2023 バンコク散歩③　豪華な寺編

2023/12/31 - 2023/12/31

Sam Yot駅から下記をつなぐ散歩です
(お寺の名前が長すぎるので、勝手な略称）
・金々寺
・モザイクチェディ寺
・52人のビクニーズ寺（猫）
・城寺
・ナーンルーン市場からの小道（猫）

どのお寺も見応えあり、道中も楽しく良いコースでした

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日も7時出発
毎日違う道を♪と張り切った挙句、つまらぬ都会に入り込んでしまい、無駄に30分歩きました (駅まで徒歩5分のところ)
やれやれ、とMRTに

昨日間違えて降り立ったSam Yot駅が、今日のスタート地点でした

「On Lok Yun」で朝ごはん食べよーと来たけれど、甘かったわ
羨望の眼差しを送って通過

たぶんサーラーチャルームクルン劇場
グッドデザインだなぁ

ここで曲がろうかなー

朝はお坊さんが多い

なんて素敵なの
鉄のレースが好き

川沿いの細道を歩くことにしました

対岸の長屋（コンクリでも長屋？）
とても楽しい細道であった

Googleマップに「緑の一本線」で描かれている道が、ことごとく当たりでしたよ

ワットラーチャボピットの入り口
かわいい兵隊さんの間を、お邪魔します

ワット ラーチャボピット 寺院・教会

ここはとにかく豪華絢爛

あまりのことに「金疲れ」してしまう
日本と真逆の美意識ですね

逆光でほっと一休み
お寺の一角で煮炊きされていたけれど、ホームレス風の方々が並んでいたので、流石に並べず

敷地内には王だか王妃だか、とにかく偉い人の墓地が輝いています

隙間を覗くと、中に仏像が見えました

ワット ラーチャボピット 寺院・教会

魚の歯みたいなピークン橋を渡って

サランロッム宮殿なのかな？
手前は荒れ地の工事中

ワット ラーチャ プラディット マハー シーマーラーム（長いな）にやってきました

なんだか雪のよう

とっても美しいモザイク調チェディ
くるりと一周しました

帰りは裏口から

どの道行こうかなー

北東方面に歩きまーす

いい感じの市場に出会ったけれど、お持ち帰りの食べ物ばかり
たぶん箸が無いだろうよ、と諦めました

市場終わっちゃいました

Baan Mowaan Bamrungchat Satsana Yathai Pharmacyという古い薬局
見学する気満々で探してきましたが、休館中
中に猫いましたよ

例のブランコ付近にきれいな公衆トイレがありました
ベトナムではまじにトイレ問題困ったけれど、バンコクはたいていお寺にあるし、心配不要ですね

あ、ヒヤタイキー
有名店はあんな行列なのねー、むりむり

ほどなく、ワット テープ ティダーラーム ウォラウィハーン（やはり名称長すぎ）に着きました

ここはね、猫寺でしたよー

あっちにも

こっちにも

最初は「うぜー」的な態度でしたが、ん？なに？おまえ遊ぶ？とみんな立ち上がった

タイは猫好きが多いのか、戯れていると笑顔を向けてくれます

ボランティアの方が案内してくださるお陰で、本堂はマイペースで見学し辛かったけれど、

でも52人のアレはいずこに？と教えてもらえました
あ、英語でも比丘尼なんだ。サンスクリット語なのかな

いたいた、仏陀に群がる52人の尼僧たち
背中に色気を感じて

お胸はどうなっているのか覗いたりして

タイで女性の出家はまず無理と聞いたことあるけれど、こんなお寺もあるのね。

さすが女性的なかわいい屋根
以上、ワット テープ ティダーラーム ウォラウィハーンでした

小さい川を渡って北上すると、

おー、次のお寺は入り口に宗教グッズの売店が並んでいます

豪華な寺4連発、最後は城寺
ロハ・プラサート ワット・ラチャナダラム

いい感じに飛行機雲が出てくれた

ワット ラチャナダラム 寺院・教会

祭壇のうしろ

大仏さん
うーん、現役の仏像は綺麗すぎて、ピンとこない

でも壁の飛天がかわいい♪

「城」に登れるようですが、うむ階段か、と断念
（今思えば、登ればよかった）
1階のエキシビジョンを見たけれど、ちっとも面白くなかったし

マハーカーン砦の横を通ります

砦の下は屋台街ですが、まだひとつもやっていません

パーンファーリラート橋を渡ります
Rattanakosin Exhibition Hallという博物館に寄る予定でしたが、おなかが空いて気が乗らず、スルーしました

