2013年秋のスペイン旅5　(マドリード市内観光）

2013/09/22 - 2013/10/02

旅行6日目。前半のバルセロナでの学会発表を終え、この後は、マドリードを起点とするアンダルシア地方を巡るツアーに参加しました。
この日はバルセロナからマドリードに移動し、ホテルに荷物を置いた後、市内観光に向かいました。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

この日はバルセロナからマドリードまで空路での移動です。
行きにマドリードからバルセロナに行く便の全く逆の便だったのでゲートなどのトラブルもなく、無事にマドリードまで到着しました。
こちらはバルセロナの空港のフードコート。

こちらはマドリードのアトーチャ空港。
なんか宇宙船ぽいデザインでした。Check-in した荷物は無事に受け取ることができました。
空港からはホテルに向かうことになったんですが、大荷物を持ちながら
スリなどの犯罪が名高いマドリードの地下鉄に乗るのは抵抗があったので、
タクシーにてホテルまで向かいました。
今後の日程は、マドリード＋アンダルシア地方を回るツアーを利用したのであとは、ガイドさんに連れて行ってもらうだけなのでかなり楽が出来ます。
この日の日程は各自ホテルにチェックインしてあとは自由時間という予定だったので、自分たちで市内観光に向かうことにしました。

ホテルにチェックインして荷物を置いた後、外にお昼を食べに行こうとしたところ.....
バケツをひっくり返したかのような土砂降りに。
折り畳みの傘を持っていたんですが、太刀打ちできるようなレベルの雨ではなかったので、急遽、ホテルのレストランでお昼を食べることにしました。
イベリコバーガーなるものを食べたのですが、可も不可もない感じでした。
お昼を食べている間に雨がやんでお日様が出てきたので、マドリード市街に出かけることにしました。
ホテルの前から出ているバスにのりマヨール広場まで行ってみました。

ホテルでもらった地図を見ながら、マヨール広場へ。
フェリペ3世が1619年に完成させた4階建ての建物に囲まれた旧市街の趣きを残している広場です。
中央にはフェリペ3世の銅像が立っています。
このような広場に出てきて、やっとヨーロッパらしいところに来たなあという実感がわいてきました。

生ハムの専門店です。生ハムの塊が沢山ぶら下がっています。
おそらく観光客向けのお店だと思いますが、とても賑わっていました。

マドリード市街の地図を見ながら、今度はプエルタ・デル・ソル（太陽の門）という名の広場に行ってみました。
このプエルタ・デル・ソルは各地方に向かう国道の起点となっていて、時計台のあるマドリード自治政府庁前の
歩道にゼロkmを示すプレートが入っているんだそうです。
日本でいう日本橋みたいなところです。

この広場には有名な「熊と山桃の銅像」があります。
この銅像はマドリードの紋章になっている有名なものです。
由来なんですが諸説あるようで、
この地で熊に追われた男の子がヤマモモの木に登り「ママ、逃げて（マデレ、ウィド）」と叫んだことがマドリードの語源となったという伝説があるそうです。

プエルタ・デル・ソルをぶらぶらした後は、マドリードの王宮へ行ってみることに。

オペラハウスになっている王立劇場（オペラ座）の広場です。

休日のお昼時ということもあり、テラス席や広場に沢山の人がいました。
その後、さらに進むとオリエンテ広場に出てきました。

そして、王宮の前にあるアルマス広場に。
こちらはアルムデーナ大聖堂です。

いよいよ王宮に行こうとしたんですが、入口が閉鎖されています。
ゲートの隙間から一枚撮ってみました。

通常は20時まで空いているはずだったのですが、王宮の行事があるようで、今日は15時で閉館、チケットは1時間前の14時で販売停止になるということのようでした。
よりによって自分たちが来た日に閉館になってしまうとは....。

