2024年1月　ラオスとベトナムの旅2　マイペースでルアンプラバンの街歩き　Luang Prabang

2024/01/26 - 2024/01/26

フランクフルト、ホーチミン往復航空券を取った後に決めたラオス行き。ホーチミン、ルアンプラバン往復を別に航空券を買いました。家のあるドイツから4日間かけて来たルアンプラバンでは4泊です。ルアンプラバンは人口70000人弱の小さな町ですが、町全体が世界遺産で見どころがいっぱいです。
2日目はルアンプラバンの街歩きをすることにしました。

エリア ルアンプラバン(ラオス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

1月26日（金）

前の日9時半に寝て、夜1時半に目が覚めてしまい時差ボケで夜眠れなくなりました。メラトニンをスプレーして寝ました。
朝お湯が出なかったらしく、夫はシャワーをちゃんと使えなかったそうです。
わたしは問題なく使えました。
朝食は遅い時間に行ったので、食べ物が少なくなっていました。
その後水が出なくなり、かなり困りました。
ロビーに行って事情を聞いたら、ホテルのある地域が断水になったそうでした。

町の中の旅行会社で申し込みしてもよかったのですが、ホテルのレセプションの人に半日ツアーのアレンジを頼みました。有名観光地クアンシーの滝とパクオー洞窟に車で英語を話すドライバーさんが連れて行ってくれます。両方とも二人で38USDでした。ルアンプラバンの市内観光も頼んだのですが、間違って市内観光を最後の日にしてしまい、意味がないことに気が付いて後でキャンセルしました。お金は返ってこないかなと思ったのですが、全額返って来ました。

サダホテルでは旧市街の入り口まで1時間に一度トゥクトゥクのサービスがあります。（日曜日はドライバーさんがいないということでなかったです）

12時にお願いしました。走っている様子。
車は少ないです。

だいたい5分くらいで旧市街の入り口に着きました。
観光地によくある距離の表示。
Avani Hotelが立てたようです。（アヴァ二の敷地に立っていたかもしれません）

わたしはGHA Discovery　というアヴァ二も属しているホテルプログラムの会員なので、このホテルもチェックしましたが、とても高かったのでサダホテルに決めました。

ルアンプラバンは人口66,781人の町で、旧市街はユネスコの世界遺産に登録されています。

旧市街は、Mekong　メコン川とNam Khan　ナムカン川に挟まれた細長い地域にあります。
メインストリートは、Th Phothisarath　ポティサラート通り、Th Sisavangvong　シーサワンウォン通り、最後はTh sakkarin　サッカリン通りと名前を変えます。
そこを歩いていきます。

通りがかったお寺、Wat May Souvannapoumaram。

お寺は本当にたくさんあります。

Wat Ho Pha Bang　王宮、現在国立博物館として使われている敷地の中にある祠です。
博物館は閉まっていました。

Wat Pa Huak　小さなお寺がありました。

ベンチにきっちり座るお坊さんたち。

今いるところは、国立博物館の向かい側、シーサワンウォン通りから少し高くなったところにある公園のようなスペースです。

ここを登ると有名なPhousi Hill　プーシーの丘です。
プーシーの丘がこんな町の中にあるとは思っていなかったので、びっくりしました。

登る途中に何か所か休憩できるところがありました。
ありがたい仏様のところで一休み。

プーシーの丘を登り切りました。100ｍの高さの丘です。残念ながら曇っていますが、いい景色です。

1月後半のルアンプラバンの天気は最高気温27℃くらいの快晴らしいのですが、わたしたちがいたときは曇っていてあまり暑くありませんでした。

緑が多い町です。

プーシーの丘の上にはTat Chomsi　という24mの仏塔が立っています。

ナムカン川。
見えている橋は、Old French Bridge　という橋です。

記念撮影。
親切なアジア人の夫婦が撮ってくれました。
わたしたちもお二人の写真を撮りました。

こちら側はメコン川。

この方角にサンセットが見られるはずです。
でも、今日は曇っているので無理でしょう。

仏塔の入り口が開いていました。

小さなかごに小鳥、多分雀が入っています。
お供えの花などと一緒に売られていました。
鳥を放して徳を積むという放生会だと思います。

丘を降りてまたメインストリートを歩きます。
小さな祠が小路にあります。

町は車も少なく、静かでした。
カフェなどからはジャズが聞こえてきます。
夫に
この町ってジャズがよく流れているよね。というと
それ以外合わないんじゃないか
と言います。
本当にジャズがにあう町です。

