2185mの分岐の100m:3分ほど手前からローヌ谷の先の北方向の峰々を望む。写真中央のビーチホルン(Bietschhorn) 3934m を始め、右端から2番目のネストホルン(Nesthorn) 3822m まで、高い山の上部は雲に隠れていて見えない。

    08:50 2172m 地図上2185mの分岐の100m:3分ほど手前からローヌ谷の先の北方向の峰々を望む。写真中央のビーチホルン(Bietschhorn) 3934m を始め、右端から2番目のネストホルン(Nesthorn) 3822m まで、高い山の上部は雲に隠れていて見えない。

  • 08:54 2186m 地図上2185mの分岐。左(北)にWasenalpへの道を分け、地名板がないのが心配だが、我が家は北東方向へと登っていく。

    08:54 2186m 地図上2185mの分岐。左(北)にWasenalpへの道を分け、地名板がないのが心配だが、我が家は北東方向へと登っていく。

  • 同時刻・同地点。道標をアップで撮影。

    同時刻・同地点。道標をアップで撮影。

  • 08:59 2210m 上の写真の分岐付近から周囲一帯にはアルペンローゼが生えている。さらに登ると、ブルーベリーがたくさん実をつけているので同行者が撮影。

    08:59 2210m 上の写真の分岐付近から周囲一帯にはアルペンローゼが生えている。さらに登ると、ブルーベリーがたくさん実をつけているので同行者が撮影。

  • 09:05 2240m 北西方向にブリークの町が見えた。右端(北北西)にはオーバーアレッチ氷河(Oberaletschgletcher)を纏うザッテルホルン(Sattelhorn) 3744m が見えたが、ピークは雲の中で見えない。

    09:05 2240m 北西方向にブリークの町が見えた。右端(北北西)にはオーバーアレッチ氷河(Oberaletschgletcher)を纏うザッテルホルン(Sattelhorn) 3744m が見えたが、ピークは雲の中で見えない。

  • 09:16 2301m 左手(北)の岩山の上に不思議な形の石が見えたので撮影。ピークが見えない左の山はビーチホルン。

    09:16 2301m 左手(北)の岩山の上に不思議な形の石が見えたので撮影。ピークが見えない左の山はビーチホルン。

  • 同時刻・同地点。自然はおもしろいものを作り出すものだな。

    同時刻・同地点。自然はおもしろいものを作り出すものだな。

  • 09:19 2306m 地図上2307mの分岐の少し手前から北西方向を撮影。中央やや左下にRothwald, Schutzhausのバス停・レストラン前から上ってくるスキーリフト(冬季のみ運行)の施設が見える。こんなところでも冬は全長25kmのゲレンデになるのだとか。スイス恐るべし。<br />リフト施設左上に見えるウンターベヒ氷河(Unnerbächgletscher)を纏う山は、ベルアルプ(Belalp)の北北西に位置するウンターベヒホルン(Unnerbächhorn) 3554m。<br />時計の文字盤で言うと、このあたりが最も北の12時にあたり、ここからは3時方向へと南東に折れて進んで行くことになる。<br /><br />※ここから北西方向を撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/dZZSFnNLDSk<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    09:19 2306m 地図上2307mの分岐の少し手前から北西方向を撮影。中央やや左下にRothwald, Schutzhausのバス停・レストラン前から上ってくるスキーリフト(冬季のみ運行)の施設が見える。こんなところでも冬は全長25kmのゲレンデになるのだとか。スイス恐るべし。
    リフト施設左上に見えるウンターベヒ氷河(Unnerbächgletscher)を纏う山は、ベルアルプ(Belalp)の北北西に位置するウンターベヒホルン(Unnerbächhorn) 3554m。
    時計の文字盤で言うと、このあたりが最も北の12時にあたり、ここからは3時方向へと南東に折れて進んで行くことになる。

    ※ここから北西方向を撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/dZZSFnNLDSk
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 09:45 2418m いよいよボドマー谷(Bodmertälli)に入る手前で、これから登る谷方向(南東)を撮影。ハイキングルートは中央の谷の左側・緑に見えるところから登り始める。<br />左上に頭だけ見える山は瑞伊国境の山・プンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン(Punta di Terrarossa / Wasenhorn) 3246m。谷の左上のピラミッド形の山はメーダーホルン北東峰(Mäerhorn cima N-E) 2946m。我が家はその右下の一番低く見える場所・メーダーホルン(Mäderhorn) 2900m を目指して、ここから標高差約500mを登って行く。

    09:45 2418m いよいよボドマー谷(Bodmertälli)に入る手前で、これから登る谷方向(南東)を撮影。ハイキングルートは中央の谷の左側・緑に見えるところから登り始める。
    左上に頭だけ見える山は瑞伊国境の山・プンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン(Punta di Terrarossa / Wasenhorn) 3246m。谷の左上のピラミッド形の山はメーダーホルン北東峰(Mäerhorn cima N-E) 2946m。我が家はその右下の一番低く見える場所・メーダーホルン(Mäderhorn) 2900m を目指して、ここから標高差約500mを登って行く。

  • 同時刻・同地点。谷左のハイキングルートをアップで撮影。緑の中をジグザグと登って行くのがわかる。写真中央・谷の川はドゥルシュト川(Durschtbach)だ。

    同時刻・同地点。谷左のハイキングルートをアップで撮影。緑の中をジグザグと登って行くのがわかる。写真中央・谷の川はドゥルシュト川(Durschtbach)だ。

  • 同時刻・同地点。振り返って北北西方向を撮影。3枚上の写真とほぼ同じアングルだが、写真中央に08時50分には雲にかくれていたネストホルン(Nesthorn) 3822m がピークを見せてくれたので撮影。

    同時刻・同地点。振り返って北北西方向を撮影。3枚上の写真とほぼ同じアングルだが、写真中央に08時50分には雲にかくれていたネストホルン(Nesthorn) 3822m がピークを見せてくれたので撮影。

