2024春 ウズベキスタン紀行 と お金事情　⑧サマルカンド街歩き～その２

2024/03/27 - 2024/04/02

レストランに行く直前にバザールで美味しい焼きたてノンに出会い
ムシャムシャ食べ尽くしたら。。
お腹いっぱいになってしまいましたー

そもそもが大きいんですよね
レストランの一品もかなりボリュームあるし
サモサとかおやつというよりダブルバーガーくらいのサイズだしね

まぁでも、ちょっと歩き疲れたし
ショルパ（スープ）くらい頂きに参りましょう

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

ショブ・バザールからはビビハニム・モスクを横目に
イスラム・カリモフ通りをてくてくと

この通りは観光の目玉であるレギスタン広場と
ビビハニム・モスク、ショブ・バザールを繋ぐ大通りで
両脇にはいろいろな土産物店やカフェ、レストランが
並んでいます

通りの一角にあるアイスクリーム店を併設している
Chorsu Chaihana（チョルスー・チャイハナ）にお邪魔しました

観光客よりも地元民っぽい人が入れ替わり立ち代わり
やって来る地元食堂です

なにか食べようとは思うのですが。。
先ほどのサクサク・ノン（勝手に命名）がお腹にずっしりいます

相方がショルパ（牛肉と野菜のスープ）を頼んだので
その味見だけしてアイスクリームに行こうかな。。

って、ショルパ一つ頼んだだけで
サマルカンド・ノンとお茶がついて来た
23,000som（276円）

サマルカンド・ノンをちぎってショルパに浸して頂く。。
あ！美味しいです
スープは見た目よりあっさりで香草が爽やかに効いています
やっぱり野菜がほくほくしてて美味しいのよね

サマルカンド・ノンは表面がパリッとしていて
中はぎっしり目が詰まったどっしりとしたパン
汁物や料理の油分をしっかり吸い取るので
ついつい口に運んでしまいます

そうしてさらに膨らんだ私のお腹は
アイスクリームには辿りつきませんでした
若いころはいくらでも食べれたのに。。（涙）

お腹いっぱいになると。。当然眠くなります
ホテルに帰ってお昼寝しましょう

ホテル近くには小さな食糧品＆雑貨店が幾つかありとても便利
帰り道でお水・ヨーグルト２個購入して
14,000som（168円）

よく寝ました！
復活しました！
早速やらかしました！

イスラム・カリモフ通りには日本人スタッフも居る
ツーリスト・インフォメーションがあります
こちらで民族衣装をお借りできるということで。。
やりました。。。なんと花嫁衣裳です（笑）
真っ赤です！刺繍が豪華です！

自前の服の上から羽織るだけなのですが
本来は前を一カ所ぴちっと締めて着るもののようで

と言うのも。。
こちらにも居ました！　キモノ警察が！
脇の舗道を歩いていた地元マダムが笑いながら
“前をギュッと締めろっ”ってなジェスチャーで訴えかけてくる

はーい。。ギュッとね？

100,000som（1,200円）でした

日本人スタッフはJICAの方でした
ウズベク情報を発信されているブロガーとしても有名なので
ご存知の方も多いのではないでしょうか？
私たちも旅行前はこの方のブログを参考にさせて頂きました

衣装貸しは最近始められたそうで
現地のスタッフさん達と試行錯誤中なんだそう
なので料金やサービス内容は変更の可能性もあるようです

いろいろお話伺えて楽しかったです
この場を借りてありがとうございました！

記念撮影のあとは再びショブ・バザールへ
あらためてお土産探しです

商品に値札はついていないので全て交渉価格
まずは幾らか聞いて。。
基本的に高値からはじまるから「高いわ～！」と即答する
「じゃぁ〇〇で」「いや〇〇にして」

お互いにカタコト英語ではありますが
お金の交渉って不思議と通じるんですよねぇ
って殆ど相方に活躍して貰ったけど
いろいろ買い物して分かったのは
結局のところ米ドル支払いが一番安くなるってこと