メインストリートに建つ建物。
たいていは二階建てです。たいてい一階はお店。

トゥクトゥクが静かに客待ちをしています。

またお寺が見えてきました。

道路沿いのかまど。（だと思います）

Wat Sensoukharam　です。

ナムカン川方向の小路。
とてもきれいでかわいいです。

ATMのブース。（と言ったらいいのかな）

Wat Sensoukharam　に入ってみます。（思いつき）
このお寺は1718年に建てられ1930年代に改装されたそうです。

Sim　と呼ばれる建物。

このお寺はルアンパバーンにある他の寺院とは様式が異なり、タイ中部の様式に近いそうです。（わたしにはわかりません）

入り口がとても美しいです。

このお寺の名前は百の宝物という意味で、伝えられるところによると、1718 年にこの寺院を建設するために最初に寄付された100,000Kipという巨額の寄付を指しているそうです。

花がきれいです。
ブーゲンビリアなのかな。

その下に車の付いた木の船があります。
行列か何かに使うのでしょうか？

仏様の立像。

ヨガの山のポーズ、タダーサナでお立ちになっています。
日本の仏像とは雰囲気が違うのはこの点なのでしょうか？

立像のある祠です。

お寺を出てまた通りをまっすぐ歩きます。
ルアンプラバンの地図がありました。

この地図を作ったのはKOICAらしくて、KOICAって何だ？って思ったら、Korean International Corporation Agency　だそうです。
えー。JICAじゃなくてKOICA。

二つの川が合流するところに来ました。

公園のようになっています。
ここを進むと…

レストランがあったので、入りました。今だいたい2時半です。
川を見ながら食事ができるようです。
Viewpoint Restaurantです。
ここはMekong Riverview Hotelの経営で、さっき通った公園もこのホテルのガーデンでした。一般に開放しているようです。

ポーク入りのヌードルを注文しました。
箸がなかったので注文します。

野菜とおかきのようなものが出てきました。
麺に入れて食べます。

この麺は55,000キップでした。
場所を考えると本当に安いです。もちろん観光地価格なのでしょうが、それでも良心的。

この尖ったところのせいで、ドイツ、コブレンツのドイチェスエックを思い出しました。（雰囲気は全然違うけど）
ここも二つの川の水の色が少し違うんですね。

少し雨が降ってきました。止むまでこのレストランで休憩です。
メコン川を行く船からカラオケが聞こえてきます。ここに来て初めてそういうローカルっぽい音楽を聞いたような気がするなあ。

強い降りにはならないようなので、また元のサッカリン通りを歩きます。

さっきのおかきみたいなものが一軒の店先にありました。
たぶんこれは手作りなんですね。

黄色がとてもきれいな花です。

メインストリートにあるカフェ。

町全体がいい雰囲気なんです。本当にいいところ。

Wat Sensoukharam　の前をまた通ります。

通りを歩いているとホテルの庭から呼びかけられました。
プーシーの丘で写真を撮ってくれたご夫婦です。
ここに来て休んでいきなさいと言われるので、座りました。お水をごちそうになりました。
タイから来たご夫婦で英語は話せない方たちでしたが、グーグル翻訳で少し会話をしました。グーグル翻訳ってすごいですね～。

小学校の前を通りがかりました。
子供たちの巻きスカート（サロン？）がかわいい。

メコン川に出ました。
ここは船着き場になっているようです。

また一休みしようとメコン川の近くのカフェに入りましたが、そこはラオスコーヒーはないと言われたので出ました。

メインストリートにあるカフェに入りました。
フランス人の女性が経営しているようです。
二階の席に来ました。

ベランダがあってそこにも席がありましたが、先客があったので写真を撮るだけにします。

この雰囲気どこかに似てるなあと思いました。
ベトナムのホイアンに似てるような気がします。

何だか今日はいろいろ思い出します。

ラオスコーヒーが来ました。
コンデンスミルク入りで注文しました。
またおかきが添えられています。このおかきはそのまま食べます。（多分）
二人で40,000キップ。