  • 10:09 2521m 念願のボドマー谷を登る。本日のコースの中ではこのあたりが一番キツく感じる。(さらに登ってしまえば、大きなジグザグの道になるので少し楽に登れる。)上方の黄色い□の中に3人の家族が谷を下りてくるのが見える。

    10:09 2521m 念願のボドマー谷を登る。本日のコースの中ではこのあたりが一番キツく感じる。(さらに登ってしまえば、大きなジグザグの道になるので少し楽に登れる。)上方の黄色い□の中に3人の家族が谷を下りてくるのが見える。

  • 10:21 2570m 小休止を数分したとは言え、上の写真から10分以上登っているのにほとんど写真のアングルが変わらないということで、登りが急なことがわかると思う。黄色い□の中の3人家族は着実に下って来ている。下りは早くていいなあ。

    10:21 2570m 小休止を数分したとは言え、上の写真から10分以上登っているのにほとんど写真のアングルが変わらないということで、登りが急なことがわかると思う。黄色い□の中の3人家族は着実に下って来ている。下りは早くていいなあ。

  • 10:24 2577m あんなに遠くに見えた3人家族と、早くもすれ違う。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    10:24 2577m あんなに遠くに見えた3人家族と、早くもすれ違う。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 同時刻・同地点。メーダー峠から下りてきた家族のお父さんと話をした。「上の方は風がとても強いよ。でも、風が君たちを押してくれるよ。」とお父さん。その時は単なるジョークだと思っていたのだが、これから恐怖が待っているとは・・。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。) <br /><br />※お父さんと交わした会話の動画のリンクは<br />https://youtu.be/3b4fQpqL0aE<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    同時刻・同地点。メーダー峠から下りてきた家族のお父さんと話をした。「上の方は風がとても強いよ。でも、風が君たちを押してくれるよ。」とお父さん。その時は単なるジョークだと思っていたのだが、これから恐怖が待っているとは・・。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    ※お父さんと交わした会話の動画のリンクは
    https://youtu.be/3b4fQpqL0aE
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 10:31 2621m 振り返ると、北方向の高峰の雲が取れてきた。

    10:31 2621m 振り返ると、北方向の高峰の雲が取れてきた。

  • 同時刻・同地点。上の写真の左隅(西北西)に昨日東側から見たヴィルトシュトルーベル(Wildstrubel) 3244m の白い峰が見えたのでアップで撮影。今日は南東側から見ている。その左はシュネーホルン(Schneehorn) 3180m、さらに左がロートホルン(Rothorn) 3103m。

    同時刻・同地点。上の写真の左隅(西北西)に昨日東側から見たヴィルトシュトルーベル(Wildstrubel) 3244m の白い峰が見えたのでアップで撮影。今日は南東側から見ている。その左はシュネーホルン(Schneehorn) 3180m、さらに左がロートホルン(Rothorn) 3103m。

  • 同時刻・同地点。北西方向のビーチホルン(Bietschhorn) 3934m が今日初めてピークを見せてくれたので、喜んでアップで撮影。

    同時刻・同地点。北西方向のビーチホルン(Bietschhorn) 3934m が今日初めてピークを見せてくれたので、喜んでアップで撮影。

  • 同時刻・同地点。北北西のブライトホルン(Breithorn) 3784m も本日初のお目見え。狂喜乱舞しながらアップで撮影。

    同時刻・同地点。北北西のブライトホルン(Breithorn) 3784m も本日初のお目見え。狂喜乱舞しながらアップで撮影。

  • 同時刻・同地点。真北のアレッチホルン(Aletschhorn) 4195m だけがピークを見せてくれない・・、と失意のうちにアップで撮影。右下の黒いガイスホルン(Geisshorn) 3740m から右下へと連なるガイスグラート(Geissgrat)の黒い峰々の手前左がドリーシュ氷河(Drietschgletscher)で右奥がツェンベッヘン氷河(Zenbächengletscher)だ。

    同時刻・同地点。真北のアレッチホルン(Aletschhorn) 4195m だけがピークを見せてくれない・・、と失意のうちにアップで撮影。右下の黒いガイスホルン(Geisshorn) 3740m から右下へと連なるガイスグラート(Geissgrat)の黒い峰々の手前左がドリーシュ氷河(Drietschgletscher)で右奥がツェンベッヘン氷河(Zenbächengletscher)だ。

  • 10:37 2649m 右手下にメーダー小屋(Mäderhütte) 2626m の屋根が見える。実はすぐ下に分岐があったのだが、標識も無く、小屋への分岐とは気がつかなかった。しかし、プライベートの小屋なので立ち寄る予定は無く、実害も無し。<br />小屋の真上(西北西)にヴィルトシュトルーベルがはっきりと見える。写真のほぼ右隅(北西)には雪をかぶったバルムホルン(Balmhorn) 3698mがかすかに見える。<br />風がずいぶんと強くなってきた。<br /><br />※メーダー小屋近くから北西方向を撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/dehV1SDw6K4<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    10:37 2649m 右手下にメーダー小屋(Mäderhütte) 2626m の屋根が見える。実はすぐ下に分岐があったのだが、標識も無く、小屋への分岐とは気がつかなかった。しかし、プライベートの小屋なので立ち寄る予定は無く、実害も無し。
    小屋の真上(西北西)にヴィルトシュトルーベルがはっきりと見える。写真のほぼ右隅(北西)には雪をかぶったバルムホルン(Balmhorn) 3698mがかすかに見える。
    風がずいぶんと強くなってきた。

    ※メーダー小屋近くから北西方向を撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/dehV1SDw6K4
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 10:42 2669m 北北西の展望。2つの氷河に挟まれた中央左のピークがブライトホルン(Breithorn) 3784m、中央右のピークがネストホルン(Nesthorn) 3822m、どちらもしっかりと頂上が見える。

