2024/01/12 - 2024/01/12
49位(同エリア452件中)
kasakayu6149さん
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この旅行記スケジュールを元に
ライフワークとしつつある「ダムカード収集」と「道の駅スタンプラリー」夢はでっかく全国制覇ですが、なんだかんだ言っても流石に日本は広く、現在は主に近畿方面に出没中。
関東在住なので基本は可能な限り効率よく巡っています(巡っているつもりです)
関東圏から徐々に制覇を進めてはいるものの、既に制覇済みの県に新たに配布対象施設が追加されたり道の駅が開駅したりします。
その場合はある程度エリアに未訪問箇所が貯まったら、効率性を鑑みて纏めて巡る様にしています。
今回、一旦はコンプリートしたものの新規配布が始まり
ダムカード配布対象施設が愛知県に2箇所、三重県に3箇所
道の駅が和歌山県に1駅と未訪問箇所が貯まったので纏めて巡る事としました。
ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回は89回目です(回数は訪問日数でカウント)
第88回終了時点で、24都府県の322施設を巡りました。
そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
2024年1月11日現在で
関東エリア(関東1都6県+山梨県+長野県北部)は全183駅を訪問済
北陸エリア(新潟県+富山県+石川県)は全82駅中13駅訪問済
中部エリア(長野県南部+岐阜県+静岡県+愛知県+三重県)は全135駅を訪問済
近畿エリア(福井県+滋賀県+京都府+大阪府+兵庫県+奈良県・和歌山県)は全156駅中145駅訪問済。
今回は2日間の行程で初日は愛知県と三重県北部のダムカード配布対象施設を巡りました。本旅行記に当たる2日目は紀伊半島を西岸から伊勢まで横断し、明日仕事なので頑張って東京まで帰ります
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なのと県跨ぎになるので今回は和歌山編・三重編-1・三重編-2に分けてお届けします。
三重編-1は
以前建設中に訪問したものの竣工してからは訪問した事の無かった「川上ダム」を再訪します
なのでダムカード配布対象施設も近畿道の駅スタンプラリーも一旦はお休みです。
※三重県ダムカード収集の旅の備忘録はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11752144
※ダムカード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11780773
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
PR
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和歌山編にて
前日に昨年ダムカード配布対象施設が加わった愛知県・三重県を巡り深夜に紀伊半島を横断し和歌山県入り、既にコンプリート済みだった和歌山県に昨年新たに開駅した「道の駅 海南サクアス」で車中泊した後に巡り和歌山県を再コンプリートしました。そして返す刀で三重県を巡るべく再び紀伊半島を横断します。
※和歌山編の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11891399
※写真は前編の最終訪問地「京奈和道の御所南PA」御所の郷 お土産屋・直売所・特産品
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「京奈和道 御所南PA」から「川上ダム」にやって来ました
「京奈和道 御所南PA」から「川上ダム」は主に京奈和道と国道165号線で59km程の道のり
※4トラの仕様変更があった様で同箇所の過去の口コミが
下記にリンクされなくなりました。
なので自分の口コミのURLを添付します
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/14664088川上ダム 名所・史跡
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川上ダム
2023年(令和5年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 84.0m
堤頂長 334.0m
高圧ラジアルゲート 1門
ジェットフローゲート 2門川上ダム 名所・史跡
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此方の写真は前回訪問した2022年3月の物
当時は竣工まであと僅かとなり天端や周辺施設以外の工事は終了し試験湛水を始めた頃した。
天端等の工事をしている様子が見て取れます
※前回訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11748654川上ダム 名所・史跡
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そして2023年に竣工し運用を開始しました
未だ出来立ての令和竣工のダムな訳です川上ダム 名所・史跡
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イチオシ
川上ダムは名前の由来となった「川上川」と「前深瀬川」が合流する場所に造られました、川上川にほぼ直角に合流する「前深瀬川」の流域の方が平地が大きかったため必然的にダム湖も「前深瀬川」方面の方が大きくなります。
なのでダム湖はダム堤体から90度曲がった方に延びています川上ダム 名所・史跡
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そして川上ダムは木津川水系で最新のダムとなっています
木津川水系の6つのダム
京都府の「高山ダム」
奈良県の「室生ダム」「布目ダム」
三重県の「青蓮寺ダム」「比奈地ダム」「川上ダム」
は木津川から淀川へと流れながら関西地区の貴重な水源として活用されています
※木津川水系6ダムの各訪問時の様子はこちら
・高山ダム:https://4travel.jp/travelogue/11756706
