2024/02/24 - 2024/02/29
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nichiさん
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この旅行記のスケジュール
2024/02/25
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車での移動
8分
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お食事処 かぐら
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車での移動
12分
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徒歩での移動
3分
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徒歩での移動
4分
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徒歩での移動
7分
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徒歩での移動
6分
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義景公園
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徒歩での移動
6分
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この旅行記スケジュールを元に
福井県立恐竜博物館が楽しく、思ったより多くの時間を過ごしてしまいました。
お腹がペコペコで、国道沿いで遅いランチを終え、大野市へ。
大野市歴史博物館に寄ってから越前大野城の麓にある城下町へ。
雲海に浮かぶ天空の城として有名な越前大野城は冬には山を上がることができません。
麓の武家屋敷を2つ拝見しました。
内山家が面白かったな~
そして、朝倉義景の墓所へ。
織田信長に一乗谷の合戦に負けた朝倉義景のお墓は、大野にありました。
一乗谷にますます行ってみたくなりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
恐竜博物館から大野市に向かう途中、ランチできるところを探していました。
お腹ぺこぺこで、「そば、うどん」の幟に目が行って、国道沿いのお店に入ったら、なんとどじょう屋さんでした。
「お食事処 かぐら」さん。
恐竜博物館から車で10分ぐらい走った所でした。
どじょうは嫌いではないけれど、シニア夫婦はともにそんなに食べたことがありません。
それにどちらかと言うと、夜に抑え呑みながら食べる印象です。
よって、昼にどじょう?
という感覚なんです、、、、
まあ蕎麦やうどんなど、他のメニューもあるだろうし。。。 -
お邪魔します!
-
メニュー見てたら、久々にどじょうが食べたくなって、シニア夫婦は2人とも柳川鍋をオーダー。
お蕎麦もかつ丼もあったけど、やっぱり「どじょう」に。。。 -
きた~~
柳川鍋、、、
何年ぶりかな~?
美味しかったな~ -
お腹がいっぱいになって、まずやってきたのは大野市歴史博物館。
車で15分ぐらいでした。
まだ雨降って~す。 -
300円×2名
-
中は撮影禁止。
大野市の縄文時代から近代までの歴史資料を展示しています。
雑然と並んでいるだけ。。。
説明の統一感もなく、バラバラな印象。
博物館としてもっとテーマやコンセプトを決めるなど、判りやすく興味を持つように工夫してほしいな~
大野藩が樺太開拓用に建造した西洋式帆船の展示は興味深い話なので、もう少し工夫してほしいな~
でも、白山信仰と立山信仰の話は読んでて面白かったな。。 -
越前おおの結ステーションの駐車場にやってきました。
雨、止みました! -
ココは越前大野城の大手門広場の前です。
-
山の上に越前大野城が見えます。
残念ながら冬は山に上がることができません。
※12月から3月は休館中
織田信長の家来だった金森長近が、越前一向一揆を平定した恩賞として与えられた城です。
その時整備した街が、後の大野の街づくりの基本になっています。
江戸時代になり、松平氏の天領となりますが、老中を輩出した土井家が明治維新まで長い間城主でした。
この城は、雲海に浮かぶ天空の城として有名ですよね。 -
さあ、雨が止んだので、城下町の面影が残る大野の旧市街をプラプラしてみます。
-
武家屋敷である内山家へ。
-
大野藩の財政再建に大きな功績を残した家老を輩出した内山家。
武家屋敷を拝見します。 -
300円×2名
-
天空の城 越前大野城
のポスター
こんな風に見えるんだ~ -
この家の主だった、内山七郎右衛門良助 の履歴書。
これ、面白い。
18歳で大野藩に勤め始め、
39歳で藩校の教授となり、
43歳で藩の借金をすべて返済。
48歳で大阪に藩直営のお店である大野商店を開き、
49歳で蝦夷地の開拓の担当になっています。
53歳で家老になり、63歳の明治維新まで大野藩に勤めていました。
経理に強く、足腰が丈夫。
通勤時間 徒歩15分 -
入口の板の間。
板を外すと、 -
中は?