4トラで拝見した「南興利」というお店を探すも、あいにくお休み
隣の小洒落たカフェが営業していたけれど、空腹を天秤にかけても「どーしても嫌」と通過しました

通りの「Paengrum's Books & Cafe」というお店にbreakfastの文字
迷わず入りました。
エビの雑炊（パクチー入れ放題）と、タイティー（ノンスイートで）
両方で95バーツ（≒325円）でした

お客は私だけだったし、通りを眺めてものすごく寛いでいたら、お店のお姉さんがパンダンジュース（アンティークグラスで）やお菓子をくれた。
いいお店に入ったなぁ。
古いおもちゃや絵本が展示してあり、店内見学も楽しいですよ。

ここからもう一つお寺（ワット・インタラウィハーン）に行く予定でしたが、もうお寺十分だな、という気分になり、ここで予定の組みなおし

今日はこの後国立博物館へ行くことにして、バスがナーンルーン市場の前から出ているので、市場を目指してまたふらふら散歩です

こちら髪の毛の先から水が出ているの
つけまつ毛まで付いています

後に「大地の女神」とわかりました。唐辛子婆さんありがとうございます

ナーンルーン市場に着きました
ここはバンコクで最も古い市場らしい（が建屋がボロい訳でもなく、ちょっと残念）

お腹がいっぱいなので歩いただけですが、食事もゆっくりできそう

市場からバス停（Opposite Nangloeng Market）へ、ここが幸せな細道で、

ここ猫だらけです

この日はモテモテであった

おぉ、またきた

ふふ、駆け寄ってきたものの、やっぱ知らない人だしと目も合わせぬシャイな子でした(かわいい)

幸せな小道だったな

バスがなかなか来ず不安でしたが、無事博物館へのバスに
しかも大好きなノンエアコンバス（8バーツ≒30円）
窓から風の抜ける感じが最高です

赤バス、かわいいですよね
あら、日野自動車なの！？
やりますねぇ

この後は混雑覚悟、それでも行きたかったバンコク国立博物館へ
これでもかと観光バスが並んでいましたが、がんばります！

年末年始でかこの日は博物館が無料
わたしとしては混雑回避したいので、ありがた迷惑と思ったけれど、仏像コーナーは不人気で杞憂でした

至福の博物館見学は次の旅行記で。

バンコク国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この旅行記へのコメント （8）

• 唐辛子婆さん 2024/02/13 17:15:56

  大地の女神

  ねこいしさん
  
  髪の毛からお水垂らしているのは「大地の女神」ですけど、こんなにキッチュなのも珍しいかも。こんなの見るとうれしくなっちゃいます。
  
  ブッダが修行中に悪魔の大群が押し寄せてきた時ブッダ（まだブッダではないが）「大地の女神様、私の徳を証明してください。」とお願いしたら大地の女神があらわれて髪の毛をしぼり洪水を起こして大軍を滅ぼした。
  
  大地に水をそそぐという行為は「徳を積む」行為で、ブッダはそれまでにたくさんの徳を積んでいた。つまり大地の女神は徳を積むための銀行みたいなものですね＾＾。
  
  バンコクの水道局のロゴにもなっていて全国各地のお寺や街角などにいらっしゃいますね。
  
  唐辛子婆

  ねこいしさん からの返信 2024/02/13 17:52:52

  Re: 大地の女神

  唐辛子婆さま
  
  さっき、「大地の女神」のことも書こうかと迷ったんです。
  旅行記を拝見して、そうだったんだ！と目からうろこだったので。
  その「大地に水を注ぐ」というイメージも、何か心に触れて。
  「プラ・メートラニー」というみたいですね
  （既に興味が沸いて調べてました、笑）
  
