ＪＲ西日本・東海　青春１８きっぷ２４・春を使って老いも若き愛知・長野へぶらぶら歩き旅ー１

2024/03/25 - 2024/03/27

ずっと前から久しぶりに「青春１８きっぷ」を利用して旅がしたいなぁ！～、と思いつつも春・夏・冬に限定される中でどこへ行こうかと決まらずで時期を逃していましたが、今回は発売開始の翌日２月２１日にＪＲみどりの窓口で購入しました。
買ってしまえばもう行くしかないので４月１０日までに使い切るよう調整をするだけと成りました。

ですがいざ利用すると実に１１年ぶりなので色々とミスの連発ばかり、自分が考えていたようにはいかないものです？…。

乗り鉄まではいかなくても列車に乗車して車窓を愉しむのが好きなのでどうしてもその間は何もしないでぼーっとしてます…。
だから駅での駅名標の撮影や乗車する車両に途中での乗り換え状況なども忘れてしまいがちで後で気が付くばかりでした…。

また、コロナ禍で５年ほど友人にもご無沙汰でしたので第一に時間を取ってでも会いに行こうと考えていたので名古屋・半田から始めました。

ならば随分ご無沙汰の飯田線も乗りたい！、滅多に行かない静岡にも行こうと決めて身延線かな？、出来れば晴天の富士山も眺められるかも？、普通列車なら東海道本線は利便性が高いので岐阜・大垣も歩きたいというコースに成りました。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ１００・リコーＲ８

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

３/２５（月）　朝一番のバスで「茨木駅」にやって来ました、

１１年ぶりに”青春１８きっぷ”を利用して旅に出ます～、１回目乗車の捺印を駅員さんに頂きました！。

茨木駅 駅

なのにスターから失敗しました！…、

その時の撮影を完全に忘れていました…、改札を通り抜けるとポケットに入れてしまうのでそのまま撮影も忘れてしまうということで最終日までの乗車券です。

３番線ホームから東海道本線上り快速 ６：３０発 米原行に乗車します、

早朝なのに既に通勤・通学が始まって混んでいますね？…、皆さんご苦労様です。

草津・柘植・亀山で乗り換えて名古屋には１０：３４に着きました。

愛知県・知多半島の町「武豊駅」に１１：５３に着きました、

名古屋から上り新快速 １０：４６発 豊橋行に乗車し大府駅で武豊線に乗り換え、２番線ホームから下り普通 １１：０１発 武豊行に乗車しました。

以前から一度は来たかった武豊駅にやっと来ることが出来ました、

武豊駅 駅

駅舎と「武豊線」そのものに歴史と魅力を感じます！、

明治１９年開業の県内で最も歴史の古い駅であり県内最初の鉄道の発祥起点です。

また、ＪＲ東海３１３系電車は在来線の代表車両として質や性能が高く乗り心地も実に良いです。
１番線ホームから上り普通 １２：０７発 大府行に折り返し乗車します。

JR武豊線 乗り物

途中、半田駅に立ち寄ってから「亀崎駅」に来ました、

明治１９年開業当時から残る日本最古の現役駅舎として全国的に知名度が高いです。
若き頃に半田に転勤で住んでましたが全く知りませんでした？…、今回は少しだけ駅舎で時を楽しみたいです～。

亀崎駅 駅

５年ぶりに友人に会いに来ました「自家焙煎珈琲屋 蘆花」です～、

コロナ禍があって来れなかったので久しぶりで楽しみにやって来ましたと言う事で友人夫妻が経営している喫茶店です。

＊詳細はクチコミでお願いします

自家焙煎珈琲屋 蘆花 グルメ・レストラン

ふらっとドアを開けて久しぶり元気だった！…、

いつものように何気なくカウンター席の奥に座って美味しい珈琲をいただく～、４０年前の若し日の懐かしい話しに花が咲いて時間を忘れてしまいそうです…。

じゃあまた！と言ってドアを閉めて駅までとぼとぼと歩きました。

東海道本線の要衝駅「金山駅」に１８：１１に着きました、

亀崎から上り区間快速 １７：３７発 名古屋行に乗車して直通なので便利でした。

数十年ぶりですが名古屋に次ぐ巨大ターミナル駅は利用客で溢れていますね！。

金山駅 (愛知県) 駅

今夜の宿は歩いて１５分ほどの「ホテルいろは」です、

外観は団体合宿所のような雰囲気ですが低料金・個室・大浴場で寝るだけと割り切れば使える穴場的な宿でした。

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ホテル いろは 宿・ホテル

夕食は宿から近い「あさくま八熊店」でいただきます、

早目の食事に成りますがあさくまには２０年以上も来てないですね？…、同じ名古屋の外食チェーンでもブロンコビリーが身近ですから。

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あさくま 八熊店 グルメ・レストラン

ランチタイムでは無いのでメニューは迷いました？…、

初挑戦で学生ハンバーグ１８０ｇ？とは、オリジナルと何が違うのか試してみましたが…？、サラダは普通に美味しいですが個人的にはやっぱりブロンコビリー派ですね！。

３/２６（火）　久しぶりの名古屋なので今日はぶらぶら歩きます～、

市内歩きなら名鉄ではなく地下鉄が一番便利ですが地下鉄のみが無く市バスも一緒なので「名古屋市営交通 バス・地下鉄全線一日乗車券」￥８７０を購入しました。

確かにこれは便利で４回以上利用すれば元が取れる格安乗車券です。

やって来たのが「トヨタ産業技術記念館」で時間をかけて見学します！、

何といっても世界のトヨタですから世界一の技術が詰まってるはずですからね、ずっと前にトヨタ博物館を見学しましたがここは初めてなので期待しますよ。

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トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館

