2024/01/08 - 2024/01/10
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nichiさん
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この旅行記のスケジュール
2024/01/08
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車での移動
20分
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蔵の街第一駐車場
-
徒歩での移動
2分
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徒歩での移動
1分
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徒歩での移動
2分
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徒歩での移動
3分
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おたすけ蔵
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この旅行記スケジュールを元に
普段東急線を利用することが多いのですが、東急線は東京メトロや西武、東武にも乗り入れているため、東急線だけでなく、各社の車両が入ってきます。東武車両に乗っている時、「蔵の街栃木」の車内広告を目にしました。ちょっと行ってみたくなって1月8日から3日間、代休を取得して、スキー旅行を絡めて行ってみました。
7時30分ごろ、横浜の自宅を出発。首都高の上りの渋滞にははまったものの、9時30分に昨年新しくリニューアルした東北道の佐野SAに到着。シニア夫婦は新しいスタバに行ってコーヒーブレイク。
その後栃木市に向かいました。
栃木市は栃木県南部にある街で、以前は宇都宮に移るまで、栃木県の県庁所在地だった街です。
市内を流れる巴波川を利用した江戸との舟運と、朝廷から日光東照宮へと派遣された使者(例幣使)が通行した例幣使街道の宿場町とし、江戸時代から明治にかけて栄えた街です。そのころの蔵や商家などが多く残っている情緒ある街並みで、栃木の小江戸と呼ばれています。
そんな街並みを見に行きました。
とちぎ山車会館で、栃木市伝統の「とちぎ秋まつり」を知り、あだち好古館で東海道五十三次の本物の広重の版画を拝見し、歌舞伎の錦絵も堪能することができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9時30分ごろ、東北道下りの佐野SAに到着。
お目当てはココのスタバです。 -
広いな~
-
ココからの景色は素晴らしいことをネットで知っていたので、この日はお天気も良かったので寄ってみることに。
-
椅子が一定方向に向いています。
富士山の方向ですね。 -
お~~
雪をまとった富士山が見える。
東北道から富士山が見えるのですね~ -
さあスタバでコーヒーブレイク。
しばらくココでゆっくりしてから、栃木へ。。。 -
栃木インターで降りて、栃木山車会館の近くの蔵の街第一駐車場に車を停めました。
東北自動車道の佐野サービスエリアから約20分でした。
指定の観光御施設を訪れると、駐車料金はタダになります。 -
蔵の街栃木は、その景観を保つ為に、大通りアーケードや歩道橋を撤去して、無電柱化を実現していました。
-
古い建物を利用した、観光案内所。
-
こちらは呉服屋さん。
-
駐車場から徒歩2分。
とちぎ蔵の街観光館へ入ってみました。
趣のある建物ですね。
「八百金」の名で知られた荒物・麻苧問屋田村家の店舗で、「見せ蔵」と言うのだそうです。明治37年(1904年)に建てられています。 -
入ってすぐの大きな梁にビックリです。
明治の建築ですね~ -
多くのおみやげ物が売られていました。
私たちは、多くのパンフを頂きました。 -
蔵の街とちぎの街歩くマップを戴きました。
さあ、何処をどう廻ろうか~~ -
横断歩道を渡って反対側へ。
これが蔵の街ですね。 -
横断歩道を渡って反対側から撮影。
-
そこは
とちぎ山車会館。 -
お邪魔します。
-
私たちは、4館共通券1500円×2枚
を購入。
これで駐車場は無料に。 -
これが共通券。
横山郷土館も割引になるのね~ -
共通券の中から山車会館のチケットを出します。
-
「とちぎ秋まつり」と言う2年に一度開催されるお祭りの山車が展示されています。
お祭りでは9台の山車が使われますが、ここには3台の山車が展示されていました。
中に入ると、映像や照明、お囃子の音の演出で祭りの華やかな様子がわかるようになっていました。
このお祭り、40万人が集まるのだそうです。 -
江戸との舟運そして日光例幣使街道の宿場町として栄えた栃木市で、明治7年(1874年)に始まったお祭りです。
市内の6つの街から6台の山車が出るお祭りです。 -
山車が動き始めました。
-
絢爛豪華な江戸型人形山車等が蔵の街「とちぎ」を練り歩く様子がよくわかりました。
-
生で見てみたくなります!