  バンコクの水道局のロゴになっていたというのは、気付かず悔しいです。
  女は不浄だと言いながら、地女神が居るのも面白いですね。
  ヒンドゥーの流れかなぁ。
  
  ねこいし（由来とか知るのも大好きです。また教えてください）
  

• ちゅう。さん 2024/01/14 22:52:43

  FRESH BOY とか　DREAM BOY とか「たのしい」路地と思いますが、何通り？

  ねこいしさん、こんばんは！
  遅ればせながら、色々質問したいのです。
  
  バンコクの地理は全くわからないのですが、いわゆる中心地に泊まって、ホテルの近辺を歩けば、探さなくても、ねこいしさんの好きなビルや猫多めの路地に会えるわけですか？
  
  東南アジアの暑さはとても苦手で、バリ島、シンガポール、マレーシア、ベトナムの再訪の可能性は低いです。
  11月のラオスと年末年始のチェンマイはなんとか体力的に大丈夫だったので、ねこいしさんの旅行記読んで、同じ時期ならバンコクも行きたいなあと思いました。
  
  第一話から、冷たいドリンク（氷入りも？）結構飲まれていると思うのですが、お腹壊したりはしないものですか？
  
  「Paengrum's Books & Cafe」はさりげなくお洒落カフェと思いました。
  何気に計算されたインテリア、棚のガラスがピカピカに磨きあげられているのがわかりますね。
  
  ちゅう。
  

  ねこいしさん からの返信 2024/01/15 12:46:12

  RE: FRESH BOY とか

  ちゅう。さま
  
  すみません、猫で誘導したようで…
  コメントありがとうございます！
  ではさっそく、ご質問にお答えします。
  
  ＞FRESH BOY とか
  
  それはパッポン通２ですね。
  この近くのホテルだったので、変な繁華街（近くのタニヤ通は、日本語の看板ばかり）で選択を誤ったかと思ったのですが、朝に歩けば程よくヤツれ、良い地域でした。
  
  ただこの繁華街は、なんも楽しくない大都会と背中合わせで、一本間違うと少しも楽しくない散歩になるデメリットもありました。
  
  あ、わたしもベトナムで不快な暑さにやられ、もう二度と暑い地域には行きたくないと思っていました。
  ただ、マレーシアやインドネシアの暑さは全然大丈夫だったので、ちゅう。さんほどでは無いかも。
  今回私の体感では、9月の快適な日くらいでしたよ。
  電車が寒くて羽織った上着を、暑いと思ったら脱ぐの忘れてた、なんてことも数回。
  木陰で十分なので、エアコンを切望することも無く、あれば外の席を選んでましたし。
  
  ＞冷たいドリンク（氷入りも？）
  
  これは、わたしの意見は全く参考にならないかと。
  （冷たいものでお腹を壊したことが一度も無いので）
  ベトナムで熱中症に倒れた経験から、毎日スポーツドリンクを1本かばんに入れ、かつコーヒーを引き金に熱中症を起こしたので、（飲むなら、ホットコーヒーが良いんですが）それも自粛。
  そうなると、フルーツジュースかタイティーの選択肢しか無くて。
  でも「氷なしで」の選択は一度もせず、毎回キンキンに冷たいもの飲んでいたので、街歩きが楽しすぎて、暑さを忘れていた疑惑も…。
  （日本では「氷なし」を頼むタイプです）
  
  ＞「Paengrum's Books & Cafe」はさりげなくお洒落カフェと
  
  良いところ突いて下さいました！
  ここはひとつ、私の「お洒落カフェ」定義を聞いてください。
  
  「お洒落カフェ」とは、ターコイズの開襟シャツなんかを着た店員が黒いエプロンをして（それも腰から下）、無駄に高いそして種類の多いコーヒーメニューがあるような店です。
  そしてサイドメニューはスコーンだとか、オーガニックのスイーツ。
  （「雑炊はエビか豚か？」なんて質問はされない）
  DIYでわざわざスレ感を出したりして、ヤツれなめるんじゃないぞと言いたくなるような、ってそんな目の敵にしなくても良いんですけど、笑。
  単純にそこに居て、自分が嬉しくないだけです。
  毛色の違う奴がそんな店にいると、演出が台無しになって悪いな、とも思うし。
  