館内のエントランスからして巨大な空間が創れれてます…、

その中央にはトヨタが誇る世界一の自動織機が展示されていますが、改めてトヨタ本家は佐吉さんの自動織機から起業し発展した事を教えられました。

余りにも楽しいので撮影も忘れて真剣に一つ一つを見学させて頂きました。

今夜の宿は名駅から歩いて２０分「ビジネスホテル大吉」です、

太閤通り界隈に在る且つてのドヤ街も時代の流れと共に変わり現在は普通の住宅街でした？、近くにはスーパーも在って利便性も好いです。

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ビジネスホテル大吉 宿・ホテル

コンパクトでシンプルな部屋は清潔です、

トイレ＆シャワーは共同ですが寝るだけと割り切れば何も問題は無く安宿ですがＴＶも冷蔵庫も付いてそれなりに快適です。
これならチェーン店の高い宿を利用することも無いとつくづく感じました。

今夜の夕食は「山本屋本店 大門本店」です、

味噌文化は大好きですが味噌煮込みうどんは麵が固いので苦手？、でも出汁が旨いので数十年ぶりに伺いました。
生卵は半熟に成るまで温めていただきますが、身体から汗が出るほど温まる！。

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山本屋本店 大門本店 グルメ・レストラン

３/２７（水）　今朝も早朝の「ＪＲ名古屋駅」から２回目乗車の捺印を頂きます！、

２番線ホームから東海道本線上り新快速 ６：４２発 豊橋行に乗車しますが、既に通勤・通学で混雑していました？、皆さん本当にご苦労様です。

名古屋駅 駅

三河の鉄道の要衝「豊橋駅」に７：３９に着きました、

駅前はそれなりに都会のエッセンスがしますがどこかローカル的な雰囲気が長閑で良いですよ。
いつもの町歩きなら市街から周辺をぶらぶらと歩いてみたいのですがね？。

豊橋駅 駅

２番線ホームから「飯田線」下り普通 ８：１１発 天竜峡行 に乗車します、

飯田方面への本数が減少しましたね？…、その後は１０：４２発迄ありません。
終点天竜峡で普通 １２：３３発 茅野行に乗り換えて４時間５２分の長旅です。

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JR飯田線 乗り物

長野県・南信地方の中心である「飯田駅」に１３：０３にやっと着きました…、

飯田線の旅は今でも時間が掛かり過ぎて体力消耗の旅路でした…。

観光案内所で地図と情報を頂いて列車の待ち時間を利用して町歩きを始めます！。

飯田駅 駅

市街で城下町の面影が残る「仲ノ町武家屋敷跡」です、

飯田藩主・脇坂家５万５千石の城下町として発展しその後は堀家によって幕末まで１２代続き統治されました。

＊クチコミ新規登録は却下されました？

安東家屋敷の土蔵が往時の名残でしょうか？、

現在もその子孫の方がお住まいのようで家屋などは見学出来ません。

今でも市街地は碁盤の目ののように縦と横の通りがそのまま残されています。

その並びには「旧黒須家門」です、

江戸時代の表門として木造瓦葺造りで間口２．４2ｍで且つての武家屋敷の景観を彷彿させるものです。

余りにも綺麗だったので撮影しました！、

赤く咲く花は季節から梅の花？、それとも桃の花でしょうか？…。知っていたら教えて下さい。

向に建つ洋風館は「下伊那教育会館」です、

昭和１３年築の木造２階建瓦葺で正面屋根中央にマンサードの破風を施し、壁面を幾何意匠で飾り左右にドーマー窓を配置、外壁は下見板張で縦長窓を連続させる意匠です。

下伊那教育会館 名所・史跡

正面玄関から観れば美しい意匠です、

昭和５６年に改修工事されてますが戦前の雰囲気を醸しながらも現役ですね。

１階は事務所として２階は講堂として利用されてるそう見学したいですね！？。

そして、これで武家屋敷跡は終わりのようですよ？、

余りにも呆気ないので動揺するほど短かくて何も無いです？…、まぁ飯田城跡も負けじと何も残ってないですから仕方がないです。

家屋の玄関に盆栽が置かれてました、

季節の花は見事に咲かせたボケの花でしょうか？、間違っていたらごめんなさい？。

通りの外れには大きな桜の木が在ります、

そして、横には小さな祠が在り「普門院跡の糸桜」と記されていました、この樹木は３代目として春を告げる頃には枝垂れ桜として満開の美しさを魅せることでしょう。
この先を行けば二本松と呼ばれる界隈です？。

