2024春 ウズベキスタン紀行 と お金事情【番外編】～ サマルカンドからの郵便

2024/03/27 - 2024/04/02

旅を終えて１ヶ月半が過ぎたつい先日のこと
思わぬ郵便物が届きました

UZPOST。。ってことは、ウズベキスタン郵便

初めてお目にかかる切手や封書デザインにワクワクすると共に
何か怪しいモノ入ってたらどうしよう？。。という不安も

写真では分かりづらいかもしれませんが
封が一度開けられて、青いテープで再封している状態なんです

差出人は。。Muzaffar Hotel Samrkand

何と！
サマルカンドで２晩お世話になった
ご家族（と思われる）全員優しい笑顔のあのホテルです！

でも、一体何でしょう。。。？？

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

中を開けてみると。。

まずは手の平サイズのタイル・プレート！
裏面にはマグネットがついています

言わずもがな。。サマルカンド・ブルーが爽やかで可愛い

ポストカード！

ティムール帝国第４代領主にして天文学者であるウルグ・ベクが
学者達と意見を交わしている図
背後には恒星観測機が描かれています

快晴の下、ウルグベク天文台跡を訪れた記憶が
一気に甦ってきます

ポストカード表面にはメッセージが。。

Thank you for your concern.
We are very grateful.
Please accept our gift as a thank you!
ありがとう

何と嬉しいことでしょう。。！

しかも、「ありがとう」ってわざわざ日本語で！

滞在時は英語でお話しするのみだったのですが
口コミで“少し日本語を話す人がいる”っていうのを目にしたので

その方。。もしかしたらアノ若いお兄さんかしら？

実を言いますと。。私たちは滞在した部屋のカード・キーを
返却するのを忘れ、日本に持って帰ってきてしまったのです（汗）

帰国後すぐにその事に気づき、
相方が慌ててサマルカンドまで郵送返却した経緯がありまして。。

それを受け取ったことの御礼として送ってくれたようです

迷惑をおかけしたのはこちらの方なのに
本当に心優しい親切な人たちです

興味深いのが。。

＊一度開封され再封されていること
＊幾つもの検印がなされていること

郵便局の印だけでなく、税関と思われる印があります

そしてこの書面！
全てウズベク語で書かれています

グーグル・レンズを使って翻訳したところ。。

「サマルカンド」とか「１．ポストカード」とか
「２．マグネット」が読み取れます

下方にはそれらを確認した係官の署名入り


“不正輸出”とか“諜報活動”とか
そういう疑いで開封されたのでしょうか？

開けた人も、単なる御礼のメッセージとマグネットで
笑ってしまったでしょうねぇ！

それにしても！
旅を終えてようやく静まった興奮が甦ってきます

青い空
サマルカンド・ブルー
咲きほころぶアプリコット
このホテルのお母さん筆頭にウズベクの人たちの優しい笑顔
やんちゃでアグレッシブなYandexドライバー
美味しい地元料理の数々

いつの日にか
またサマルカンドを訪れることができたら
きっとこの Muzaffar Hotel にお世話になることでしょう

旅を終えてからも旅気分に浸れる
Muzaffar Hotel からのステキな贈り物でした