・室生ダム:https://4travel.jp/travelogue/11749919
・布目ダム:https://4travel.jp/travelogue/11757789
・青蓮寺ダム・比奈地ダム:https://4travel.jp/travelogue/11749264川上ダム 名所・史跡
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新しいダムなので勿論「地域に開かれたダム」となっており
ダム天端は遊歩道として開放されています川上ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム下を望む
河川維持放流水を利用して発電を行っていました
新しいダムはダム下周辺も施設をスッキリと配置されています川上ダム 名所・史跡
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ダム天端より下流方面を望む
前述の通り川上ダムは木津川水系のダムです。川上ダム湖で前深瀬川と川上川が合流し、この先で木津川と合流します。
そして木津川は伊賀市街で服部川などの合流地点なので、しばしば洪水に見舞われてきました。現在は被害軽減化のために伊賀市街地に「上野遊水地」も造られていますが。川上ダムは下流部の洪水調整も期待されています
※上野遊水地訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11748654川上ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム湖方面を望む
ダム湖が出来る事により周辺道路は水没してしまうので、ダム工事は周辺道路の「付け替え」を併せて行います
以前訪問時は竣工前だったのでダム周辺には近づけず、周辺道路からダムを見学しました。丁度ダム湖越しに付替え道路が見て取れます川上ダム 名所・史跡
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少々話が前後しますが、此方がダム訪問後に巡った付替え道路から望んだ川上ダムとダム湖です
手前側に川上川が流れ(それがダム湖となり)小さな嶺向こうに「前深瀬川」が流れます。川上ダム 名所・史跡
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此方は以前訪問時の2022年3月の様子
ダム天端付近は未だ工事中でした。但しダム下部の工事は既に終了しており満水まで時間を要するので既に試験湛水は開始されていました
試験湛水とは
敢えて非常用満水まで水を湛えて各機器の異常をチェックする。いわば最終試験です川上ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です
※以前訪問時は工事中で天端は立入禁止でした
川上ダムの堤頂長は334.0m
天端を走破したダムは234ダム目となり
堤頂長は合計で63,718.4m(≒63.7km)となりました。川上ダム 名所・史跡
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水位変動に合わせ点検用ボートの位置が変わってしまうので、水位調整可能な発着所を造る事は多いのですが、
川上ダムはその発着場までスロープカーで移動できるようになっていました。
流石は新しいダムです
決して従業員が楽なだけでなく安全管理上や大きな荷物を運べるなどトータルで利点が多いのだと思います川上ダム 名所・史跡
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ダム左岸側も公園として開放されており記念碑や案内が設置されています
「川上ダム」によって形成されたダム湖は「あおやま川上湖」と命名されました川上ダム 名所・史跡
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ダム左岸の公園よりダム湖方面を望む
川上ダムはその名の通り川上川にありますが
「川上川」と「前深瀬川」との合流地点に造られました
「川上川」と「前深瀬川」の各上流部の導水量は分かりませんが、ダムの設置位置と上流部の地形の関係でダム湖の多くは「前深瀬川」側に広がっています
あくまでも地形の問題なので仮に大半の水が川上川から流入したとしてもダム湖は「前深瀬川」側に形成される訳です川上ダム 名所・史跡
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川上ダムの下流部には「オオサンショウウオ」の生息地があるそうでダム湖の温度上昇などの下流部の生態系への影響を懸念しダム湖への流入部からダム下までバイパス管を設置して生態系への影響を抑制しているそうです
川上ダム 名所・史跡
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実際に施行しているバイパス管と同じものが展示してありました
勿論、幾らバイパス管を施工しても生態系への影響は皆無な筈はありません。それでも少しでも軽減するために工夫するのは大事なことだと思います
ある意味ダム建設そのものが自然界に抗って自然破壊している訳です。極論を言えば濃尾平野は木曽川三川が洪水を繰り返した事で肥大な平野が形成されました。しかし人々が生きる街を破壊させないために上流部にダムを造ったのですが、これはある意味自然破壊であると同時に人間が安全に生きるための必要な措置に訳です。
この辺りをバランスを如何に計るかが難しい問題な訳です川上ダム 名所・史跡
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再び歩いてダム右岸に戻り、折角なのでダムからも川上ダムを望みたく移動しました
川上ダム 名所・史跡
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イチオシ
まだまだ新しく、コンクリートが白亜の状態を保っています♪
竣工前に建設会社のCMで現場監督さんが此の辺りでダム建設の話をしているシーンがありました。
何年にも渡る大工事、本当にお疲れ様でした。きっと竣工した時の感激はひとしおだったと思います川上ダム 名所・史跡