    10:42 2669m 北北西の展望。2つの氷河に挟まれた中央左のピークがブライトホルン(Breithorn) 3784m、中央右のピークがネストホルン(Nesthorn) 3822m、どちらもしっかりと頂上が見える。

  • 同時刻・同地点。北の展望。アレッチホルン(Aletschhorn) 4195m のピークが見えた。右端の白い山はグローセス・フィーシャーホルン(Grosses Fiescherhorn) 4049m。(写真は2枚を合成。)

    同時刻・同地点。北の展望。アレッチホルン(Aletschhorn) 4195m のピークが見えた。右端の白い山はグローセス・フィーシャーホルン(Grosses Fiescherhorn) 4049m。(写真は2枚を合成。)

  • 11:06 2802m  シャルベットのバス停を出発してから時計回りでぐるりと半周、そろそろ時計の文字盤で言うと3時のあたりに着いた。GoProのウエアラブルカメラが下を向きすぎている(というか、傾斜がキツすぎる)ので、何の写真かわからないが、ここで登るルートが左(東)と右(西)に分かれる。標識は無く、どちらに進もうかと迷う。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    11:06 2802m シャルベットのバス停を出発してから時計回りでぐるりと半周、そろそろ時計の文字盤で言うと3時のあたりに着いた。GoProのウエアラブルカメラが下を向きすぎている(というか、傾斜がキツすぎる)ので、何の写真かわからないが、ここで登るルートが左(東)と右(西)に分かれる。標識は無く、どちらに進もうかと迷う。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 11:08 2811m 右(西)方向に大きなケルンが見え、ケルンの横に赤白マークが見えたこと、左(東)方向は登りの傾斜がかなりキツそうに見えたことから、右(西)に進むことにする。が、この選択は(今日の天候では)大きな間違いだった。ちなみに左(東)のルートはメーダー峠(Mäderlicke)に直接到達するものだった。

    11:08 2811m 右(西)方向に大きなケルンが見え、ケルンの横に赤白マークが見えたこと、左(東)方向は登りの傾斜がかなりキツそうに見えたことから、右(西)に進むことにする。が、この選択は(今日の天候では)大きな間違いだった。ちなみに左(東)のルートはメーダー峠(Mäderlicke)に直接到達するものだった。

  • 同時刻・同地点。大きなケルンをアップで撮影。それにしても登るにつれて風がますます強くなる一方だ。

    同時刻・同地点。大きなケルンをアップで撮影。それにしても登るにつれて風がますます強くなる一方だ。

  • 11:12 2826m 地図上2830mほどのところ・大きなケルンのあるメーダーホルンの西の尾根直下に到着。周囲が石の壁で囲まれた城の見晴らし台のような空間になっており、ここだけは風を避けられる。<br />ここから同行者が南西方向を撮影。写真左端近くにバルフリン(Balfrin) 3795m のピークがぎりぎり見える。ブルネックホルン(Brunegghorn) 3833mは目視できるが、今日も見たかったヴァイスホルン(Weisshorn)は全く見えず、とても残念だ。

    11:12 2826m 地図上2830mほどのところ・大きなケルンのあるメーダーホルンの西の尾根直下に到着。周囲が石の壁で囲まれた城の見晴らし台のような空間になっており、ここだけは風を避けられる。
    ここから同行者が南西方向を撮影。写真左端近くにバルフリン(Balfrin) 3795m のピークがぎりぎり見える。ブルネックホルン(Brunegghorn) 3833mは目視できるが、今日も見たかったヴァイスホルン(Weisshorn)は全く見えず、とても残念だ。

  • 11:12 メーダーホルンの西の尾根直下から南西~北西方向をパノラマ撮影。(写真は動画から作成したもの。)<br /><br />※メーダーホルンの西の尾根直下から撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/q_51zPyc42o<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    11:12 メーダーホルンの西の尾根直下から南西~北西方向をパノラマ撮影。(写真は動画から作成したもの。)

    ※メーダーホルンの西の尾根直下から撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/q_51zPyc42o
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 11:15 2826m メーダーホルンの西の尾根直下から東方向を撮影。左下に、どちらに行くべきか迷った分岐が写っている。左上・メーダー峠(Mäderlicke)に登る道はかなり厳しそうなのでこちらに廻ったのだが、こちらからのルートだと写真の中央に見えるメーダーホルン(Mäderhorn) 2900m のピークに登らねばならないとは考えもしなかった。

    11:15 2826m メーダーホルンの西の尾根直下から東方向を撮影。左下に、どちらに行くべきか迷った分岐が写っている。左上・メーダー峠(Mäderlicke)に登る道はかなり厳しそうなのでこちらに廻ったのだが、こちらからのルートだと写真の中央に見えるメーダーホルン(Mäderhorn) 2900m のピークに登らねばならないとは考えもしなかった。

  • 同時刻・同地点。同行者が同じアングルでメーダー峠方向(東)をアップで撮影。左のピラミッドのような山はプンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン(Punta di Terrarossa / Wasenhorn) 3246m。この急な坂道を登りたくないよね。

    同時刻・同地点。同行者が同じアングルでメーダー峠方向(東)をアップで撮影。左のピラミッドのような山はプンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン(Punta di Terrarossa / Wasenhorn) 3246m。この急な坂道を登りたくないよね。

  • 同時刻・同地点。ここから望遠で覗くとメーダー峠(Mäderlicke)の道標が見える。

    同時刻・同地点。ここから望遠で覗くとメーダー峠(Mäderlicke)の道標が見える。

  • 11:20 2850m メーダーホルンの西の尾根の直下からメーダーホルンの西の尾根に登るルートは「Map Hiking in Switzerland」には記されていない(下の分岐からメーダー峠に登るルートのみ記されている)のだが、スイスの掲示板でお世話になっているO氏に教えていただいた「PeakVisor」にはこちらのルートも記されている。そのルートに従って、西の尾根の直下から直登ぎみに20mほど登るとメーダーホルンの西の尾根に出て、モンテ・レオーネ(Monte Leone) 3553mとシャルトヴァッサー氷河(Chaltwassergletscher)が突然目の前に現れ、驚くとともに感動する。

