アメリカ西海岸レンタカーの旅 5日目 ラスベガス観光

2024/04/08 - 2024/04/08

サンフランシスコ・ラスベガス・ロサンゼルスをレンタカーで11日間周ってきました。写真を撮影した場所はできるだけ正確に地図情報に落とし込んでいます。
旅行の備忘録のためとこれから旅行に行かれる方へ少しでも参考になればと思いこの旅行記を書きます。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラスベガスも良い天気です、予報では19度になります。
昨夜の到着が遅かったので今日の午前中は部屋でゆっくりします。ラスベガスの宿はホテルではなく民泊なので詳細の説明は割愛させて頂きます。リゾートフィーもなく駐車料金も無料です。
溜まってきた洗濯をします。部屋に洗濯機と乾燥機がついているので、部屋から出ずに済むので便利です。

12:29に宿を出発します。
今日の予定ですが、いろいろなホテル巡りをしたいのですが今はホテルの駐車場も有料で、何軒ものホテルの駐車場に出入りするのは時間もお金ももったいないです。今夜ショーを見るトレジャーアイランドは、ありがたいことに今でも駐車場無料なので、ここに車を留め置きしてバスで移動したいと思います。

宿から10分程でトレジャーアイランドの駐車場に着きました。駐車場とホテルは別棟になっているので渡り廊下でホテルに入ります。
ラスベガスでは貴重な無料駐車場なので混んでいるかなと思いましたがそうでもありませんでした。公式HPによると632台のスペースがあるそうです。入口のゲートに係員がいて車の何かを見てそのまま行けと手で合図してくれました。

駐車場からホテルに入って長いエスカレーターを降りると今夜観るミスティアの会場がありました。事前に場所が確認できて助かりました。

ミステア 劇場・ホール・ショー

ホテルの中を通り正面まできました。

トレジャー アイランド TI ラスベガス ホテル & カジノ ラディソン ホテル ホテル

トレジャーアイランドといえば毎日行われる無料の海賊ショーで有名でしたが、MGMグループから個人投資家に変わり、コンセプトも変わった為ショーはなくなり当時の海賊船だけが虚しく残っています。

トレジャーアイランド前の交差点からの眺めです。向かいにあるのは2007年にオープンしたザ・パラッゾで隣にあるベネチアンとは姉妹ホテルです。

ザ パラッツォ アット ザ ベネチアン リゾート ラスベガス ホテル

左側には特徴的な色をしたウィンです。

ウィン ラスベガス ホテル

ウィンの前にあるファッションショーモールに入ってみます。円形の屋根が特徴的です。

ファッションショー・モール ショッピングセンター

このモールに来たもう一つの理由、それはここにバス停があるからです（笑）
DEUCEというストリップ大通りを走る観光客用のバスがあります。以前は急行バスSDXもありましたが2020年10月に廃止になってしまいました。

<上記画像の出典：「RideRTC」アプリより>
バスのチケットは自動券売機でも買うことができますが、全てのバス停にある訳ではないのでアプリで購入するのが便利です。
(左)2時間券が6ドル、24時間券が8ドルなので今回は24時間券を購入しました。
(中)1台の携帯で2人分購入可能です。購入後アクティベートすると時間がカウントダウンされます。乗車時にQRコードをスキャンします。
(右)アプリではバスの位置情報も分かります。

やってきたのはいつの間にか定番スポットになったウエルカムラスベガスの看板。

ウェルカム トゥ ファビュラス ラスべガス サイン 建造物

相変わらず撮影の順番待ちで行列ができています。

合間に1枚

ここのもう一つの名所はラスベガス空港のすぐ脇にあるので飛行機が見れることです。目の前は小型機の駐機場になっています。

ただ金網越しなのでなかなか思った通りのアングルの写真が撮れないのが難点です。運が良ければ大型の離発着機が頭上を通ります。

バスに乗って今来た道を少しだけ戻ります。

マンダレイ・ベイを横目に見つつ、

マンダレイ ベイ リゾート&カジノ ホテル

やってきたのはルクソール

ルクソール ホテル ホテル

誰もが気になる中はどうなっているのか。

こうなっています（笑）
ちなみに部屋の窓も少しだけ斜めになっています。

中ではタイタニック展をやっていました。

有名なブルーマングループのショーはこのホテルでやっていたのですね。

フロントデスクも巨大です。

さてここから更に北上するのですがバスでの移動となると、また道路を渡って反対車線に行かないといけないので、マンダレイベイ～ルクソール～エクスカリバーを結んでいる無料のトラムで移動したいと思います。ちなみにマンダレイベイ行きはルクソールに停車しないのでご注意を。