-
光と音の演出が終わり、2階へ。
ココからスタッフが説明をしてくれました。
山車が近くで見れます。
一番左から、
これは関羽雲長ですね。
三国志好きにはすぐわかります。
刺しゅうを施した豪華な幕で飾られていますね。 -
関羽をアップで!
-
真ん中はやはり三国志でお馴染みの
劉備玄徳。 -
劉備玄徳をアップで!
-
一番右の屋台は
張飛翼徳ですね。
みんな三国志の登場人物ですね。 -
張飛のアップ!
ココでビックリなことが。。。
この人形、すべて日本橋の人形作家である原舟月と言う、当時の人気人形作家の作品だそうです。
江戸まで水運が発達していたので、日本橋まで買いに行ったのだそうです。
ふ~~ん。
あと、ここまでくると、残りは、諸葛孔明だとか、三国志のスターが出てくるかと思ったら、神武天皇だったり静御前だったり桃太郎だったり・・
なんで~?
当時のスターを題材にしたのが始まりだったからなのだそうです。
こりゃまた面白い。。。 -
「とちぎ秋まつり」の山車です。
本当だ。
三国志だけじゃない。。。
でも、桃太郎とか神武天皇とか。。。鶏まで?
バラバラなんですね~ -
この山車は、上部が上下します。
江戸城の見附門をくぐるためなのだとか。。。
この山車が江戸まで行くの?? -
山王祭??
なんで?
明治7年(1874年)、東京・日本橋の町内から「山王祭」の山車を購入したのがこのお祭りの始まりなんですと!
こりゃまたビックリ!
今の日本橋の日枝神社ですね。ちっちゃいの、茅場町にある!!
だから山車の高さが上下するのね~~
スタッフの説明が面白い。 -
とちぎ山車会館をあとにしようと思ったら、入口に大きな高い門。
この中に他の山車が収納されているのですね。 -
ここで、山車が回転するんだ~
-
いや~
見応えあったし、スタッフの方の説明が面白かった。 -
とちぎ山車会館から徒歩2分。
あだち好古館にやってきました。
江戸末期から呉服問屋を営んでいたこの家の主人が集めた浮世絵や書画、彫刻、古美術品などを主に展示しています。 -
左右に古い建物が並んでます。
-
ココかな?
-
ここです!
受付には誰もいない。。。
「いらっしゃいませ ボタンを押して少しお待ちください」
の表記。
ボタンを押すと奥からおばあちゃんが歩いてきました。
おばあちゃん「お待たせしてごめんなさいね。」
転ばれると困るので「急いでませんからゆっくりでいいですよ。」 -
共通券の中から、
あだち好古館のチケットをお渡しします。
中の順路を教わって、私たち2人で巡ります。 -
お蔵の中を見て回るのですね。
-
最初のい部屋へ。
-
この部屋には、歌舞伎の錦絵が飾られていました。
八犬伝や歌舞伎十八番など。。。。 -
全部、歌川豊国の本物です。
無造作に置かれていてびっくりです! -
古民具も。。。。
-
江戸時代末期より呉服類を手広く商う卸問屋に生まれた初代安達幸七のお店です。
-
隣の部屋へ。
-
この部屋には浮世絵。
-
この2階に私のお目当てのものが。。。。
-
安藤広重の東海道五十三次の版画です。
本物です。
子供のころ、永谷園のお茶漬けの付録で集めたな~~
結局五十三次全部は集まらなかったけど、、、、
それで小学生のころ、全部の絵を調べたな~
これが見たくてココに来ました。 -
お江戸日本橋です!
えっ?
私が知っている絵と違う。。。。
人が多い。。。
何で?