    11:20 2850m メーダーホルンの西の尾根の直下からメーダーホルンの西の尾根に登るルートは「Map Hiking in Switzerland」には記されていない(下の分岐からメーダー峠に登るルートのみ記されている)のだが、スイスの掲示板でお世話になっているO氏に教えていただいた「PeakVisor」にはこちらのルートも記されている。そのルートに従って、西の尾根の直下から直登ぎみに20mほど登るとメーダーホルンの西の尾根に出て、モンテ・レオーネ(Monte Leone) 3553mとシャルトヴァッサー氷河(Chaltwassergletscher)が突然目の前に現れ、驚くとともに感動する。

  • 11:21 2855m メーダーホルンの西の尾根に出ると、今までの人生で一度も経験したことのない暴風が吹いている。誇張ではなく、命の危険を感じるほどだ。おそらく風速15~20m。瞬間では30m以上かと思う。台風の時でもこんな強風の経験はない。ストックを突こうとしても、風の勢いでストックが流されるほどの風だ。(写真は動画から抜き出したもの。)<br /><br />※メーダーホルンの西の尾根から撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/arW-emx-S3o<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    11:21 2855m メーダーホルンの西の尾根に出ると、今までの人生で一度も経験したことのない暴風が吹いている。誇張ではなく、命の危険を感じるほどだ。おそらく風速15~20m。瞬間では30m以上かと思う。台風の時でもこんな強風の経験はない。ストックを突こうとしても、風の勢いでストックが流されるほどの風だ。(写真は動画から抜き出したもの。)

    ※メーダーホルンの西の尾根から撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/arW-emx-S3o
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 同時刻・同地点。さらに困ったことに、この暴風の中で目の前に見えるメーダーホルン(Mäderhorn) 2900m のピークを巻く道が無く、ピークに登らねばメーダー峠に抜けられないのだ。・・もちろん、西の尾根の直下まで戻り、下の分岐から登り返せば良いのだが、あのルートはもっとキツそうだし・・。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。) <br /><br />※メーダーホルンの西の尾根の直下からメーダーホルン経由メーダー峠までの実写(GoProによるウエアラブル動画のほぼノーカット版・13分23秒:会話のみ削除してある)動画のリンクは<br />https://youtu.be/Bl2ng4j9gG8<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    同時刻・同地点。さらに困ったことに、この暴風の中で目の前に見えるメーダーホルン(Mäderhorn) 2900m のピークを巻く道が無く、ピークに登らねばメーダー峠に抜けられないのだ。・・もちろん、西の尾根の直下まで戻り、下の分岐から登り返せば良いのだが、あのルートはもっとキツそうだし・・。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    ※メーダーホルンの西の尾根の直下からメーダーホルン経由メーダー峠までの実写(GoProによるウエアラブル動画のほぼノーカット版・13分23秒:会話のみ削除してある)動画のリンクは
    https://youtu.be/Bl2ng4j9gG8
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 11:25 2873m ということで、暴風の中、意を決してメーダーホルンに登り始める。山頂付近にはロープが設置されているのだが、強風でたるんでいてあまり役には立たない。左(北西)下にブリークの町が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    11:25 2873m ということで、暴風の中、意を決してメーダーホルンに登り始める。山頂付近にはロープが設置されているのだが、強風でたるんでいてあまり役には立たない。左(北西)下にブリークの町が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 11:27 2883m 暴風の中、ピークの手前の狭い稜線を登る。このあたりでは本当に生きた心地がしなかった。ほとんど屈み、風が少し弱まった隙に歩く、というのを繰り返して進む。右(東)前方にシャルトヴァッサー湖(Chaltwassersee)が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    11:27 2883m 暴風の中、ピークの手前の狭い稜線を登る。このあたりでは本当に生きた心地がしなかった。ほとんど屈み、風が少し弱まった隙に歩く、というのを繰り返して進む。右(東)前方にシャルトヴァッサー湖(Chaltwassersee)が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 11:29 2898m このあたりがメーダーホルンのピークだろう。メーダー峠側はコースが広くなり、少しホッとする。写真左の青い□の中にメーダー峠の道標、写真中央の赤い□の中にモンテ・レオーネ小屋が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    11:29 2898m このあたりがメーダーホルンのピークだろう。メーダー峠側はコースが広くなり、少しホッとする。写真左の青い□の中にメーダー峠の道標、写真中央の赤い□の中にモンテ・レオーネ小屋が見える。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 11:31 2887m ようやくメーダー峠(Mäderlicke) 2886m にたどり着いた。

    11:31 2887m ようやくメーダー峠(Mäderlicke) 2886m にたどり着いた。

  • 同時刻・同地点。メーダー峠の標識をアップで撮影。ここも風が南から北へと吹き抜けるのでほとんど立っていられない。道標を撮るのが精一杯で自分たちの写真を撮る余裕も全くない。

    同時刻・同地点。メーダー峠の標識をアップで撮影。ここも風が南から北へと吹き抜けるのでほとんど立っていられない。道標を撮るのが精一杯で自分たちの写真を撮る余裕も全くない。

  • 11:43 2840m シャルトヴァッサー谷(Chaltwassertälli)側に下りてきたが、今までよりもさらに強い風が吹いている。下のノーマル・ルートから小屋に向かって登って来るハイカーの姿が見られるようになった。

    11:43 2840m シャルトヴァッサー谷(Chaltwassertälli)側に下りてきたが、今までよりもさらに強い風が吹いている。下のノーマル・ルートから小屋に向かって登って来るハイカーの姿が見られるようになった。

  • 同時刻・同地点。南方向を望む。左の黒い山はヒュープシホルン(Hübschhorn) 3192m で、その左後方にワイスミース(Weissmies) 4023m が見える。サース谷からはよく見る山だが、北東側から見るのは初めてだ。

