夏休み　キプロス・スロバキア８日間(3)　首都ニコシア①

2023/08/08 - 2023/08/15

コロナ明け初の海外はキプロスとスロバキア。JALマイルを使用し、サーチャージ無料のカタール航空で往復チケットを取りました。

5年ぶりのヨーロッパ旅。長時間のフライトが久しぶりなのでビーチリゾートでゆっくりしつつ、観光できるキプロスを選択。首都ニコシアは2つの国に分断されていて、中心部に国境があることもキプロスに興味を持ったことの一つでした。

★8/8(火) 1:00羽田→6:30ドーハ
　　　 8:05ドーハ→12:05ラルナカ
　　　ニコシア泊
8/9(水)ニコシア→アヤナパ泊
8/10(木)アヤナパ泊
8/11(金)トロードス地方日帰りツアー
　　　　アヤナパ泊
8/12(土)14:25ラルナカ→16:45ウィーン
　　　　ブラチスラバ泊
8/13(日)ブラチスラバ泊
8/14(月)16:25ウィーン→22:45ドーハ
8/15(火)2:25ドーハ→18:55成田

エリア ニコシア(キプロス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

12時頃ラルナカ空港に着陸。

今日の宿泊地は首都ニコシア。
ラルナカ空港から毎時00分発のシャトルバスで向かう予定です。

ラルナカ国際空港 (LCA) 空港

入国審査場はそんなに混んでいなかったのですが、通過するのに30分ほど並びました。

最初は13時のシャトルバスまで時間があり過ぎるなと思っていたのですが、だんだん間に合うか不安に。お手洗いにも行きたいし。
それを逃したら14時のバスまで待つか、タクシーで向かうか。
タクシーの料金は目的地によって一律で料金が決まっていて、ニコシアまで日中は€50で7000~8000円ほど。なるべくバスで行きたいものです。

12:35　入国審査を通過。
聞かれた質問は"Which flight?"のみ。

スーツケースをピックアップし、出口横にあるAirpot Shuttleの窓口でバスのチケットを購入。時間になったら声を掛けるから、窓口の左側で待っててと言われます。

その合間に急ぎ足でお手洗いへ。

バスのチケットは1人€9。
このバスはニコシア市内まで行くけれども、中心部から離れた場所にバスターミナルがあるので、そこから路線バスかタクシーに乗り換えが必要です。

他の経路もあるけれど、そちらはラルナカ市内で乗り換えが必要。市内中心部までの直行便がないのがちょっと不便です。

12:50　出発10分前にバスに乗り込みます。スーツケースはトランクへ。追加料金は不要でした。

座席指定はないので適当に座ります。

出発したらすぐ高速へ。見える景色は砂漠に近い雰囲気。
国としてはヨーロッパだけど、位置的には中東なんだなと感じます。

30分程乗車してバスターミナルに到着。
教会がかわいい。

シャトルバスの到着を待っていたタクシーの運転手たちが声をかけてきます。値段を聞いたら€12とのこと。

暑い中スーツケースを持ってバス停を探すのが面倒だったので、タクシーに乗車。

トランクに荷物を積んで後部座席に座ると、運転手の知り合いらしき男性が助手席に乗り込んできました。よくわからないまま出発。
そしてニコシア中心部の手前で助手席の男性が€10支払い降りて行きました。
キプロスでは相乗りって普通なのでしょうか。

10分ほどで到着。
カード不可とのことで現金で支払い。

車がびっくりするほど汚れているけど、こんな感じの車をけっこう見かけました。

13:50 今日の宿泊はCentrumホテル。
口コミが良く、中心部に位置しており便利な立地です。
明日利用する予定のバスターミナルからも近い。

セントラム ホテル ホテル

フロント横のロビー。
チェックインが14時開始なので、ちょうど良い時間です。
フロントのおじさんに「日本人！珍しいなあ」と言われました。確かにキプロスでほとんど日本人を見かけませんでした。

そもそもアジア人がほとんどいないです。通常ヨーロッパ内の観光地では中国人や韓国人はよく見かけるし、中華街まであったりするけど、キプロスではほとんど見かけず。
現地の方に聞いたところ、西部のパフォスではそれなりにいるとか。

1階（日本の2階）の一番奥の角部屋へ。

一番安い「お部屋お任せプラン」にしてましたが、広めの部屋が割り当てられました♪

2人で宿泊だけど3人部屋。

お水も3本あります。嬉しい♪

大きいバスタブ付き。
長距離移動で疲れている時に湯舟に浸かれるのは嬉しいものです。

歯磨きをして少し休んでからニコシア散策へ出発。

14:30　とても暑い。内陸部だからか海岸沿いよりも気温が高めです。

キプロスの郵便ポスト。黄色でかわいい。

さっそくトルコ側へ向かいます。

正面の水色ストライプのオーニングのある建物が南側のパスポートコントロールで、国境になります。
水色と白はギリシャ国旗の色。ギリシャ系住民が住む南側では、この配色をけっこう見かけました。

徒歩で国境を超えるのは初体験。しかも未承認国家！
出国したら緩衝地帯(グリーンライン)を100ｍ程歩き、今度はトルコ側で入国。どちらもパスポートスキャンのみでスタンプなし。
帽子を取らないといけないのにかぶったままだったけれど、何も言われることなくそのまま通過。ゆる~い感じです。

グリーンライン (キプロス) 散歩・街歩き

国境を超えると雰囲気がガラッと変わります。

トルコ初訪問なので、ケバブとトルコの生ビールがある店を探します。

観光案内所 (ロクマジュ国境検問所) 散歩・街歩き

途中でモスク見学。
近くには現役のトルコ風呂もありました。

誰もいなかったけど扉に鍵はかかっていなかったので、勝手に見学。

北キプロス側で有名な観光スポットのビュユック・ハンへ。小物類の販売や飲食店が入ってます。
写真中央奥のSedirhan Cafeにケバブと生ビールがありました。

ビュユック ハン ショッピングセンター

15時過ぎで中途半端な時間なので空いてます。

夫は生ビール。私はドリンクメニューの一番上にあるAyranを注文。
何かわからなかったけど、一番上にあるということはトルコでポピュラーなのではないかと予想。
調べてみると、ポピュラーな甘くないヨーグルト飲料とのこと。美味しい！

MIXケバブを注文し２人でシェア。私は肉があまり得意ではないので味見で一口だけのつもりでしたが、美味しくてビックリ！自分の中のケバブの印象がガラッと変わりました。
お肉は茶色かオレンジでどれも似通った感じに見えますが、5種類位あったように思います。

このケバブを食べてからトルコ本土にも行ってみたくなりました。

他の方の旅行記で、キプロスに沢山猫がいると見かけましたが、食事をしてると傍らにご飯待ちしてる猫が。
お肉は塩分が多くて体に良くないと思い、ドレッシングのかかってない付け合せの野菜をあげましたが、一切食べず。美味しいものを知ってるのでしょう。

食事の後はモスクへ。
教会をモスクへ改装した珍しい建物なので、ぜひ見学したかったのですが改修中。とても残念。

北キプロスには他にも同様のモスクがあるのですが、遠方にあり滞在日数も少ないので見学できず。
リベンジしたいし、キプロス自体が最高だったのでまた訪れたいです。

セリミエ モスク 寺院・教会