モノづくりが楽しめる博物館　～　トヨタ産業技術記念館◎

4.0
旅行時期：2024/03（約2年前）

名古屋クチコミ：5件

豊田佐吉の長男である豊田喜一郎氏の生誕１００年を記念して平成６年に「トヨタ産業技術記念館」が誕生しました。
トヨタグループ共同事業として”研究の創造と精神とモノづくり”の大切さを次世代へつなげる為に本物の機械の動態展示と多彩な実演がいっぱい詰め込まれたミュージアムとして観ておきたいと願っていたのがようやく叶いました。

名古屋駅からほど近く最寄り駅なら名鉄・栄生から徒歩で数分です、または名古屋駅・バスターミナルからは観光ルートバス・メーグルなら記念館前なので超便利です。

元は豊田紡織・本社工場が在ったグループ発祥の地に建設されてますが、赤煉瓦工場群は近代日本の発展を支えた産業遺産として保存・活用し、基幹産業の一つである繊維機械と現代の自動車技術の変遷を紹介するスケールの大きな展示・実演する進行形の博物館です。

入場料は大人￥５００ですが６５歳以上シルバー￥３００となり、更にバス・地下鉄全線一日乗車券割２０％なので￥２４０の激安に成りました。
但し、４/１から大人￥１０００、シルバー￥６００と２倍の値上げに成っています、が小学生・中・高生はそのままで変わりなしですが新たに大学生枠￥５００です。

館内は繊維機械館と自動車館に大きく分かれて様々な実演も含めた五感で理解出来るように工夫されているのが流石に世界のトヨタだと関心ばかりでした。
なので観ながら写真撮ってる場合では無きと思い、今回はどっぷりと自分自身が楽しみながら休憩も取り入れて４時間ほど滞在しました…。
それでも全て納得理解しながら見学が出来たと言えば６０％ほどで消化不良の部分が残ってしまいました？…。

トヨタと言えば自動車ですが、本家本元は佐吉さんが発明した自動織機なのですからその後の豊田紡織だと改めて知ることに成りました。

日本には明治維新からの財閥企業と呼ばれる巨大企業が君臨して来ましたが、トヨタは一民間企業から起こした世界的なモノづくり企業であることは優れた技術者集団であり優れた経営者がいたことも確かなことなんでしょう。

老若男女問わず素朴にモノづくりって何だろう！？そう楽しめる博物館としてお薦め出来ますね。

＊館内の写真が少な過ぎて誠に申し訳です