    同時刻・同地点。南方向を望む。左の黒い山はヒュープシホルン(Hübschhorn) 3192m で、その左後方にワイスミース(Weissmies) 4023m が見える。サース谷からはよく見る山だが、北東側から見るのは初めてだ。

  • 同時刻・同地点。動画から抜き出したパノラマ写真。<br /><br />※この地点からモンテ・レオーネとシャルトヴァッサー氷河を撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/5DOB9PoHMtQ<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    同時刻・同地点。動画から抜き出したパノラマ写真。

    ※この地点からモンテ・レオーネとシャルトヴァッサー氷河を撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/5DOB9PoHMtQ
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 11:52 2840m 暴風でどうなることかと思ったが、なんとかモンテ・レオーネ小屋(Monte-Leone-Hütte SAC) 2848m に到着。ここも凄まじい風が吹いていて、小屋の外でのんびりすることは全くできない。<br />ある情報によれば、シャルベットから小屋までのコースタイムは3時間30分となっているが、実際には3時間50分で登って来たことになる。

    11:52 2840m 暴風でどうなることかと思ったが、なんとかモンテ・レオーネ小屋(Monte-Leone-Hütte SAC) 2848m に到着。ここも凄まじい風が吹いていて、小屋の外でのんびりすることは全くできない。
    ある情報によれば、シャルベットから小屋までのコースタイムは3時間30分となっているが、実際には3時間50分で登って来たことになる。

  • 同時刻・同地点。小屋の石壁に貼ってある道標をアップで撮影。予定では瑞伊国境の近くで昼食にしようと思って登って来たのだが、この風では屋外での食事はとても無理。やむなく小屋で食事をすることにする。(とは言っても、スープを頼んだだけなのだが。)

    同時刻・同地点。小屋の石壁に貼ってある道標をアップで撮影。予定では瑞伊国境の近くで昼食にしようと思って登って来たのだが、この風では屋外での食事はとても無理。やむなく小屋で食事をすることにする。(とは言っても、スープを頼んだだけなのだが。)

  • 12:24 2843m さすがのヨーロッパ人ハイカーもこの強風では屋外で食事ができないらしく、次々とハイカーが小屋に入ってきて、超満員。小屋にとっては「恵みの風」だな。写真は出発前に少し空いてきたところで小屋の厨房方向を撮影。ちなみにここはドイツ語圏スイスで目の前の国境から先はイタリアなのだが、厨房のおばちゃんはなぜかフランス語しか話せなかった・・。

    12:24 2843m さすがのヨーロッパ人ハイカーもこの強風では屋外で食事ができないらしく、次々とハイカーが小屋に入ってきて、超満員。小屋にとっては「恵みの風」だな。写真は出発前に少し空いてきたところで小屋の厨房方向を撮影。ちなみにここはドイツ語圏スイスで目の前の国境から先はイタリアなのだが、厨房のおばちゃんはなぜかフランス語しか話せなかった・・。

  • 12:30 2847m 午後になっても強風は収まりそうにないので、諦めて復路に出発する。復路は時計の文字盤で言うと、3時から8時までをぐるりと下る感じになる。

    12:30 2847m 午後になっても強風は収まりそうにないので、諦めて復路に出発する。復路は時計の文字盤で言うと、3時から8時までをぐるりと下る感じになる。

  • 同時刻・同地点。ヒュッテ入り口に貼ってある小屋銘板をアップで撮影。

    同時刻・同地点。ヒュッテ入り口に貼ってある小屋銘板をアップで撮影。

  • 12:37 2844m 小屋から少し下ったところから小屋のすぐ南東にある瑞伊国境の境界碑(4番)を撮影。本当はあそこで写真を撮りたかったが、風が強く危なくて近づけない。右下にいるヨーロッパ人ハイカーの姿でも風が強いことがわかるだろう。(この晴天なら、ヨーロッパ人は半袖半ズボンが普通だ。) 後ろの山は瑞伊国境の山・モンテ・レオーネ(Monte Leone) 3553m。

    12:37 2844m 小屋から少し下ったところから小屋のすぐ南東にある瑞伊国境の境界碑(4番)を撮影。本当はあそこで写真を撮りたかったが、風が強く危なくて近づけない。右下にいるヨーロッパ人ハイカーの姿でも風が強いことがわかるだろう。(この晴天なら、ヨーロッパ人は半袖半ズボンが普通だ。) 後ろの山は瑞伊国境の山・モンテ・レオーネ(Monte Leone) 3553m。

  • 同時刻・同地点。国境の境界碑をアップで撮影。目と鼻の先にあるので、行きたいのだが・・。

    同時刻・同地点。国境の境界碑をアップで撮影。目と鼻の先にあるので、行きたいのだが・・。

  • 12:38 2842m 国境の境界碑に近づけない理由はこれ。小屋の直下で時おり吹き付ける突風をモロに喰らい、バランスを失いかける同行者。幸いに踏みとどまることができたが、あと一歩下がっていたら惨事になったかもしれない。これではとても崖には近づけない。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。) <br /><br />※風に煽られる同行者を撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/hLl7pWu7oFY<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    12:38 2842m 国境の境界碑に近づけない理由はこれ。小屋の直下で時おり吹き付ける突風をモロに喰らい、バランスを失いかける同行者。幸いに踏みとどまることができたが、あと一歩下がっていたら惨事になったかもしれない。これではとても崖には近づけない。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    ※風に煽られる同行者を撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/hLl7pWu7oFY
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 12:39 2834m さらに下ったところから名残惜しく小屋と国境の境界碑を撮影。ここからはイタリア側の文字が見える。

    12:39 2834m さらに下ったところから名残惜しく小屋と国境の境界碑を撮影。ここからはイタリア側の文字が見える。

  • 同時刻・同地点。イタリア側の面をアップで撮影。

    同時刻・同地点。イタリア側の面をアップで撮影。

  • 12:39 2834m ついでにパノラマ動画も撮影しておこう。(写真は動画から抜き出したもの。)<br /><br />※この付近から南東-南西を撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/PzLax8Y-JpY<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    12:39 2834m ついでにパノラマ動画も撮影しておこう。(写真は動画から抜き出したもの。)