ほど近い「くつわ小路」に来ました～、

轡小路と書くことから辺りが馬場町に因んで付けられたようですね、江戸時代までは谷川洞と呼ばれる崖だった所に人が住むように成って抜ける小径が出来たそうです。

＊クチコミ新規登録は却下されました？

何だか怪しい気配を感じませんか？、

小路が出来た経緯やこの雰囲気からして臭いませんか？…、私には一目観た時からプンプンと臭って来ましたからやはりそうなんだと確信しました。

中ほどまで歩けばもうお判りでしょう！～、

旧遊里・遊郭跡で、近くの飯田遊郭（二本松遊郭）と並び隆盛を馳せたところで、昭和の時代まで旧赤線から青線と続いた”くつわ小路”です。

モノクロで撮影すると情緒を感じませんか？…、

２階の窓から浴衣姿の妓娼がタバコをくゆらせているように観えますね～。

角を曲がったところからの景観です～、

営業してるのか廃業しているのか昼間なので判りませんがよく令和の時代まで残っていましたね？…、しかも朽ちてない状態は奇跡に近いです。

一般的ですが昭和初期からは飲食店として営業です、

外見は小料理・飲み屋としてですが当局の鑑札が貼られますが昭和３３年に売春防止法により日本中から赤線営業が消滅しました。
しかし、違法として青線営業が蔓延る様に成りました…。

振り返って観れば白黒の世界です、

出来れば灯りが点くころに訪れたい！…、仄暗い路地に店先の灯りがだけ揺らぎながらどこからか聞こえてくるＴＶやラジオの音に客の話し声が紛れてるような風情が浮かんできますね？…。

軒を並べる店の端まで来ました、

僅か１５０ｍほどの路地に且つてどれほどの男達が夜な夜な通ったのでしょうか？。
且つての旧二本松遊里・遊郭は消滅しましたがここの風情や趣だけは残ってほしいです。

ここまでがくつわ小路です、

緩やかに下っているのが判ります～、民宿の看板も在って意外でした？。

ここから且つての谷川洞跡が伺えます、

確かに谷間の崖が判りますね…、よく観れば木造家屋も３～４階建で連なっています。
盆地に谷間が多く入り組んだ坂の多い土地柄が改めて事が伺えます。

馬場町へ続く御成道には階段も在って往時を偲ぶ…、

以前は坂道だったのを階段へ改修したんでしょう、ご高齢の方には階段でも大変なのは変わりませんが…。

国道２５６号線は谷底の国道１５３号線まで下ります～、

背後には南アルプスの山々が迫る様に観えて、まさに山の国・飯田に相応しい景観です！。

町の中心である銀座通り中央交差点です、

なのに人通りが無いですね？…、ここも町の空洞化でポカンと穴が開いた状態です。
背後は木曽山脈の風越山でしょうか？、まさに青い空に白く浮かぶ雲のコントラストです。

お昼は案内所で聞いた「中華料理・上海楼」にしました、

ラーメンではなく中華そばの旨い老舗だそうで新京亭と並ぶ人気店とのことです。
銀座通り沿いなので判り易くて時間をずらしたので席に付けました。

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上海楼 グルメ・レストラン

日本では珍しい揚げ餃子一皿５個で￥５００です、

皮がもっちりとパリッ！の食感が好いですね！、餡も普通に美味しくいただきました。
が内容と味からすれば￥５００ではちょっと高いですね？。

スタンダードな中華そば（小）￥６００にしました！、

麺の量が１３０ｇとは他と一緒に食べるなら丁度好い量かも知れません？、スープは王道の豚骨に醤油味でストレート麺との愛称も好くて懐かしく飽きのこない旨さです。

１番線ホームから飯田線下り普通 １４：０７発 駒ケ根行に乗車します、

駒ケ根で普通 １５：４５発 岡谷行に乗り換え、更に中央本線・普通 １７：０３発 長野行に乗車して松本を目指します。

やはり飯田線の乗車は体力との戦いでここで一泊した方が良かったです？。

飯田駅 駅

長野の鉄道の要衝「松本駅」１７：３１に着きました、

気温が違い過ぎてちょっと肌寒くてやはり信州だと実感しました？…、駅前のアルピコバスターミナル地下のスーパーで買い物していきます。

松本駅 駅

今夜の宿は駅らか近い「ホテルＭマツモト」です、

丸善書店が入るビルの６階なのでこちらからエレベーターで上がりますが、まさに裏口からで判り難いです？(翌朝の写真になります）。

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Hotel M Matsumoto 宿・ホテル

オープンして３年余りなのでまだ新しい感じです、

カプセルタイプ下段を予約して快適なベッドルームで１０時には就寝の熟睡でした…。
遂に松本にも今風のカプセル・キャビンが導入されてこれからが楽しみです。

この後は、青春１８きっぷを使って老いも若き長野・山梨・静岡へぶらぶら歩き旅ー２へ続きます