カフェの入り口。Maison Sam San　です。
ラオスのものが買えるショップにもなっています。

この後、絵葉書を買ってそれに貼る切手を買いに郵便局に行きました。
絵葉書は一枚5000キップですが、切手はどこに出しても40,000キップと高かったです。時代遅れになってしまった絵葉書ですが、絵葉書を送るのを旅の記念としているので切手も買います。
郵便局のおじさんに着くまでにどのくらいかかるのか聞いたら3週間と言われました。でも、割と早くに着いたようです。

17:00　トゥクトゥクでホテルに帰ります。50,000キップ払いました。

18:30　いっぱい歩いたので、ホテルの近くのマッサージ屋さんに行きました。一人160,000でした。けっこうしっかりマッサージしてくれてよかったです。

20:00　ホテルの近くの食堂で晩ご飯です。
今日はお昼ご飯を食べたので、夜は軽く食べます。
夫はパッタイ。

二人で分けようと空心菜の炒め物を頼みました。
やはりご飯がついてきました。卵焼きとスープ付き。

わたしはシーフードフライドライス。
ラオスでシーフードなんとかはどうなんだろうと思いながら注文しました。
エビと少しイカがはいっていました。よく考えたら海から遠い家でもシーフードは冷凍などで食べてました。
この三品で90,000キップでした。

ルアンプラバンでの2日目の旅行記はこれで終わりです。
ここまで見ていただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （6）

• Eiji Haitaさん 2024/04/11 17:00:05

  渋めの旅行先

  　随分と渋めの所を選ばれたですね。あなたの好きな海岸べたの所ではなく、何でそこにされたのかは分かりませんが。あなたの旅行記を見ると、納得させられました。
  　緑の多い街は、洋の東西を問わず大好きです。そして、そこはJAZZが合うとは、良いですね。更に、ホイアンに似ているとか（確かにホイアンの街並みに似ていると思います）。街の散策が本当に楽しそうですね。
  
  閑話休題
  　あなたが北海道で片づけをされるとき、もし手伝いが必要であれば、体力だけはあるシニア夫婦が車で駆け付けますが。

  nekochanさん からの返信 2024/04/12 04:03:56

  Re: 渋めの旅行先

  こんにちは。Haitaさん
  
  コメントありがとうございます！
  東南アジアはラオスとミャンマーに行ったことがなくて、いつか行ってみたいとは思っていました。内陸国だし、真剣に行く気はなかったです。
  何で世界で一番旅行したい国に選ばれるのかわかってなかったです。
  行ってみて本当によかったですね。後で書きますが、この後にどうしてもベトナムのリゾートにいたかったので、四泊でしたが、もっと長くいたかったですね。
  
  優しいお言葉ありがとうございます。(^_^)
  でも、Haitaさんご夫婦の北海道旅行の貴重なお時間を割いていただくわけにはいきません。お気持ちがとてもうれしいです。
  お時間が合えばどこかでお会いできるといいですね。
  うちは6月5日から7月2日まで日本です。そのうち21日から26日まで久米島です。

• ElliEさん 2024/04/09 11:48:41

  楽しい街歩き

  nekochanさん
  こんにちは！
  
  お泊まりになったホテルは、中心から少し離れているんですね。
  私たちは、ナイトマーケットの入り口あたりだったので、色々便利でしたが、夜少しうるさかったです。12時にはぴたっと止みましたが。
  
  メラトニンスプレーってあるんですか？
  錠剤は飲んだことあるけど、昼間も変に頭がぼーっとするので飲むのをやめてしまいました。
  スプレーのほうが安全かしら？探してみようかな。
  
  プーシーの丘からの景色はきれいですね。
  川がみえて気持ちが良い。
  夕焼けがきれいということで行きましたが、すっごい人でめげそうになりました。
  でも、がんばってサンセットまで待っていたんですが、途中で雲に隠れて
  みんなで「Oh--No----」って落胆しちゃいました。
  
