結婚40周年のお祝い　Ver.2（メナード青山リゾート　編）

2023/11/23 - 2023/11/24

結婚41年目に突入旅、Ver.2は三重県伊賀市の青山高原にある、メナード青山リゾート滞在記です。

メナード青山リゾートは、日本メナード化粧品(株)の関連施設で、標高600mの自然豊かな、室生赤目青山国定公園内にあります。

約3,300,000㎡の広大な敷地に、ゴルフ場、ハーブガーデン、宿泊施設、温泉等がある、総合リラクゼーション施設です。
1976年オープンで、私達の若かりし頃は、憧れのリゾート施設でしたが、齢を重ねようやく訪れることが出来ました。

宿泊施設は、青山ホテル、ホテルシャンベール、そしてコテージ「スイス村」の3施設があり、今回はコテージに宿泊する事となりました。
というのは、翌日は奈良ホテルでランチの計画でしたが、予約が取れなかったので、こちらの夕食を洋食として、翌日のランチを和食で考えて、楽天のプランでは、夕食を洋食で選択すると、コテージしか空きが無かったからなのですが、コテージも一寸変わった感じで良かったです。
子供連れや、プライベートを大切にしたい方々には、おこもり感があって面白いのでは、と思いました。

出発日の3日程に、予約できなかった奈良ホテルのランチで、キャンセルがあったようで、翌日のランチを洋食に変更したので、ホテルでの食事を、和食に変更願えないかお願いしたところ、部屋はコテージのままで、食事を変更する事が出来て、結果的には当初予定通りとなりました。

各ホテルには霧生温泉があり、雅の湯、香楽の湯という、2つの浴場があり、美味しい料理と温泉でゆっくり過ごすという、理想の休日となりました。

Ver.1　針T･R･S、室生寺・龍穴神社↓
https://4travel.jp/travelogue/11887542
Ver.3　奈良ホテルランチから市内散策↓
https://4travel.jp/travelogue/11887707

エリア 伊賀・上野(三重)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

間違ってナビのセットをゴルフ場にしていたようです。

ホテルはゴルフ場から離れているようで、ラウンド終わりの帰宅の方々に交じって、道を尋ねる私に、丁寧に地図を示して説明頂き、何とか到着です。

此方が本日宿泊のコテージ、一戸建ての別荘という佇まいです。

自然に囲まれた中ですので、この時期でもカメムシ等が侵入して来るようです。
建物には、殺虫スプレーやガムテープ等の対策グッズが用意されていますが、虫の苦手な方は一寸辛いかも知れませんね。

滞在中、私が発見したのは2匹でしたが、ハイシーズンにはもう少し、発生していたかもしれませんね。

メナード青山リゾート 宿・ホテル

建物内は、２部屋4ベットが置かれていて、今回1部屋は居間として使用しました。

私達も、子供達が小さい時、蒜山等で友人達と過ごした頃を思い出しました。
当時ならゲーム部屋もあるし・・、という事でしょうが、今はゆっくりと、夜は寝ることが大切となり、生活空間の変化を実感しました。

今回、屋外には出なかったですが、ウッドテラスもあります。
珈琲を飲みながら、鳥の声を聴くというのも良いですね。

アメニティは、メナード化粧品のセットが用意されています。
左下が女性用、右下が男性用。
私、化粧品等には全く接点が無いので分かりませんが、結構良い物のようですね。

左上が青山ホテルのロビー、右上がホテルシャンベールです。

コテージは2つのホテルの中間位に位置しています。
食事や入浴で移動する際は、フロントに電話するとコテージエリアのロータリーに、5分程で送迎車が来てくれます。
歩いても、どちらのホテルにも5分位ですので、私達、夜以外は徒歩移動としました。
少しどちらのホテルに行くにも、坂や階段がありますが、朝の清々しい空気の中歩くのは、とても気持ちが良かったです。

本日のお品書きです。
橘会席というコースですが、面白いのは料理の案内の下に、材料や調理法の解説がなされていて、表現も様々な蘊蓄等で、結構面白いものになっています。

最後の「かける生姜」････売店にて好評販売中ですって、最後に「落ち」がありました。

先ずは、先付。
右側がレモン釜鋳込みです。
楚蟹、山クラゲ、生菊、天盛いくら、黄身酢とあり、説明では楚蟹はズワイガニと読むことや、調理法の鋳込みの説明が書かれていました。

左が前菜、猪口に入っているのが、烏賊と菊花のとんぶり和え（貝割れ大根・山葵醤油・菊葉）、海老菰揚げ、法蓮草コロッケ、落ち鮎利休焼き、銀杏カステラ（紅葉餡）、芒牛蒡公孫樹、 栗甘露煮、赤紅葉チーズです。