乗り場はルクソールの2階、スフィンクスが目の前にあります。

エクスカリバーには駅が2つあります。ホテルに行くのなら1つ目のメイン駅、交差点方面の外へ行くのなら2つ目の北駅での下車が便利です。私たちはそれを知らなかったので1つ目の駅で降りてホテルの中を通ってから外へ出ました。

エクスカリバー ホテル ホテル

ニューヨークニューヨークです。アトラクションのジェットコースターの歓声が響きます。

ニューヨーク ニューヨーク ホテル ホテル

そして、かつては世界最大の客室数を誇っていた(今は3位かな？)MGMグランド。
この交差点には大型ホテルが4軒あります。画像はないですが、4つ目のトロピカーナは67年間の歴史に幕を閉じ2024年4月2日に閉店となりました。

MGM グランド ホテル&カジノ ホテル

アメリカで有名なチョコレートメーカー、ハーシーズのショップがニューヨークニューヨークの1階にあります。

ハーシーズ チョコレート ワールド ラスベガス 専門店

店内はチョコレートの甘い香りが充満しています。

バスに乗る為にバス停にやってきました。この先にはM&Mとコカ・コーラショップが見えます。
ベラージオの15:30からの噴水ショーを見ようと、それに合わせてバス停に来たのですがバスがなかなか来ません。ようやく来たのでですが、QRコードのスキャンがエラーになる人がいたり、ドライバーからチケットを購入しようとする人がいたりで、乗車するのにものすごく時間が掛かってしまいました。

予定より遅れてしまいバスが到着した時にはすでに始まっていました。

ベラージオの噴水ショー 劇場・ホール・ショー

仕方がないので道路を挟んで反対側から見ることに。
ショーの時間：月～金 15:00～19:30まで30分毎、土日祝 12:00～19:30まで30分毎、全日 20:00～00:00まで15分毎

ベラージオ ホテル ホテル

パリスの前のバス停のこのイスに座って噴水ショーを見ました。ある意味特等席（笑）

ここだけ見るとまるでパリ

パリ ラスベガス ホテル

歩いてベネチアンまできました。ここだけ見るとまるでイタリア。

ザ パラッツォ アット ザ ベネチアン リゾート ラスベガス ホテル

もちろんゴンドラもあります。

この後の予定ですが、当初の計画ではバスに乗ってサーカスサーカスまで行く予定でしたが、バスを待つのも疲れたのでトレジャーアイランドの駐車場に戻りここから先は車で移動しようと思います。
ベネチアン前の歩道橋からストリップ大通りの北側を見たところです。アクリル板があるので少し反射してしまっていますが、左側で見切れているのがトレジャーアイランドです。

サーカスサーカスにやってきました。ここに来た目的は無料のサーカスショーを見る為です。ここも貴重な駐車料金無料のホテルです。もともと車で来る予定ではなかったのであまり下調べをしておらず、脇にある変な所に停めてしまいましたが、ホテル裏側に大きな駐車場があります。

サーカス サーカス ホテルカジノ & テーマ パーク ホテル

無料サーカスショーの場所が少し分かりにくいです。フロント近くの2階でやっているのですが、上の階から歓声は聞こえるのですが上に上がる階段が見つかりません。何も表示のないらせん階段がそうです、探してみてください。
演目については公式HPではなぜか2021年のスケジュールしかありません。HPの説明があっているなら月～木は13:30から、金～日は11:30から30分間隔で何らかの演目をやっていると思います。

ミッドウェイ / フリーサーカスアクト (サーカス サーカス) 劇場・ホール・ショー

今回の演目は空中ブランコでした。
しかし、これがまさか今日の夜観るミスティアのトリと重なるとは思いもしませんでした。内容やパフォーマンスもかなり似ていました。逆にいうとサーカスサーカスで見ることのできる無料ショーのレベルがかなり高いということにもなります。