この日は王宮をじっくり回る予定だったのですが、当てが外れてしまい、急遽予定を変更することになりました。

どこに行くか考えるために、休憩を兼ねてカフェに行くことにしました。

といってもMcCafeに行くことに。
写真に示すように、色とりどりのマカロンが溢れています。

ケーキも並んでいました。喫茶店と同じ感じですね～。
このラインナップを見ているとマクドナルドに来ているのを忘れてしまいます。

が、結局購入したのはこちらのビール。
バルセロナのマクドナルドでビールを飲んでいる人を見てどうしても気になったのです。日本では考えられないですよね！

ビールを飲みながら次の予定について考えた結果、Real Madridの本拠地であるサンチャゴ・ベルナベウに向かうことにしました。

地下鉄でいざサンチャゴ・ベルナベウへ！

15分ほどで、スタジアムに到着。最大9万人近くを収容するだけあって非常に大きなスタジアムでした。

スタジアムの周りにはミッキー、ミニーの着ぐるみを着た人が休憩していました。
中の人はラテン系の人でした。
NYでも見ましたが、写真を撮るとチップを求められるやつだと思います。

さて、チームショップに行ってみると当時のエースであったクリスティアーノ・ロナウドのユニフォームがたくさん売っていました。
前日に、昨シーズンモデルのユニフォームを50%オフで購入した後だったので、今回は泣く泣く断念。デザイン的にはこちらの方が良かったんですけどね～。

スタジアムの横には給油所がありました。何に使われるのかは分かりませんでしたが、遠征のバスの給油のため？

結局スタジアムの周りを見学して、観光終了となりました。
この日はRealとAtreticoのMadridダービーの日だったのですが、残念ながら22時からの試合ということで、断念しました。
19時くらいからだったら考えたんですけどね。。。

この日はおとなしくホテルに戻りました。
ホテルに戻った後で夕食を食べに外に出ようとしたところ.....再び大雨に。
結局ホテルの横にあったスーパーでデリとワインを買い込み夕食となってしまいました。天気には勝てませんね....。
この日は早めに就寝し、翌日からのツアーに備えます。

この日からツアーに参加です。
朝食はホテルのバイキング。9時半にロビーに集合になりました。
この日のガイドさんはマリアさんというスペイン人のガイドさん。
でも、日本語ペラペラだったので、全く問題なく案内してくれました。

この日の最初はスペイン広場へ。
到着すると、既に沢山の観光客が写真を撮っていました。

ガイドさんによるとここもスリの名所？なんだそうです。
狙われるのは日本人だけではないそうなのですが、気を付けてくださいねとのことでした。
ここでは有名なドンキ・ホーテとサンチョの銅像があります。

続いて、プラド美術館へ。写真は美術館周辺の建物です。
プラド美術館はもともとは王室の美術コレクション300点を中心としたスペインを代表する美術館です。
エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ルーベンスなどの巨匠の作品が有名です。

美術館内部は撮影禁止だったため写真はありません。
世界屈指の美術館だけあって、大混雑でした。ガイドさんに案内してもらいながら2時間ほど見学したのですが、人が多くて疲れました。。。

サンフランシスコ教会です。バスでの移動時に撮った

こちらはマドリッドのマンホール（だと思います）。ロゴが可愛いですね。

プラド美術館を後にした後、再び王宮付近に戻ってきました。
昨日も同じ場所に来ていますが、今回はガイドさんによる解説つきなので
良くわからなかったところも良くわかります。やっぱりガイドさんが付いているのはいいですね。
王宮近くのオリエンテ広場にやってきました。

広場の中を歩いていると、ボードを持った中学生くらいの子供たちが
自分たちのツアーの集団に近づいてきました。
何だろうと思っていたところ、ガイドさんが、
「この人たちスリです！！！近づかないで早く逃げてください！」

ガイドツアーでこんな説明に出くわしたの初めてです（笑）。
やっぱりスリが多いんですね......。

どうも、このケースでは
署名をお願いする
↓
書いてもらうときに両手がふさがる
↓
連れがそのすきにポケットの中のものや、かばんの中のものを盗む　
という手口みたいです。
スペインに行く方は是非注意してください。

犬用の駐車スペース（駐犬スペース？）でした。
なかなかユーモアがありますね。

それから、パン屋さんのデコレーション。
こちらは本物のパンが飾られていました。スペインも美味しいパンが多くてとても良かったです。

街の散策を終え、お昼のレストランへ。
スペインではお昼が14時くらいからと非常に遅いのですが、今回のツアーでは13時くらいにお昼を食べることが出来ました。
食べたのは本場のパエリア。味は抜群でした！出汁が効いて、鍋の締めの雑炊に近い感じでした。やっぱり本場のパエリアは美味しかったです。

この後は、トレド観光の半日ツアーに参加しました。