2013/09/22 - 2013/10/02
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Exclevelanderさん
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旅行10日目。この日は今回の観光の目玉であるアルハンブラ宮殿の観光です。イスラム美術の装飾がふんだんに使われた本当に素晴らしい宮殿でした。まさかスペインでイスラム建築を見るとは思いませんでしたが、その美しさに魅了されました!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
サグラダ・ファミリア教会と並び、スペインを代表する重要な世界遺産がアルハンブラ宮殿です。
このアルハンブラ宮殿はスペインでありながらイスラム美術の影響を受けています。
宮殿に向かう道では、写真にあるような小さな滝がありました。 -
こちらは栗の一種が身をつけていました。まだ緑なので、食べ頃にはまだ時間がかかりそうです。
-
宮殿には大砲も展示されていました。
スペインには、8世紀からイスラム教徒に支配されていた歴史があります。コルドバなどの都市で、いくつかのイスラム王朝が生まれては消えを繰り返していました。そして同時に、キリスト教徒もレコンキスタ(国土回復運動)を行い対抗していました。
そのレコンキスタが1492年に完了した場所が、当時のイスラム王朝のイベリア半島の拠点だったグラナダの街、及びアルハンブラ宮殿だそうです。 -
この日最初に向かったのはカルロス5世宮殿。
カルロス5世が1526年の新婚旅行でアルハンブラ宮殿に宿泊した際に建設が決まった宮殿なんだそうです。
この王様はコルドバのメスキータにもカテドラルを増築した建築好きの王だったそうです。現在は1階部分がアルハンブラ博物館、2階が美術館になっています。 -
次にナスル朝の宮殿に向かいます。
スペインの庭園は少し独特の雰囲気でした。 -
いよいよアルハンブラ宮殿に向かいます。
宮殿には予約しないと入れないので(サグラダファミリアと一緒ですね)、行くには入場券を確保することが重要です。
人が比較的少ない午前中の早い時間帯か、夜遅くがお勧めといわれています。夜はライトアップされるそうです。 -
アルハンブラ宮殿では現地のスペイン人のガイドさんがいないと入場できないということだったので、ここで、Felixさんというスペイン人男性のガイドさんと合流しました。
説明の途中でちょいちょいおやじギャグを織り交ぜる日本語ペラペラのガイドさんでした。 -
中に入るとこのように、イスラムを感じさせるデザインのタイルが壁一面に張られていました。
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窓の装飾もイスラム文化を感じさせます。
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見ているだけでも飽きません。
それから、壁面の彫刻もこのようにとても細かく施されています。 -
宮殿の入口に入ってすぐにあるのがメスアール宮です。
メスアールとは裁きという意味。
宮殿の現存する最も古い部分といわれていて、行政と司法が執り行われていたそうです。 -
この奥にはアルバイシンの丘を一望できる祈祷室になっています。
こちらがアルバイシンの丘です。前日とは反対側を見ていることになります。 -
メスアールの中庭から次の部屋に向かいます。
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ちなみに天井を見上げてみると、天井にもこのように細かい模様が所狭しと描かれています。
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イスラム美術独特の文様が本当に素晴らしいです。
グラナダを奪還したキリスト教軍のイザベラ女王が壊すのが惜しいとそのままアルハンブラ宮殿に住み着いてしまったのも頷けるくらい素晴らしいものでした。
ここをくぐると、コマレス宮に入ります。 -
一番有名なアラヤネスの中庭にやってきました。
アルハンブラ宮殿と言えば、この写真が紹介されることが多く、
ガイドブックや、旅行のパンフレットに出てくる写真です。 -
中庭周辺の窓の装飾です。どれもデザインが異なり、見ていて飽きません。
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こちらの椅子もおしゃれです。折り畳みできるようです。
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こちらも有名なライオンの噴水。広場の中心に噴水がであります。
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12体のライオンがいるそうですが、犬っぽい....?
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続いて入ってきたのが、アベンセラヘスの間。
こちらは賓客が王と謁見するのに使われた場所なのだそう。 -
こちらが天井に鍾乳石の飾りが付いていることでとても有名な『アベンセラヘスの間』です。
あまりに美しすぎて、ガイドさんの説明そっちのけで見惚れてしまいました。 -
こちらはライオンの噴水と床に造られた水路です。
グラナダは暑い土地なので、水を取り入れて涼を得ることが何よりの贅沢だったのではないかと思います。 -
午前中だったので比較的人も少なかったので、なかなか良かったです。
確かにこの素晴らしい宮殿を見るために世界中から観光客が訪れるのもわかる気がしました。 -
アルハンブラ宮殿ですが、スペインではなく中東に来ているような気分になりました。
まさかスペインでイスラム文化を見るとは思いませんでしたが、イベリア半島の歴史を知るとその理由もよくわかりました。
本当に素晴らしい宮殿でした! -
今度はナスル朝のサマーハウスとして建築されたヘネラリフェに向かいます。
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途中で見かけたオレンジの木。たわわに実がなっています。
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この宮殿ですが至る所にシネラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用した水路や噴水が作られていることから、「水の宮殿」とも呼ばれているそうです。
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そして、こちらがヘネラリフェの内部。
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アセキアの中庭ですが、ここはイスラムースペイン様式を代表する庭園なんだそうです。
もともとこの近くには沢山の庭園があったそうなんですが、唯一残ったのが最も美しいヘネラリフェなのだそうです。
王様もこの噴水を見ながら涼んだのでしょう。 -
移動のバスを待ちながら、30分の休憩があったので、それぞれお土産屋さんを覗いたり、カフェで休憩したり、トイレに行ったりしてきました。宮殿の近くで見かけた野良猫さん。石垣の上でじっとしていました。
この後は、白い街ミハスに向かいます。
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