4回目の柏倉温泉太子館 食事編～帰着

2023/11/03 - 2023/11/04

何となく疲れると行きたくなるお宿。
我が家にとって、それがここ柏倉温泉太子館。

我が家から高速道路を使って1時間という距離も、静かな山里にあるという環境も、きちんと手作りされている美味しいお料理も、そして太子霊鉱泉という癒されるお湯も、心も身体も休めるのにぴったりなのだ。

今回も澄んだ空気の中で、ゆっくり休ませてもらった一泊だった。

過去の旅行記
「聖徳太子を祀る神社の敷地内に泊まる　その1」https://4travel.jp/travelogue/11738850

「聖徳太子を祀る神社の敷地内に泊まる　その2」
https://4travel.jp/travelogue/11738881

「二度目の柏倉温泉太子館　ひとり旅編」
https://4travel.jp/travelogue/11760259

「3回目の柏倉温泉太子館」　https://4travel.jp/travelogue/11788354

「4回目の柏倉温泉太子館 出発～施設編」
https://4travel.jp/travelogue/11863870

エリア 栃木・壬生・都賀(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

柏倉温泉太子館のお食事は夕食が部屋食、朝食は朝食会場となる。
18時ちょっと前にお食事のワゴンの音がして、食事がやってきた。

あ、いつもと違う！
今までは割と同じ感じで前菜が用意されていたけど、今回は違った。

先ずは食前酒。
オリジナルの梅酒だけど、ここの梅酒はあまり甘くないのが特徴。これはこれでさっぱりしていて、割と好き。

で、いつもと違う前菜。

日光湯波刺し。
前は小さな器に出汁と一緒に入っていたけど、今回は出汁なし。隣の田楽味噌と食べるのだったかな？

里芋田楽　花人参　隠元
里芋田楽の田楽味噌が美味しい！

鰯のレモンマリネ
めちゃくちゃ好きな味。もっと食べたいくらい。

スモークサーモンの白和え
スモークサーモンというとクリームチーズみたいなイメージだったけど、白和えも凄く合う。真似したいと思った一品。

鮎の山椒煮
鮎の煮たものって、美味しいけど好きって程ではないのだけれど、これはかなり美味しかった。これなら好きになる。

フォアグラ　鴨　マンゴー
フォアグラを鴨で包んでマンゴーソースで食べるんだけど、かなり美味しい。マンゴーソースがまた味を引き立ててさっぱり食べられた。

生ハム　柿　蕪
重ねてあるだけに見えるのだけれど、何らかの下ごしらえとかがあるのだろうか？これもかなり美味しく頂けた。


美味しいものを少しずつ。
凄くすごく嬉しいプレートだった。
一品一品が本当に美味しくてびっくり。

ますます太子館、進化してる！と感じた前菜だった。

柏倉温泉 太子館 宿・ホテル

火を入れていってくれた台物のお鍋は…。

薬膳キノコ鍋。
栃木県産桜山豚、しめじ、花びらたけ、舞茸、エリンギ、柳松たけ、長ねぎ、水菜、にら

昨年も秋に来ているので、これを頂いた。
お肉も柔らかくて、きのこがとにかくたくさん！
あっさり系だけど、いい出汁が出てスープも美味しく飲めた。

強肴
栃木県産鮎一夜干し

これ、私が太子館で絶賛している一品。
日本酒にとにかく合う大好きなお料理なのだが、今回は残念ながら体調がイマイチで処方薬を飲んでいる都合上、お酒は断念。
仕方なくレモンを思いっきり絞って食べたが…
やっぱり鮎の一夜干しと言ったら日本酒でしょー！

太子館は鳳凰美田とか、門外不出とか美味しい日本酒が揃っているので、お酒が苦手な人でもこの鮎の一夜干しには、是非お酒とペアリングしてみてほしい。
日本酒と鮎の一夜干しがどれだけお互いを美味しくさせるのかがわかると思う。

凌ぎ
太子農園産蕎麦粉　蕎麦がき

普通、蕎麦がきというと、蕎麦粉を練って茹で、つゆで食べることが多いと思うのだけれど、太子館の蕎麦がきは、蕎麦粉を練って揚げてある。
中はねっとり外側は香ばしく、わさびとつゆがまた合って、どんな年代にも受け入れられる一品になっている。

私も大好きだが、今回は体調のせいかちょっと油っぽさを多く感じでしまった。

焼物
溶岩石　石焼き　日光ゆばステーキ

実はというか、今までも旅行記で何度も書いているが、日光湯波が大好きで。京都の湯葉より何より日光湯波が好きで、日光に行くと毎回どこかしらで湯波を食べまくる。
そんな私でも、ゆばステーキという食べ方は初めてだった。
贅沢にも湯波が大きくぐるぐる巻いてあるものが、どーんと目の前に現れた。