客席はこんな感じでこじんまりとしています。
サーカスサーカスはホテル自体はかなり古いし、ストリップ大通りの中心地からも離れているので料金は比較的お安めです。ホテル滞在にあまりお金を掛けれないという方は検討してみても良いと思います。

本来の予定ではこの後ダウンタウンに行って夕食を取ってから、フリーモントストリートのエクスペリエンスを見て、ショーを観るためにトレジャーアイランドに戻るつもりでした。
が、結構疲れたので一旦宿に戻って、宿で夕食を取ってから改めてショーに出掛けたいと思います。

<上記画像の出典：「Googleマップ」より>
宿に戻る前にどうしても行ってみたいところがありました。ロサンゼルス発祥で日本人に大人気のスーパー トレーダージョーズ、略してトレジョです。サンフランシスコでも行きたかったのですがタイミングが合いませんでした。
なぜ日本人に人気なのか行ってみて分かりました。
1. 店舗が大きくない。他のアメリカンサイズの巨大なスーパーと比べてちょうど良い広さなので買い物がしやすい。
2. 店内のポップが日本的。店内にあるポップやポスター、お勧めなどが手書きなので親しみがある。
3. お土産になりそうなお手頃なお菓子がある。プライベートブランドのパッケージがお洒落で、サイズ的にも価格的にもちょうど良い。
4. 今夜のおかずになりそうな冷凍食品が豊富。これは我が家だけかもしれませんが（笑） アジアン的なものが多かったのも良かったです。
逆に残念なのは閉店時間が早い。どの店もたいてい21時クローズなので、忙しい観光の合間を縫って時間を調整するのが難しい点でしょうか。

さて、宿に戻る前にもう一つ寄ってみたいところが。ラスベガス空港の南側のサンセット道路沿いにある飛行機のビュースポットです。ラスベガスにトレジョは何軒かありましたが、ここに寄りたいが為に上記の店舗を選んだというのもあります。
写真のように細長いですが50台くらい停めれる無料駐車場もあります。

が、残念ながらここも金網越しでの撮影になってしまいます。

アップにするとこんな感じです。

宿に戻ります。

宿に着いたのが18:45、2時間程ノンビリして20:45に改めて出掛けます。車で10分程で会場となるトレジャーアイランドに着きました。

何度もお伝えしている通り本日観るのはシルクドソレイユのミスティアです。ラスベガスのシルクドソレイユの中ではいちばん歴史が長く元祖とも言うべきショーです。シルクドソレイユではオーが有名ですが、月火が休演日で今日は月曜でショーがないのでミスティアにしました。

ミステア 劇場・ホール・ショー

チケットは、トレジャーアイランドのHPから購入しました。「ENTERTAINMENT」から「MYSTÈRE」を選ぶと一番上に「BUY TICKETS」とありますが、ここから買うと定価での購入となってしまいます。
同じページを下の方にスクロールすると「PROMO CODES」という欄があり、ここから購入すると同じ公式ページなのに19時の回は25％引き、21時半の回は35％引きとなります。座席カテゴリーにより割引率が変わる場合もあります。

個人的な意見ですがベストな席はどこかというと、会場は真中の通路を境に前側の100番台と後側の200番台に分かれます。もちろん100番台のセクションの方がステージには近いのですが、会場全体を見渡せる200番台のセクションの出来るだけ前の席が一番良いと思います。ステージだけではなくて、通路や上の空間を使ったパフォーマンスもあるからです。

今回は昼間の観光が忙しく19時の回だと間に合わない可能性もあったので、料金も安い21時半の回にしました。約1ヶ月前に予約をしてセクション204の前から2列目BBの席が取れました。
料金は税込みでUSD63.05と表示されていましたが、隠れコストがあり最後にサービスフィーUSD17.39とモバイルチケット代USD4.59が加算されました。

ショーの内容は満足のいくものでアッという間の90分間でしたが、トリがサーカスサーカスで見た内容と重なってしまったのが残念でした。ショーの会場から駐車場が近くて終わったらすぐに宿に戻れたのも良かったです。

本日は10時間50分の行程でした。
明日はグランドキャニオン国立公園への日帰り旅行です。

5日目の走行距離 41.6 km (バス移動は含まず)

今日までの総走行距離 1,988.8 km