  Viewpoint Restaurant では　ジュースを飲んでのんびりしてました。
  緑と川の景色はいいですね！
  ルアンプラバンは、ビエンチャンよりずっときれいで　心地よいです。
  多くの人が集まる理由がわかります。
  
  絵葉書。
  そうだ、私も以前は毎回絵葉書を両親や義母、時には自分宛に書いてたことを思い出しました。
  メキシコからの絵葉書はとうとう届かなかったようです。
  中国からは1ヶ月以上かかった・・・。
  いつの間にかやめてしまいましたが、母が亡くなって遺品の整理をしていたら、私の絵葉書がきれいに整理されていたので、ちょっと泣きそうになりました。
  なんでもネットの時代ですが、絵葉書がのんびり届くっていうのもいいですよね！
  
  続編も楽しみにしてます。
  
  ElliEでした

  nekochanさん からの返信 2024/04/09 21:48:02

  Re: 楽しい街歩き

  こんにちは。ElliEさん。
  
  コメントありがとうございます！
  
  メラトニンスプレーは、今回初めて使ってみました。薬屋さんで普通の錠剤のバルドリアン（そちらでもありますか？セイヨウカノコソウというらしいです）を買おうとしたら目的を聞かれすすめられました。飛行機の中では目が覚めましたね。
  
  はい、泊ったホテルは旧市街からは少し離れていました。でも、そのせいかプールもありましたね。使おうと思ったのですが、気温が低かったので使えませんでした。ElliEさんは暑いのが苦手なんでしたよね。わたしは生まれも育ちも北海道ですが、寒いのは嫌いで暑いのが大歓迎です。わたしたちがルアンプラバンにいたときは、半そでだとちょっと涼しいかな～くらいの天気でした。
  
  プーシーの丘でサンセット直前に曇ったんですか。それは残念！
  わたしたちのときは1日だけ夕日をみれるチャンスがあったのですが、疲れてて登りませんでした。
  
  ElliEさんのお母様は几帳面なかただったんですね。ElliEさんからの絵葉書をいつも楽しみにされていたんでしょうね。
  うちの母は片づけが苦手で絵葉書を送っても整理してなかったです。あちらこちらにごちゃっとなっているのを見て、あーあと思いました。（でも、わたしはその血をついでいます。）最近は送ろうかどうしようかと思いながら母の入っている施設に送っています。
  
  では。ElliEさんの旅行記楽しみにしています。
  
  nekochan

• カッツェさん 2024/04/08 22:14:05

  ラオスにいったい・・・・

  nekochanさん、こんばんは。
  ラオスに行ってらしたのですね。前に村上春樹の紀行エッセイ「ラオスにいったい何があるというんですか？」というのを読んで以来、ラオスは気になる場所でした。
  ルアンプラバン、なんかのんびりしてて良さそうな街ですね。ホイアンって行ってみたいと思ってる場所なので、雰囲気が似てるなら私の好きなタイプの場所かもしれません。ラオスに何があるのか興味津々です。続き楽しみにしてます！

  nekochanさん からの返信 2024/04/09 04:04:28

  Re: ラオスにいったい・・・・

  カッツェさん　こんにちは。
  
  コメントありがとうございます。
  「ラオスにいったい何があるというんですか？」というのはラオスに行くと決めてからいろいろなところで目にしました。でも読んでないです。
  でも、本当にうまい題名だと思います。
  行く前までは、食べ物がおいしい（そうかなぁ東南アジアって全部おいしいよね）、世界で一番行きたい国（なんで？）と思っていました。とりあえず行ってない東南アジアを一つクリアくらいの考えでした。
  
  行ったらわかりました。本当にそうだったんです。
  食べ物は日本の味を思い出すような、優しい味です。野菜が新鮮でおいしいし、日本人の口にあいます。
  人がおっとりと優しくて居心地がいいんです。
  いつも以上にのんびり過ごしてしまいました。
  行ってないところがいっぱいなので、というか見たところが少ないと言ったほうがいいかもですが、またぜひ行きたいです。