食べた感想。外側カリッと中はふわふわジュワッと。
味は確かに湯波なんだけど、違う食べ物みたい。
湯波の新食感的な。
日光湯波も揚げ巻き湯波という、湯波を揚げて煮たり、田楽にしたりするが、ゆばステーキはやっぱりステーキだった。

若い人にはかなり美味しいんだろうけど、私は年のせいか、油がちょっと苦手になってきたのもあって。
ゆばステーキも例えば油たっぷりの溶岩石での提供ではなく、油をキッチンペーパーで押さえてお皿に盛り、ポン酢に大根おろし、あさつきが散らしてあったら、かなり美味しく頂けるだろうになぁと、勝手なことを考えた。

とは言え、この焼物は選べるので好みのプランを選べばいい。

ゆばステーキ用オリジナルソース

左側はタマネギがベースのソースだと思う。
真ん中は岩塩。
右側はわさびと醤油。

私はわさび醤油が一番良かった。

食事
若旦那手打ち蕎麦

これ、冷たい手打ち蕎麦がなかなか美味しくて、あっという間に完食。

水菓子
自家製抹茶プリン

しっかり手作りのプリンで美味しい！のだけれど、この容器はちょっと食べづらいよう～。

夕食の片付けが済むと、必ずお夜食用にと、いなり寿司を持ってきてくれる。

で。
お夜食の筈が毎回、すぐ食べちゃう私たち夫婦なのだ。

他に食事の時に写真を撮ってくれるサービスがあり、お夜食を持ってきてくれる時に一緒にプリントして持ってきてくれた。
（この台紙を開くと写真がセットされている）

これは今までなかったサービス。
なんか照れくさいけど、ありがたかった。

写真をみながら、夫が「年とったね～」としみじみと。「当たり前じゃん。もう孫がいてもおかしくない年なんだからさ～」
そんな会話を楽しんだ。笑

翌朝。

木々が美しい。

朝食会場へ。

この景色を見ながら朝食を頂く。

最初にセットされているもの。

御神饌風に盛られたおかず。

卵焼き。魚のすり身入りのものだと思う。
刺し身こんにゃく。柔らかくて美味しい。
香の物。糠漬けかな？
きんぴらごぼう。ごぼうが細くカットされていて、食べやすかった。
たらこ。朝ごはんにたらこは嬉しい。
揚げ茄子。さっぱりしてた。
納豆。久しぶりに納豆食べた。美味しかった。
とろろ。長芋か山芋かはわからないけれど一口分がちょうど良かった。
ヨーグルトにいちごソース、ラズベリーがのってた。

これ、なんだろう？と思ったら、りんごジュースだった。

サラダたっぷりで激うま。
ドレッシングも手作りかな？

席に着いてから、持ってきてくれたごはん！

こちらも後からきた焼き鮭。
これがすご～く柔らかくて、塩加減も良くて本当に美味しかった。

お味噌汁はなめこやもやしやいろいろ野菜が入っていて具沢山だった。

席に着いてから、お鍋に火を入れてもらって出来立てを味わうお豆腐。
塩で頂いた。

コーヒーはこちらで。

朝食を頂いてから、敷地内の聖徳太子神社へ。
本当は着いてからすぐお詣りすればいいのに、いつも帰る日の朝、お詣りする。

茅の輪を潜って。

こちらの拝殿へ進む。

手水舎も小さいながらも良い雰囲気。

狛犬さん、お久しぶり。

こちらの狛犬さんはフレンドリー。

この急な石段の上に本殿があるのだが、膝を悪くしてからは、上に行かずいつもこの拝殿でお詣りさせて頂いている。
本殿からの眺めは素晴らしいので、行ける方は是非。

今回も本当に静かな環境で、心身ともに休ませてもらった。
またきっと行くんだろうな。

柏倉温泉 太子館 宿・ホテル

帰りの東北自動車道はスムーズだった。
蓮田サービスエリア上りで、ちょっとお買い物。

Pasar蓮田SA (上り) 道の駅

いろいろ施設が充実していて、リニューアルしてそんなに経っていないのできれい。

何かしらキャンペーンをよくやってる。

フードコートはショッピングモール風。

ショップに至ってはなかなか充実していて、特に奥にあるスーパーがデパ地下並みで楽しい。
買い物をして、ほっこりしながら自宅に帰った。