    ※この付近から南東-南西を撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/PzLax8Y-JpY
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 12:51 2785m もう一度、モンテ・レオーネとシャルトバッサー湖をパノラマ撮影。(写真は5枚を合成。)

    12:51 2785m もう一度、モンテ・レオーネとシャルトバッサー湖をパノラマ撮影。(写真は5枚を合成。)

  • 12:55 2789m メーダー峠(Mäderlicke)への分岐まで来た。もちろん恐怖の峠へは近づかず、シャルトヴァッサー谷(Chaltwassertälli)を下る。(道標のある場所は風が強くて止まれなかったので、先に進んでから振り返って撮影。)右の山はプンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン(Punta di Terrarossa / Wasenhorn) 3246m。

    12:55 2789m メーダー峠(Mäderlicke)への分岐まで来た。もちろん恐怖の峠へは近づかず、シャルトヴァッサー谷(Chaltwassertälli)を下る。(道標のある場所は風が強くて止まれなかったので、先に進んでから振り返って撮影。)右の山はプンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン(Punta di Terrarossa / Wasenhorn) 3246m。

  • 同時刻・同地点。道標をアップで撮影。

    同時刻・同地点。道標をアップで撮影。

  • 12:58 2777m 数分下ったところにある道標。強風で近くから撮影できなかった。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    12:58 2777m 数分下ったところにある道標。強風で近くから撮影できなかった。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 13:32 2529m 復路は我が家の嫌いな下りが延々と続く。(ので写真が少ない・・。ので、GoPro動画から抜き出した写真が多くなる。)ここでシャルティ川(Chalti Wasser)を右岸から左岸に渡る2本の橋に出る。この後、何本もの渓流を次々と渡りながら下って行く。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    13:32 2529m 復路は我が家の嫌いな下りが延々と続く。(ので写真が少ない・・。ので、GoPro動画から抜き出した写真が多くなる。)ここでシャルティ川(Chalti Wasser)を右岸から左岸に渡る2本の橋に出る。この後、何本もの渓流を次々と渡りながら下って行く。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 13:33 2528m 1本目の橋。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    13:33 2528m 1本目の橋。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 13:34 2526m 続いてすぐに2本目の橋。流れはかなり早い。 (写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    13:34 2526m 続いてすぐに2本目の橋。流れはかなり早い。 (写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 13:35 2520m 2本目の橋を渡った後、大きな一枚岩のようなところを川に沿って西に下り、その後また南へ向かう。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    13:35 2520m 2本目の橋を渡った後、大きな一枚岩のようなところを川に沿って西に下り、その後また南へ向かう。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 13:39 2500m 3本目の橋を渡る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    13:39 2500m 3本目の橋を渡る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 13:49 2485m 4本目の橋の手前で小休止をする。

    13:49 2485m 4本目の橋の手前で小休止をする。

  • 13:55 2460m 5本目の渓流には橋がない。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    13:55 2460m 5本目の渓流には橋がない。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:02 2410m 続いて6本目の渓流にも橋がなく、石伝いに渡る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:02 2410m 続いて6本目の渓流にも橋がなく、石伝いに渡る。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:06 2381m スイスの掲示板でお世話になっているO氏のハイキング・ブログに写真が載っていた何かの建造物跡があったので撮影。これって何だったのだろうか?(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:06 2381m スイスの掲示板でお世話になっているO氏のハイキング・ブログに写真が載っていた何かの建造物跡があったので撮影。これって何だったのだろうか?(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:10 2361m 7本目の渓流を渡る。小さな滝のように流れ落ちている。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:10 2361m 7本目の渓流を渡る。小さな滝のように流れ落ちている。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:20 2293m 岩石地帯からアルプ地帯に入り、少し歩き易くなる。振り返って下りてきた北東方向を撮影。左の山が強風で吹き飛ばされそうになったメーダーホルン(Mäderhorn) 2900m。このあたりまで下りてきて、ようやく風が少し弱まってきた。

    14:20 2293m 岩石地帯からアルプ地帯に入り、少し歩き易くなる。振り返って下りてきた北東方向を撮影。左の山が強風で吹き飛ばされそうになったメーダーホルン(Mäderhorn) 2900m。このあたりまで下りてきて、ようやく風が少し弱まってきた。

  • 同時刻・同地点。これから下る北西方向を撮影、ずいぶん下ってきたと思うのだが、村はまだまだずっと下の方に見えてがっかりする。(写真は2枚を合成。)

    同時刻・同地点。これから下る北西方向を撮影、ずいぶん下ってきたと思うのだが、村はまだまだずっと下の方に見えてがっかりする。(写真は2枚を合成。)

  • 14:28 2267m 8本目の渓流と5本目の橋が見えてきた。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:28 2267m 8本目の渓流と5本目の橋が見えてきた。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:29 2256m 橋の手前に水が勢いよく流れ落ちている。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:29 2256m 橋の手前に水が勢いよく流れ落ちている。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:35 2226m 9本目の渓流と6本目・最後の橋。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:35 2226m 9本目の渓流と6本目・最後の橋。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:39 2208m この渓流は渡らずに右岸を進む。この先で渓流は一度パイプに入り、その後ビセのようになって緩やかに流れる。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:39 2208m この渓流は渡らずに右岸を進む。この先で渓流は一度パイプに入り、その後ビセのようになって緩やかに流れる。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:46 2182m 右(北)に今朝、ハイキングを開始したシャルベット(Schallbett)のレストランと登って行ったコースが見える。