  つまりわたしが毛嫌いしているのは、「自己愛カフェ」かも。
  料理とか、好きな物への偏愛とか、方向性が「そこにいる俺」じゃなければOKってことかもしれません。
  
  すみません、あの店がお洒落じゃないことを証明しなければ！と熱くなってしまいましたが、「お洒落な店」は誉め言葉かもしれず、少々混乱しました。
  小さな物たちへの愛情が、お姉さんの控えめな優しさとなって表れ、実にいいお店です、笑。
  決してお洒落なんかでは…（もういい）
  
  ねこいし（「お洒落」を勘違いしている奴）
  

  ちゅう。さん からの返信 2024/01/15 22:06:52

  その定義で合ってます

  ねこいしさん、
  的を射た解説ありがとうございます♪
  非常にわかりやすく、100%同意いたします。
  
  「Paengrum's Books & Cafe」の小物たちが整然とならび、ガラスはピカピカ、インスタやらFB見たらキラキラしてたので、ちょっと追加で真偽を確かめたくなったのでした。
  
  古民家カフェも、その仲間が多いのではないかと、ようやく気づいたところです。
  
  ちゅう。
  
  

  ねこいしさん からの返信 2024/01/16 08:23:52

  う、うれしい

  ちゅう。さま
  
  改めてクソ長いコメント返しに、我ながら呆れました。
  失礼をば仕りました。
  
  いや、ご理解頂けて嬉しいです！
  確かに「古民家カフェ」も、おっしゃる通り。
  なにか一様に「そっくり」なんですよね。
  
  ねこいし

• ElliEさん 2024/01/14 03:41:45

  街歩き楽しい～～～

  
  ねこいしさん、こんにちは。
  
  年末年始のバンコク、いいですね。
  ねこいしさんらしく歩き回っていて、私も一緒に歩いているみたいな気分になれる。
  冒頭の「駅まですぐのところ、無駄に30分も歩き回ってる」これ、私もよくやります。
  おんなじおんなじ～！！と、叫びました！
  でもツマラナイ都会にはいりこんじゃったのね。笑
  ま、それもいいじゃないですか。
  宝物を見つける時もあるんだし、人には添ってみよ。路地には入ってみよ。精神ですよ。
  
  前編のやつれ路地（と呼んでいいのか？）が、楽しくて　さすが2回目の人は違うなあって思ってました。
  今回は、豪華寺にも行ったんですね。
  これはこれで好きですよ。
  比丘尼のお寺がいいなあ。
  それで、お胸はあったんでしょうか？
  
  私もこんなバンコク散歩してみたい。
  でも・・・暑いんでしょう？
  それが気がかり。なんせ寒い国に慣れ切っているもので。
  以前シンガポールやカンボジアに行った時、ほんと脳みそ溶けると思いました。
  それでもがんばって歩いたけど。ダンナは、無理だろうなあ。
  なんとか私一人で行きたいものです・・・。ナイショ。笑
  

  ねこいしさん からの返信 2024/01/14 15:29:43

  Re: 街歩き楽しい～～～

  ElliEさま
  こんにちは！
  嬉しいコメントをありがとうございます。
  
  バンコクのヤツれ物件も風前の灯かも、と(気分は)慌てて出かけたのですが、この国はまだ大丈夫かな、と思いました。
  ほんと楽しいですよ、街歩き。
  
  ビクニーズ寺、お胸は控えめ、ボインの人はいないようでした。
  全員綺麗すぎて(新品的な意味で)、仏像好きとしては物足りなかったことを補足しておきます。
  
  暑さは、日本の夏よりか暑くないし、朝晩涼しく、いい季節です。
  わたしも暑季や雨季は根性なくて、この時期に行きました。
  (バンコク的には今が「冬」らしい)
  最高気温35度とあったけれど、乾季なので木陰も快適。
  暑くてたまらない、と思うことは無かったです。
  と言っても30度超えな訳で、毎日3回は大きな飲み物を買っていました。
  
  ぜひぜひ、ご主人をたぶらて(笑)、お出かけください♪
  ElliEさん目線のバンコク、楽しそうです。
  
  ねこいし