午前中に見た１ドルのサフランも
スムで払うと言ったら15,000som（180円）が限界

この国もインフレが加速しており
自国通貨よりも米ドルの信頼が高いようです

じゃぁ米ドルで払えばお得ってものではもちろんなくて
日本円から米ドルに両替するのが
為替手数料もあるしお高くなるからなんともです

それでも安価に買い物を楽しめるバザールは嬉しい場所です
＊サフラン　15,000som（180円）※約８グラム
＊ゴマ菓子　15,000som（180円）
＊ピスタチオとアーモンド100gずつ　35,000som（420円）

今回の買い物は全て自前消費用です
周囲へのお土産用はタシケントのスーパーで購入予定
こういうバザールの食材って避ける方もいますものね

サフランは日本の大手メーカーが販売する小瓶の場合
0.4グラムで646円とWEB検索で表示されました
今回買ったのは量的に20倍だから。。12,920円相当!?

。。おぅっ

シヨブ バザール 市場

バザールを後にしてすぐお隣にやって来ました
サマルカンド名所の雄「ビビハニム・モスク」です

初代皇帝ティムールが世界最大級のモスクを作ろうと
各地から大勢の労働者が集められ
インドからは象（荷運びかな？）まで連れて来て
わずか５年の歳月で完成させたそう

15世紀はじめにそれを行なうって
一体どれだけの富と力があったのでしょうねぇ

ビビハニム モスク 寺院・教会

早速中に入ってみましょう
１人40,000som（480円）

ビビハニム モスク 寺院・教会

門をくぐって入ると静かな趣の庭が迎えてくれました

ビビハニム モスク 寺院・教会

こちらのタイルにも美しい青が使われていて
上部のアラビア文字はコーランの一節でしょうか？

ビビハニム モスク 寺院・教会

部分的に中に入れるところがありました
シャーヒズィンダ廟群に比べると
落ち着いた色とデザインです

ビビハニム モスク 寺院・教会

ゆっくり過ごしているうちに日が暮れてきました

夕陽に浮かぶミナレットは
在りし日の大栄華を想像させてくれます

この異国感溢れる景色。。まさに旅の醍醐味です

ビビハニム モスク 寺院・教会

そして。。決して疎かにできないもう一つの旅の醍醐味
食事の時間です！
訪れたのは。。
昨夜と同じ Shokhrukh Nur （シャシリク・ヌール）

昨夜頂いたラム・テンダーロインがよっぽど気に入ってしまって！
このメニューの上から２つ目
上からシール貼ってあるのはきっと最近値上げしたんだろうね
それでも20,000som（240円）
優しいお値段です

以前にも書きましたが
私たちはそもそも羊肉は得意じゃないのです
香辛料が効いて臭みが少なければ食べれるという程度

ところがこのラム・テンダーロイン
とってもジューシィで柔らかくて美味しいのです！
香辛料はあっさりめで「肉」が美味しいのです！
羊肉を欲するようになるとは自分でもビックリ
ちなみに２本ともラム・テンダーロイン

横の丸いのはジャガイモ
ほくほくしてこれまた美味いっ

シャシリクを頼むとオニオン・スライスの甘酢漬けが
ついてきます

他にはラグメンも頂いて

ブハラで頂いたラグメンとはまた違ったお味
ブハラのはトマトペーストが濃厚だったけど
ここサマルカンドのNurでは
トマトそのものを煮込んでいる感じ
ベースは牛スープのようです

個人的にはこちらのお味のほうが好みです
麺もこちらのほうが好き

今日は昼間に炭水化物をたくさん食べたし
ジャガイモもあるので
お茶とミネラルウォーターを頂いて終了しました
計80,000som（960円）

お店の炭焼きグリル横の冷蔵ショーケースには
いろいろな種類の肉が串にささって準備万端

注文が入ってから焼いてくれるし
テイクアウトもできるようです

食後はお店のすぐ近くで帰り道でもあるレギスタン広場へ

イルミネーション・ショーが始まってました
この日は土曜日
週末は基本的に行っているようです
音楽とともに様々な光が溢れます

レギスタン広場 広場・公園

ここもまた多くの人が集まってました
周囲には軽食やおもちゃ、アクセサリー等の様々な露店が並んで
神社のお祭りのようでした

たぶん地元の方たちにとってはそういう場所なのでしょうね

レギスタン広場 広場・公園