石で組まれた床下収納。
野菜や冷蔵庫を入れていたそうです。
昔の冷蔵庫ですね。 -
さあお座敷へ。
越前大野藩の財政を支えたのが、銅山です。
九頭竜湖の近くの面谷銅山から鉱石を採掘し、その中から銅を取り出していました。面谷山から採掘される鉱石には多くの銅が含まれており、ココの銅は、大阪では面谷銅と呼ばれ、大阪より海外にも輸出されていたそうです。
内山家は銅山頭取として、藩の財政を支えました。 -
この瓦、面白い。
波の上にウサギ。
ウサギは敏捷性があって多産。
海に兎波が立つと大量だと言われ、この文様は内山家で大事にされたそうです。 -
藩の財政を支えちゃもう一つの柱が、大野屋。
藩直営の今で言えばチェーンストアです。
藩の財政を支えるため、大野の農民が栽培していた煙草を大阪で大野屋をつくり、そこで販売しました。
これが大繁盛。
やがて、タバコ以外のものも売るようになり、店舗も全国に広がって行きました。
最盛期には全国に37もの店舗を構えていたそうです。
そして大野屋は、「洋式帆船 大野丸」を完成させ、洋上交易によりさらに収益をあげるに至っています。
すんげぇな~ -
内山良休が愛用した煙草盆です。
-
これが大野屋本店の印です。
-
母屋の中を進みます。
右側にこのお屋敷のお玄関が現れました。
木製のカギがありました。
その奥は座敷と仏間。 -
座敷と仏間の間。
天井の高さが違います。
仏間より座敷の方が天井が高く、座敷が一番格式の高い部屋であったことがわかります。
これは、大切な客人への気遣いの表れなんだとか。。。 -
釘隠しがカッコいい~
左上の桐は、伝説の鳥である鳳凰が羽を休める木。
右上の葵は、弓矢の矢じりの形。武士が好きな葉です。
左下の蝶は、武士の魂を点に運ぶと言われています。
右下の鶴は、寿命が千年と言われています。 -
小さな畳があります。
これは、掘りごたつをかくすふたです。
冬寒いこの辺りでは、屋敷の中にいくつか作っていたようです。 -
こんな構造なのね~
この下に鉄製の火皿があって、炭に火をつけていたのですね。 -
ココは台所ですね。
-
昔の食器が大きな食器棚に並んでいます。
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囲炉裏があって、
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囲炉裏の上の天井が高い。
ココから煙を外に逃がします。 -
奥には井戸があります。
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ココから離れへ。
これは渡り廊下です。 -
外から庭に樹木などを運び入れる際、この床が外れて渡り廊下を分断させることができたのですね。
床板を外し、両側の戸を開けると、左右に行き来できる外の通路ができたのですね。 -
はなれにやってきました。
ココは、はなれの外側で、冬にだけ姿を現す壁です。
大野は雪が深くて、屋根の庇が雪の重みで折れてしまうそうです。
で、庇が落ちないように、このような雪囲いの壁を作って庇を守ったのですね。 -
冬の壁の窓から庭を眺めます。
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はなれの中の座敷に入ってみました。
大正時代に造られた、立派なお座敷です。
床の間には殿様から贈られた書がかざられています。 -
派手な障子にしてイベントを開催中のようでした。
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凝ったつくりですね。
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欄間がカッコいいですね。
大野城の2階の座敷にも同じ欄間があるそうです。 -
お殿様の土井家の家紋が入った立派な箪笥です。
家紋は金ですね。 -
風呂場。
檜の風呂桶を支えているのは、石です。
それも笏谷石と言って、火山灰が固まった石です。
水に濡れると鮮やかな青緑色に変化するそうです。 -
トイレですね。
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母屋に戻って、2階へ。
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狭い急階段を上がってみます。
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2階は物置として使われていました。
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天井が丸いぞ~
物置だった部屋を人が生活できるようにするため、リフォームしました。
物置の時は屋根裏で天井が無かったようです。
低い天井を丸くして圧迫感の無いようにリフォームしたんだそうです。
床に段差があるのは、1階の仏間と座敷の天井の差がそのままここに出ているからですね。 -
奥のこの狭い部屋は納戸です。
細かい収納ですね。 -
リフォームせずに物置のままだったスペースも残っています。
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滑車で下から荷物を上げる所です。
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こちらにも滑車があります。
下は、勝手口のすぐ横です。
購入してきた炭や柴を、家の中を通らずにココに上げて保管することによって、家の中を汚さずに済んだのですね。 -
こうやって保管していたのね~
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先ほど母屋から見えた内山家のお庭に出てみました。
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お庭には立派なお蔵が3つ。
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こちらは味噌や米を収納した味噌蔵ですね。
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こちらのお蔵は?
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衣装蔵で、衣類やお道具入れていたお蔵だったようです。
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立派なお屋敷だな~
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苔むす立派なお庭です。
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庭からお城が見えました。
こんな位置関係だったのね~ -
立派な武家屋敷でした。
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武家屋敷である内山家をあとにしました。
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次に伺ったのは、やはり武家屋敷の田村家。
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お邪魔します。
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このお宅にも大きなお蔵があります。
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お邪魔します。
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天井の吹き抜けと梁がすごい!
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土間側の天井もすごい!
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土間続きに囲炉裏がありました。
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広い畳の一部が板張りになってます。
何故一畳分だけ板の間になっているのか?
今でもわからないそうです。 -
大野藩の家老を務めた田村又左衛門家の武家屋敷です。
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広いぞ~~
大きく立派な武家屋敷ですね~ -
柱がぶっとい!!
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この座敷の奥は、なんと表玄関です。
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ココが表玄関。
ココで籠から降りてお屋敷の中に入ったのですね。 -
ココが表玄関です。
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シニア夫婦は、広い武家屋敷の中を歩き回ります。
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広く立派なお宅ですね~
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屋敷の表玄関を外から。。。
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ここまで籠で来て、お屋敷に入って行くのですね~
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こちらは田村家のお庭です。
奥に見える小高い丘は、土塁です。
越前大野城を築城した金森長近が、外敵が侵入するのを防止するために外堀に沿って造らせたと言われている土塁の一部で、ここだけ残っています。 -
広いお庭にはいくつかのお蔵があります。
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田村家の武家屋敷をあとにして、古き良き城下街の雰囲気が残る界隈を歩きます。
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お~~
いい雰囲気ですね~ -
良くこれだけの古き良き城下町の雰囲気が残っていたな~
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越前おおの結ステーションに戻ってきました。
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ちょっと越前おおの結ステーションのお土産屋さんに寄ってみます。
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駐車場にあった、越前おおの結ステーションのシンボルである時の鐘です。
木製の塔になっている時計台ですね。
そろそろ行きましょう。 -
越前おおの結ステーションから徒歩5分。
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大野市内観光の最後は、朝倉義景のお墓です。
ココに来ると、ますます一乗谷に行きたくなりました。
また雨が降ってきたのでそろそろ行きましょう。
つづく
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