季節感のある、綺麗な盛り付けですね。

ドリンクは、私は焼酎ロック、奥様は銘酒「義左衛門」を生んだ若戎酒造が、青山高原の渓流で磨かれた、仕込水を使用して作ったサイダーです。

若戎酒造は、8代続く伊賀の酒蔵で、蔵元は女性だそうです。

こちら、土瓶蒸しかと思いましたが、椀替りのねぎま風、戻り鰹の潮汁土瓶仕立て
だそうです。
焼白葱や三つ葉、榎茸に笹垣牛蒡が入った、お吸い物のような感じです。
食用菊と柚子の香りが爽やかでした。

御造里は、伊勢紅葉鯛、鮪、縞鯵の3種です。
土佐醤油が合いますね。

紅葉鯛って、体色に赤みが増した秋に旬を迎える伊勢の鯛のようです。

敷かれた紅葉型の氷が凄いなと思います。

合肴は豊年餅と海老旨煮、霙餡搾り生姜が美味しいです。

豊年とは、その年の豊作を祈願、感謝することで、神様に供えたお餅ですね。

焼肴で、秋鮭幽庵焼きです。
松茸、渋皮栗甘露煮、揚げ銀杏等、秋の風味が盛り込まれています。

零余子（むかご）松葉刺しや、柚子味噌透かし、木の葉稲穂で秋の装飾がなされています。

ここで台の物　お肉です。
国産黒毛和牛の味噌仕立て鍋となっていて、野菜、エリンギを赤味噌仕立てでおろし生姜を入れて頂きます。

一寸変わった味わいになりますね。

食事は、秋鮭と占地（しめじ）の炊き込みご飯と香の物3種盛り、赤出汁です。

鮭としめじのご飯が想像以上に美味しく、お代わりをお願いしました。

最後は水物、デザートですね。
洋梨のムースに生チョコレート、ピオーネで締めて、お腹一杯になりました。

施設内は、イルミネーションの装飾が綺麗でした。

食事を頂く前に、青山ホテルの温泉、雅の湯に入浴し、食事後イルミネーションを見ながらコテージに戻り、少し休憩してから、ホテルシャンベールでイルミネーションを見て、香楽の湯に行きましたが、こちらの方が、天空の星を見ながらゆっくりと入ることが出来て、私の好きなお風呂でした。

温泉効果か、身体はポカポカで熟睡、静かすぎる夜でした。

熟睡して翌朝は、朝霧の中、朝食会場のホテルシャンベールまで散歩と入浴に向かいます。

朝食会場の前庭では、芝生維持のロボットが、頑張って働いていました。
以前、鳥取勤務の際、職場構内の維持管理に導入したロボットと同じで、当時の事を思い出した私です。

朝食は、ホテルシャンベールのラ グラースで頂きます。

テーブルには、メナード健康野菜ジュース、ハーブウォーターに、美味しそうなパン、マフィンがセットされていました。

レストラン ラグラース グルメ・レストラン

プレーンオムレツに松阪豚のロースハム、ベーコンと温野菜です。

フルーツとヨーグルト、自家製のハーブドレッシング、レモンフレンチドレッシングが用意されていて、私はレモンフレンチドレッシングをかけて頂きました。

ポタージュスープは、優しい味わいですね。

奥様は珈琲、私はハーブティを頂きました。

時間をかけた、ゆったりとした朝食となりました。

パンも、凄く美味しかったですね。

こちらの施設内では、蕎麦打ち、手作りパン造里の体験教室や、様々な工房があり、体験できるようですが、今日は12:00から奈良ホテルのランチを予約しているので、あまり時間がありませんが、ハーブガーデンがあるとの事で、チェックアウト後立ち寄ってみました。

綺麗な青空と、メタセコイヤの紅葉が綺麗です。

結構大きいハーブガーデンで、春はカモミール、初夏のラベンダー、秋のセージ等が綺麗なようです。

4/29～11/26は、ハーブガーデンとして有料開放されているようですが、宿泊者は無料で入園できるそうです。

秋の花セージがあるという事でしたが、先週の急な冷え込みと降雪により、花は終わりになってしまったようで、セージの収穫体験も無料になっていました。

係の方が、「先週の雪で倒れてしまってねぇ。」という話を聞いてビックリ、エッ、雪が降ったんですかと聞くと、10cm位積もったとの事です。

確かに茎は倒れてはいるのが多かったですが、私達もセージを少し頂いて、持って帰る事にしました。

ハーブショップでお土産を物色していると、気になるPOPを発見。

無農薬のじゃがいものキタアカリが、300円で詰め放題だそうです。
奥様2袋購入し、頑張ってねと、ハイと袋を詰め放題担当の私に渡し、幾つ詰めれるかなと見ています。

成果は…、奥様的には大満足の量だったようですが、私としてはあと2～3個は詰めれたかな、という感じがします。

それでは、奈良ホテルに向かってメナード青山リゾートを出発します。
Ver.2これまで。