2024/04/29 - 2024/04/29
443位(同エリア802件中)
にゃんこ姫さん
- にゃんこ姫さんTOP
- 旅行記426冊
- クチコミ135件
- Q&A回答12件
- 707,344アクセス
- フォロワー21人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
かねてから、桜前線を追いかけて南から北へと日本全国を旅する
というプランを抱いていましたが、なかなか実行する機会があり
ませんでした。
今回、旅行会社の広告を見ていたら、東北2県と北海道・函館の
桜を見るツアーを見つけました。
行きたい所ばかりの魅力的なコースで、心を動かされました。
問題は開花の時期ですが、これが一番の難問!
その年によって大幅に前後するし、特に近年は温暖化のせいか、
どんどん開花が早まってきていて予測がつきません。
躊躇しているうちに希望の出発日の予約が次々と埋まっていき、
GWに突入した4月末の出発日が、やっと予約できました。
開花予想日から1週間も後なので、もうすっかり散ってしまうのでは、
と不安ですが、こればかりは今後の気象次第でどうなるか判りませんし。
それに近頃の不透明な世相では、行きたい時に行かないと、来年は
もうないかも・・・ということで、運を天にまかせて行くことに
決めました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
イチオシ
1日目:4月29日(月・祝)
東北新幹線「はやぶさ」で、東京(上野・大宮経由)から
盛岡へ。
そこからツアーバスで角館に向かいます。
ところが・・・
この「はやぶさ」は秋田新幹線「こまち」と連結していて、
盛岡駅で切り離しとなり、「はやぶさ」は新青森へ「こまち」は
秋田へと分かれるのです。
盛岡駅で「こまち」の車両に乗り換えれば、直通で角館まで
行けるのにね。
所要時間の関係か料金の違いなのか、それともGWだから席が
確保できなかったのか・・・謎です。 -
午後1時に角館に着き、「武家屋敷通り」で解散、
自由散策となります。
通り沿いの枝垂れ桜と、桧内川(ひのきないがわ)
堤の桜並木が有名な場所で、120分間たっぷり
お花見がたのしめる・・・はずだったのですが。
このとおり、見渡す限りの葉桜になっていました!
まあ、出発前にネットで開花状況を検索していて、
角館に関しては「散りはて」という(ミもフタもない
表現!)情報でしたので、覚悟はしていましたが。武家屋敷通り 名所・史跡
-
もともと角館は、桜がなくても訪ねてみたかった土地
なので、新緑の街散歩を楽しむことにいたしましょう。
「武家屋敷通り」は、武家屋敷が立ち並ぶ「内町」と
町人の住む「外町(とまち)」に分かれ、その境に
「火除け」と呼ばれる空き地が設けられています。
「火除け」は火災予防とともに、軍事的防衛の役割りを
担っていました。
「外町」まで見ると時間的に難しいとのことなので、
中間の「火除け」まで歩き、同じ道を逆にたどって
「内町」を見ていくことにしました。 -
通りの両側に武家屋敷が立ち並んでいて、
そのうちの何軒かは屋敷内を見学できます。
こちらは「岩橋家」です。(無料)岩橋家 名所・史跡
-
「岩橋家」の歴史が書かれた説明板が設置されています。
-
玄関です。
-
庭に続く門。
この屋敷に限らず、入り口の高さはかなり
低く、(観光客向けに)「頭上注意」の札が
かかっていました。 -
お座敷です。
建具も家具もないので、簡素に見えます。 -
外塀です。
この木は桜ではなく、モミジ。 -
桜とモミジの紅葉が同居しています。
ソメイヨシノは完全に終わっていますが、
これもきれい。 -
角館名物「稲庭うどん」の店が、そこここに
あります。
ここに来たら食べてみたかったのですが、店内は
満席のようです。 -
こちらの店も・・・行列ができています。
若い人が(それもカップルが)多いですね。
2時間あるとはいえ、どのくらい待つか不明なので、
並んでまで食べる余裕はなさそうです。 -
「河原田家」。
立派な標識が立っています。河原田家 名所・史跡
-
「河原田家」。
ここも中に入れます。(無料) -
「河原田家」。
こういう説明板があるお屋敷は、公開されて
いるようです。 -
「小田野家」。
小田野家 名所・史跡
-
「小田野家」説明板。
-
「小田野家」。
全部のお屋敷を見て回るには時間が足りないので、
あまり混雑していなそうな所にお邪魔します。(無料) -
こじんまりしたお庭です。
-
お座敷は、だいたいこのような造りです。
ちょっと見、あまり広くなさそうですが、
奥行きはあるようです。 -
このお屋敷は資料が用意されていて、女性の方が
いらっしゃったので、希望すれば案内して
くださったのでしょうが、いかんせん、時間が
なくて・・・申し訳ないけれど、ご挨拶して写真
だけ撮らせていただきました。 -
ちゃんと読んでいたら、興味深いものだったとは
思いますが、残念です。 -
記念スタンプもありました。
-
これは非公開のお屋敷?