木戸が開いて、「さあ出発!」と言う雰囲気が少し違います。 -
大磯宿だ~~
大雨の大磯です。
これは広重の有名でお馴染みの大磯ですね。 -
小田原宿です。
酒匂川には橋がなく、東海道最初の難所です。 -
これも有名な箱根宿の絵ですね。
昔の道は厳しかったのですよね~ -
三島宿です。
三島神社の前の絵ですね。
早朝に出発する旅人の様子が表現されています。 -
沼津宿です。
夕方の沼津の絵です。
わかりづらいですが、木々の間に満月が描かれています。
月が描かれているのは五十三次で沼津だけです。 -
原宿です!
強大な富士山はキャンパスからはみ出しているのが有名ですよね~ -
吉原宿です。
左上に富士が描かれています。
吉原からは左に富士山が見えるのですね。 -
雪の蒲原です。
冬の夜です。
今の静岡市でもこんなに雪が降ったのですね。 -
由井宿です。
富士山が奇麗ですね~
山と海が迫った東海道の難所の一つでした。
今でも東海道(国道一号線)と東海道線と東名高速が狭い所を走ってますね~
駿河湾の帆掛け船がかっこいいですね~ -
金谷宿です。
大井川も東海道の難所でしたね。 -
掛川宿です。
橋の上で、僧侶に敬意を払い、頭を下げて挨拶をしている人々の様子が面白い。
凧揚げが盛んな場所で、キャンパスの外に凧が揚がってます。 -
浜松宿です。
旅人が一本松の下で焚火しているのがなんとも風流で。。 -
岡崎宿です。
当時、東海道で一番長い橋である矢矧橋が精密に描かれています。
この絵は好きなんだな~ -
大津宿です。
琵琶湖畔にあった東海道最大の宿場町です。 -
京都だ~~
東海道五十三次の終点である三条大橋ですね。 -
広重の五十三次の絵に感動した後、急な蔵の階段を下ります。
-
明治時代の雑誌の挿絵です。
-
へ~~
いい雰囲気ですね~ -
これが明治時代の雑誌の挿絵だったんだ~
-
隣の蔵へ。
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多くの書の展示があるのですが、価値がわからない。。。。
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こ、こ、これ、勝海舟の直筆?
すんげぇな~ -
えっ?
大久保利通の直筆??? -
急階段を登って2階へ。
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凄い日本画が並んでいるのですが、価値がわからない。。
-
河鍋暁斉や谷文晁の名前があります。
私たちには、聞いたことがあるぐらいの浅はかな知識しかない。。。。 -
さらに奥へ
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最後の部屋へ。
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骨董や甲冑です。
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よくこれだけ集めたな~
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2階は?
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古美術とか。。。
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お邪魔しました。
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個人的には、江戸歌舞伎名場面錦絵と全部揃ってた安藤広重の東海道五十三次の絵にくぎ付けになりました。
それだけでも見る価値がありました。 -
同じ建物の並びにお蕎麦屋さんがありました。
お腹も空いたので寄りたかったのですが、元々チェックしていた洋食屋さんに行くことにしました。 -
次に訪れたのは、あだち好古館から徒歩3分。
200年前に建てられた土蔵3棟、通称「おたすけ蔵」です。
この名称の由来は、江戸末期に困窮した人々のために米を放出したからだそうです。
ココを所有していた善野家は近江商人で、主に米を扱っており、大名を相手に質商も営んでいた栃木を代表する豪商でした。 -
栃木市に現存する多数の蔵の中でも最古の土蔵群に属する大規模な蔵群です。
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中に入ることができました。
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中は奇麗にリニューアルされて、市民ギャラリーとして公開されていました。
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この日は写真展が開催されていました。
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展示室の中で、蔵の形状がわかる部分が多々ありました。
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いや~
画になりますね~ -
蔵の街栃木市を代表する建物であることがわかります。
-
お腹すいた~~
さあランチに~~
つづく
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