マドリード観光の午後はオプションのトレド半日ツアーに参加しました。中世の街並みが丸々残っており、とても素敵な街でした。

2013年秋のスペイン旅6　(トレド観光）

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2013/09/22 - 2013/10/02

468位(同エリア813件中)

エリア

トレド(スペイン)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

パエリアを楽しんだ後、トレドへの観光のツアーに参加しました。
これはオプションなので追加料金でした（一人65ユーロ）。
トレドの町ですが、マドリードから南に1時間ほど行った場所にあります。
かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地として有名です。
「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されています。
トレドは『もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け』と言われるくらい中世の街並みが残っている綺麗な街です。
街に入る前に展望スポットに向かいました。
タホ川の南側からトレドの街並みを望みます。残念ながら雨になってしまったのでそんなに綺麗な写真にならなかったんですが、晴れてたらもっと素晴らしいと思います。
こちらは丘の上に立っていた大きな建物。
カセドラルか何かと思っていたんですが、あとで確認したところによると軍事博物館みたいです。
11世紀にトレドを再征服したアルフォンソ6世がこの地に築いた要塞が起源とのことでした。
トレドの町は昔ながらの街並みが残っているため、バスが入ることが出来ません。
そのため、サン・マルティン橋のふもとでバスを降り、歩いて街に入ることにしました。
天気があまり良くないのが残念でした。
トレドの街並みです。中世の街並みがそのまま残っており、道もとても狭いです。
こちらは排水溝みたいです、これだけ街が古いと上下水道の配備も難しいのかなと思いました。
こちらは中世の甲冑などが並んだお土産屋。買って帰るには仰々しいですね。
アンティークとして蒐集家が買っていくようです。
メイン通りは観光客で溢れています。
が、一本脇に入ると人気はなくなります。静かな街の佇まいも素敵でした。
いよいよカセドラルの前にやってきました。ここはスペイン・カトリックの総本山だそうで、本当に豪華な建物でした。

中世の時代ではお城か、教会（大聖堂）が街を象徴する建物になることが多いので
カテドラルはどんな街でも一番大きな建物になっているだと思います。入場を待つ観光客がたくさんいました。
ステンドグラスもとても素晴らしかったです。中世の時代は文字が読めない人も多かったそうで、文字が読めない人にも聖人がわかるようにステンドグラスに描かれたそうです。
このカテドラルには宝物殿があり、ここにある聖体顕示台にはコロンブスが
ラテンアメリカから持ち帰った金が使われているとのことでした。

聖歌隊席から見た内陣（Capilla Mayor)。
全ての宝物は金でできていたそうです。
こちらは王冠になります。
まさに豪華絢爛です。これだけの金を南米から持ってきたのだからほんとうにすごいです。もちろん加工技術もすごいのですが。
こちらは聖堂内。天井が高く、とても荘厳な雰囲気でした。
屋根のデザインはちょっとイスラム美術の影響を受けたようなデザインでした。
壮大な壁画もあります。
エル・グレコの宗教画や、ゴヤなどの作品が展示されており、
大聖堂というよりは博物館に近い感じがしました。
次の予定があるため、早々に退出。大聖堂というより、美術館に近い感じだったので、まだまだ過ごせたのですが、ツアーなので仕方ないですね。
トレドのカテドラルを見学した後、エル・グレコの傑作が展示されているという
サント・トメ教会に向かいました。
この教会ですが、エル・グレコの最高傑作として有名な「オルガス伯の埋葬」の絵が所蔵されています。
この絵ですが、世界3大絵画の一つとされているそうです。
正直、芸術には疎いのでガイドさんに教えてもらって初めて知りました。

この日は午前中に、午前中にベラスケスの「ラス・メニーナス」も見ていたので、一日で世界3大絵画の2つを見ることが出来ました。
ちなみにもう一つはレンブラントの夜警だそうです。
「ちょっと一杯どう？」って呼びかけられているようなバル横の人形でした。
このような街並みを眺めながらバスに戻ります。
ちょっとした街中の街燈やベランダの飾りも絵になります。
坂を一気に下りてバス乗り場の近くに戻ってきました。
本当にちょっとだけですが、トレドの町を歩いて楽しむことができました。
中世の街並みが残っているので自由に歩きまわるのもとても楽しそうです。

17時半ごろにトレドを出発し、マドリードまで戻りました。
久しぶりに日本のツアーに参加しましたが、効率よく観光名所を回れるのは便利ですね。
Gran Via通りのCallao駅付近でバスから降りたのですが、
だんだん暗くなってきたことと、帰りを地下鉄でホテルに帰ることを考慮し、
昨日も来たOpera座の駅周辺でレストランか、バルを探すことにしました。
バスの中で事前に大まかな場所を確認しておいたので、Opera座を目指して歩き始めました。
Cafe La Traviata
Plaza de Isabel II, 2
28013 Madrid, Espana
決め手になったのはTapasとPinchosのアソート（盛り合わせ）があったから。
このCafeではTapasとPinchosのアソート+1ドリンクのセットで20ユーロとお得なセットがあったからです。
日本のちょい飲みセット的なやつだと思います。
Tapas盛り合わせはこちら。コロッケと、オニオンリング、ヤギのチーズのおつまみでした。ヤギのチーズの料理は初めて食べたのですが、とても美味しかったです。

ホテルに戻りこの日の予定は終了。明日はマドリードを出発しコルドバ、セビージャに向かいます。