閉ざされた門が厳めしい感じです。 -
こちらも、門は開いていますが、公開は
されていないようです。 -
ちらっとだけ、外から覗かせていただきました。
-
広そうなお庭。
-
こんなふうに断り書きがあるお屋敷も。
それはそうですよね。
全部が全部、公開しているというわけじゃ
ないですものね。 -
剣カタバミの紋のあるノレンが
かかったこのお店は、土産物店です。角館さとくガーデン 専門店
-
なるべく人物が写らないようにしたので、閑散として
いるように見えますが、実際には(主に中国からの)
お客様が大勢いました。
整然としたレイアウトの棚。 -
イチオシ
桜の木を使った茶筒などが名産です。
美しい細工で、欲しいな~と思うのですが、
非常に高価なので、いつも見てるだけ~、に
なってしまいます。 -
これも名産の「秋田犬」(のぬいぐるみ)。
本物の秋田犬が見られる家があると聞いて
行ってみたのですが、公開はGW明けから
だそうです。残念。 -
イチオシ
店の一角に歌舞伎の場面を模した
精巧な人形が展示されていました。
『義経千本桜』。 -
お祭りの曳山に乗せられる人形だ
そうです。 -
イチオシ
日差しが強く、暑くなってきました。
-
少しだけ、桜らしき木が。
-
やっと、これだけ・・・名残の桜。
-
なんとなく趣のあるたたずまいですが。
ネコちゃんの絵が描いてあるから、お店
なのでしょうか。
よく見なかったのですが、見ておけばよかった。 -
これも桜の一種でしょうか。
-
「味噌・醤油・漬物」の文字が。
ここで作られているようです。
見たい! けど、時間が・・・!
う~んん! -
家の造りも素敵です。
-
「青柳家」は、一番大きなお屋敷です。
(三千坪とか!)青柳家 美術館・博物館
-
内部は記念館になっていて、見学可能。
(有料・500円) -
ぜひ見ておきたいところなのですが・・・。
たぶん広すぎて見切れないと思うので、
泣く泣く諦めます。 -
でも、こんな貴重な武家屋敷を見る機会は
めったにないので、1軒くらいは中を見学
したいです、ね。
で、選んだのが、この「石黒家」です。石黒家 名所・史跡
-
こちらは唯一、子孫の方が今でもお住まいに
なっているお屋敷なのです。
そのため、公開されているのは一部のお部屋ですが、
係の方が案内してくださいます。 -
(有料・500円。)
-
右手の入り口から入って、奥が受付、手前が
土間で、左手の上がり框(かまち)から座敷に
上がります。 -
読んで字のごとし、ですが、
表現がいいですね。 -
部屋の中央に囲炉裏が切って
あります。 -
そのため、天井の一部に煙出しの窓が
あり、長い棒で開け閉めするように
なっています。 -
「おかみ」(=お上?)と呼ばれて
いるのでしょうか。 -
五月人形が飾られていました。
-
古式ゆかしい段飾りで、今では簡単に
手に入るものではなさそうです。 -
小物に至るまで、手の込んだ作りです。
-
この武将の人形が一番古いものだそうです。
-
凛々しい若武者。
こういう物が保存されているのって、
素晴らしいことですね。 -
欄間の透かし模様「亀」。
裏側から見ると、影絵のように見えるのですが、
光線の具合で、裏側は写真が撮れませんでした。 -
お庭の眺め。
他に、昔の蔵だった建物が資料館になっていて、
使われていた道具類や系図などが展示されて
いました。
売店もあり、ポストカードなどが買えます。 -
見学の際の入場券。
石黒家の略歴が書かれています。
非常に由緒ある家柄だったのですね。 -
もうひとつ、これは角館名産のお菓子
「生もろこし」のお店です。
添乗員さんに紹介されて、どんなものか
味見をしに店に入ります。唐土庵いさみや 本店 グルメ・レストラン
-
「生もろこし」についての説明。
秋田の伝統菓子です。
もともと「もろこし」といえば、落雁のような
固い干菓子を指すようですが、この「生もろこし」
は柔らかく、口の中でほろほろと崩れるような
味わいです。 -
ふつう、餡は小豆を煮て作りますが、これは
「炒りあずき」といって、炒ったものを使っています。
冷やして食べるのがお奨めだそうで、試食にも
冷やしたものが出されました。
おいしかったので、購入します。
このピンクの箱が、プレーンの「生もろこし」。 -
中は、こんな感じの個別包装です。
他に、薄緑の箱の「茶菓仙(さかせん)」と
薄茶色の箱の「もろこしあん」を買いました。
家に帰ってから、抹茶を点てて茶の湯のまねごと
をしてみましたが、上品な味で風流な気分に
なりました。
茶事にもふさわしいお菓子だと思います。
桜は見られませんでしたが、瑞々しい新緑の
時季に400年の歴史を持つ古い街の佇まいを
見ることができ、それはそれで良い思い出に
なりました。
これからまたバスでし北上して、青森県の
弘前市に向かいます。
ーその2.弘前編につづくー
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
64