    14:46 2182m 右(北)に今朝、ハイキングを開始したシャルベット(Schallbett)のレストランと登って行ったコースが見える。

  • 14:49 2162m このビセのような小さな流れにも「Chaltwasser-Wasserleite(シャルト川水路)」という名前が付いている。このあたりは傾斜が緩やかなので、のんびりと歩ける。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:49 2162m このビセのような小さな流れにも「Chaltwasser-Wasserleite(シャルト川水路)」という名前が付いている。このあたりは傾斜が緩やかなので、のんびりと歩ける。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 14:54 2150m 進行方向左(南東)側にヒュープシホルン(Hübschhorn) 3192m が美しい。

    14:54 2150m 進行方向左(南東)側にヒュープシホルン(Hübschhorn) 3192m が美しい。

  • 同時刻・同地点。道標をアップで撮影。

    同時刻・同地点。道標をアップで撮影。

  • 14:57 2143m ようやく右にシンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)の建物、その左手にローテルシ湖(Rotelschsee)が見えてきた。ゴールは間もなくだ。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

    14:57 2143m ようやく右にシンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)の建物、その左手にローテルシ湖(Rotelschsee)が見えてきた。ゴールは間もなくだ。(写真はGoProの動画から抜き出したもの。)

  • 15:09 2021m シンプロン・ホスピッツの手前に到着。ここから簡易舗装路になる。あ~、長い下りだった。

    15:09 2021m シンプロン・ホスピッツの手前に到着。ここから簡易舗装路になる。あ~、長い下りだった。

  • 15:10 2019m 東を振り返るとモンテ・レオーネがここからも見える。「ここから見れば十分じゃん。」などと疲れ切った下り苦手ジジイは呟く。

    15:10 2019m 東を振り返るとモンテ・レオーネがここからも見える。「ここから見れば十分じゃん。」などと疲れ切った下り苦手ジジイは呟く。

  • 同時刻・同地点。モンテ・レオーネをアップで撮影。下の大きな氷河はシャルトヴァッサー氷河。

    同時刻・同地点。モンテ・レオーネをアップで撮影。下の大きな氷河はシャルトヴァッサー氷河。

  • 15:11 2011m シンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)の大きな建物の裏から表のバス通りに廻る。

    15:11 2011m シンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)の大きな建物の裏から表のバス通りに廻る。

  • 15:13 2005m シンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)バス停前の道標。ここから登るとモンテ・レオーネ小屋までのコースタイムは2時間45分。普通のハイカーなら下りは2時間弱だろうが、我が家は2時間43分もかかってしまった。

    15:13 2005m シンプロン・ホスピッツ(Simplon Hospiz)バス停前の道標。ここから登るとモンテ・レオーネ小屋までのコースタイムは2時間45分。普通のハイカーなら下りは2時間弱だろうが、我が家は2時間43分もかかってしまった。

  • 同時刻・同地点。バス停の表示を撮影。ホスピッツ発のバスは15時46分なので、ひと停留所先のモンテ・レオーネ(Simplon, Monte Leone)バス停まで歩くことにする。そのほうが座って帰れる確率が高そうだから、というズルい考え。

    同時刻・同地点。バス停の表示を撮影。ホスピッツ発のバスは15時46分なので、ひと停留所先のモンテ・レオーネ(Simplon, Monte Leone)バス停まで歩くことにする。そのほうが座って帰れる確率が高そうだから、というズルい考え。

  • 同時刻・同地点。ホスピッツの建物の大きさに驚く。(写真は2枚を合成。)

    同時刻・同地点。ホスピッツの建物の大きさに驚く。(写真は2枚を合成。)

  • 15:15 2003m 北方向・ホスピッツ前の池の先に鷲の石像(Simplon Adler)が見える。近くまで行く時間はあるのだが、足がガクガクであそこまで行く気力が出ない。

    15:15 2003m 北方向・ホスピッツ前の池の先に鷲の石像(Simplon Adler)が見える。近くまで行く時間はあるのだが、足がガクガクであそこまで行く気力が出ない。

  • 同時刻・同地点。鷲の石像をアップで撮影。観光客が近くまで登っているな。

    同時刻・同地点。鷲の石像をアップで撮影。観光客が近くまで登っているな。

  • 15:18 1992m ホスピッツの建物の前を通り、モンテ・レオーネバス停まで舗装路を5分ほど歩く。正面の円柱型の建物がホテル・モンテレオーネ(Hotel Monte Leone)だ。

    15:18 1992m ホスピッツの建物の前を通り、モンテ・レオーネバス停まで舗装路を5分ほど歩く。正面の円柱型の建物がホテル・モンテレオーネ(Hotel Monte Leone)だ。

  • 15:19 1992m ホテル・モンテレオーネ前の売店でセント・バーナード犬?のぬいぐるみがお出迎え。

    15:19 1992m ホテル・モンテレオーネ前の売店でセント・バーナード犬?のぬいぐるみがお出迎え。

  • 15:21 1994m シンプロン・モンテ・レオーネ(Simplon, Monte Leone)バス停に到着。本日のハイキングが終了した。バス停はホテルの前の駐車場の一角にある。バス停の表示を見ている同行者の奥(東)には本日のハイキングの総集編を見ているかのように、シンプロン・ホスピッツの左上にピラミッドのようなプンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン、その右にメーダーホルン、バス停の看板の左にモンテ・レオーネ、看板の右にヒュープシホルンがきれいに並んで見える。

    15:21 1994m シンプロン・モンテ・レオーネ(Simplon, Monte Leone)バス停に到着。本日のハイキングが終了した。バス停はホテルの前の駐車場の一角にある。バス停の表示を見ている同行者の奥(東)には本日のハイキングの総集編を見ているかのように、シンプロン・ホスピッツの左上にピラミッドのようなプンタ・ディ・テッラロッサ/ワッセンホルン、その右にメーダーホルン、バス停の看板の左にモンテ・レオーネ、看板の右にヒュープシホルンがきれいに並んで見える。