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ダム左岸側に放水路がありました
恐らくこれが件のバイパス路の放水路だと思います
ダム湖は水を貯める場所ですが、水分だけでは無く様々な物も貯めこんでしまいます。時にそれは様々な悪影響を及ぼす事が有るので、近年は様々な理由によりこのようなバイパス路を設ける場合があります
例えば
埼玉県の浦山ダムは上流からの洪水でダム湖が濁ってしまうと、湖水の濁りが沈静化するまで多大な時間を擁してしまうので、ダム湖上流部から直接ダム下のバイパス出来る様になっています
※浦山ダム訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11264978
長野県の美和ダムは上流からの堆砂でダムが埋まる懸念があるため上流に堆砂ダムを設けて必要に応じて美和ダム下流までバイパス放流します
※美和ダム(堆砂対策施設)訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11476789川上ダム 名所・史跡
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またまた話は前後しますが「川上ダム」のダムカードはダム右岸にある管理所で頂く事が出来ます。
管理職員を呼びださなくとも自動発券機で頂く事が可能です川上ダム 名所・史跡
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此方は以前訪問時に頂いたダムカード
訪問は1回だけですが、ストックが有ったそうでスタッフの方から4種類のカードを頂戴しました
・建設中(完成予想図バージョン)
・建設中(基礎掘削バージョン)
・建設中(コンクリート打設バージョン)
・建設中(試験湛水開始バージョン)川上ダム 名所・史跡
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そして今回、竣工バージョンを入手しました
「三重県」ダムカード収集の旅
(既に工事中バージョン入手済みのため今回カウント加算は無し)
・川上ダム
右上の目的記号は「FNW」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
川上ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります。川上ダム 名所・史跡
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さて竣工した「川上ダム」を巡りも非常に有意義ではありましたが、本日の旅の主目的は紀伊半島に新しく出来た「道の駅」と「ダムカード配布対象施設」を巡る事
しかも紀伊半島西側(海南市)にある道の駅と東側(志摩半島)にあるダムを巡ると言う我ながらかなり無茶な設定
時間の関係も有り普段は往復でしか殆ど使わない高速を使います
時刻は14:40 久居ICから伊勢自動車道へ
「川上ダム」から「久居IC」は主に国道165号線で34km程の道のり -
時刻は15:05
伊勢本線料金所を通過しすぐ先の伊勢西ICから一般道へ
久居ICー伊勢西IC 46kmを25分 平均110.0km/h -
「伊勢西IC」から「道の駅 伊勢志摩」にやって来ました
「伊勢西IC」から「道の駅 伊勢志摩」は県道で20km程の道のり
※4トラの仕様変更があった様で同箇所の過去の口コミが
下記にリンクされなくなりました。
なので自分の口コミのURLを添付します
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/14216032道の駅 伊勢志摩 道の駅
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三重県の道の駅は訪問日現在で全18駅を訪問済み
「道の駅 菰野」は2020年9月に訪問しました
※その時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11657815道の駅 伊勢志摩 道の駅
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一流の観光地「伊勢志摩」の名を冠してはいるものの、海岸では無く山中にある道の駅です。有名な地にある道の駅は往々にして一等地に建てられず(寧ろ一等地に建てる必要が無い)観光地から少々外れた所に在るのが宿命なのかもしれません。
但し伊勢市街から志摩方面に向かう道はコンビニ等も少なく休憩するのに適正な位置にある道の駅ではあります。トイレも綺麗です♪
そして観光土産も充実しています
勿論伊勢名物「赤福」もあります♪道の駅 伊勢志摩 道の駅
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時間も無い中、既に訪問済みなのに何故再訪したかと言うと
訪問時は発売を知らなかった道の駅カードを入手するためです
三重県の道の駅は2020年4月より「道の駅カード」を販売中です
三重県の道の駅は訪問日現在で全18駅の全駅が企画に参画中(素晴らしい)
「道の駅 伊勢志摩」はシリアル№945をゲットしました道の駅 伊勢志摩 道の駅
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既に三重県の道の駅スタンプはコンプリート済みなので、此れから道の駅カードをコンプリートする可能性は低いのですが、一応購入する事とします。
コンプリート用のスタンプ台紙も昨日の「菰野」に引き続き2箇所目♪
(先は長いです・・・)
さてこの後は再訪では無く、2023年11月に配布が開始された「鳥羽河内ダム」を訪問します。
とは言え長くなってきたので、後は「三重編-2」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「三重編-2」もご覧頂くと幸いです道の駅 伊勢志摩 道の駅
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旅行記グループ 2024年1月:ダムカード収集-89 & 近畿道の駅SR-31 和歌山・三重の新規追加箇所を巡る旅
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