  • 同時刻・同地点。バス停の看板をアップで撮影。<br />15時45分発予定のポストバスはスイスにしては珍しく遅れて15時59分に到着。ブリーク駅には12分遅れの16時45分に到着した。ブリーク駅発16時57分発のIR90に乗車し17時15分にロイク着。ロイク発17時38分発のバスに乗車しロイカバードに18時09分着、アパートには18時20分に到着。長い一日が終わった。<br /><br />GPSによれば、本日のハイキングは歩行距離 11.4km。歩行時間 6時間44分。(昼食時間を除く。) 最高高度 2898m。上昇 966m・下降 892m。累計高度は上昇 1155m・下降 1071m。<br />※本日、GAトラベルカードで乗車できた路線:<br />往路 Leukerbad-Leuk-Brig-Schallbett  18.0CHF<br />復路 Simplon, Monte Leone-Brig-Leuk-Leukerbad 19.1CHF 合計37.1CHF。<br /><br />本日の感想として、長年の夢だったモンテ・レオーネ小屋までボドマー谷を登って行くことができ、またモンテ・レオーネとシャルトヴァッサー氷河を真近に見ることができて、感無量だった。ボドマー谷を登る途中から強くなった風はメーダーホルンとメーダー峠で暴風となり、かなり怖いものだったが、天気予報では全く強風の情報が出ていなかったのでやむを得ないか。国境マニアとしては目の前に見える境界碑に近づけなかったのが実に残念だったが、とにかく無事にハイキングができたことに感謝している。<br />今日のハイキングコースは想像していたほど登りは大変でなかったが、その反対に下りが延々と長いコースだった。下り好きのハイカーには風の無い日に本日の周回コースをお勧めしたいと思う。

    同時刻・同地点。バス停の看板をアップで撮影。
    15時45分発予定のポストバスはスイスにしては珍しく遅れて15時59分に到着。ブリーク駅には12分遅れの16時45分に到着した。ブリーク駅発16時57分発のIR90に乗車し17時15分にロイク着。ロイク発17時38分発のバスに乗車しロイカバードに18時09分着、アパートには18時20分に到着。長い一日が終わった。

    GPSによれば、本日のハイキングは歩行距離 11.4km。歩行時間 6時間44分。(昼食時間を除く。) 最高高度 2898m。上昇 966m・下降 892m。累計高度は上昇 1155m・下降 1071m。
    ※本日、GAトラベルカードで乗車できた路線:
    往路 Leukerbad-Leuk-Brig-Schallbett 18.0CHF
    復路 Simplon, Monte Leone-Brig-Leuk-Leukerbad 19.1CHF 合計37.1CHF。

    本日の感想として、長年の夢だったモンテ・レオーネ小屋までボドマー谷を登って行くことができ、またモンテ・レオーネとシャルトヴァッサー氷河を真近に見ることができて、感無量だった。ボドマー谷を登る途中から強くなった風はメーダーホルンとメーダー峠で暴風となり、かなり怖いものだったが、天気予報では全く強風の情報が出ていなかったのでやむを得ないか。国境マニアとしては目の前に見える境界碑に近づけなかったのが実に残念だったが、とにかく無事にハイキングができたことに感謝している。
    今日のハイキングコースは想像していたほど登りは大変でなかったが、その反対に下りが延々と長いコースだった。下り好きのハイカーには風の無い日に本日の周回コースをお勧めしたいと思う。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • おーとさん 2024/04/24 15:33:26
    ご無事で何よりでした
    写真や動画で拝見する限り、ボドマー谷のルートに危険な箇所はやはり殆ど無さそうで、我が家もゴン太さんと同じ周回コースで歩けば良かったなと思いました。メーダーホルンの山頂から稜線上を西へ下る道は、ちゃんとマーキングもされていて、ボドマー谷ルートに繋がっていたんですね。道の選択を誤ったとお書きですけど、山頂と峠の標高差は僅か10mほどですから、強風のために尾根で恐怖をお感じになったのが余計ではありますが、本来は悪くない回り道じゃないかと思います。
    強風のために国境線上から東のイタリア領側を眺めていただけなかったのは残念です。ちょっと火山の爆裂火口に似たような迫力ある断崖でした。我が家もこの4日前に同じイタリア・スイス国境のニエメット峠で強風に見舞われましたし、前年にはリヒテンシュタインのアウクステンベルク山頂でやはり身の危険を感じるほどの強風に遭いました。晴れていても、またテレビやウェブサイトで強風の予報が出ていなくても、山の上では場所により風が吹き荒れていることがあって、事前に状況を把握するのは難しいですよね。
    それにしても、早朝5時40分のご出発というのは凄いです。我が家は未だ爆睡中の時間帯です。朝食やトイレをお済ませの上でこの時刻に出発されるんでしょうか? 要領の悪い我が家なら3時台に起床しないと間に合いそうにありません。

    ゴン太さん からの返信 2024/04/25 03:53:32
    RE: ご無事で何よりでした
    おーと様
    レポートをご覧いただき、ありがとうございました。私も国境線まで行けなくて、本当に残念でした。私どもだけでなく、おーと様もあちこちで強風に遭遇されていらっしゃるのですね。峠歩きをしていると、そこを風が抜けるので仕方がないのでしょうけれど、足場が狭いところでの風は怖いです。
    この日の出発は昨夏で最も早いものでした。以前お話しましたように、私は朝食を食べ、トイレを(1度ではなく、何度か)済まさないと途中で催してしまう体質ですので、通常は出発の1時間半前に起床することにしています。正確には覚えていないのですが、この日も4時か4時10分に起床したのではないかと思います。普段は早起きは嫌いなんですが、スイスに滞在中は疲れてぐっすりとと深い眠りにつくせいか、朝は目覚ましが鳴る前にだいたい目が覚めていますね。

    おーとさん からの返信 2024/04/25 10:24:07
    尊敬します
    そうですか、やはり4時起きでいらっしゃったんですね。我が家は早く寝ても何故か明るくなるまで目が覚めないという生来の寝坊助なもので、相当に気合を入れないと早起きは難しいです。山歩きに向いてません(笑)。

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